ブリッジレポート
(4709) 株式会社IDホールディングス

東証1部

ブリッジレポート:(4709)インフォメーション・ディベロプメント vol.9

(4709)インフォメーション・ディベロプメント/尾崎 眞民社長
2003年8月14日(木)

インフォメーション・ディベロプメントをフォローアップ取材しました。
蒲原経営企画部長、IR担当の鰐川課長にお話を伺いました。

 


尾崎社長と舩越専務

2004年3月期第1四半期業績概況

<連結売上高>
2004年3月期第1四半期
2,518百万円
(参考)2003年3月期
11,668百万円

<個別売上高>
2004年3月期第1四半期
2,259百万円
(参考)2003年3月期
10,469百万円

(この四半期から四半期業績の開示を行っているため、前年同期との比較はしていません。 また、同社の業態では上期より下期の売上高が大きくなる傾向があることにも留意する必要があります。)

概況

  • 各事業部門ともおしなべて計画通りに推移しているということです。
  • 通商産業省のサービス産業動態統計調査によると、情報サービス業の6月の売上は前年同期比+4.8%となり、4月の-1.4%、5月の-12.0%からプラスに転じており、全般的にやや明るさが見えているようです。ただ、先行きはまだまだ不透明と見ています。
  • 開発部門では、実際の顧客の状況は手控え気味で、大型の案件は少なく、中小の案件をこまめに受注して積み上げています。 下期以降には大型の案件が出てくる可能性も見えてきており、これをしっかりと受注していきたいと考えて、対応を進めています。
  • 前回のレポートでも触れたBOO(Business Operation Outsourcing)顧客の獲得に関しては、営業強化の結果、従来他の分野で取引のあった顧客先から、同社が得意とする「運営・管理」分野に対する引き合いが増えてきているとのことです。


今後の取り組み

ここにきて汎用系ではなく、クライアント・サーバー系、分散系の「開発」「運営・管理」の引き合いが増えています。
そのためにはスタッフの技術レベルアップが必須であり、社内の研修体制を強化、優秀な人材を育成し顧客のニーズに的確に対応し、収益機会を逃さないようにしていきたいと考えています。

 

取材を終えて

まだまだ先行きは不透明ながらも、きめの細かい営業によって、同社の強みである「運営・管理」業務を中心に、堅調な推移を見せているようです。同社の主力取引先である金融機関は、まだまだ慎重な動きのようですが、業務の効率化などの観点からは、いつまでも投資を控えておくという訳にもいかず、いずれ動き出すと思われます。
そうした際に、しっかりとビジネスチャンスを逃さないためにも、優秀な人材の育成が 大変重要となっています。
同社の足元の状況、今後の展開・取り組みを引き続きフォローアップしていきたいと思います。

なお、今回の四半期開示はいわゆる一般的開示(売上高)としました。 ジャスダックが上場企業に四半期開示に関する状況調査を行ったところ、約7割強の企業が一般的開示を採用するという回答だったそうです。
今後の状況を見て、開示方法を検討していきたいということです。