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廣島 武 X 保阪 薫
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2009年09月16日

ブリッジセミナーを開催しました。

「ブリッジセミナー 〜株式投資を考える〜」を開催しました。
今回も日本証券アナリスト協会前会長で、野村證券顧問の鈴木行生さんにお話いただきました。
テーマは「株式投資の極意 シリーズ3 〜シニアからプロの腕を磨く〜」です。
プレゼンテーションの模様は動画でご覧いただけます。

こちら →  http://www.evod.jp/IR/bin/IR.html?169&5&1

今回のポイントは、「鈴木式ベル・レーティング法」という企業評価の具体的な手法の紹介です。これは鈴木さんが自らも実践している評価方法で、個人投資家の皆さんにも簡単にできるので、是非始めてみて欲しいと思います。
要約すると以下のようになります。

・企業の良さを判断するために、3つの視点から企業を見る。

・3つの視点とは、〃弍栂蓮↓∋続力・成長力、リスク

・それぞれの評価項目
〃弍栂蓮畄弍勅圈В劭錬
∋続力・成長力=事業内容:PBR
リスク=業績変動:利益の下方修正

・3項目をそれぞれ10点、20点、30点の3段階で評価し、3項目の合計点をその企業の点数とする。

・各項目を3段階に分けて格付けしてみると、自分が企業をどのように見ているのか、イメージがはっきりとしてくる。ただそのためには、より多くの企業を見て比較する、同じ企業も何度も見て比較することが大事。

他にも「プロの投資家に学び、見習うこと 〜誰を尊敬するか〜」、「当てるより外さないこと 〜専門家を活用しつつ、頼りすぎないこと〜」など、参考になるお話だと思います。

是非動画をご覧ください。


さて、今日16日、鳩山内閣が発足しました。前回のコラムにも書きましたが、日本が現在抱えている課題の解決に着手して欲しいという期待は持ってもいいと思いますが、株式投資については政策頼みにならず、そこは冷静に対処すべきです。「応援投資」と「ROE」という主軸を中心に据えて企業を選別、選択して欲しいと思います。
今週月曜日に新しい四季報CD−ROMがリリースされましたので、早速以前も行ったスクリーニングを実施してみました。

・予想PER 15倍以下
・予想ROE 10%以下
・今期予想営業増益率  15%以上
・レバレッジ2倍以下
で、今期予想営業増益率の高い順にランキングしています。

image090916.JPG


以前行った同様のスクリーニングとはまた違った顔ぶれも見受けられます。
各社のHPを訪問し、またIR説明会など実施している企業があれば参加して、「鈴木式ベル・レーティング法」で企業評価してみてはいかがでしょうか?

カテゴリー : 保阪 | 投稿者 : 保阪 薫 | 17:00 | コメント (0)

2009年09月03日

民主党政権の誕生

まさに歴史的な選挙でした。
随分昔になりますが、社会党の土井党首が同党の躍進に対し「山が動いた。」と表現したことがありましたが、その比ではありませんし、「自民党政治の(完全?)否定」という点で1993年の非自民党政権の成立とも、意味するところは全く違うような気がします。

ただ、歴史的で、当然国民が民主党に期待するところも大きいことは確かですが、「日本の未来」がどうなるのか?明るいものなのか暗いものなのか?は別問題です。選挙翌日の株式市場も午前中はご祝儀相場で堅調でしたが、結局終値では前日比マイナスで引けてしまい、市場はどう判断していいのか迷っているようでした。国力の写し鏡でもある株式市場の今後についても、投資家としてはこれからよく考えていかなければならないでしょう。


様々な新聞や雑誌などで民主党政権の政策が経営環境にプラスとなる、またはマイナスとなる業界・業種が取り上げられています。


例えば温暖化ガス削減に対しては、LED照明が追い風となる電機はプラス、反対に電力、鉄鋼などは排出制限強化が懸念されマイナス。
この他、人材派遣の規制強化で派遣業界は大きなマイナス、高速道路の無料化でトラック・バスはプラス、反対に鉄道はマイナスなどなど、様々な業界に影響が及ぶことが当然予想されます。

ただ、個別株価の動きを見てみると決して明確にこうした影響を反映したものとはなっていないように思われます。選挙以前から民主党優勢は報じられていましたから、ある程度は織り込んだとも見えますし、マニフェストで示されたものの実現には不透明な部分が残るというのが市場の見方なのでしょう。


株式市場では「国策銘柄は買い」と言われていますから、今後も民主党政府がどのような政策を打ち出し、実現していけるのかは注視する必要がありますが、かといってそれにベット(賭ける)するのも、少しリスキーかと感じます。

というのも、民主党政治が始まった現在から近い将来、良し悪しは別にして、いままで経験することのなかった事象が様々な分野で起きるのではないかと思います。民主党は決して長期政権を保証されたわけではありませんし、初めて政権を担うにあたっての未熟さや不安定性は当然予想されるべきものです。(有権者の立場からすれば、批判ばかりでなく少々長い目で見てあげることも必要だとは思いますが。)
これまで以上により混沌とした時代が始まったともいえ、そうした時代に政策にベットすると、思わぬしっぺ返しを受けるかもしれないと思うのです。


逆に、企業と共に明るく豊かな未来創りに参加する応援投資の視点からすれば、混沌とした時代だからこそ、「応援するに値する企業」を選別し、時代を勝ち残る「個別企業の強さ」を評価する姿勢が重要になるのだと考えます。

政策に後押しをされる業種、企業に投資妙味もあるかとは思いますが、反対に政策頼みという面も否定できません。

それよりも独自の技術やシステム、ビジネスモデルで新しいマーケットを創り出す企業、既存のマーケット地図を塗り替えてしまう企業など、どんな環境でも生き抜いていける「強い企業」をじっくりと探し出すことに改めて目を向けるべきではないでしょうか?
もちろん「応援投資」の観点からは、経営ビジョン、ステークホルダーに対する姿勢、事業に対する意欲など、数字には表れにくい部分をより注意してみていく作業、努力が必要であることは言うまでもありません。

カテゴリー : 保阪 | 投稿者 : 保阪 薫 | 20:33 | コメント (0)

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社長プロフィール
代表取締役社長
廣島 武
1963年生まれ。駒沢大学経営学部卒業。1985年三洋証券株式会社入社。日本インベスターズ証券を経て、2000年当社設立。三洋証券時代より、個人投資家への資産運用アドバイス業務に一貫して従事。
代表取締役会長
保阪 薫
1961年生まれ。京都大学法学部卒業。1984年野村證券株式会社入社。シティバンク・プライベートバンク、日本インベスターズ証券などを経て、2000年当社設立。
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