ブリッジレポート
(6050:東証マザーズ) イー・ガーディアン 企業HP
高谷 康久 社長
高谷 康久 社長

【ブリッジレポート vol.8】2013年9月期第1四半期業績レポート
取材概要「第1四半期決算において、「ソーシャルサポート」が堅調に推移する中、「ゲームサポート」及び「アド・プロセス」においても新規案件の獲得・・・」続きは本文をご覧ください。
2013年2月26日掲載
企業基本情報
企業名
イー・ガーディアン株式会社
社長
高谷 康久
所在地
東京都港区麻布十番1-2-3
事業内容
「Build Happy Internet Life」を経営理念に、ソーシャルメディアやソーシャルゲームの投稿監視やカスタマーサポートを展開。
決算期
9月 末日
業種
サービス業
財務情報
項目決算期 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
2012年9月 2,155 71 99 42
2011年9月 1,907 176 161 88
2010年9月 1,340 204 212 119
2009年9月 858 123 123 116
2008年9月 461 0 0 -5
2007年9月 362 15 15 -6
2006年9月 606 -9 -17 0
2005年9月 684 6 3 -133
2005年3月 1,425 79 77 43
株式情報(2/15現在データ)
株価 発行済株式数 時価総額 ROE(実) 売買単位
1,362円 1,618,730株 2,205百万円 5.7% 100株
DPS(予) 配当利回り(予) EPS(予) PER(予) BPS(実) PBR(実)
- - 71.66円 19.0倍 580.95円 2.3倍
※株価は2/15終値。発行済株式数は直近四半期末の発行済株式数から自己株式を控除。
 
イー・ガーディアンの2013年9月期第1四半期決算について、ブリッジレポートにてご報告致します。
 
今回のポイント
 
 
会社概要
 
ソーシャルWebサービス(SNSやブログ等のソーシャルメディアや、ソーシャルゲーム、ソーシャルコマース等の双方向のコミュニケーションが介在する全てのインターネットメディア)を運営する顧客に対し、サイトに投稿されるコメント等への監視サービス(掲示板投稿監視事業)を提供している。厳格に設定された基準の下で厳選されたオペレーターによる高品質な目視監視に加え、自動投稿監視システム「E-trident」等のシステムを駆使し、社会通念上不適切と考えられるコメントや犯罪を誘引するようなコメントの掲載を防止する事でソーシャルWebサービスの健全化および活性化促進を担っている。また、24時間365日の稼働を強みとする監視センターの機能を活かし、ヘルプデスクやゲームマスター、サイトの運営支援サービス、ソーシャルメディア関連サービスも手掛けている。監視センターは、東京、大阪、宮崎の3都市4拠点に加え、2012年6月にイーオペ(株)を子会社化することにより宮城に2拠点を追加展開している。
 
監視拠点:東京・大阪・宮崎の3都市4拠点に加え、12年6月のイーオペ(株)の子会社化により宮城に2拠点追加
 
【イー・ガーディアンの強み】
同社の強みは「提案力」、「運用力」、「開発力」の3つ。更に、E-Tridentやイーオペ(株)子会社化によるサービスラインナップ拡充により事業基盤を強化。また、これらの強みを活かし、大手企業を始めとする優良な顧客を有する。
 
 
 
2013年9月期第1四半期決算
 
 
前年同期の非連結業績との比較で21.9%の増収、359.5%の経常増益
売上高は6億05百万円(前年同期の非連結業績との比較で21.9%の増収)。市場の拡大が続いているソーシャルゲームにおけるサービス展開に注力したことや、広告審査業務、広告枠管理、入稿管理、及び広告ライティング等のアド・プロセス業務で案件獲得が順調に進んだ。
 
営業利益は67百万円(前年同期の非連結業績との比較で4.6倍に拡大)。事業の拡大に伴い営業費用(売上原価+販管費)が増加したものの、売上の増加と前期末に実施した六本木センター閉鎖(業務を宮崎監視センターに移管)等の効果で営業利益率が大幅に改善した。海外展開及び安定稼働のための人材採用が第2四半期以降にずれ込んだ事も利益の押し上げ要因となった(今期より、海外の成長を取り込むべく、体制・拠点整備、人材投資、M&A等、海外展開の準備も進めている)。
 
 
(2)業務区分別動向
同社は顧客ニーズの多様化や各市場が密接に関連し合う昨今の事業環境を鑑みて、12年10月1日付で組織変更を実施した。具体的には、顧客毎に最適な提案をワンストップできる体制を構築するべく営業部門を統合すると共に、業務区分を(「投稿監視業務」、「CS業務」、「派遣業務」、及び「オンラインゲームサポート業務」)から、市場別の区分(「ソーシャルサポート」、「ゲームサポート」、「アド・プロセス」)に変更した。
 
 
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従来からの監視・CSに加え、運用や分析といった多種多様な新サービスの展開や大型案件の獲得に注力しており、企業のFacebookページ公式アカウント関連で案件の取り込みが進んでいる。また、ソーシャルメディアのリスクに対する対策セミナーやソーシャルメディア上の顧客の声を拾い集め分析をするソーシャルリスニング業務も好評で第1四半期の業績に寄与した。
この他、成果が顕在化するまでに今しばらく時間が必要だが、ソーシャルWEBサービス向けの次世代型運用システム「E-Trident」の活用による既存顧客の深耕や新規顧客の開拓、更には競合からのスイッチングによるシェア拡大にも取り組んでいる。
また、12年11月にGoogleオフィシャルパートナーとして、Google+ ページ運用の総合支援ツール「ソーシャルダッシュボード+」の提供を開始した。「ソーシャルダッシュボード+」は、投稿管理、ユーザーのコメント分類・監視、更にはレポーティングといった機能を有し、Google+の利用企業はもちろん、広告代理店、コンサルティング会社、Web制作会社等、Google+をサポートしている企業を幅広く支援できる。尚、Google+とは、Googleが提供するソーシャル・ネットワーキング・サービス
 
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業界のトップランナーとして蓄積してきた豊富な運用実績とノウハウを活かし既存顧客の深耕を図るとともに、引き続き成長が見込まれるソーシャルゲームでの新規案件の取り込みや海外展開に向けた多言語対応に取り組んでいる。この第1四半期は、Apple運営の「App Store」やGoogle運営の「Google Play」内で展開されるスマートフォンゲームでの新規顧客の獲得が進んだ。
 
アド・プロセス
従来からの広告審査業務に加え、広告枠管理、入稿管理、更には広告ライティング等にサービスラインナップを拡充するとともに、同社の強みであるシステムの開発を進めることで事業の拡大に取り組んでいる。
 
 
第1四半期末の総資産は前期末比51百万円増の12億21百万円。好調な業績を受けて現預金及び純資産が増加した。自己資本比率は77.0%。
 
 
2013年9月期業績予想
 
第1四半期において、ソーシャルゲームサポートやアド・プロセスでの案件獲得数が順調に進んだ事に加え、前期末に実施した六本木センター閉鎖等の監視体制再編効果が想定以上に収益性改善につながっている事を踏まえて、上期及び通期の業績予想を上方修正した。
上期予想は、売上高12億26百万円、営業利益95百万円、経常利益1億13百万円、四半期純利益67百万円。
通期予想は、売上高25億15百万円、営業利益1億65百万円、経常利益2億01百万円、当期純利益1億16百万円。
 
 
 
 
 
今後の注目点
第1四半期決算において、「ソーシャルサポート」が堅調に推移する中、「ゲームサポート」及び「アド・プロセス」においても新規案件の獲得が順調に進んでいる事が確認できた。13/9期は上々のスタートを切ったと言える。修正前の予想値は売上が増える割に利益が増えないため若干の失望を感じていたが、今回の上方修正で納得した。ただ、海外展開及び安定稼働のための人材採用が第2四半期(1-3月)以降にずれ込んだ事等を踏まえての事と思うが、第2四半期は利益面で保守的な予想であり、また、通期業績についても、上期の上振れ分を反映させるにとどまり、下期は期初予想を据え置いた。現状では、第2四半期以降の人材投資がどの程度の負担になるか不明だが、仮に第2四半期の販管費が第1四半期程度であった場合、想定通りの売上を上げる事ができれば、第2四半期だけで利益は40〜50百万円程度上振れするのではないだろうか。前期を底に業績トレンドが大きく変わった事は確かなようだ。
 
本資料は、情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を意図するものではありません。
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