ブリッジサロン
社長ブログ
廣島 武 X 保阪 薫
カレンダー
2012年11月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

« 2009年06月 | メイン | 2009年08月 »

2009年07月24日

総選挙後の日本は??

ごたごた続きの結果、8月30日(日曜日)総選挙実施ということで落着しました。

今回の第45回総選挙は、日本国憲法下においては23回目の選挙となります。1890年7月の第1回総選挙以来の投票日を調べてみると、大日本帝国憲法下ではほとんどが平日だったようです。日本国憲法下でも当初は日曜と平日が混在し、昭和44年12月27日の第32回総選挙(投票日:土曜日)を最後に、以降は日曜投票となっています。投票率の引き上げなどが目的だったのでしょうか?

さて、私が現在勉強中の、誕生日からその人の宿命や運命を算命学によれば、現在の日本の誕生日は日本国憲法が施行された1947年5月3日となるそうです。


算命学では、天中殺といって自ら大きな変化へと足を踏み込まない方が望ましいとされる時期が12年間に2年間、1年間に2ヶ月巡ってくるのですが、「1947年5月3日生まれ」の日本の月運天中殺は8月、9月の2ヶ月間となります。日本国憲法下での23回の総選挙中、天中殺中に(8月、9月)に実施されたのは前回の「郵政解散」時と今回の2回という結果となっています。


前回の総選挙後日本がどうなったかという評価は様々だと思いますが、新自由主義、市場原理重視がオーバーランし、株式市場から始まった危機が実体経済にまで及び日本社会に様々な面で弊害をもたらしたことは否めないと思います。


それを受けての今回の8月30日の選挙が日本をどんな方向に導いていくのか?
あくまでも決定するのは主権者であるわれわれ国民ですが、なんとなく不安が漂っているように感じます。(ちなみに、民主党鳩山代表は1947年2月11日生まれで同じく8月、9月が月運天中殺。民主党優勢が伝えられる今回、第1党&首班指名となったらどんな世界が待っているのでしょうか?)


さて、解散・総選挙で走り始めた政局を受けた日経平均は、とりあえず日本の今後を予想してというよりは、短期的には堅調な海外マーケットを好感し、再び上値をうかがう気配となってきたようです。
ただ、景況感、バリュエーション(株価の割高、割安評価)など投資環境に大きな変化が起きているとも考え難いため、やや慎重な投資判断が必要かと思います。
株式需給についても、今まで以上の急速な改善が見られるとも予想し難い状況です。


こうした環境下で、かなり保守的な割安株スクリーニングを行ってみました。

条件は、以下の通りです。

・前期、今期ともに営業増益率 10%以上
・今期予想PER 15倍以下
・前期実績PBR 1倍未満

今期の営業増益率でランキングしています。
また参考までに今期ベースのROEを併記しました。(計算上、使用している株主資本が前期末のものとなっていますのでご注意ください。)


list090724.JPG

やはり前期、今期とも業績が好調な企業は必然的に海外市場依存型ではなく、内需型の企業となっています。さらに個別に見ていくと前期、今期だけでなくその前から堅調な業績を続けている企業も多数見受けられます。
ただ一方で、この数ヶ月で株価がかなり上昇しているものもあり、やや判断に迷うところであるのも事実です。
もちろん中長期投資という原則が前提ですが、あまりに賑わっている局面での投資は控えて、少し沈静化してきてから買いに入る方が賢明と考えます。


さて、前回もご案内した「ブリッジセミナー 〜株式投資を考える〜」ですが、次回は8月5日に開催いたします。
(詳細:http://www.bridge-salon.jp/salon_guide/details_090805.html
ご関心おありになれば是非ご参加ください。 

カテゴリー : 保阪 | 投稿者 : 保阪 薫 | 22:43 | コメント (0)

2009年07月10日

6月24日開催「ブリッジセミナー」ご報告

先日ご案内しましたが、6月24日の「ブリッジセミナー」について再度ご報告いたします。

今回は2部構成とし、第一部では社団法人日本証券アナリスト協会会長で、野村證券顧問でいらっしゃいます、鈴木行生さんに「株式投資の極意 〜金融危機の局面で考えること〜」と題してお話いただきました。
野村総合研究所(NRI)、野村證券、野村アセットマネジメントにおいて、長年に亘りセルサイド、バイサイド双方のアナリストとして活躍されてきた鈴木さんが、その豊富な経験と知識を元に、
「企業を見る目は誰でも十分養える」
「プロに勝つチャンスはある」
「金融危機という変事を乗り切る」
など、個人投資家が株式投資に臨むための姿勢や考え方を解説。


アンケートでは、

とても参考になりました。講演会に積極的に出て、色々な会社を勉強しようと思いました。ぜひ第2回も聞きたいです。 (40代 男性)
株を買う前の心構えというか、もっと早くお聞きしておけばよかったなと感じました。第2・第3弾も参加して、指針にしたいと思います。 (40代 男性)
株式投資へのモチベーションが自分なりにチェンジできた。 (50代 女性)
参考になりました。(60代 男性)
豊富な経験を元にした話で説得力があった。また話を聞きたい。 (60代 男性)
など、大変好評でした。


鈴木さんのプレゼンの模様は、動画で配信していますので、そちらをご覧いただきたいと思いますが、特に「企業IR説明会を個人投資家はどう利用するか?」という話が私としては面白かったです。

「数多くの企業を見ること」、「同じ企業も何度も見てみること」。
その過程で、変化や違いなどに気が付くことができるように自分なりの視点を持って説明会に臨むことが重要というお話は、皆さんにも参考になると思います。

なお、今回の鈴木さんのお話は「シリーズ1」で、シリーズ2、シリーズと続けていく予定です。都度ご案内いたしますので、次回以降も是非お楽しみに。


第二部では私が「インベストメントブリッジが考える株式投資 〜応援投資という考え方〜」というテーマでお話いたしました。
このコラムで何度も繰り返している「応援投資」についてのお話ですが、今回は、「応援投資」における企業選別のキーワードとして「仝えない資産」、「■劭錬邸廚瞭鵑弔鬟ローズアップしてお話いたしました。


「見えない資産」については、通常会計で用いられる特許や商標権などの「無形資産」にとどまらず、顧客、従業員、経営チームといった企業価値創出の重要なファクターである企業の資産に注目すべきことと、具体的に企業がそうした「見えない資産」の活性化にどのように取り組んでいるのかを、いくつかの例を挙げてお話しました。


また、「ROE」については、売上高利益率、総資産回転率、レバレッジの3要素に分解した上で、実際のスクリーニング結果から、同程度のROEレベルの企業でも、3要素の水準、状況がまるで違う場合があることを見ていただき、どちらの企業のほうが「応援投資の観点から」投資に適しているのかを考えましょうといったお話をいたしました。
また、ROEは単なる結果としての財務指標ではなく、企業の意思、意図の具体的な表れであるということもお話しました。


参加者の方からは、手前味噌ではありますが、

個人投資家が株式投資するために考えるべき点が整理できた。 (50代 男性)
具体的な説明で役に立った。 (60代 男性)
今まで聴いたことがない視点の話で面白かった。「未来創り」「見えない資産」「・・・をROEで知る」のキーワードは面白い。 (60代 男性)
伝え方が大変良かったです。 (60代 男性)
ROEの教え方が参考になった。3要素のどれかを向上させること。ROEの分析の必要性も参考になった。 (無回答 男性)
応援投資は賛成です。ROEの見方も参考になりました。B/S、P/Lは深いですね。四季報の予測も根拠が定かではないから、IR説明会はどんどん見た方がいいですね。 (40代 男性)
ROEの説明はなるほどと思った。 (50代 男性)


といったご評価を頂くことができました。ありがとうございます。

もっとも、「第一部で抽象的な経営者の説明はダメだといっていたのに、保阪会長の話は何が言いたいのか良くわからない。 (40代 無回答)」といった厳しいお声もいただきました。今後の改善につなげたいと思います。


世間一般的には「これからの相場展開」、「今後の有望銘柄」といった情報に対するニーズが強いことは承知していますが、私は、この世界に関わって25年以上の経験や体験、知識の中から、「どういう投資哲学をもって株式投資に臨むか?」ということのほうが遥かに重要であり、そうした哲学や考え方を持った上で、具体的にどのように投資すべき銘柄を絞り込んでいくかが大切だと考えています。


株式投資のスタイルは人それぞれで一向に構いませんが、「応援投資」に共感してくれる投資家の方が少しでも増えてくれることを願いながら、今後も情報発信していきたいと思います。

カテゴリー : 保阪 | 投稿者 : 保阪 薫 | 12:01 | コメント (0)

検索
社長プロフィール
代表取締役社長
廣島 武
1963年生まれ。駒沢大学経営学部卒業。1985年三洋証券株式会社入社。日本インベスターズ証券を経て、2000年当社設立。三洋証券時代より、個人投資家への資産運用アドバイス業務に一貫して従事。
代表取締役会長
保阪 薫
1961年生まれ。京都大学法学部卒業。1984年野村證券株式会社入社。シティバンク・プライベートバンク、日本インベスターズ証券などを経て、2000年当社設立。
Copyright (c) 株式会社インベストメントブリッジ All Rights Reserved. ブリッジサロントップ 会社概要