今期のトピックス
外国為替証拠金取引のIT基盤構築および運用
2003年4月にインターネットでの外国為替取引を支援する「株式会社マネースクウェア・ジャパン」と共同で、個人向け外国為替証拠金取引システムの構築・運用事業を開始することで業務提携しました。
マネースクウェア・ジャパン社は、大手都銀や信託、生保などの金融機関向けのシステム構築や運用の実績がある同社のIDC(インターネット・データセンター)へ外国為替証拠金取引システム「iFX Style」の運用をアウトソーシングすることで、投資家に対して安定してサービスを提供することができるようになりました。また、現在のB
to Cシステムから、今後はB to B to Cシステムにも対応予定であり、さらに充実した投資商品の市場環境を実現することが可能になりました。
Web-SI開発方法論の確立
国際規格に対応した開発ツール、開発基盤を用い、独自の開発手法の社内標準化を推進していきます。 開発ツールに関しては、2003年6月に「日本ラショナルソフトウエア株式会社」と、開発基盤に関しては2003年10月に「株式会社NTTデータ
イントラマート」とパートナーシップ契約を結びました。
これによって、上流設計プロセスから実装、構成管理、下流・試験評価プロセスまで一貫したソリューションの提供が強化されるとともに、プログラムの部品化および再利用により、開発生産性の向上、品質の向上を実現し、顧客ニーズを満たした業務システムを低価格、短納期で提供することができるようになります。
ISMS適合性評価制度の認証を取得
2003年11月13日付で喜多方インターネット・プロダクション・センターにおける、IDC、ASP、ISPの3事業に関して、情報セキュリティの国際規格に準拠した「情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)適合性評価制度」の認証を取得しました。
顧客情報の漏洩、コンピュータウィルスによる情報破壊などが問題となっている中、今後もハイレベルの情報セキュリティマネジメント体制の確立を進めていく考えです。
Web帳票関連ソリューションの推進
2003年12月に、「株式会社プリズム」と業務提携し、インターネットでの帳票配信、出力・印刷管理、および帳票作成における高生産性を実現する次世代Web帳票出力アプリケーションの製品開発へ参画しました。
このアライアンスに基づき、製品・サービスの開発、技術交流、マーケティングなどを通じて、市場ニーズに迅速に対応するWeb業務ソリューションの展開を推進。Web帳票、出力アプリケーションをメニューに加え、顧客ニーズを踏まえた業務革新ソリューションによって、SI事業を拡充していきます。
初年度5億円、次年度7億円の売上を計画しています。
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