ブリッジレポート

(4301)アミューズ/大里 洋吉会長・松 澄夫社長
2005年11月21日(月)
アミューズの中間決算説明会に出席しました。
松崎社長が決算概要、今後の事業方針などを説明されました。
大里 洋吉会長と松 澄夫社長

2006年3月期中間決算概要

<連結>

(単位:100万円)
 
前年同期
今中間期計画
今中間期実績
営業収入
9,823
12,600
13,239
経常利益
-275
-160
-153
当期純利益
-175
-210
-218

ほぼ計画通りの実績となりました。

 

<セグメントの動向>

営業収入 
(単位:100万円)
 
前年同期
今中間期
アーティストマネージメント
2,992
5,742
メディアビジュアル
5,976
6,632
コンテンツ
854
864

 

営業利益
 (単位:100万円)
 
前年同期
今中間期
アーティストマネージメント
192
364
メディアビジュアル
-161
-154
コンテンツ
166
237

 

アーティストマネージメント事業
・ イベント収入は、福山雅治やポルノグラフィティのコンサート、海外招聘舞台「ジンガロ」、「WE WILL ROCK YOU」などの舞台が好評で増収でした。
・ ファンクラブ商品売上では、上記コンサートや、TEAM NACSの全国公演会場などで販売するキャラクター商品販売が好調で、増収でした。
・ 出演収入・CM収入では、サザンオールスターズ、三宅裕司、深津絵里、岸谷五朗などによるCM、出演収入が順調に推移しました。
・ 印税収入(新譜)では、サザンオールスターズ、福山雅治などのCDシングル、ポルノグラフィティのアルバムCDの発売があり、増収でした。

メディアビジュアル事業
・ ビデオ・DVD販売では、人気バラエティ番組「saku saku Ver.1.0」、「アウトオブタイム」、「ネバーランド」「あずみ2」等の映像ソフトの販売が好調で増収でした。
・ 番組制作は、制作番組数が減少し減収となりました。
・ 映像製作も、タイトル数の減少などで減収となりました。

コンテンツ事業
・ サザンオールスターズ、BEGIN、福山雅治、ポルノグラフィティ等による旧譜楽曲の販売および二次利用による印税収入、およびライセンス事業等保有楽曲の活用による収入で増収となりました。

 

2006年3月期通期見通し

<連結> 
(単位:100万円)
 
前々期
前期
今期予想
営業収入
26,243
24,377
27,000
経常利益
1,828
1,382
1,800
当期純利益
972
761
920

通期でも増収・増益を見込んでいます。
全体及びセグメント別でも、売上、利益共に下期に大きく伸びる計画であり、利益は前々期水準まで回復します。

 

<セグメント別動向>

営業収入
(単位:100万円)
 
通期見通し
アーティストマネージメント
13,000
メディアビジュアル
12,000
コンテンツ
2,000

 

営業利益
(単位:100万円)
 
通期見通し
アーティストマネージメント
18,000
メディアビジュアル
300
コンテンツ
600

 

2006年度下期の主な事業
下期は大型のイベントやコンサートが控えている他、TV、CM出演や、ビデオ・DVDも様々なタイトルがコンスタントに販売される予定です。

アーティストマネージメント事業
・新譜印税
ポルノグラフィティ、PaniCrewなど
・コンサート・舞台・イベント
サザンオールスターズ「5大ドーム&ホールアリーナツアー」
ポルノグラフィティコンサート
・出演
三宅裕司 「笑いの金メダル」、「新・どっちの料理ショー」
村川絵梨 NHK「風のハルカ」

メディアビジュアル事業
ビデオ&DVD「サハラ」、「隣人13号」、「悲しき恋歌 ↓◆

今後の事業方針
従来同様、上場企業としての豊富な資金量と優れたアーティスト、クリエーターをベースに、同社のマネージャー/プロデューサーが音楽、映像、舞台、ライブ、TV番組などを制作し、3つの事業を通じてユーザーへ質の高い作品を提供していきます。

 

<3ヵ年セグメント別計画>
(単位:100万円)
 
5月3日
06/3(予)
07/3(予)
08/3(予)
アーティストマネージメント
7,553
13,000
12,000
14,000
メディアビジュアル
14,168
12,000
14,000
15,200
コンテンツ
2,656
2,000
2,500
2,800
営業収入計
24,377
27,000
28,500
32,000
経常利益
1,382
1,800
2,500
3,200

アーティストマネージメント事業
「人材の発掘・確保」
豊富なスカウティング力を武器に、様々なフィールドで活躍するアーティスト、俳優、タレントによる幅広いポートフォリオを構築していきます。
最近では、低年齢を対象にしたAmuse Kidsや新たに設けたモデル部門であるAmuse Modelsなどを通じて、ジュノン・スーパーボーイコンテストでグランプリを受賞し、「NANA」、「ウォーターボーイズ2005夏」、「危険なアネキ」に出演の平岡 祐太や、NHKの連続テレビ小説「風のハルカ」主演の村川絵梨をオーディションによって発掘しています。

「ライブ/イベント」
オリジナル舞台やステージの開発力を一段と強化するとともに、上期の「ジンガロ」、「WE WILL ROCK YOU」のような海外ステージ作品の日本展開を更に進めます。
そのファシリティとして、業務・資本提携先の新宿コマスタジアムを有効に活用します。

「コンシューマビジネス」
所属アーティストに関する情報をモバイル、インターネットを通じて提供し、コンシューマの囲い込みを図り、キャラクター商品の販売促進につなげていきます。

メディアビジュアル事業
日本国内に限らず海外も対象にプロデューサー、監督、脚本家、俳優など優秀な人材を発掘するとともに、作品の買い付け、自社での製作、製作委員会形式やファンドを通じた参加など、リスクヘッジを図りながら権利を確保しつつ、映画(海外、国内)、アニメ、ドラマ、舞台などラインアップの拡大を図ります。

コンテンツ事業
国内版CD生産額は1998年をピークに低下傾向にありますが、一方でJASRACの使用料徴収額は毎年増加しています。
質の高い旧譜楽曲に対するニーズは根強いことを表しています。
同社でいえば、BEGINの「涙そうそう」の著作権印税の入金額は前々期、前期と急増していますが、この曲は作詞:森山良子、作曲:BEGINで2000年3月に発売されたもので、現在は夏川りみの他、多数のアーティストがカバーしています。
優秀なアーティストが多数所属する同社では、様々な形でコンテンツの収益化を目指していきます。

 


取材を終えて

同社の場合、大型のコンサートやアルバムのリリースのタイミングによって、短期的な収益がぶれる可能性は避けられないため、中間期の数字のみを見ることは、対前年同期比を含めあまり有意でないとも思われます。
3カ年計画達成のための同社の強み・特徴を活かした施策とその進捗状況などを今後もフォローして行きたいと思います。

http://www.amuse.co.jp/

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