ブリッジレポート
(4849:大証ヘラクレス) エン・ジャパン 企業HP
越智 通勝 会長
越智 通勝 会長
鈴木 孝二 社長
鈴木 孝二 社長
【ブリッジレポート vol.18】2008年12月期第3四半期業績レポート
取材概要「修正された08/12期の通期業績予想は、慎重な予想ではあるものの、世界的な金融不安が企業の採用活動に影を投げかけており、事業環境は急速に・・・」続きは本文をご覧ください。
2008年12月9日掲載
企業基本情報
企業名
エン・ジャパン株式会社
会長
越智 通勝
社長
鈴木 孝二
所在地
東京都新宿区西新宿 6-5-1
事業内容
ネット利用の求人転職情報サービス。求人企業からの広告掲載料が収益源。
決算期
12月
業種
サービス業
財務情報
項目決算期 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
2007年12月 22,686 7,564 7,573 4,168
2006年12月 16,919 5,605 5,607 3,105
2005年12月 11,491 3,791 3,826 2,203
2004年12月 6,980 2,245 2,254 1,253
2003年12月 4,372 1,749 1,754 1,038
2002年12月 3,107 1,305 1,283 663
2001年12月 1,876 933 898 464
2000年12月 620 254 249 132
株式情報(11/26現在データ)
株価 発行済株式数 時価総額 ROE(実) 売買単位
66,200円 238,338株 15,777百万円 36.5% 1株
DPS(予) 配当利回り(予) EPS(予) PER(予) BPS(実) PBR(実)
4,100.0円 6.2% 13,006.73円 5.1倍 53,630.65円 1.2倍
※株価は11/26終値。発行済株式数は直近第3四半期末の発行済株式数から自己株式を控除。
 
エン・ジャパンの2008年12月期第3四半期業績について、ブリッジレポートにてご報告致します。
 
今回のポイント
 
 
会社概要
 
インターネット上で、[en]ブランドの5つの転職・就職情報サイトを運営している。求人・求職をめぐっては、「実際の業務に就いてみたら、業務内容が事前の説明と違った」と言うトラブルが多いが、同社では、営業担当者が求人企業を取材し、求人企業やその業務内容について、客観的で公正かつ詳細な情報提供を念頭に原稿作成が行われている。こうした取材に基づく公正で詳細な企業情報が求職者から高い評価を受けている事はもちろんだが、求職者は企業や業務内容を十分理解して入社するため、「戦力化が早い一方、離職者が少ない」と求人企業からも高い評価を受けている。
尚、売上高の大半を求人企業からの求人広告掲載料収入が占め、求職者から登録料等は徴収しない。
 
運営サイト
 
 
2008年12月期第3四半期業績
 
 
前年同期比1.8%の増収、同17.0%の経常減益となった。

[en]転職コンサルタント及び[en]派遣のお仕事情報が堅調に推移したものの、採用活動の抑制や価格競争の激化により主力の[en]社会人の転職情報が苦戦、連結売上高は同1.8%の微増にとどまった。売上高が伸び悩む中、人員増と昇給による原価人件費及び人件費(販管費に含まれる)が負担となり、営業利益は同16.7%減少。関係会社(英才網聯)株式評価損等を特別損失に計上したため、四半期純利益は同25.8%減少した。
 
 
財政状態及びキャッシュ・フロー(CF)
 
第3四半期末の資産合計は、前期末に比べて2,600百万円減の15,781百万円。未払法人税等の納税、配当金の支払い、及び自社株買い等による現預金の減少(1,975百万円)が主な要因。

営業CFは950百万円の黒字。第3四半期の利益の減少と税負担の増加等で前年同期の2,548百万円を大きく下回った。投資CFは432百万円のマイナス。投資有価証券や有形固定資産の取得の減少でマイナス幅が大きく減少した(前年同期は1,277百万円のマイナス)。財務CFは自社株買いや配当金の支払いにより、2,482百万円のマイナス。この結果、第3四半期末の現金及び現金同等物は6,028百万円となり、前期末に比べ1,975百万円減少した。
 
 
前年同期比5.7%の減収、同41.7%の経常減益となった。

事業環境が厳しさを増す中、主力の[en]社会人の転職情報において、シェア確保を最優先に受注活動を進めた。この結果、受注単価は、中間期より5.1%低下した。また、新サイト分の広宣・販促費及び人件費を中心に販管費が増加したため営業利益は同42.9%減少した。
 
 
単価の下落や件数の減少により[en]社会人の転職情報の売上が大きく落ち込んだ。前年同期比増収となった[en]転職コンサルタント、[en]派遣のお仕事情報、及び[en]本気のアルバイトについても今後減速する可能性がある。
一方、[en]学生の就職情報は順調に推移。通期計画に対する進捗状況は、受注残を含めると84%に達していると言う。景気の悪化で採用を絞り込む動きが強まり第4四半期に苦戦する可能性は否定できないが、計画はほぼ達成できる見込み。
 
2008年12月期業績予想
 
 
9月26日に通期の業績予想を下方修正。前期比2.6%の減収、同23.4%の経常減益を見込んでいる。
第4四半期の3ヶ月間では、前年同期比12.0%の減収、同35.6%の経常減益見込み。更なる事業環境の悪化が予想されるが、広告宣伝費の抑制等で営業利益の前年同期比減少幅は第3四半期を下回る見込み。
尚、配当は前期と同額の1株当たり4,100円を予定している。
 
 
取材を終えて
修正された08/12期の通期業績予想は、慎重な予想ではあるものの、世界的な金融不安が企業の採用活動に影を投げかけており、事業環境は急速に悪化している。このため、通期業績については楽観を許さない。
 
本資料は、情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を意図するものではありません。
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