ブリッジレポート
(9616:東証1部) 共立メンテナンス 企業HP
石塚 晴久 会長
石塚 晴久 会長
佐藤 充孝 社長
佐藤 充孝 社長
【ブリッジレポート vol.19】2009年3月期第3四半期業績レポート
取材概要「売上高の進捗が若干遅れ気味だが、利益面では順調。国内経済は厳しさを増しているものの、販管費に余裕を持たせている事もあり、通期業績が下振れ・・・」続きは本文をご覧ください。
2009年3月3日掲載
企業基本情報
企業名
株式会社共立メンテナンス
会長
石塚 晴久
社長
佐藤 充孝
所在地
東京都千代田区外神田 2-18-8
事業内容
学生寮、社員寮の運営・受託管理大手。 ビジネスホテル、リゾートホテル、外食事業も展開。
決算期
3月
業種
サービス業
財務情報
項目決算期 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
2008年3月 75,606 4,492 4,167 2,740
2007年3月 66,287 3,745 3,787 2,413
2006年3月 63,084 4,611 4,823 2,010
2005年3月 58,014 4,407 4,411 2,343
2004年3月 54,080 4,004 4,059 2,137
2003年3月 50,108 4,148 3,884 2,039
2002年3月 50,064 3,908 3,580 1,821
2001年3月 37,884 2,827 2,643 1,146
2000年3月 36,787 2,368 2,281 906
株式情報(2/9現在データ)
株価 発行済株式数 時価総額 ROE(実) 売買単位
1,279円 14,366,804株 18,375百万円 10.1% 100株
DPS(予) 配当利回り(予) EPS(予) PER(予) BPS(実) PBR(実)
38.0円 3.0% 194.19円 6.6倍 1,958.63円 0.7倍
※株価は2/9終値。発行済株式数は直近第2四半期末の発行済株式数から自己株式を控除。
 
共立メンテナンスの2009年3月期第3四半期決算について、ブリッジレポートにてご報告致します。
 
今回のポイント
 
 
会社概要
 
"ライフステージにおける様々な場面での「食」と「住」さらに「癒し」のサービスを通じて、広く社会の発展に寄与する"と言う経営方針の下、「現代版下宿屋」(食事付きの寮の運営)を中心にした寮事業、ホテル事業、総合ビルマネジメント事業、外食やレストラン運営受託のフーズ事業等を展開している。
 
事業の種類別セグメントと売上構成(09/3期上期)は次の通りである。
 
 
2009年3月期第3四半期決算
 
 
前年同期比9.9%の増収、同11.1%の経常増益。 新規事業所の寄与と既存事業所が高い稼働率を維持したホテル事業の売上も伸びた他、新たにオープンした19事業所の寄与と稼働契約数の増加で主力の寮事業が堅調に推移した。利益面では、ホテル事業やマンション開発を抑制したデベロップメント事業の損益改善等で営業利益が同16.9%増と高い伸びを示した。 尚、四半期純利益が減少したのは、急激な株価の下落による投資有価証券評価損の発生と法人税等の負担増による。
 
(2)セグメント別動向
寮事業
08年4月以降に新規オープンした19事業所の寄与もあり、学生寮、社員寮共に堅調に推移、寮事業全体の第3四半期末の稼働契約数は26,678名と前年同期比1,921名増加した。稼動契約数の増加で売上高も28,400百万円と同5.1%増加、ただ、前期末に期間が満了したSPCを清算した影響で営業利益は同2.8%減の4,284百万円にとどまった(もっとも、営業キャッシュ・フローは増加)。
 
ホテル事業
前08/3期に新規オープンした9事業所と、08年4月以降に新規オープンしたドーミーイン(ビジネスホテル)5事業所(熊本・弘前・高松・苫小牧・倉敷)及びリゾートホテル1事業所(函館)の計6事業所が寄与した事で、売上高は19,381百万円と前年同期比27.4%増加した。利益面では、上記ホテルの新規オープンに伴う開業準備費用等を、増収効果と販路拡大及びコスト管理の徹底等による事業所毎の収益改善策等で吸収、営業損益が大幅に改善した(△125百万円→345百万円)。
 
総合ビルマネジメント事業
グループの施設管理の増加で売上高が8,603百万円と前年同期比3.8%増加。オフィス系業務とレジデンス系業務のシナジーを高めた事で営業利益は391百万円と同22.3%増加した。
 
フーズ事業
引き続き変動原価管理の強化・徹底による収益構造の見直しを進めた他、外食店舗2店舗の業態変更にも取り組んだものの、景気悪化による個人消費の冷え込み等で、売上高が3,614百万円と前年同期比0.8%減少、46百万円の営業損失となった。
 
デベロップメント事業
分譲マンション等の企画開発等を一時抑制し、寮及びビジネスホテルの開発体制を強化する戦略が奏功。売上高が6,157百万円と前年同期比5.3%減少したものの、営業利益が大幅に改善した(58百万円→192百万円)。
 
その他事業
売上高は前年同期比5.1%増の3,364百万円、営業利益は同5.5%増の138百万円となった。
 
 
 
 
 
2009年3月期業績予想
 
 
通期業績予想に変更は無く、前期比12.6%の増収、同10.4%の経常増益予想。
外部環境派は厳しさを増しているものの、寮事業が堅調に推移している事に加え、ホテル事業も高い稼働率を維持している。加えて、コストの抑制も効いており、通期予想の達成に向けて順調に推移している。設備投資は7,921百万円(前期13,266百万円)を計画しており、減価償却費3,315百万円(同2,927百万円)を織り込んだ。広義CFは6,105百万円(5,666百万円)となり、前期比439百万円増加する見込み。
 
 
取材を終えて
売上高の進捗が若干遅れ気味だが、利益面では順調。国内経済は厳しさを増しているものの、販管費に余裕を持たせている事もあり、通期業績が下振れする懸念は少ないと考える。また、来期業績についても、中期事業計画から大きく乖離する事は無いと思われる。社員寮に不安はあるが、景気が悪いからと言って学生の数が減る事は無い。大学・専門学校との強固な関係を築いている学生寮を中心に寮事業は安定成長が続くのではないか。また、オリエンタルランドの好業績に見られるように、景気低迷でレジャーは安・近・短の傾向を強めており、リーズナブルな価格で充実したサービスを提供する同社のリゾートホテルにもチャンスはある。ビジネスホテルは社員寮事業と共に景気や企業業績の影響を受けやすいが、販路拡大やコスト管理の徹底等により収益体質の強化が進んでいる事が強みだ。
 
本資料は、情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を意図するものではありません。
このレポートは当社が信頼できると判断した情報源(当該発行会社が作成した会社説明資料等)の情報に基づき作成したものですが、その正確性について当社が保証するものではなく、また当資料の一部また全部を利用することにより生じたいかなる損失・損害についても当社は責任を負いません。
本レポートに関する一切の権利は(株)インベストメントブリッジにあります。また本資料の内容等につきましては今後予告無く変更される場合があります。
投資にあたっての決定は、ご自身の判断でなされますようお願い申しあげます。
Copyright(C) 2018 Investment Bridge Co.,Ltd. All Rights Reserved.

« ブリッジレポート:(1906)細田工務店 vol.11 | ブリッジレポート:(7851)カワセコンピュータサプライ vol.11»

ブリッジレポート(バックナンバー)
アンケート
ブリッジメール
アラート申込み
CLOSE