ブリッジレポート
(4709)インフォメーション・ディベロプメント/尾崎 眞民社長
2005年11月15日(火)
インフォメーション・ディベロプメントの中間決算説明会に出席しました。
舩越副社長が、中間決算概要、中期的な方向性について説明されました。

尾崎社長と舩越副社長

 

2006年3月期中間決算概要

<連結> 

(単位:100万円)
 
中間実績
対前年同期比
売上高
6,284
19.70%
営業利益
403
316.40%
営業利益率
6.40%
+4.6P
経常利益
394
304.70%
当期純利益
89
69.80%
EPS
15.1円
70.00%

売上高、営業利益ともに期初予想を達成し、前年同期比で増収・増益となりました。

・ 売上高は上期最高でした。全ての事業で増収となりましたが、特に、ITO事業とSI事業が貢献しました。
・ 営業利益率が大幅に改善しました。人材稼動率の上昇で、外注単価の上昇を吸収しました。
・ 老朽社宅の減損として、特別損失2.3億円を計上しました。
・ 有利子負債を、6.5億円削減しました。
・ 社員数は前年同期比6.1%増加の1,673人となりました。人材強化が成長の鍵と認識しています。

 

<セグメント別動向>
 (単位:100万円)
 
中間実績
対前年同期比
SI
2,147
24.90%
ITO
2,708
20.00%
BPO
1,017
5.20%
コンサル&セキュリティ
411
34.30%


・ SIは顧客(金融、公益企業など)の業績好調で、IT投資需要が回復してきました。
・ ITOは、大口顧客(保険関係)の獲得が貢献しました。
・ BPOは、事務代行ビジネスが伸びました。
・ コンサルティング&セキュリティは、セキュリティ業務などが比較的好調でした。

 

2006年3月期通期見通し

<連結>
(単位:100万円)
 
見通し
対前期比
売上高
12,630
8.10%
営業利益
730
10.90%
営業利益率
5.80%
+1.1P
経常利益
720
7.70%
当期純利益
270
160.50%
EPS
43.2円
180.30%

通期でも増収・増益を見込んでいます。

・ 主要顧客のIT投資は引き続き回復傾向です。
・ アウトシーシングは安定成長の見通しです。
・ 技術者のフル稼働で、営業利益率は引き続き安定すると見込んでいます。同社では、5−6%の水準での推移を目指しています。

 

中期的な方向性

<企業価値創造に向けて>

・ 同社の強み、中心事業であるITO事業を安定的に伸ばしていきます。
・ パートナー(IBMなど)とのアライアンスによる新規顧客の獲得を行ないます。
・ 人材の確保と育成を進めます。
・ 売上高を年率5−10%程度伸ばし、5−6%程度の営業利益率を目指します。
・ M&Aも随時検討していきます。


<成長のステップ>


アライアンス、M&Aを交え、以下のような方向性で、現在のビジネスエリアからの拡大を図ります。

既存サービスによる新規顧客の開拓:マーケット開発
ITO、BPO、SIを提供します。

既存顧客に対する新規サービスの提供:新技術開拓
SI事業を強化、提供していきます。

アライアンス、M&Aなどを利用して進めます。

<ITマネジメントの強みの活用>

事業構成「開発と運用の比率」を同業他社と比較してみると、同社は圧倒的にITアウトソーシング中心に位置付けられます。
こちらのビジネスフィールドは競合が少なく、この特性を生かして、着実な成長と安定した収益を目指します。

<人材の確保と育成>
同社が成長するためには、人材の確保・育成が鍵になります。
同社には、システム運営管理技術者が909名おり、業界トップ規模です。
以下のような点が特徴としてあげられます。
・ 女性の活用を更に進めます。(現在、ITOでは16.4%、BPOでは98.9%)
・ マイスター(経験のある高齢者)を雇用します。
・ 開発では中国の子会社ID武漢を活用していきます。


以上のような施策により今後は、「パートナーの活用」、「単価&効率の上昇」を通じて、人員の拡大と共に、一人当たり生産性の向上を目指していきます。


取材を終えて

期初予想を上回る実績で、大幅な増収・増益となりました。
同社の強みであるアウトソーシングが好調であったのに加え、過去数年、不採算案件の発生などで振るわなかったシステム開発もプロジェクト管理手法の改善や顧客のIT投資意欲の回復などで好調でした。
中期的にITO事業を核に、着実・安定した成長を目指していく同社を今後も注目していきたいと思います。

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