ブリッジレポート
(7839:東証2部) SHOEI 企業HP
山田 勝 社長
山田 勝 社長

【ブリッジレポート】SHOEI vol.7
(取材概要)2008年2月19日掲載
「第1四半期の進捗率は営業利益ベースで36.0%(前年同期の進捗率27.8%)。為替の先行きに不透明感はあるものの、2008年9月期も出足は好調です。もっとも、・・」続きは本文をご覧ください。
企業基本情報
企業名
株式会社SHOEI
社長
山田 勝
所在地
東京都台東区上野5-8-5
事業内容
高品質ヘルメットを製造・販売。国内市場でシェア5割。米、独、仏など海外販売強い
決算期
9月 末日
業種
その他製品(製造業)
財務情報
項目決算期 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
2007年9月 13,586 2,942 2,751 1,630
2006年9月 11,796 2,310 2,117 1,248
2005年9月 10,661 1,581 1,510 890
2004年9月 9,725 1,364 1,282 732
2003年9月 9,575 757 703 381
2002年9月 8,700 379 190 85
2001年9月 9,088 694 592 359
株式情報(2/12現在データ)
株価 発行済株式数 時価総額 ROE(実) 売買単位
1,715円 14,522,400株 24,906百万円 28.6% 100株
DPS(予) 配当利回り(予) EPS(予) PER(予) BPS(実) PBR(実)
58円 3.4% 116.37円 14.7倍 448.76円 3.8倍
※株価は2/12終値。
 
SHOEIの2008年9月期第1四半期業績について、ブリッジレポートにてご報告致します。
 
会社概要
 
世界ナンバーワンのヘルメットメーカー。オートバイ用を中心にカート用などの4輪車用、航空機用や戦車用等の官需用のヘルメットを製造しています。販売網は日本のみならず、アメリカやヨーロッパをはじめ世界40カ国以上を網羅。「SHOEI」ブランドはその安全性と機能性、そして造形の美しさが世界各国で高い評価を受け、高級ヘルメットの代名詞となっています。

独自の技術とノウハウ、優れたデザイン力により、次の3つの世界一を実現する事を経営方針としています。
 
 
<沿革>
1954年、ポリエステル加工メーカーとして創業。59年3月に昭栄化工(株)として法人化、一般用ヘルメットの生産を開始しました。翌60年1月、二輪乗車用ヘルメットの生産に着手。68年7月、アメリカに子会社を設立し海外展開を開始、87年7月には子会社設立によりフランスへも進出しました。 92年5月、会社更生手続開始を申し立て、同年9月、更生手続きを開始。93年12月、更生計画が認可されました。更生手続き中の94年3月、子会社を設立し、ドイツに進出。98年3月に会社更生手続を終結しました。同年12月には社名を(株)SHOEIに変更。04年7月、JASDAQに株式を上場し、07年9月には、東証第二部に上場(JASDAQは上場廃止)しました。
 
<三位一体の事業展開>
同社は「商品戦略」、「生産戦略」、「市場戦略」を融合させた三位一体の事業戦略の推進により、顧客満足度、株主及び役職員の満足度向上に努めています。
 
 
<事業内容>
オートバイ用のヘルメット(二輪乗車用ヘルメット)の売上高が約90%を占めています。なかでも、高品質で高付加価値の「プレミアムヘルメット」に特化し、茨城工場(茨城県稲敷市)、岩手工場(岩手県東磐井郡)の国内2工場で生産。国内生産により高い品質を維持すると同時に技術の流出防止にも努めています。
また、業界では唯一の「トヨタ生産方式」導入企業として、高い限界利益率と在庫回転率、及び優れた資産効率を誇ります。
 
2008年9月期第1四半期業績
 
<連結>
 
 
欧州での販売好調に加え、国内販売も堅調に推移、売上高は3,595百万円と前年同期比23.3%増加。増収効果などで経常利益は同39.3%増加しました。
 
 
欧州を中心に収益性の高い二輪車用ヘルメットの販売が伸びました。
 
<販売地域別売上高>
 
 
北米での売上高が814百万円と前年同期比10.0%減少したものの、ユーロ高もあり欧州での販売が2,086百万円と同46.4%増加。国内も同6.6%増の532百万円と堅調に推移しました。
尚、期中の平均為替レートはUSドルが1ドル=112.80円と4円70銭の円高。一方、ユーロは1ユーロ=163.87円と11.1円の円安となりました。
 
<経常利益増減要因>
 
 
製品売上の増加及び販売好調による子会社利益の増加等により、コストの増加による利益の減少要因を吸収しました。
 
<資産・負債の状況>
 
 
総資産は9,406百万円と前年同期に比べて2,176百万円増加しました。大幅な増収増益に伴う(長期性定期預金を含む)現預金や売上債権の増加、欧州子会社の在庫増加等が要因です。一方、負債は買入債務等の増加等で2,889百万円と759百万円増加しました。
純資産は6,517百万円と1,416百万円増加。この結果、第1四半期末の自己資本比率は69.3%となりました。
 
2008年9月期業績予想
 
<連結>
 
 
業績予想に変更はありません。
 
トピックス
 
<第35回東京モーターサイクルショーに出展>
 
2008年3月28日(金)より3日間、東京ビッグサイトにて開催する、「第35回東京モーターサイクルショー(http://motorcycleshow.org/)」に出展します。会場では今春発売のプレミアムオープンフェイスヘルメット「J-FORCE III」をはじめ、2008年ニューグラフィックモデル、人気のシステムヘルメット「MULTITEC」、更には好評のSHOEIラインナップ等の展示が予定されています。SHOEIヘルメットを体験する良い機会です。是非、来場して、手にとって被ってみて下さい。

下の写真は、第34回(2007年3月開催)東京モーターサイクルショーにおける同社のブースです。
 
 
取材を終えて
第1四半期の進捗率は営業利益ベースで36.0%(前年同期の進捗率27.8%)。為替の先行きに不透明感はあるものの、2008年9月期も出足は好調です。もっとも、前年同期に比べユーロ安が進んだ第1四半期の増益要因をみると、為替の利益押し上げ効果はわずかで、増益要因の大半は製品売上の増加によるものでした。海外売上高比率が高い企業だけに為替の動向が気になりますが、あまり神経質になる必要はないかもしれません。
 
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資本の効率活用という資本主義成長の大原則を守る経営者に支えられているため、信頼できる投資先である。また、商品についても高級路線を追求しており、世界中でヒトの生活レベルが向上する中、保有して満足感が得られる商品を持つ企業は有望である。市場の広がりに関しても、中長期的な成長市場が前に迫っているが、最大のリスクとしてバイク規制もしくはバイクの代替品が現れた場合を考慮する必要がある。しかしながら、中長期的な株式投資の対象として大変優れていると思料します。

投稿者 M.K : 2008年03月25日 17:44

将来有望と考えオーナーとなりました。

営業利益率の伸び率、EPS成長率、ROE成長率どれもすばらしい数値です。それを支えているのがトヨタ方式ということが下記の数値からわかりました。

売上高原価高率と売上高販売管理費率を2003年9月期から調査したところ、平均が59.9% 24.5%となりました。2007年9月期が55.1% 23.2%なので、平均と比較して-6.9% ?5.0%減っています。他の優良ROEの会社と比較してもこれだけ減ってる会社はないようです。

 社長用車を持たない、本社ビルを持たないといことに方針に感動しました。一生持ち続けて応援したと思いますので、がんばって下さい。

投稿者 Y.S. : 2008年06月05日 17:39

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