ブリッジレポート
(4282:東証1部) イーピーエス 企業HP
厳 浩 社長
厳 浩 社長

【ブリッジレポート vol.18】2008年9月期第3四半期業績レポート
取材概要「中間決算説明会では、「4月に60名の新卒社員が入社したため、人件費及び教育費負担が増加し、下期の営業利益率が上期比で0.4ポイント程度低下す・・・」続きは本文をご覧ください。
2008年9月2日掲載
企業基本情報
企業名
イーピーエス株式会社
社長
厳 浩
所在地
東京都文京区後楽 2-3-19
事業内容
CRO事業を中心に、SMO事業、非臨床試験事業、ソフトウェア開発事業を展開
決算期
9月
業種
サービス業
財務情報
項目決算期 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
2007年9月 17,980 2,980 3,042 1,384
2006年9月 15,257 1,958 1,979 1,079
2005年9月 13,004 1,793 1,811 1,126
2004年9月 10,926 1,411 1,465 766
2003年9月 8,935 1,178 1,153 571
2002年9月 5,971 732 788 444
2001年9月 4,321 532 551 233
2000年9月 3,039 493 514 261
1999年9月 1,908 246 295 127
株式情報(8/1現在データ)
株価 発行済株式数 時価総額 ROE(実) 売買単位
453,000円 89,398株 40,497百万円 16.9% 1株
DPS(予) 配当利回り(予) EPS(予) PER(予) BPS(実) PBR(実)
5,000円 1.1% 19,079.46円 23.7倍 105,798.39円 4.3倍
※株価は8/1終値。発行済株式数は直近中間期末の発行済株式数から自己株式を控除。
 
イーピーエスの2008年9月期第3四半期業績について、ブリッジレポートにてご報告致します。
 
今回のポイント
 
 
会社概要
 
臨床試験(注.1)に関連して製薬会社を支援するCRO(Contract Research Organization:医薬品開発業務受託機関)事業、臨床試験を実施する医療機関を支援するSMO(Site Management Organization:治験施設支援機関)事業、非臨床事業、及びソフトウェア開発事業をグループで手掛けている。

(注.1)人に対する薬の安全性や効果を調べるために行われる試験を一般に「臨床試験」と呼ぶが、このうち、新しい薬を発売するため厚生労働省から承認を得るために行う試験を「治験」と呼び他の臨床試験と区別している。
 
<事業内容>
事業は、CRO事業(売上構成比69.4%)、SMO事業(同17.1%)、非臨床事業(同5.9%)、ソフトウェア開発事業(同7.6%)に分かれる(構成比は2008年9月期中間決算)。
 
EPSグループとグループ各社の事業内容
 
2008年9月期第3四半期業績
 
 
前年同期比21.3%の増収、同26.2%の営業増益。
モニタリング業務を中心に主力のCRO事業の売上が伸長、受託SEサービスの伸びでソフトウェア開発事業の売上も増加した。利益面では、増収効果とCRO業務での業務効率改善等で、海外での受注体制の整備や人材確保に伴う先行投資負担を吸収。持分法投資損益の改善等もあり、経常利益は同27.1%増加、特別損益も改善し四半期純利益は同39.0%増加した。
 
セグメント別動向(売上高は内部取引消去前)
CRO事業は、売上高が前年同期比28.0%増の10,851百万円、営業利益は同40.0%増の1,821百万円。モニタリング業務の売上が、抗がん剤、糖尿病、中枢神経治療薬試験を中心に大幅に増加。データマネジメント業務も順調に推移した。

イーピーエスの個別業績は、前年同期比23.1%の増収、同42.4%の営業増益。受託プロジェクトが進捗、経費の節減効果も現れた。連結子会社は、EDCを活用した臨床試験受託のイートライアルの業績が順調に拡大、MR派遣等サービスを手掛けるイーピーメディカルも受注残の消化等で大幅な増収となった。ただ、派遣型CRO業務を手掛ける(株)イーピーメイトは、売上が増加したものの、人材確保及びその附帯費用の発生により利益が減少。EPSインターナショナル(株)も、受託案件の業務開始が遅れ苦戦を余儀なくされた。

SMO事業は、売上高が同4.6%増の2,641百万円、営業利益は同4.1%減の523百万円。受注・売上は堅調に推移したものの、積極的な人材確保など先行投資が負担となった。

非臨床事業は、売上高が同4.4%減の884百万円、営業利益は同80.1%減の8百万円。上期の研究用動物の売上の落ち込みが響き、苦戦が続いている。

ソフトウェア開発事業は、売上高が同26.1%増の1,126百万円、営業利益は同82.1%増の118百万円。金融機関、大手企業向け基幹システムの受託SEサービスの伸びが続いている。また、オーライソフトウェア(株)が、08年4月に所有権譲受により青島恒遠天地軟件技術有限公司(中国、青島市)をグループ会社化した(所有権33.4%)。
 
キャッシュ・フロー
営業活動によるCFは、977百万円(前年同期は1,711百万円)。法人税等の支払額が前年同期の726百万円から1,730百万円に増加した事が減少要因。投資活動によるCFは、-1,038百万円(同 -271百万円)。金銭信託の取得(-530百万円、前年同期はゼロ)等がマイナス幅拡大の要因。財務活動によるCFは-562百万円(同 -523百万円)。この結果、当四半期末における現金及び現金同等物は4,630百万円となった(前年同期4,742百万円、前期末5,260百万円)。

尚、貸借対照表に大きな変化はない。前期末に比べ、有利子負債が減少する一方、株主資本が増加した。
 
 
2008年9月期業績予想
 
 
業績予想に修正は無く、前期比20.1%の増収、同17.0%の営業増益予想。
期末配当は1株当たり2,600円を予定しており、年間では700円増配の5,000円。
 
 
取材を終えて
中間決算説明会では、「4月に60名の新卒社員が入社したため、人件費及び教育費負担が増加し、下期の営業利益率が上期比で0.4ポイント程度低下する」との事であった。このため、第4四半期(7-9月)の売上高が会社の想定通り6,178百万円であったとすると、通期の営業利益は60百万円程度上振れする。ただ、第3四半期の実績を踏まえると、下期の営業利益率は会社予想程には低下しないものと思われる。このため、通期の営業利益は、1.5〜2億円程度上振れするのではないだろうか。
 
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コメント

個人的にはまたバイオが注目されると思うので、投資を検討中です。今後の業績の伸長に。期待してます

投稿者 塚本 剛 : 2008年09月07日 09:36

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