ブリッジサロン
社長ブログ
廣島 武 X 保阪 薫
カレンダー
2013年08月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

« 2013年06月 | メイン | 2013年08月 »

2013年07月25日

正念場を迎えるアベノミクスと日本株

7月21日に投開票が行われた参議院選挙は、大方の予想通り、自民党が圧勝しました。自・公の連立与党が非改選の議席も合わせて過半数を確保し、衆参の「ねじれ」が解消されました。

 


ただ、選挙の結果はすでに織り込み済みだとして、株式市場の反応は極めて薄く、今後の焦点は、安倍政権が投資家の期待するアクションと成果を現実のものにできるか、に移っています。

 
衆参両院での過半数確保は、当然ながら政権の実行力を強化する方向に働くでしょうが、自民党の圧勝は、自民党内部の様々な勢力が勝利したということでもあります。

安倍政権の掲げる成長戦略、例えば環太平洋経済連携協定(TPP)への取り組みや各種規制緩和に対する抵抗勢力も同時に影響力を強めていると当然考えなければなりません。


また、ある世界的に有名な投資家は、「ねじれこそが政権に緊張感をもたらし、危機脱出に有効な政策遂行に結び付いてきた」という考えを示しているそうです。

逆に言えば、ねじれの解消はゆるみにつながり、政策の遂行力を鈍らせる可能性もあるのです。


TPP参加が日本の成長力を高めるかどうかという点について、個人的には疑問も持っていますが、7月23日に「日本がTPP交渉に正式参加」とのニュースが流れたものの、選挙後の株式市場は出来高も少なく、小幅な値動きに終始しています。


これは、株式市場が安倍政権の行く末に、少なくとも現時点では無条件で楽観しているわけではないことを表しているのかもしれません。


もし今後、株式市場が予想以上に弱含んだり、急落したりすれば、それは6月上旬の急落と同様、安倍政権への市場からの警告のメッセージということになるでしょう。


安倍首相は選挙後の講演の中で、「古い自民党に戻ったら、それは国民の信頼を裏切ることだ」と述べており、ねじれ解消でもたらされる問題点も十分認識していると思います。

何はともあれ、結果のみが求められるステージに入った安倍政権が実効性のあるアクションをとれるのか、大いに注視したいと思います。

カテゴリー : 保阪 | 投稿者 : invb | 19:44 | コメント (0)

検索
社長プロフィール
代表取締役社長
廣島 武
1963年生まれ。駒沢大学経営学部卒業。1985年三洋証券株式会社入社。日本インベスターズ証券を経て、2000年当社設立。三洋証券時代より、個人投資家への資産運用アドバイス業務に一貫して従事。
代表取締役会長
保阪 薫
1961年生まれ。京都大学法学部卒業。1984年野村證券株式会社入社。シティバンク・プライベートバンク、日本インベスターズ証券などを経て、2000年当社設立。
Copyright (c) 株式会社インベストメントブリッジ All Rights Reserved. ブリッジサロントップ 会社概要