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廣島 武 X 保阪 薫
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2008年09月29日

企業選別のための心構え

これまで何度も、「株式会社とは?」、「中長期・分散投資は投資の王道」といったことを説明するなかで、株式投資というものを、単に日々の株価のみを追いかけて利益を上げるだけではなく、「自分が応援する企業の株主となって、明るく豊かな未来創りに参加すること」と認識していただきたいと述べてきました。
それでは、応援すべき企業をどうやって発見、発掘すればいいのでしょうか?

企業選択、銘柄選別のための情報源には様々なものがあります。
株式の専門新聞、投資専門雑誌などでは株式評論家の方たちがいろいろな視点から多様な銘柄を「有望銘柄」といった形で取り上げています。
また、証券会社のアナリストは、自分が調査活動の対象としている企業に対し「買い」、「中立」、「売り」といった判断を行いアナリストレポートとして発表しています。(ただ、証券会社のレポートは基本的には証券会社が自社の顧客に対して提供するものであるため、誰でも入手できるとは限りません。)

こうした情報源は、約3800社もある上場企業の中から投資すべき銘柄をピックアップするのに有用であることは間違いありません。質の高い情報源であれば積極的に利用すべきです。ただ、その場合でも是非ともみなさんに留意していただきたいことは、「最終的には自分で判断してください。」ということです。

株式投資にはリスクがありますが、リスクがあるからこそリターンを期待することができます。そしてそのリスクを自分で負うからこそ、結果としてのリターンも自分のものにできるのです。(銀行預金の場合は、運用のリスクは銀行が取ってくれて元本を保証してくれますが、リターンは一定の利率です。運用がうまくいった場合のリターンは当然ですが銀行のものとなります。)


つまり、株式投資の世界でリターンを獲得しようと望めば、今更言うまでもないかもしれませんが、「自己責任の原則」をしっかりと認識し、自分で判断することが求められるのです。
「有名な評論家が推奨していたから。」、「みんなが有望だといっていたから。」という理由だけで投資をすることだけは絶対に避けていただきたいと思います。
仮にリターンを得られたとしても偶然で何度も続かないでしょうし、そもそも「自分が応援する企業の株主となって、明るく豊かな未来創りに参加すること。」という考えに全く反するものだからです。


さて、それでは自分で判断するためには何が必要でしょうか?
企業の内容を分析したり、株価の割高・割安を評価するための手法がありますが、これらを勉強することはもちろん重要です。今まで経験のない方には少々億劫かもしれませんが、最近は大変分かりやすく説明してくれる本や講座などもありますからそうしたものを利用して、ここは最低限押さえておかなければいけません。そうした努力の対価としてリターンを得ることができるものと考えてください。
そうした下地の上で「自分で判断するために最も必要なもの」は、企業自身が発するIR情報だと、私は考えます。

お見合いをする場合(私はしたことがないのですが)、最終的には本人と会って会話の中から相手の「家庭環境」、「仕事の内容」、「趣味」、「人生観・家庭観」、「容姿」といった様々な情報を入手して、結婚しても良い相手なのかを判断しますよね。仲人さんや最近増えている仲介企業の提供するプロフィール情報だけで結婚を決める人はいません。

また自動車を購入する際も、パンフレットや情報誌で大まかな情報を得たとしても、実際に試乗してハンドル、サスペンション、アクセル・ブレーキといった乗り心地が自分にフィットしているかを試してから購入するか否かを決断すると思います。

株式投資の場合も同様です。
評論家の意見を鵜呑みにするのではなく、企業「本人」から直接情報を受け取り、自分の価値基準と合っているかを判断することが、「応援する企業の株主となって、明るく豊かな未来創りに参加する」ための大変重要なポイントであることは、容易にご理解いただけると思います。
(もっとも結婚において容姿も重要ですが、そこばかりに重点を置きすぎると必ずしも良い結果に結びつかないのと同様に、企業も「見てくれ」とパフォーマンスは必ずしも一致しないとはいえます。この点については後ほど改めてふれます。)


企業自身が発する「IR活動」、「IR情報」という言葉は、近年頻繁に用いられるようになっており、新聞、雑誌などでこのアルファベット2文字を見かけたことがある方も多いと思います。
ただ、まだまだ個人投資家のみなさんにはなじみが薄く、一部には誤った捉えられ方をしているようにも見受けられます。しかし、繰り返しになりますが、株式投資を行うにあたり、「IR情報」は個人投資家にとって非常に重要な要素です。
そこで次回以降では、「IR」の意味、重要性を説明するとともに、自己責任が求められ、「株主となり明るく豊かな未来創りに参加する」個人投資家にとって「IR情報」をどう有効活用していくべきかをお話していきたいと思います。

カテゴリー : 保阪 | 投稿者 : 保阪 薫 | 16:00 | コメント (0)

2008年09月18日

読売ブリッジサロンを開催しました。

9月6日(土)に第1回目の「読売ブリッジサロン」を開催しました。
当日は約140名の個人投資家にお集まりいただきました。
まず「株主になるとは? 〜明るい未来創りにために〜」と題した私の講演の後、以下の3社のIRプレゼンテーションを行いました。

証券コード2304:株式会社CSSホールディングス(JASDAQ上場)
証券コード9616:株式会社共立メンテナンス(東証1部上場)
証券コード7839:SHOEI(東証2部上場)

各社のプレゼンテーションの模様は、弊社のWebsiteからインターネット動画配信で見ることが出来ますので、遠方にお住まいの方、時間の都合がつかず当日参加できなかった方も是非ご覧下さい。

当日はこれまでも当社が開催してきた「ブリッジサロン」に参加していただいた方に加え、初めて「読売ブリッジサロン」の事を知っておいで頂いた方も多数いらっしゃいました。
御記入頂いたアンケートには「初めての参加でしたが大変参考になりました。」などの、お声を頂戴しました。

私のスピーチのポイントはこれまでも当コラムで述べてきたことと重複する部分もありますが、以下のとおりです。
・株価のみを追いかけるのではなく、企業の事を良く知って「企業」へ投資しよう。

・株式会社という仕組みは、豊かで明るい未来を創りだすための人間が生み出した偉大な知恵。

・蒸気機関、自動車、インターネットなど19−20世紀の世の中を大きく変えた原動力は、事業意欲に溢れた起業家とそれにリスクマネーを投資した投資家。そしてその仕組みを可能にした株式会社制度。

・21世紀においてもその構造に変わりはない。豊かで明るい世の中を創りだすために、そうした能力のある企業を探し出し、応援していこう。

最後に「賢明な株主」としての4つの行動を上げてみました。
ー分も世の中も幸せになる未来を想像しよう!
「まず自分がどんな未来、世の中を創りたいか、能動的に考えよう。」

応援したい&応援すべき企業を探そう!
「そうした世の中実現のために、自分ひとりの力では難しくても能力と熱意のある、応援すべき企業と経営者を探し出す。」

C翊拘の視点で応援しよう!
「短期間での実現は難しいのも事実。じっくりと応援しよう。また短期間の成果を企業に要求すると、かえって企業価値の増大につながらない結果となることも。」

ご覿箸叛儷謀にコミュニケーションを取ろう!
「せっかく株主になったら、企業に期待することや批判も含めて積極的に伝えるべき。企業と株主が共に協力して世の中を変えていくという姿勢を大事にする。」

次回は、「応援すべき企業」の探し方について述べてみたいと思います。

カテゴリー : 保阪 | 投稿者 : 保阪 薫 | 11:34 | コメント (0)

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社長プロフィール
代表取締役社長
廣島 武
1963年生まれ。駒沢大学経営学部卒業。1985年三洋証券株式会社入社。日本インベスターズ証券を経て、2000年当社設立。三洋証券時代より、個人投資家への資産運用アドバイス業務に一貫して従事。
代表取締役会長
保阪 薫
1961年生まれ。京都大学法学部卒業。1984年野村證券株式会社入社。シティバンク・プライベートバンク、日本インベスターズ証券などを経て、2000年当社設立。
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