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社長ブログ
廣島 武 X 保阪 薫
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2006年11月14日

寿司屋と日本の行方

先日山手線某駅近くの寿司屋に友人と二人でふらりと入りました。


結構古いビルの1階でカウンター7席くらいの小さな店でしたが、小奇麗な悪くない印象でした。常連さんと思しきお客さんも2名ほどいらっしゃる中、「いらっしゃいませ。」と迎えられ席に着き、とりあえずビールを飲み適当につまみを注文したのですが、なんとも言えない違和感が。

40代位の板さんと20代のお兄さんだったのですが、言葉、顔つきがなんとなく違うんです。日本人ではないことは確かですが、そんなことを話題にする訳にもいかず飲み食いしていると、休憩を終えたもう一人の若いお兄さんが板さんとしてカウンターに立ち、握り始めました。注文した常連さんとそのお兄さんの会話を聞いていると、なんとそのお店のスタッフ全員、あるアジアの国の方でした。

よく話を聞いてみると、板さんがオーナーで、日本で勉強したい、働きたい同国の青年を呼んでスタッフとして使用しているとのこと。
日本語学校に通いアルバイトとして働いていたり、後から出てきた兄さんのように、寿司職人の修行を積む人もいるそうで、彼の場合5年間日本で修行し、来月には帰国し、先々は現地で寿司屋さんを開きたいと考えているそうです。

つまんでいる時からネタの鮮度、包丁捌きには全然問題ないと感じていましたが、最後にいくつか握ってもらっても、大きさ、握り具合、酢の加減など、十分満足できるものでした。
場所柄もあるでしょうが、料金もリーズナブルで、また私の好きな芋焼酎「古秘」が置いてあったのも嬉しく、飛び込みで総合的に及第点の店に出会えた時の何とも言えぬ心地よさで家路に着きました。

後日、他の寿司屋の大将にその話をすると、「今の若いのは続きませんからね。」とのこと。
私と同じ年のその大将の店では、ここ3年で2人が辞めてしまったそうで、他の店でも似たような話を良く聞くそうです。

件の店のお兄さんも5年の修行ということなので、本来の寿司屋修行から言えば短いですし、一流の店で一流の技を身に着けた訳ではありません。
しかし、日本の食文化の代表選手である寿司の職人さんの成り手が減っている中、海外のこれから成長していこうという国のやる気ある青年が目標を持って異文化の修行を積んでいることは事実です。(日本人の寿司職人がいなくなっても、そうした方々のおかげで寿司が食べられなくなることはなさそうですから、一安心ともいえますが、、、)

「日本らしさ」、「日本の良さ」を継承していく人、機会が着実に減っていることは本当に悲しいことです。そうしたことを強く感じていることもあり、恥をかきながらも下手な俳句などひねっている訳ですが、これは自分のため、ひいては日本のため(ちょっと大袈裟)であり、こつこつと続けていこうと思います。

(終わり)

ようやく冬らしくなってきました。熱燗の季節です。

木枯らしに背中押されて縄暖簾

カテゴリー : 保阪 | 投稿者 : 保阪 薫 | 18:29 | コメント (0)

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社長プロフィール
代表取締役社長
廣島 武
1963年生まれ。駒沢大学経営学部卒業。1985年三洋証券株式会社入社。日本インベスターズ証券を経て、2000年当社設立。三洋証券時代より、個人投資家への資産運用アドバイス業務に一貫して従事。
代表取締役会長
保阪 薫
1961年生まれ。京都大学法学部卒業。1984年野村證券株式会社入社。シティバンク・プライベートバンク、日本インベスターズ証券などを経て、2000年当社設立。
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