ブリッジレポート
(2687:東証1部) シー・ヴイ・エス・ベイエリア 企業HP
泉澤 豊 会長
泉澤 豊 会長
泉澤 摩利雄 社長
泉澤 摩利雄 社長
【ブリッジレポート vol.37】2014年2月期第1四半期業績レポート
取材概要「営業日数の増加で主力のコンビニ事業が復調したものの、コンビニ業界は大手各社の出店攻勢により個店間競争が激化している。ただ、コンビ二・・・」続きは本文をご覧ください。
2013年7月30日掲載
企業基本情報
企業名
株式会社シー・ヴイ・エス・ベイエリア
会長
泉澤 豊
社長
泉澤 摩利雄
所在地
千葉県浦安市美浜1−9−2
事業内容
千葉及び東京のベイエリア地域を中心に、コンビニを直営店舗主体に展開。ビジネスホテル事業の他、子会社がマンション向けフロントサービスを提供。
決算期
2月
業種
小売業(商業)
財務情報
項目決算期 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
2013年2月 27,190 -426 -354 -880
2012年2月 26,882 338 342 -369
2011年2月 28,635 601 650 233
2010年2月 26,322 416 610 235
2009年2月 25,271 571 334 -78
2008年2月 24,277 623 446 216
2007年2月 23,347 699 610 310
2006年2月 22,332 1,018 1,055 600
2005年2月 20,956 1,081 1,101 578
2004年2月 17,236 946 1,048 499
2003年2月 14,024 880 878 390
2002年2月 12,358 847 873 445
2001年2月 11,835 753 722 386
2000年2月 9,840 641 673 306
株式情報(7/17現在データ)
株価 発行済株式数(自己株式を控除) 時価総額 ROE(実) 売買単位
97円 49,364,870株 4,788百万円 - 1,000株
DPS(予) 配当利回り(予) EPS(予) PER(予) BPS(実) PBR(実)
2.00円 2.1% 3.77円 25.7倍 56.42円 1.7倍
※株価は7/17終値。発行済株式数は直近四半期末の発行済株式数から自己株式を控除。ROEは前期末実績。
 
シー・ヴイ・エス・ベイエリアの2014年2月期第1四半期決算について、ブリッジレポートにてご報告致します。
 
今回のポイント
 
 
会社概要
 
「便利さの提供」を企業理念とし、直営店主体のコンビニ事業を中心に、ビジネスホテル事業、子会社を介したクリーニング事業及びマンションのフロント(業務)受託事業を手掛けている。主力のコンビ二事業は、(株)ローソン(2651)とフランチャイズ(FC)契約を結び、千葉県及び東京都のベイエリアを中心に直営店舗主体に展開。グループは、同社の他、クリーニングとリネンサプライを事業ドメインとする(株)エフ・エイ・二四(以下、FA24)、及びマンションフロントサービスを手掛ける(株)アスクの連結子会社2社。
 
【事業概要】
(1)京葉地区の湾岸エリア(港区、中央区、江東区、江戸川区、浦安市、市川市)中心に展開するコンビニ事業
主力のコンビ二事業では、東京都区内(港区、中央区、江東区、千代田区、新宿区、渋谷区、大田区、江戸川区、台東区、北区、葛飾区、足立区)及び千葉県北西部において店舗展開。13/2期には神奈川県内に初出店した。(株)ローソンが構築しているSCM(サプライ・チェーン・マネジメント)、ポイントカード「Ponta」を活用したCRM(カスタマー・リレイションシップ・マネジメント)、更には商品開発力を活用する事で顧客の利便性向上を図ると共に店舗競争力を高めていく考え。
 
(2)非コンビニ事業の育成 −「便利さの提供」を追求−
「便利さの提供」と言う企業理念の下、コンビニ店舗での「クリーニング取次ぎサービス」や「宝くじ」販売等の独自サービスを提供している他、ビジネスホテル、クリーニング・リネンサプライ、及びマンションフロントサービスといった非コンビニ事業にも注力している。
 
ビジネスホテル「CVS・BAY HOTEL」 (株)シー・ヴイ・エス・ベイエリア
09年11月オープン。市川市が保有するJR京葉線市川塩浜駅前の遊休地を定期借地で借受け、コンビニ併設の108室規模(シングル54室、ダブル12室、ツイン41室、バリアフリー1室)のビジネスホテルを運営している。JR京葉線 市川塩浜駅は東京駅から快速で19分、東京ディズニーリゾートのある舞浜駅まで2駅5分、幕張メッセがある海浜幕張駅まで14分の好立地。価格競争力も強く(朝食付きで1泊5,800円から)、平日はビジネス客、週末はレジャー客と安定した集客を誇る。
 
クリーニング・リネンサプライ 連結子会社 (株)FA24
フロント受付やコンビ二受付によるクリーニングサービス、リネンサプライサービス、ユニフォームレンタル&クリーニングサービス、及びおそうじサービス等を、BtoC、BtoBで提供。13/2期には自社クリーニング工場が稼働した他、(株)シー・ヴイ・エス・ベイエリア以外のローソン店舗でのサービスも本年4月より開始した。
 
マンションフロントサービス 連結子会社 (株)アスク
宅急便やクリーニングの取り次ぎ等、マンションのフロント業務を手掛けるマンションフロント(コンシェルジュ)サービス、レジデンスサポート(メンテナンスサポート、ハウスクリーニング事業者紹介等)、ミニショップや売店の運営、更にはカーシェアリングや「ネットスーパー」取り次ぎサービス等を手掛ける。業界トップのマンションフロントサービスでは、首都圏を中心に約860件を受託しており、室内清掃や東日本大震災の教訓を踏まえた階段避難器具や防災グッズの提供等で既存顧客の深耕に取り組んでいる。
 
 
2014年2月期第1四半期決算
 
 
前年同期比50.2%の増収、97百万円の経常利益(前年同期は4億46百万円の損失)
売上高は前年同期比50.2%増の75億45百万円。ブランド変更に伴う店内の改装作業で前年同期の店舗営業日数が大きく減少していた反動で主力のコンビニ事業の売上が同76.3%と大幅に増加。ビジネスホテル「CVS・BAY HOTEL」や子会社が手掛けるマンションフロントサービス事業も堅調に推移した。
 
利益面では、コンビニ事業の復調により売上高が損益分岐点を超えた事で、前年同期は3億87百万円の損失だった営業損益が36百万円の利益に転換。有価証券運用損益の改善(△64百万円→51百万円)等で営業外損益も改善した。
 
 
コンビニエンス・ストア事業
事業収入57億09百万円(前年同期比76.3%増)、セグメント利益21百万円(前年同期は3億58百万円の損失)。第1四半期末の店舗数は前年同期末と同数の130店舗。ブランド変更に伴う店内の改装作業で店舗営業日数が大きく減少した前年同期の反動や開店経費の減少もあり大幅な増収、黒字に転じた。
 
マンションフロントサービス事業
事業収入14億11百万円(前年同期比3.4%増)、セグメント利益98百万円(同49.7%増)。従来からのフロントサービス、ショップ、カーシェアリングサービス等の共用部分のサービスに加え、ハウスクリーニング等の専有部分のサービス展開にも力を入れている。また、マンション建物外部でのサービスとして、普及が進む電気自動車を災害時に緊急用の公共電源として使用できるよう、非常灯等の防災用品と組み合わせたエネルギーステーションの開発・販売にも取り組んでおり、マンションだけでなく、行政や企業にも各種サービスと共に導入の提案活動を行っている。今後も様々な角度からニーズ・ウォンツに合わせたサービスを拡大し、更なる事業基盤の拡大を図っていく考え。
 
クリーニング事業
事業収入3億62百万円(前年同期比1.1%減)、セグメント利益17百万円(対前年同期比52.7%増)。服装のカジュアル化や低価格化に加え、クールビズの浸透や団塊世代の定年退職等の影響で、クリーニング需要や顧客数が減少傾向にある上、洗濯代への出費も絞られる動向が続いていると言う。こうした中、同社の第1四半期は、新規顧客拡大・売上増加のため、春先の衣替えの時期に合わせた値引きセール等の販促企画を実施し需要の喚起に努めた。また、昨年より稼働を開始した自社工場と商品管理センターによる、クリーニング、メンテナンス、在庫管理までをトータルで一元管理する企業向けのサービスやハウスクリーニングサービス等の拡大に取組んでいる。
 
その他事業
事業収入1億19百万円(前年同期比8.2%増)、セグメント利益25百万円(対前年同期比74.1%増)。ビジネスホテル「CVS・BAY HOTEL」の売上増(同16.4%増)がその他事業をけん引。同ホテルはJR京葉線の市川塩浜駅に隣接した利便性の高い駅前立地である事や、コンビニの併設や宿泊プランの多様化等、利用者ニーズに応えた運営に努めた事が成果をあげたようだ。今後も、宿泊プランやサービス内容をより充実させ、認知度の向上に努める事で、更なる客室稼働率の上昇と収益の拡大を実現していく考え。
 
 
 
2014年2月期業績予想
 
 
コンビニ事業の黒字転換で3億円の連結経常利益を確保できる見込み
営業日数の増加でコンビニ事業の売上が損益分岐点を超える他、ビジネスホテル事業や子会社が手掛けるマンションフロントサービス事業及びクリーニング事業等も増収・増益が見込まれる。一方、前期業績への影響が大きかった有価証券関連の損益(前期の営業外損益の改善に寄与)や特別利益・特別損失は共に見込んでいない(閉店見込み店舗に関連する損失は前期に引き当て済み)。配当は1株当たり2円を予定(上期末1円、期末1円)。
 
尚、個別業績の予想は売上高234億50百万円(前期比12.3%増)、経常利益1億45百万円。
主力のコンビニ事業では、既存店売上高を前13/2期第2四半期〜第4四半期(12年6月〜13年2月)平均の102.0%と想定しており、新規出店は物件を吟味し慎重に進める考え。数店舗の閉店を計画している事から、期末店舗数は前期末比微増にとどまる見込み。また、ビジネスホテル「CVS・BAY HOTEL」は稼働率75%(前期実績74.4%)を想定し、売上高2億01百万円(同2億円)、営業利益36百万円(同36百万円)を見込んでいる。
 
 
今後の注目点
営業日数の増加で主力のコンビニ事業が復調したものの、コンビニ業界は大手各社の出店攻勢により個店間競争が激化している。ただ、コンビ二事業は最大の稼ぎ時である夏場がポイント。6月中旬頃は雨の日が多かったが、6月下旬以降は天候にも恵まれ6月の既存店前年比は103.2%。第2四半期(6-8月)の業績に注目したい。
また、ビジネスホテル「CVS・BAY HOTEL」の利用者数と相関性が高いと思われる東京ディズニーリゾートの4-6月の入園者数は四半期として過去最高を更新したようだ。開業30周年を迎えた東京ディズニーランドの昼間のパレードを刷新した効果に加え、記念商品も人気が高いと言う。東京ディズニーリゾートの運営主体であるオリエンタルランドの14/3期の連結純利益は3期連続で過去最高を更新する見通しだ。ビジネスホテル事業の上振れに期待したい。
 
本資料は、情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を意図するものではありません。
このレポートは当社が信頼できると判断した情報源(当該発行会社が作成した会社説明資料等)の情報に基づき作成したものですが、その正確性について当社が保証するものではなく、また当資料の一部また全部を利用することにより生じたいかなる損失・損害についても当社は責任を負いません。
本レポートに関する一切の権利は(株)インベストメントブリッジにあります。また本資料の内容等につきましては今後予告無く変更される場合があります。
投資にあたっての決定は、ご自身の判断でなされますようお願い申しあげます。
Copyright(C) 2017 Investment Bridge Co.,Ltd. All Rights Reserved.

« ブリッジレポート:(2925)ピックルスコーポレーション vol.22 | ブリッジレポート:(4718)早稲田アカデミーvol.3»

ブリッジレポート(バックナンバー)
アンケート
ブリッジメール
アラート申込み
CLOSE