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廣島 武 X 保阪 薫
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2009年05月28日

関西出張中にて

この原稿を書いているのは関西出張中の5月27日ですが、新型インフルエンザの国内感染問題についてのテレビや新聞紙面での取扱いは急速に小さくなっています。

先週も日帰りで大阪に行きましたが、その時と比べても街中や電車内でマスクをつけている人の数は、グッと少なくなった感がします。

ただ一方で、感染した方の数は着実に増えているようですし、今回沈静化しても、強毒性に変化する可能性が高いといわれていることを考えると、芥川龍之介ではありませんが「ぼんやりとした不安」が広がる要因がまた一つ増えてしまったようです。


そんな中、今日のニュースで、「ダイキン工業が、同社の空気清浄機に搭載している「ストリーマ放電」技術でH5N1型の鳥インフルエンザを完全に分解することが出来ると発表した。」と報じていました。いろいろと不透明な現在だからこそ、世の中を明るくする企業の技術開発、イノベーション、創意工夫の力に改めて期待したいものだと感じました。
(注:当然のことですが、私がダイキン工業の上記発表およびその効果を検証、保証したものではありません。ちなみに、同社株一時高い局面もあったものの、結局50円安で終わっています。)


さて、決算発表シーズンもピークを過ぎました。
前期(2009年3月期)決算では、円高に加えて「世界的に需要が蒸発した」と表現される外需主導の自動車、電機を中心に、過半数を超す企業が減収・減益もしくは減収・赤字となったようです。
一方で、数は少ないものの内需型企業や独自の技術力やサービスが高評価、高シェアに結びついた企業は、増収・増益を達成しています。

今回は、こうした環境下で継続的に好調な業績を持続している企業を探してみました。
スクリーニングの条件は、

「今期予想も含め3期連続で増収・増益」

というものです。

List090527.JPG


51社がスクリーニングされましたが、これを今期の営業増益率の大きい順に上位30社をリストアップしています。
企業規模は決して大きくは無いものの、今後の需要拡大が期待される市場を対象とし、競争力の高い製品やサービスを開発、提供している企業が多数見られます。
同時に予想PERを併記してみました。先行して買われた結果、割安とは言いがたい銘柄もあることは事実ですが、魅力的な企業の発掘には大いに役立つものと思います。

カテゴリー : 保阪 | 投稿者 : 保阪 薫 | 19:36 | コメント (0)

2009年05月15日

決算発表のシーズン

5月に入り、連日多くの企業が決算発表を行っていますが、2008年度の決算は当然のことながら予想通りの大幅減益、赤字転落のラッシュとなっています。


5月8日に4,300億円の最終赤字を発表したトヨタ自動車は翌日以降軟調な展開が続いていますが、一方で1日に12%減収、経常90%減益、当期純損失1,120億円という決算を発表した富士通や、12日に過去最大の最終赤字1,148億円を発表したオリンパスが翌日大幅高となっています。

富士通、オリンパスの2社が今期は黒字転換が予想されているのに対し、トヨタは前期を上回る8,500億円の赤字予想となっている点が株価動向に大きく作用しています。


このように、投資家の関心は2009年度に移っているわけですが、野村證券 金融経済研究所の企業業績見通し(2009年3月10日付)によれば、2009年度も減収・減益見通しとなっています。
ただ、「前期の業績悪化を受け、収益構造改善のためにリストラに着手する企業が、2009年度の上期には多数にのぼるため、短期的にはリストラ費用の発生で下方修正要因となるものの、下期にはリストラ効果が顕在化する企業が出始めることも期待できる」とコメントしています。

また、前期の決算を受け、今期予想をかなり保守的に発表している企業も多数あると思われ、私見では、今年度下期には上への「サプライズ」が多数出てくるのではないかとも考えています。


そうした環境下、今期増収・増益が期待でき、なおかつ株価水準も割安感のある銘柄をスクリーニングしてみました。

まず条件として、

・今期増収率10%以上
・今期営業増益率10%以上
・今期予想PER10倍以下

で全上場企業にスクリーニングを対象に行ったところ、61社がピックアップされました。
ただ、前期が特殊な要因で利益水準が極端に低いものも入ってきたので、「継続的に業績好調企業」という観点から、
・前期営業増益率 10%以上
という条件を加味してみたところ、30銘柄に絞り込まれました。

製造業、サービス業、卸売など様々な業種が出てきましたが、一つ目を引いたのは(2494)メディカルケアサービス、(2373)ケア21、(2398)ツクイなど「介護関連銘柄」です。「今年度の介護報酬の引上げで人材確保がしやすくなり、業績拡大のボトルネックが緩和された」との見方から、株式市場では先行して上昇し、堅調な株価推移となっています。


この他にも独自の技術やサービスで差別化を図り、高いシェアを有する企業なども見受けられます。
このリストをベースに、ビジネスモデル、過去の業績動向、ROEなどを多角的にチェックし、「応援投資」のための一材料にしてみてください。

scrist090515.jpg

(会社四季報 CD−ROM 2009年2週を使用)

(なお、このスクリーニングは5月13日に実施しましたが、各企業の業績修正などは一部反映されていない可能性もあります。また、リストはあくまでもスクリーニングの結果であり、個別企業への投資を推奨するものではありませんので、ご注意ください。)

カテゴリー : 保阪 | 投稿者 : 保阪 薫 | 18:39 | コメント (0)

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社長プロフィール
代表取締役社長
廣島 武
1963年生まれ。駒沢大学経営学部卒業。1985年三洋証券株式会社入社。日本インベスターズ証券を経て、2000年当社設立。三洋証券時代より、個人投資家への資産運用アドバイス業務に一貫して従事。
代表取締役会長
保阪 薫
1961年生まれ。京都大学法学部卒業。1984年野村證券株式会社入社。シティバンク・プライベートバンク、日本インベスターズ証券などを経て、2000年当社設立。
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