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(4816:JASDAQ) 東映アニメーション 企業HP
高橋 浩 社長
高橋 浩 社長

【ブリッジレポート vol.2】2009年3月期第1四半期業績レポート
取材概要「09年3月期はアニメ業界を取り巻く環境は厳しい状況が続く一方、次のステージのためのコストがかかることから減収減益を予想している。しかし・・・」続きは本文をご覧ください。
2008年8月5日掲載
企業基本情報
企業名
東映アニメーション株式会社
社長
高橋 浩
所在地
東京都練馬区東大泉2-10-5
事業内容
東映系のアニメ制作老舗。テレビ向けに強み。キャラクターの商品化権等の版権収入も大きい                             
決算期
3月末日
業種
情報・通信
財務情報
項目決算期 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
2008年3月 21,148 2,726 2,938 1,685
2007年3月 20,153 3,307 3,773 3,672
2006年3月 21,561 3,858 4,157 2,428
2005年3月 16,646 2,242 2,601 1,553
2004年3月 17,120 3,455 3,588 2,336
2003年3月 18,429 4,524 4,634 2,303
2002年3月 16,897 3,940 4,164 2,026
株式情報(7/29現在データ)
株価 発行済株式数 時価総額 ROE(実) 売買単位
2,090円 13,912,356株 29,077百万円 6.2% 100株
DPS(予) 配当利回り(予) EPS(予) PER(予) BPS(実) PBR(実)
20円 1.0% 107.81円 19.4倍 1,927.37円 1.1倍
※株価は7/29終値。発行済株式数は直近第1四半期末の発行済株式数から自己株式を控除。
 
東映アニメーションの2009年3月期第1四半期業績について、ブリッジレポートにてご報告致します。
 
今回のポイント
 
 
会社概要
 
アニメーションを製作し、その映像を各種メディアに販売。また同時にその著作権をもとに、版権事業、関連事業を営んでいる。海外でも同様のビジネスを展開している。
 
<沿革>
1948年1月、日本動画株式会社としてアニメ製作を開始。
1956年、 東映株式会社が買収し、東映動画株式会社へ商号変更。
1957年、 初の短編アニメ映画「こねこのらくがき」、1958年に初の劇場長編アニメ映画「白蛇伝」完成。
1963年、 テレビシリーズアニメ映画「狼少年ケン」放映開始。
1967年、 「魔法使いサリー」第18話より、テレビシリーズアニメ映画のカラー放映開始。
1975年、 「魔法使いサリー」「マジンガーZ」等のテレビシリーズアニメ映画の海外販売を開始。
1979年、 同社初の自主製作劇場映画長編アニメ「銀河鉄道999」がヒット。
1986年、 自主制作ゲームソフトの販売開始、8月販売の「北斗の拳」は45万本売上のヒット。
1992年、 テレビシリーズアニメ映画「セーラームーン」放映開始、以後5年の長寿番組になるとともに、キャラクター商品もヒット。
1998年、 東映アニメーション株式会社へ商号変更。
2000年12月、店頭市場(現JASDAQ市場)に上場。
 
<事業内容>
事業は、映像製作・販売事業、版権事業、関連事業に分かれる。08年3月期の売上高比率は、映像製作・販売事業が63.3%、版権事業が25.4%、関連事業が11.3%。
 
 
(映像製作・販売事業)
1958年に公開された日本初の劇場用フルカラー長編アニメーション「白蛇伝」から歴史を刻んできた同社の作品群は、TVシリーズを中心に劇場作品、OVA等、今日に至るまで約 9800 本を数え、世代や国を越え、多くの人々に愛され続けている。映像供給メディアが急速に多様化し続ける現在、アニメーションという映像エンターテインメントが持つ面白さや素晴らしさを、より多くの人々に届けるため、同社は各事業部が密接に協力・連動して、展開している。
また、膨大なフィルム原版をデジタル化(デジタルβカム)し、DVDソフト等のパッケージ、BS、CS等の放送メディア、携帯電話やブロードバンドでの映像コンテンツ配信等に活用するなど広がり続けるあらゆるニーズに、フレキシブルに対応している。

(版権事業)
同社は日本におけるライセンスビジネスの草分け的存在。 数多くの人気キャラクターを玩具、ゲーム、文具、食品、衣料等あるゆる分野で商品化し、大好きなキャラクターと一緒にいたいという消費者のニーズに対応している。時代に即した作品のキャラクター達は、テレビ放送中はもちろん放送終了後も根強い人気を獲得し、世代をこえて一大ブームを巻き起こしている。

(関連事業)
キャラクター商品の販売や、人気作品の商品をファンに提供する場として、キャラクターショップや、オンラインショップ展開、各種イベントを行っている。
 
2009年3月期第1四半期業績
 
<連結業績>
 
当第1四半期の売上高は53億97百万円(前年同期比12.3%増)、営業利益は9億31百万円(同125.8%増)、経常利益は11億28百万円(同106.3%増)、四半期純利益は5億64百万円(同92.3%増)となった。

同社グループを取り巻く事業環境は、依然として少子化やテレビ視聴率の低下、娯楽の多様化などにより厳しい状況が続いているものの、VOD(ビデオ・オン・デマンド)サービスや携帯電話向け映像配信サービスの急伸に加え、次世代DVDの規格の統一や、「JAPAN国際コンテンツフェスティバル」、「東京国際アニメフェア」といった国際的な見本市の開催が昨年に引き続き決定するなど、アニメーションビジネスの拡大が期待される。

こうしたなか、同社グループは、国内で「ワンピース」、「Yes!プリキュア5GoGo!」、「ゲゲゲの鬼太郎」、「ドラゴンボールシリーズ」、海外で「ドラゴンボールシリーズ」、「ワンピース」、「デジモンセイバーズ」を主とした、テレビ・映画・DVD・インターネット・携帯電話等への映像製作・販売事業や、キャラクターライセンス等の版権事業、商品販売・キャラクターショー等の関連事業を展開した。

(第1四半期業績の推移)
 
 
<セグメント別売上高>
 
 
 
(映像製作・販売事業)
劇場アニメ部門では、3月に劇場公開した「ワンピースエピソードオブチョッパー+冬に咲く、奇跡の桜」が、前年3月に公開した作品の興行成績と同水準だったものの、部門全体としては若干の減収となった。
テレビアニメ部門では、「ワンピース」、「Yes!プリキュア5GoGo!」、「ゲゲゲの鬼太郎」、「はたらキッズマイハム組」に加え、4月から「うちの3姉妹」、6月から「ロボディーズ風雲篇」の放映を開始したが、前年同期に比べ放映本数が減少したため、減収となった。
パッケージソフト部門では、新作で「プリキュアシリーズ」や「聖闘士星矢冥王 ハーデス エリシオン編」、ライブラリー作品では「ドラゴンボールGT」の単巻DVD等を展開したが、前年同期に比べ発売ラインナップが少ないことから、大幅な減収となった。
海外部門では、「ドラゴンボールシリーズ」が欧州・北米・アジア地域で、また「ワンピース」が欧州・アジア・中南米地域で、「デジモンセイバーズ」が北米・欧州地域で好調に稼動したが、全体としては減収となった。
以上により、当事業の売上高は22億35百万円(前年同期比16.1%減)、営業利益は2億68百万円(同525.8%増)となった。

(版権事業)
国内部門では、「Yes!プリキュア5GoGo!」や「ワンピース」、「ドラゴンボールシリーズ」が好調に推移したことに加え、遊技機に関する売上が前年同期よりも大きかったこと等により、大幅な増収となった。
海外部門では、「ドラゴンボールシリーズ」が欧州地域でゲームと関連商品、北米地域でゲームが好調に推移したことから、大幅な増収となった。
以上により、当事業の売上高は23億60百万円(前年同期比53.8%増)、営業利益は8億95百万円(同34.2%増)となった。

(関連事業)
商品販売部門では、「Yes!プリキュア5GoGo!」、「ドラゴンボールシリーズ」、「ワンピース」に関連したキャンペーンなどが好調に稼動したため、大幅な増収となった。
イベント部門では、「Yes!プリキュア5GoGo!」の催事やショーは好調に稼動したものの、全体としては減収となった。
以上により、当事業の売上高は8億7百万円(前年同期比31.8%増)、営業利益は63百万円(前年同期は24百万円の営業損失)となった。
 
<財政状態>
 
(資産)
流動資産は、前年度末に比べて2.0%増加し、149億68百万円となった。これは、現金及び預金が10億34百万円、仕掛品が1億54百万円それぞれ増加し、受取手形及び売掛金が8億55百万円、流動資産のその他が76百万円それぞれ減少したことなどによる。
固定資産は、前年度末に比べて0.6%減少し、179億73百万円となった。これは、主として投資有価証券が1億7百万円減少したことなどによる。投資有価証券は、持分法適用により59百万円増加したが、民法上の組合に対する出資を原価に振替えたことにより85百万円、時価評価により80百万円それぞれ減少した。
この結果、総資産は、前年度末に比べて0.6%増加し、329億41百万円となった。

(負債)
流動負債は、前年度末に比べて3.6%増加し、49億30百万円となった。これは、支払手形及び買掛金が2億18百万円、未払法人税等が65百万円それぞれ増加し、賞与引当金が1億22百万円減少したことなどによる。
固定負債は、前年度末に比べて7.7%減少し、7億5百万円となった。これは、退職給付引当金が26百万円、固定負債のその他が38百万円それぞれ減少したことなどによる。
この結果、負債合計は、前連結会計年度末に比べて2.0%増加し、56億36百万円となった。

(純資産)
純資産合計は、前年度末に比べて0.3%増加し、273億4百万円となった。これは、利益剰余金が2億16百万円増加し、為替換算調整勘定が1億31百万円減少したことなどによる。
 
2009年3月期業績予想
 
<連結業績>
第2四半期連結累計期間、通期の業績予想は前回予想(08年5月13日発表)から修正はない。
 
 
(通期連結業績の推移)
 
 
取材を終えて
09年3月期はアニメ業界を取り巻く環境は厳しい状況が続く一方、次のステージのためのコストがかかることから減収減益を予想している。しかし、第1四半期の連結業績は前年同期比12%増収で、営業利益、経常利益は同2倍以上に拡大。好スタートとなった。通期の業績予想に対する進捗率は営業利益が40%、経常利益が43%と高く、早くも収益上振れの可能性が出てきたと言える。
*画像・グラフ等のデータは会社作成によるものを使用しております。
 
本資料は、情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を意図するものではありません。
このレポートは当社が信頼できると判断した情報源(当該発行会社が作成した会社説明資料等)の情報に基づき作成したものですが、その正確性について当社が保証するものではなく、また当資料の一部また全部を利用することにより生じたいかなる損失・損害についても当社は責任を負いません。
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コメント

アニメの分野では有名だしキャラクター商品の販売やイベントなど人気のあるものが多いのでいいと思う。
ただ不動の人気を持つものもある一方ですぐに飽きられたりはずれのアニメも多いので
市場調査などをすることなどで世の中の傾向を見ていく必要はあると思います。
日本より海外でのアニメブームが起こっているようなので海外に向けよりいっそうの事業展開をしていって欲しいです

投稿者 S.K. : 2008年08月12日 15:26

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