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廣島 武 X 保阪 薫
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2009年02月18日

なんだかなぁ

現在の局面だけに限ったことではないのでしょうが、まあ、世の中、いろいろなことが次から次へと起こります。(「起こしてくれる」と言った方がふさわしいですね。)
日経平均も4ヶ月ぶりの安値更新となってしまいましたが、このマーケットが発する強烈なメッセージを政府はどのように感じているのでしょうか?何も感じていないのでしょう。

財務相辞任について麻生首相は、「任命責任があるというのであれば、任命した責任は私にあると思いますよ。」とコメントしたそうですが、なんとも他人事のようであきれます。

ちょっと話はそれますが、最近、この手の言い方をする人(特に著名人)が多いと感じます。
代表的には、
「もし○○と言ったことで、多くの人を傷つけたとしたら、申し訳ないと思っています。」
「もし××で、信用を失うとしたら、深く反省いたします。」
といった表現です。
昨年は、某女性有名歌手がこれで謹慎しましたが、自分の発言に対する責任や自覚が全くない点に憤りを感じますし、「傷つく人がいなかったら反省しなかったのか?」と突っ込みたくなります。
あの女性歌手も酷いものですが、一国の首相が同じレベルであるということが、株価にも表れているのでしょう。


話を戻して、こんな状況下、投資家としてとるべき態度は二つあると思います。
一つは、こうした局面を嘆き、投資自体をやめること。投資家から降りることです。

もう一つは、こうした状況だからこそ「人の行く裏に道あり花の山」の例え通り、将来の大きなリターンを獲得できる大きなチャンスと捉えて、そのために行動することです。

どちらにするかは各人の性格(人間としての性格に加え、お金の性格も)によるので、一概にいえません。
ただ、以前にも触れましたが、「長期投資&分散投資による株式投資の優位性」は過去の検証からは明らかです。もちろん過去は将来を保障するものではありませんが、豊かさを求める人間の経済活動とその大きな手段である株式会社の意義を考えれば、株式市場が急落しているから株式投資をやめようと考えるのではなく、むしろ「いろいろな銘柄が安く手に入る局面がやってきた。」と考えるべきだと思います。

また、人間の心理というのはおかしなもので、知らない間に株が上がりだすと乗り遅れまいとして焦り、よく研究・勉強しないで買ってしまうものです。現在はそういう意味ではじっくりと株式市場や企業を研究・勉強するいい機会だ位に構えてみてはどうでしょうか?


さて、どんな企業を選別すべきかということから、市販のソフトを使って、全上場企業約3,800社を対象に簡単なスクリーニングをしてみました。

「今期予想経常増益率20%以上、予想PER15倍以下」という基準です。
連日新聞紙上は「減益、赤字」のオンパレード。企業収益全体でも大幅な減益が予想されていますので、果たして何銘柄くらい出てくるのかと思ったところ、結果として265銘柄がリストアップされました。
もちろん業績の修正などもあるので、随時チェックを継続することが必要ですし、一時的な利益回復のケースもあるのでこの265銘柄全てが投資の有力候補というわけではありませんが、それでも結構な数の企業が、投資されるべきポテンシャルを持っていると考えていいと思います。

次は一つ一つ企業の内容をチェックしていくのですが、このときに重視したいのが、以下の点かと思います。


【業績予想精度】
企業のことはやはり企業でなくてはわからない部分が圧倒的です。特に業績予想についてはアナリストでも難しいケースがあります。
下方修正が頻繁に行われているようだと「?」が付きます。もっとも上方修正のインパクトを狙って(もしくは下方修正のリスクを回避するために)、必要以上に保守的な予想をする企業も注意が必要です。


【IR姿勢】
自社の事業内容、特徴、今後の戦略などを個人投資家にもわかりやすく伝えようという努力がみられるか?
特にトップがわかりやすく、自分の言葉でメッセージを伝えているかは重要だと思います。「自分がファンになれるか」という視点で動画などを見てみるといいでしょう。
極端な話ですが、あの社長が好きか嫌いかでもいいでしょう。というより個人投資家にとっては重視すべきポイントだと思います。


さきほどの265社の中にも、具体名はあげられませんが、私が個人投資家の立場として以前から魅力を感じている企業がいくつかありました。
時間をかけて探せばもっと出てくると思います。


まだまだ市場全体は不安定な時期が続きそうです。
「自分の銘柄探し」に時間を使ってみてはいかがですか?
(ただ、自分で探すのが面倒だと感じる人は、株式投資を行うことを控えた方がいいと思います。)

カテゴリー : 保阪 | 投稿者 : 保阪 薫 | 23:28 | コメント (0)

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社長プロフィール
代表取締役社長
廣島 武
1963年生まれ。駒沢大学経営学部卒業。1985年三洋証券株式会社入社。日本インベスターズ証券を経て、2000年当社設立。三洋証券時代より、個人投資家への資産運用アドバイス業務に一貫して従事。
代表取締役会長
保阪 薫
1961年生まれ。京都大学法学部卒業。1984年野村證券株式会社入社。シティバンク・プライベートバンク、日本インベスターズ証券などを経て、2000年当社設立。
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