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廣島 武 X 保阪 薫
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« 外国人投資家からヒントを得る | メイン | 「脱原発」の株主提案に注目 »

2011年06月10日

外国人機関投資家は日本株をどう見ているのか?

前回のコラムでは、外国人投資家が過去最長の28週連続して日本株式を買い越しているということをご紹介しました。
その後買い越しは29週連続まで伸びましたが、30週目には売り越しとなり記録は止まりました。

今回の政治状況や福島原発の問題もありますが、外国人投資家は日本企業、中でも世界のサプライチェーンを維持するのに欠かせない優良なグローバル企業などには引き続き関心を持ち、買いの姿勢を維持していくと思われます。


今回のコラムでは、世界有数の投資家データベースを保有し、当社が情報サービスの提供を受けている米国のIPREO社が海外機関投資家に対して行った「日本株式に対するインタビュー」からその概要をご紹介いたします。


海外機関投資家が日本の株式市場の今後についてどんな見通しをもっているのか?是非参考になさってください。


インタビューの時点が4月ということで少し前ではありますが、復興需要、サプライチェーン、グローバルなハイテク企業などが日本株投資へのキーワードとなっているようです。


まず震災の影響については、短期的には落ち込みは避けれられないものの、中長期的には建設需要、復興需要が期待できるという点はほぼ共通しているようです。


また、震災直後は電子部品業界などで世界的に重要な位置を占めている日本企業に、韓国や台湾などアジア企業が取って変わるのではないかという懸念もありましたが、多くの分野で「やはり日本製でないと駄目だ」と日本製品の優秀さを改めて評価する声が帰って強まっているという状況のようです。


この点は、このインタビューだけでなく私も複数の人から同様の話を聞きました。
ただ、サプライチェーンがどの程度で以前同様に回復するかについては意見が分かれているようで、電力事情とあいまって不透明要因となっています。


今回の震災の影響を株式市場が織り込んでいるかについては、福島原発の問題を除けば概ね織り込んでいるという意見が主流のようです。
ただ、インタビュー時と現在では原発の状況は異なっていますので、やや注意が必要かもしれません。

概ね影響は限定的という意見が多数のようでしたが、もちろんかなり慎重に見ている投資家もいます。
こうした考え方と前回の銘柄リストなどを合わせ、銘柄研究、銘柄発掘を行ってみてください。

カテゴリー : 保阪 | 投稿者 : invb | 2011年06月10日 16:33

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社長プロフィール
代表取締役社長
廣島 武
1963年生まれ。駒沢大学経営学部卒業。1985年三洋証券株式会社入社。日本インベスターズ証券を経て、2000年当社設立。三洋証券時代より、個人投資家への資産運用アドバイス業務に一貫して従事。
代表取締役会長
保阪 薫
1961年生まれ。京都大学法学部卒業。1984年野村證券株式会社入社。シティバンク・プライベートバンク、日本インベスターズ証券などを経て、2000年当社設立。
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