ブリッジレポート
(1754)

ブリッジレポート:(1754)東新住建 vol.6

(1754)東新住建/ 深川 堅治社長
2004年6月11日(金)

 

中部・東海地方でシェアトップの住宅メーカー東新住建の2004年6月期第3四半期業績概況について取材しました。

 


深川 堅治社長

2004年6月期第3四半期概況
(2003年7月1日~2004年3月31日)

<連結>

 
実績
売上高
32,575百万円
 
(参考 2003年6月期)
43,418百万円
(前期比 +18.2%)

セグメント別売上高
(単位:100万円)
 
実績
(参考 2003年6月期)
住宅建築請負事業
4,591
7,780
分譲不動産販売事業
24,992
32,143
兼業事業
2,991
3,494
合計
32,575
43,418

前年同四半期は開示していませんので、前年実績、増減率は記載していません。
また、分譲不動産販売事業および住宅建築請負事業は完成引渡しが期末に集中するため、第3四半期は相対的に少なくなる傾向があります。
当四半期に業績に重要な影響を与えた事象はありませんでした。

<個別>
 
実績
売上高
32,575百万円
(前年同期比 +32.1%)
(参考) 前年同期
23,447百万円
 
(参考) 2003年6月期
41,571百万円
(前期比 +16.0%)

セグメント別売上高 
(単位:100万円)
 
実績
前年同期
住宅建築請負事業
4,192
4,060
分譲不動産販売事業
24,743
17,398
兼業事業
2,047
1,988
合計
30,984
23,447


2004年6月期業績予想
<連結>
(単位:100万円)
 
予想
前期比
売上高
55,714
+28.3%
経常利益
1,969
+20.9%
当期純利益
865
+37.7%
EPS
134.44円
139.0円
(2004年2月に1株を1.5株へ株式分割を行っています。)

<単独>
(単位:100万円)
 
予想
前期比
売上高
53,000
+27.5%
経常利益
1,859
+29.1%
当期純利益
809
+54.4%
EPS
125.73円
114.70円

当四半期における業績は概ね順調に推移しているということで、通期の業績予想は連結・単独ともに変更はありません。


中期ビジョン「グッドカンパニーからストロングカンパニーへ」

今期売上高500億円を突破した後、平成20年6月には「売上高  1,000億円、経常利益 50億円」を目指しています。 この目標を実現するためのポイントは以下のとおりです。

巨大なマーケット
平成15年度の全国住宅投資額は約18兆円。住宅着工件数で見ると、首都圏、中部圏は合わせてシェア53%で、約10兆円の巨大マーケットと推測されます。

シェア拡大戦略
この巨大なマーケットを背景に一段のシェアアップを図ることで、1000億円の売上高を実現する考えです。
1.エリア拡大戦略
従来の基盤である中部圏から首都圏への進出をより一段と進めます。 首都圏、中部圏に経営資源を集中し、日本一のボリュームゾーンでのシェア拡大を目指します。

2.ザ・借家
土地オーナー、入居者、同社の三方にとってメリットの大きい、庭・駐車場付1、2階併用型のテラスハウスで、高い入居率となっています。 首都圏での売上高も、一段の拡大を目指します。

3.新商品「デュープレックス」
2戸一棟建の土地付マンションで、地下鉄より徒歩10分圏内の交通の至便な場所に建設します。都心回帰志向を実現する新しい住まいの提案として、同社の新しいビジネスモデルが生み出した「究極の都市型マンション」と位置付けています。

4.HRBシステム
ハイスピードリターンズビルドの略で、分譲戸建の用地取得から販売・資金回収を一貫した体制で行う「短期回転型分譲戸建システム」を駆使して、分譲住宅を多数販売していきます。

5.大型プロジェクト
同社のこれまでのノウハウを結集して取り組んだ大型開発物件は早期完売となりました。この成功ノウハウを基にして、今後も愛知県、岐阜県で大型案件を計画しています。

6.パネル工場
公開時の資金で建設したパネル工場が品質、コスト面で寄与しています。生産性の高い自社工場からのパネルをHRB分譲、ザ・借家両方に供給することが可能です。 また高品質、高生産性を発揮する同社独自のソフト&ノウハウに強い自信を持っています。

以上の6つの戦略を推進し、従来のグッドカンパニーからストロングカンパニーへ一段の成長を遂げる中で、平成20年6月には、「東証一部上場、売上高1,000億円」を実現させるというのが、同社の中期ビジョンです。


取材を終えて

業績は予想通り順調に拡大しているようです。 前回のレポートでも触れましたが、首都圏への進出、シェアの一段の拡大を通じてストロングカンパニーへと成長し、早期の「東証1部上場、売上高1000億円」を実現したいと考えています。
次回は、2004年6月期決算概要について報告したいと思います。

http://www.toshinjyuken.co.jp/