ブリッジレポート
(4709)インフォメーション・ディベロプメント/尾崎 眞民社長
2004年8月19日(木)

インフォメーション・ディベロプメントをフォローアップ取材しました。
経営企画部の蒲原部長、鰐川次長にお話を伺いました。

 


尾崎社長と舩越副社長

2005年3月期第1四半期概況
<連結>

(単位:100万円)
 
実績
対前年同期比
売上高
2,422
−3.8%
営業利益
−35
経常利益
−35
当期純利益
−22
(注:利益に関しては今回からの開示のため対前年同期比比較は発表していません。)

売上高、利益ともに概ね計画どおりに進捗しました。
売上高に関しては、主としてソフトウエア開発業務における受注回復の遅れによるものです。
なお、同社の属するシステム開発業界では、売上、利益の計上が年間平均して行なわれるのではなく、特に利益に関しては年度後半に集中する傾向があることに留意しておく必要があります。


2005年3月期通期業績予想
<連結>
(単位:100万円)
 
予想
対前年同期比
売上高
11,670
+4.2%
経常利益
650
+3.5%
当期純利益
270
+32.4%

現時点では5月発表の通期予想に変更はありません。
以下のような活動によって単体・連結ともに増収・増益を計画しています。

<今期活動のポイント>
1. 既存顧客への浸透:BOOの推進
通常、システム開発プロジェクトでは、同社が単独または同業のA社、B社などのアウトソース先としてシステム開発を行います。
開発の後には必ず保守・運営が必要であり、同社は単独またはアウトソース先として顧客システムの保守・運営を行います。
こうして24時間・365日、顧客のシステムを保守・運営することから顧客責任者と強いチャンネルを構築することができ、その後の新規案件(新たなシステム開発、アウトソーシング、保守・運営)の獲得に繋がります。

2.新規顧客の開拓:戦略的パートナーの開拓
同社の課題は、「新規顧客セグメントの開拓」と「マーケットニーズへの対応(技術の多様化・複雑化)」と認識しており、その対応として<Win−Win>の関係となる「戦略的協業パートナーの開拓」が必要と考えています。

相互の顧客セグメントの共存および技術スキルの補完により、営業チャネルの拡大、マーケット対応力の強化を狙います。

<今期見通しについてのポイント>
今期の見通しについて、以下のようなポイントを認識しています。

プラス面
 ・ 下期以降の顧客動向の本格回復期待
 ・ 不採算案件が消滅
 ・ 事業所の移転統合による関連セクションの情報共有化および経営の効率化

マイナス面
 ・ 受注単価の下落傾向
 ・ 受注残の減少


安定収益源の運営管理
以前のレポートでも触れているように、同社は安定的な収益セグメントである「BPO/ITアウトソーシング」が売上の60%を占めており、これによってグループ全体の収益性が安定しています。 アウトソーシングに関しては、既存顧客からの値下げ要請もありますが、新規顧客獲得もあるため安定した収益性となっています。
運営管理に携わっている社員数は約900人ですが、上場企業の中でもこれだけの規模を備えているところは極めて少なく、また全員が社員ということで、昨今の個人情報漏洩問題などからも、顧客企業の安心感、信頼性の高さは同社の大きな強み・特徴となっています。


取材を終えて
顧客企業の動向に関しては、非金融業の方が活発などバラツキはあるものの動きは出始めているということです。
同社においても大手通信会社から「BPO/ITアウトソーシング」の大型案件を受託することができました。
先行きに関しては不透明な部分も多いものの、積極的に提案営業を進めていく考えです。 次回は中間決算の模様を報告したいと思います。

http://www.idnet.co.jp

 
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