ブリッジレポート
(7835:JASDAQ) ウィズ 企業HP
横井 昭裕 社長
横井 昭裕 社長

【ブリッジレポート vol.8】2008年5月期第3四半期業績レポート
取材概要「同社は、1月11日の中間決算発表時に、通期の連結売上高を62億円予想から72億円予・・・」続きは本文をご覧ください。
2008年5月13日掲載
企業基本情報
企業名
株式会社ウィズ
社長
横井 昭裕
所在地
東京都中央区日本橋浜町3-42-3
事業内容
玩具の企画・開発、携帯向けコンテンツ配信の2本柱、アニメ制作など新分野も積極拡大。
決算期
5月 末日
業種
その他製品(製造業)
財務情報
項目決算期 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
2007年5月 4,509 257 290 207
2006年5月 7,693 1,812 1,829 1,017
2005年5月 5,598 722 722 385
2004年5月 3,043 63 57 22
2003年5月 4,019 466 485 280
2002年5月 4,224 541 539 163
2001年5月 3,272 207 217 58
2000年5月 4,025 116 102 -142
株式情報(4/18現在データ)
株価 発行済株式数 時価総額 ROE(実) 売買単位
83,800円 30,816株 2,582百万円 5.0% 1株
DPS(予) 配当利回り(予) EPS(予) PER(予) BPS(実) PBR(実)
3,000円 3.6% 126,911.55円 0.7倍
※株価は4/18終値。
 
ウィズの2008年5月期第3四半期業績について、ブリッジレポートにてご報告致します。
 
会社概要
 
『遊び心』を提案する企画・開発・生産会社です。
 
 
遊び心をモットーに、斬新でユニークな製品・アニメーション・デジタルコンテンツ等、おもちゃを中心としたあらゆる提案を、日本をはじめ世界に提供しています。また、無から有を生み出し、企画のオリジナリティーを追求するため、企画・開発・生産・マーケティングプラン・アニメ制作と、一貫したプロデュース体制を確立しています。
 
 
<売上の獲得構造>
企画・開発段階、生産段階、権利発生段階でそれぞれ売上を獲得する仕組みを持っています。
 
 
2008年5月期第3四半期業績
 
<連結>
 
玩具業界では、一般玩具の分野はクリスマスを含めた年末年始商戦も業界全体を牽引するヒット商品は不在で、依然低調に推移しました。また、好調を維持していた家庭用ゲーム機市場も、売上的にやや落ち着いた状況となってきました。

同社グループは「たまごっち」シリーズ製品及び同シリーズの版権ロイヤリティは、シリーズのブームが一巡し、定番化したことにより需要が大幅に減少しました。
また、今期より投入した各種オリジナル商品の売上が総じて計画を下回ったため、売上高は当第3四半期では、23億51百万円(前年同期は36億53百万円の売上高)となりました。

利益面では前掲の減収を主な要因として、営業損失10億31百万円(前年同期は4億73百万円の利益)、経常損失は9億95百万円(前年同期は4億96百万円の利益)及び第3四半期純損失は6億6百万円(前年同期は2億57百万円の利益)となりました。

なお、連結子会社である株式会社ウィズランドは当事業年度より決算期を3月末から5月末に変更したことにより、当事業年度は14ヶ月の変則決算となります。その結果、当第3四半期では、2007年4月1日から2008年2月29日までの11ヶ月の経営成績を連結決算に反映しています。
 
<財政状態>
 
当第3四半期における総資産は44億29百万円(前期末比8億85百万円減)となりました。主な内訳は、出資金が3億7百万円、たな卸資産が1億36百万円増加し、現金及び預金が12億57百万円減少しました。

負債は8億51百万円(前期末比1億53百万円減)となりました。主な内訳は、支払手形及び買掛金が49百万円減少しました。

純資産は35億77百万円(前期末比7億32百万円減)となりました。主な内訳は、利益剰余金が6億99百万円減少しました。
 
<キャッシュ・フロー>
 
当第3四半期末における現金及び現金同等物は、営業活動により11億5百万円の支出、投資活動により49百万円の支出、財務活動により1億2百万円の支出があった結果、期末残高は22億18百万円となりました。
当第3四半期末における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、以下のとおりです。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)
税金等調整前四半期純損失6億61百万円、棚卸資産の増加1億36百万円、前受金の減少95百万円があったこと等により、営業活動によるキャッシュ・フローは11億5百万円の支出となりました。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)
収入の主な内訳として、出資金の分配による収入3億円、連結子会社株式の売却による収入70百万円があり、支出の主な内訳として、出資金の払込による支出3億12百万円、有形固定資産の取得による支出1億1百万円があったこと等により、投資活動によるキャッシュ・フローは49百万円の支出となりました。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)
配当金の支払が92百万円、連結子会社による自己株式の取得による支出15百万円があったこと等により、財務活動によるキャッシュ・フローは1億2百万円の支出となりました。
 
2008年5月期業績予想
 
<連結>
2月25日に、通期の業績予想(連結・個別)を修正しました。
 
 
(参考)個別業績予想
 
個別売上高は、当下半期中に約43億円を予想していましたが、約13億円となる見込みです。
個別売上予想の主な修正要因は、下半期の主力商品として見込んでいた「空中戦機AIRBOTS(エアボッツ)」シリーズの国内販売が前回予想時に比較し、厳しい業界環境等により大幅に減少し、また、同商品で下半期中に予定していた海外向け販売も、流通経路の選定等の遅延により減少しました。
結果として「空中戦機AIRBOTS(エアボッツ)」の売上総利益は国内外あわせて計画比約10億円減の見込みです。
これに加えて、2007年11月23日に発売を開始した「たまごっち」シリーズ等の新製品売上及び「たまごっち」の版権ロイヤリティ売上も、シリーズブームの一巡及び定番化により前回予想時に比較して減少の見込みです。
結果として「たまごっち」の製品及び版権ロイヤリティの売上総利益は計画比約3億円減の見込みです。
その他のウィズオリジナル商品及び新規事業展開も、前記同様、厳しい業界環境及び商品仕様の変更等により、総じて売上高及び売上総利益ともに計画に対して下回る見込みです。
以上の理由により予想を見直しました。
また、営業損益、経常損益及び当期純損益についても、主に前掲の商品売上及び売上総利益の減少により、前回発表予想を大幅に下回る見通しです。

連結売上高は、当下半期中に約53億円を予想していましたが、約16億円となる見込みです。
連結売上及び利益予想の主な修正要因は、個別業績の売上高及び利益の減少に加え、「空中戦機AIRBOTS(エアボッツ)」シリーズ等のウィズオリジナル商品を販売する株式会社ウィズランドの売上高及び利益の減少により、前回発表予想を下回る見通しです。

以上により、2008年5月期の業績予想(連結・個別)を、前掲のとおり修正しました。
今後は、不採算事業の撤退、経費抑制等、財務体質の健全化を図り、採算性の高いコンテンツへのドメイン集中とシナジー発揮により、収益構造の改善に努めていく予定です。
 
トピックス
 
<「∞(むげん)エダマメ」 4月26日発売>
同社が、株式会社バンダイと共同企画・開発した「∞(むげん)エダマメ」(630円・税込)が2008年4月26日に発売されます。本製品は同社が生産をし、株式会社バンダイが販売します。

「∞(むげん)エダマメ」は、エダマメの皮の上から3ヶ所の豆を押すと豆がつまみ出され、手を離すと引っ込む仕様になっており、枝豆をつまみ出す感触をいつでもどこでも何度でも楽しめる、キーチェーン型玩具です。

プニッとした感触が、思わずやみつきになり、何度もつまみたくなる商品です。3粒の豆のうち、真ん中の豆には顔が描いてあり、飛び出してくる表情も楽しめます。顔の種類は全12種類で、どんな顔が描かれているかは、豆をつまみ出してからのお楽しみです。その他、顔ではないデザインが描かれているシークレットも1種あります。

発売前からマスコミ等で取り上げられており、話題となっている商品です。
 
 
 
取材を終えて
同社は、1月11日の中間決算発表時に、通期の連結売上高を62億円予想から72億円予想に上方修正しました。それからわずか1カ月半後の2月25日に、前述のように35億円予想に一転下方修正となりました。業界の動向が見通しにくいことや、ヒット商品の有無で売上げが大きく左右されることなど、予想が難しい要因が多々あると思いますが、可能な限り正確な予想を公表して欲しいと思います。
4月26日に発売される「∞(むげん)エダマメ」は、発売前からマスコミ等で取り上げられ、ヒット商品の予感があります。来期以降の業績によっては、株価も安値圏離脱の可能性が出てくる可能性が高まっているのではないでしょうか。
 
本資料は、情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を意図するものではありません。
このレポートは当社が信頼できると判断した情報源(当該発行会社が作成した会社説明資料等)の情報に基づき作成したものですが、その正確性について当社が保証するものではなく、また当資料の一部また全部を利用することにより生じたいかなる損失・損害についても当社は責任を負いません。
本レポートに関する一切の権利は(株)インベストメントブリッジにあります。また本資料の内容等につきましては今後予告無く変更される場合があります。
投資にあたっての決定は、ご自身の判断でなされますようお願い申しあげます。
Copyright(C) 2009 Investment Bridge Co.,Ltd. All Rights Reserved.

« ブリッジレポート:(8911)創建ホームズ vol.12 | ブリッジレポート:(6914)オプテックス vol.24»

コメント

下記規定に同意の上、コメントしてください



※ 公開されません


保存しますか?


ブリッジレポート(バックナンバー)
アンケート
アラートメール登録
メールアドレス
パスワード
CLOSE