ブリッジレポート
(2435:JASDAQ) シダー 企業HP
山崎 嘉忠 社長
山崎 嘉忠 社長

【ブリッジレポート vol.8】2009年3月期第1四半期業績レポート
取材概要「第1四半期の業績(非連結)は、売上高が前年同期比23.7%増。営業利益は前年同期の赤字から黒字転換した。今期は4施設をオープンする予定だ・・・」続きは本文をご覧ください。
2008年8月19日掲載
企業基本情報
企業名
株式会社シダー
社長
山崎 嘉忠
所在地
北九州市小倉北区大畠 1-7-19
事業内容
介護サービス展開。デイサービス中心に訪問看護、施設介護も。九州・山口地盤だが関東にも進出。
決算期
3月 末日
業種
サービス業
財務情報
項目決算期 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
2008年3月 5,921 56 42 16
2007年3月 4,519 -403 -406 -247
2006年3月 4,251 309 297 166
2005年3月 3,649 352 288 164
2004年3月 3,125 122 97 41
2003年3月 2,352 111 104 30
2002年3月 1,594 17 21 11
2001年3月 281 -20 -21 -14
株式情報(8/5現在データ)
株価 時価総額 発行済株式数 単元株数 決算データ年月 1株配当
227円 5,738,000株 1,303百万円 1.9% 100株
配当利回り PER 1株利益 PBR 1株株主資本 ROE
0円 0.0% 7.98円 28.4倍 150.90円 1.5倍
※株価は8/5終値。
 
シダーの2009年3月期第1四半期業績について、ブリッジレポートにてご報告致します。
 
今回のポイント
 
 
会社概要
 
デイサービス及び有料老人ホームを中心とした介護サービス事業を北海道地区、千葉地区、大阪地区、中国地区、四国地区、福岡地区等で展開している。
 
 
<沿革>
2000年10月、デイサービス事業参入に向けて、株式会社福岡メディカル販売から株式会社シダーに商号を変更。01年1月に、下関デイサービスセンターを開設した。05年3月には、ジャスダック証券取引所に株式を上場、同年9月に有料老人ホーム事業に参入した。
 
<事業内容>
事業は、同社の施設の来場者にサービスを提供するデイサービス事業、施設の入居者を対象にサービスを提供する施設サービス事業、及び利用者の自宅を訪問して介護サービスを提供する在宅サービス事業に分かれる。08/3期の売上構成比は、それぞれ46.6%、41.4%、12.0%。
 
デイサービス事業
介護保険法に基づく要介護・要支援認定者に対し、同社が運営するデイサービスセンター「あおぞらの里」において食事、入浴、その他日常生活の支援、機能訓練等のサービスを提供する。「あおぞらの里」は、60〜80人が利用できる大規模施設を基本としており、リハビリのための十分なスペースと充実した設備が特徴。また、余生を静かに過ごす場所ではなく人生を楽しむためのステージであるとの考えから、障害者・高齢者向けの施設のイメージを一掃し、明るいデザインやインテリアを配置し、他社施設との差別化を図っている。
 
施設サービス事業
一般的な有料老人ホームは入居一時金が高額なため入居者の負担が大きいが、同社が運営する24時間体制の介護付き有料老人ホーム「ラ・ナシカ」は、敷金・入居申込金(10〜50万円)で気軽に入居でき、月額利用料も13万円台〜17万円台に設定されており負担が軽い。デイサービスセンター同様に、リハビリテーションや体力づくりに役立つトレーニングルーム、大画面で映画を鑑賞できるシアタールームなど、一人ひとりの趣味・嗜好に合わせて楽しめる設備が整備されている。08年3月現在、17施設(グループホーム等2施設を含む)・923室を展開している。
 
在宅サービス事業
看護士が利用者の自宅を訪問し、医師の指示のもと診療補助等のケアサービス等を行う訪問看護サービス、理学療法士及び作業療法士等のリハビリ専門スタッフが日常生活訓練や機能訓練等を行う訪問リハビリサービス、介護福祉士やヘルパー資格保持者が日常生活の支援を行なうホームヘルパーサービス、及び介護保険法に基づき、ケアマネージャーが利用者個々の要望と必要に応じたサービス計画を立て、介護サービスの選択、マネジメントを行うケアプランサービスを提供している。
 
2009年3月期第1四半期業績
 
<非連結業績>
 
 
当第1四半期の売上高は1,666,108千円となり、営業利益は7,261千円、経常損失は456千円、四半期純損失は1,602千円となった。

介護サービス業界では、介護報酬の不正請求事件や介護事業者の不適切な運営等を防止する観点から、介護サービスの質の向上やコンプライアンスに対する管理体制の強化が求められた。また、都市部において介護職員の人材不足も問題化しており、業界を取り巻く環境は厳しい状況の中、推移した。

このような状況のもと同社では、人員配置や業務手順の見直し等、効率的な運営に取り組むことで利益率の改善を図る一方、社員の定着率を向上させるための施策を実施した。また、当第1四半期では、新規に有料老人ホームを2施設開設しており、積極的な施設展開を図った。
 
<財政状態>
 
 
<キャッシュ・フロー>
 
 
当第1四半期末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ72,278千円増加し401,229千円となった。当第1四半期における各キャッシュ・フローは次のとおり。
 
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第1四半期における営業活動の結果、獲得した資金は、57,210千円となった。その主な内訳は、収入要因として、未払賞与の増加169,439千円、仕入債務の増加15,546千円、減価償却費50,149千円、支出要因として、売上債権の増加額69,193千円、賞与引当金の減少74,177千円。
 
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第1四半期における投資活動の結果、使用した資金は、976,151千円となった。その主な内訳は、支出要因として、有形固定資産の取得による支出1,070,097千円と敷金及び保証金の差入による支出65,368千円、預り保証金の返還による支出13,811千円、収入要因として、敷金及び保証金の回収による収入155,868千円、預り保証金の受入による収入22,118千円。
 
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第1四半期における財務活動の結果、獲得した資金は、991,219千円となった。その主な増加要因は、長期借入金の増加1,100,000千円。
 
2009年3月期業績予想
 
<非連結業績>
 
前回(08年5月15日)発表の業績予想から修正はない。
 
 
トピックス
 
<介護付き有料老人ホーム2施設開設>
6月1日より、名古屋市に「介護付有料老人ホーム ラ・ナシカ あらこがわ」、福岡県大野城市に「介護付有料老人ホーム ラ・ナシカ おとがな」を相次いで開設した。
 
 
取材を終えて
第1四半期の業績(非連結)は、売上高が前年同期比23.7%増。営業利益は前年同期の赤字から黒字転換した。今期は4施設をオープンする予定だが、立上げ費用を吸収して営業利益が倍増する計画。第1四半期は通期の計画に対し、好スタートを切ったようだ。07年3月期を底に収益の回復が鮮明になってきた。
同社に限らず、介護事業全般に言えることだが、今後の課題は職員の確保と定着率の向上だろう。社会的に今後ますます重要になる事業であり、業績の拡大とともに今後の発展を期待したい。
 
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