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(3034:JASDAQ) クオール 企業HP
中村 勝 社長
中村 勝 社長

【ブリッジレポート vol.12】2012年3月期第1四半期業績レポート
取材概要「今期から本格化するナチュラルローソン+クオール薬局の店舗展開が注目される。新業態店舗の開発は新・中期経営計画における経営方針の一つで・・・」続きは本文をご覧ください。
2011年8月23日掲載
企業基本情報
企業名
クオール株式会社
社長
中村 勝
所在地
東京都港区虎ノ門4-3-1 城山トラストタワー37階
事業内容
調剤薬局チェーン大手。首都圏中心に東北、中部、北陸、関西に約280店舗を展開。
決算期
3月末日
業種
小売業(商業)
財務情報
項目決算期 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
2011年3月 60,915 2,804 2,807 1,137
2010年3月 56,305 2,031 2,032 828
2009年3月 49,010 1,526 1,506 653
2008年3月 38,002 1,314 1,298 547
2007年3月 24,827 937 875 403
2006年3月 21,701 779 763 333
2005年3月 20,193 611 580 74
2004年3月 18,500 28 10 -134
2003年3月 11,869 253 413 -33
2002年3月 8,107 5 153 68
株式情報(8/3現在データ)
株価 発行済株式数 時価総額 ROE(実) 売買単位
129,800円 123,744株 16,062百万円 11.0% 1株
DPS(予) 配当利回り(予) EPS(予) PER(予) BPS(実) PBR(実)
2,900.00円 2.2% 7,314.40円 - 87,214.11円 1.5倍
※株価は8/3終値。発行済株式数は直近四半期末の発行済株式数から自己株式を控除。
 
クオールの2012年3月期第1四半期決算について、ブリッジレポートにてご報告致します。
 
今回のポイント
 
 
会社概要
 
主に民間中小病院・クリニックを対象とした調剤薬局をチェーン展開している。「“クオリティ オブ ライフ”の向上」を企業信念として掲げ、社名の「クオール」もこれに由来する。首都圏を中心に全国に店舗展開しており、医療機関とのマンツーマン体制を堅持する事で調剤薬局間の無駄な顧客獲得競争を排除している。また、新業態店舗にも積極的に取り組んでおり、(株)ローソンと組み調剤薬局とコンビニエンスストアが融合した「ナチュラルローソンクオール薬局」では、従来の調剤薬局のイメージを一新するような外観や明るく快適な店舗づくりで差別化を図っている。この他、子会社が医薬品治験関連(SMO)事業、医療・医薬情報資材制作関連事業、人材紹介・派遣事業を手掛ける。
 
<クオールグループ>
連結子会社8社、持分法適用関連会社1社、及びその他の関係会社1社等と共にグループを形成し、保険薬局事業とその他事業を手掛けている(11/3期は保険薬局事業の売上が全体の96%を占めた)。
 
保険薬局事業(クオール、連結子会社3社、及び持分法適用関連会社1社)
保険薬局の展開は、主に同社が中規模の民間病院・クリニック(処方せん応需枚数100枚/日前後)の門前を中心に全国へ展開しているのに対し、(株)福聚が東京都、千葉県、神奈川県、(株)イムノファーマシー大阪が関西圏、テイオーファーマシー(株)が中国・四国圏にクリニック等の門前薬局として地域展開。この他、ドラッグストア併設型保険薬局の運営を行う持分法適用関連会社ジーエムキュー(株)の事業が含まれる。
11年6月末現在のフランチャイズ店を含めたグループ店舗数は286店舗。
 
その他事業(連結子会社5社)
医療・医薬情報資材制作関連事業を手掛けるメディカルクオール(株)、医薬品治験関連(SMO)事業のフェーズオン(株)の他、人材紹介・派遣事業のクオールメディス(株)、医療関連の経営コンサルティング事業のメディプロ(株)、社内業務代行事業(「障害者雇用の促進」を目的とした特例子会社)のクオールアシスト(株)。
 
<新・中期経営計画(12/3期〜14/3期)>
保険薬局業界は、薬価改定リスクや調剤報酬改定リスクにさらされている上、医薬分業率の伸び鈍化、面分業による出店競争といった問題も抱えている。しかし、その一方で、高齢社会を迎え、在宅医療をはじめ医療ニーズは益々多様化していく事が予想される。このような環境下、同社は、.┘螢⊇佚浩鑪に基づくマンツーマン出店の強化、▲灰鵐咼縫┘鵐好好肇∧酸澤進欷洩局の出店強化、0緡渡携を強化し、地域医療の様々なニーズに応える「かかりつけ薬局」の実現、ぐ緻品治験関連事業における専門疾病領域や臨床研究への対応力強化、及びタ雄狆匆陝η標事業におけるウェブサイトを活用した登録者の募集、の5項目を経営方針に掲げ、経営基盤の確立・強化に取り組んでいく考え。
高成長を持続するべく毎期70店舗以上の新規出店を計画しており、人材面では、13/3期及び14/3期の2期で薬剤師300名、医療事務100名の採用を計画。最終の14/3期に売上高983億円、経常利益56.0億円の達成を目指している。
 
 
2012年3月期第1四半期決算
 
 
前年同期比8.1%の増収、同99.0%の経常増益
保険薬局の新規出店はフランチャイズ1店舗を含めた4店舗にとどまったが、処方せん応需枚数の増加や長期処方の進行で既存店の売上が伸び、連結売上高が157.6億円と前年同期比8.1%増加した。利益面では、限界利益率の高い保険薬局の売上増で売上総利益率が12.9%と2.3ポイント改善。店舗名の統一費用や薬剤師・医療事務の増員に伴う人件費の増加による販管費の増加を吸収して営業利益が同103.0%増加した。資産除去債務関連の損失(105百万円)が無くなり特別損失が減少したため(この第1四半期は固定資産除却損22百万円や災害による損失20百万円など特別損失46百万円を計上した)、四半期純利益は3.2億円と同3.4倍に拡大した。
 
保険薬局事業
売上高は前年同期比8.9%増の153.6億円、営業利益は78.1%増の9.2億円。処方せん応需枚数の増加や長期処方の進行により薬剤料収入が増加し、既存店が堅調に推移した。第1四半期末の店舗数は前期末比2店舗増の286店舗(うちフランチャイズ店6店舗)。フランチャイズ1店舗を含めた4店舗の新規出店を行う一方、東日本大震災の津波により消失した1店舗を含む2店舗を閉店した。
 
その他事業
売上高は前年同期比16.3%減の3.9億円、営業損失9百万円(前年同期は1百万円の利益)。医療・医薬情報関連事業において、東日本大震災の影響で受注がずれ込んだ事が響いた。
 
 
第1四半期末の総資産は前期末比2.4億円減の283.8億円。売上債権の回収が進む一方で、法人税等の支払いや賞与の支払いを行った他、余剰資金を有利子負債の返済に充てたため総資産が減少した。自己資本比率は38.6%と前期末比0.9ポイント改善。
 
 
2012年3月期業績予想
 
上期及び通期の業績予想に変更は無く、通期で前期比15.5%の増収、同27.8%の経常増益予想
77店舗(うち、25店舗はナチュラルローソン+クオール薬局)の出店を計画しており、ジェネリック変更率を11/3期の21.03%から25.0%に引き上げる。店舗名の統一(総投資額は約2億円)や人員の増強(薬剤師30名、医療事務100名の採用を予定)で販管費が増加するものの、増収効果と経費削減や医療連携の強化による収益性の向上で営業利益が同29.3%増加する見込み。配当は1株当たり上期末1,450円、期末725円の年2,175円を予定。10月1日付けで実施する株式分割(1株を2株に分割)を考慮すると、実質1,200円の増配(前期は年1700円)となる。
尚、上期は前年同期比9.3%の増収、同51.4%の経常増益を見込んでおり、進捗率は売上高49.0%(実績ベースの前年同期の進捗率は49.5%)、経常利益50.6%(同38.5%)。
 
 
 
今後の注目点
今期から本格化するナチュラルローソン+クオール薬局の店舗展開が注目される。新業態店舗の開発は新・中期経営計画における経営方針の一つであり、11/3期の同店の出店は3店舗にとどまったが、「面分業に対応した新業態店舗として認知度が高まりつつある」との判断から、12/3期は25店舗の出店を計画している(来13/3期は30店舗を計画)。
 
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楽しい話をききたい。

投稿者 takaoka71x@syk.zaq/jp : 2011年08月28日 22:49

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