ブリッジレポート
(2687)シー・ヴイ・エス・ベイエリア 泉澤 豊社長
2004年10月13日(水)

 

CVSベイエリアの中間決算説明会に出席しました。
泉澤社長、谷取締役が決算概要、今後の取り組みについて説明されました。


泉澤 豊社長

 

2005年2月期中間決算概要
<非連結>
(単位:100万円)
 
中間実績
対前年同期比
対予算比
加盟店を含む売上高
13,493
+10.2%
+2.6%
営業総収入
10,581
+26.1%
+4.8%
営業利益
621
+12.2%
+5.8%
経常利益
696
+23.2%
+12.8%
中間純利益
361
+35.1%
+24.1%

予算を上回ると共に、対前年同期比で2桁の増収・増益となりました。

猛暑によるドリンク類などの売上が好調でした。
既存店の平均客数の対前年同期比は+1.8%と客数減少に歯止めがかかったようです。ただ、単価低下は同 −2.6%と引き続き低下が続いており完全回復には至っていないと見ています。
全体の平均日販は639千円と前年同期を4千円上回りました。新店平均日販は前年割れですが、計画は上回っています。
出店可能エリアが拡大された地域のうち千葉県松戸市に出店できました。
子会社による「ポプラ」とのフランチャイズ契約により、「サンクス」の出店エリアではない東京都品川区、大田区に「生活彩家」、「ポプラ」を出店しました。
新規事業のうちクリーニングの簡易受付システムである「SRクリーニング」や下着類の洗濯サービス「ネットランドリー」を店頭だけでなく病院や老人ホームなどの施設に積極的にセールスを展開しました。


2005年2月期通期見通し
<非連結>
(単位:100万円)
 
予想
対前期比
加盟店を含む売上高
26,192
+ 7.0%
営業総収入
20,261
+17.6%
営業利益
1,032
+ 9.1%
経常利益
1,092
+ 4.2%
当期純利益
558
+11.8%

期初の予想を変更していません。 10月20日に1株を3株に株式分割を行います。これにともない、中間配当10円、期末3.5円で年間配当は13.5円になります。
これは、分割前基準では20.5円にあたり、前期比4.5円の増配になります。

また、予想配当性向も30.4%で3.5ポイント上昇します。 同社では目標配当性向を従来の「20%」から「30%前後」に引き上げて、株主への利益還元をより積極的に進めていきます。


今後の取り組み
「便利さ」を追求していくという姿勢を今後もさらに強めていく方針です。

「ポプラ」との提携
前述のように、子会社「FA24」を通じてコンビニのフランチャイザー「ポプラ」と提携し運営を開始しました。サンクスとの契約地域以外はどこにでも出店が可能になりました。
今後は千葉県、東京9区は「サンクス」、それ以外は「ポプラ」と使い分けていきます。
従来はこうした契約はありえなかったのですが、様々な交渉を積み重ねて実現することができました。
出店可能地域を拡大すると共に「立地創造型出店」を進め、適地が少ない中でも年間20店程度を出店していきたいと考えています。

「クリーニング集配サービス」
従来は受付専用カウンターの確保・設置などが条件でしたが、クリーニングバックを「集配荷物」として店舗で預かる仕組みを導入するなどして、よりスムーズに運営できるようになってきました。

「携帯電話のスキャナー機能による発注システム」
以前のレポートで紹介した「携帯電話のスキャナー機能を用いた発注システム」は、カラオケボックスでの実験も終え、今度は大型マンションのカウンターサービスにバーコードリーダーとカタログを置き、お米、水、お酒、といったかさばったり重いものを各戸まで届けてくれるシステムを実験的にスタートさせます。
マンション建築ラッシュの中で、機能の差別化を訴えマンションメーカーに提案していくということです。

今後はM&Aも含めて一定の投資も必要と考えており、現在の構想に繋がる案件であれば検討していきたいと考えています。


取材を終えて
猛暑の影響もありましたが、対計画比、対前年比ともに堅調な中間決算となりました。
いつも泉澤社長がおっしゃっているように、「便利さを追求しながら、新しい小売業の形態を作り上げていきたい」というのが同社のビジョンです。
自社ができるのは「改良型」ではなく「創造型」であり、これまでも不可能と思われてきたことを一つずつクリアしてきたように今後も同じ姿勢で開発を進め、堅調な成長に新しい材料をプラスして更なる発展を目指していきたいと考えています。
今後も新しい発想と実現へ向けた進展状況をフォローしていきたいと思います。

http://www.cvs-bayarea.co.jp

 
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