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(6465:東証1部,名証1部) ホシザキ電機 企業HP
鈴木 幸彦 社長
鈴木 幸彦 社長

【ブリッジレポート vol.8】2013年12月期第3四半期業績レポート
取材概要「第3四半期の通期予想の対する進捗率は、7月29日に上方修正を行いながらも売上高で7割超、利益で9割超となっており、慎重な見方でスタートした・・・」続きは本文をご覧ください。
2014年1月14日掲載
企業基本情報
企業名
ホシザキ電機株式会社
社長
鈴木 幸彦
所在地
愛知県豊明市栄町南館3-16
事業内容
業務用厨房機器大手。全自動製氷機、業務用冷凍冷蔵庫など主力製品で国内首位。製氷機は世界シェア3割でトップ。M&Aに積極的
決算期
12月末日
業種
機械(製造業)
財務情報
項目決算期 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
2012年12月 178,863 16,483 19,768 11,276
2011年12月 169,297 13,808 13,750 7,220
2010年12月 169,379 13,842 13,058 8,884
2009年12月 160,291 8,738 9,455 4,896
2008年12月 170,281 9,364 7,144 4,209
2007年12月 178,379 9,770 9,768 3,546
2006年12月 86,793 3,861 4,586 1,939
2006年6月 34,106 2,971 3,521 1,629
2005年11月 51,231 4,463 4,854 3,204
株式情報(11/22現在データ)
株価 発行済株式数(自己株式を控除) 時価総額 ROE(実) 売買単位
3,560円 72,231,672株 257,144百万円 9.4% 100株
DPS(予) 配当利回り(予) EPS(予) PER(予) BPS(実) PBR(実)
40.00円 1.1% 181.43円 19.6倍 1,749.06円 2.0倍
※株価は11/22終値。発行済株式数は直近四半期末の発行済株式数から自己株式を控除。ROE、BPSは前期末実績。
 
ホシザキ電機の2013年12月期第3四半期決算概要についてブリッジレポートにてご報告致します。
 
今回のポイント
 
 
会社概要
 
外食産業、病院・老人健康施設、学校・保育園、スーパー、コンビニ、オフィスなどを顧客とし、製氷機、業務用冷蔵庫を始めとしたフードサービス機器の研究・開発・製造・販売を行っている。
製氷機、業務用冷蔵庫、食器洗浄機、生ビールディスペンサなどの主力製品では国内トップシェア。製氷機に関してはグローバル市場でもトップシェアである。
独自の製品開発力、高品質、強力な営業力、迅速できめ細かなサービス&サポート体制などが強みであり、同業他社に対する大きな優位性となっている。
海外売上高比率は26.9%(2013年12月期第3四半期)。ホシザキ電機を含まない連結グループ会社は、2013年9月時点で、国内17社、米州15社、欧州・アジア20社の合計52社。工場は国内9、米州7、欧州・アジア5とグローバルでの生産体制を構築している。国内営業体制は、北海道から沖縄までの15販売会社及びその432営業所によって日本全国をカバーしている。また海外では米州、ヨーロッパ、アジア・オセアニアに、100%独資の販売会社を配置し、全世界を幅広くカバーできる体制を整備している。
 
 
【事業内容】
製品別売上は、製氷機16.6%、業務用冷蔵庫23.9%、食器洗浄機5.7%、ディスペンサ12.2%、他社仕入商品13.9%、保守・修理18.4%、その他9.2%となっている。(2012年12月期)
 
 
 
2013年12月期第3四半期決算概要
 
 
国内外ともに引き続き堅調。粗利率改善策と為替差益で経常大幅増益。
売上高は前年同期比14.0%増の1,570億円。
国内売上高は、引き続きフードサービス産業全体における設備投資の回復と、大都市圏における旺盛な需要を取り込み、同5.2%増だった。
海外売上高は、円安によるプラス効果に加え、新たに子会社化したJackson社、Western社が寄与し、同47.0%増と大幅に増加した。
利益面では、国内における欠員補充による人件費増などにより販管費も同2ケタ増となったが、増収効果、原価低減、高利益率製品の拡販などで吸収し、営業利益は同22.1%増の182億円となった。前年同期にあった為替差損5.4億円が無くなった一方、為替差益30.7億円を計上し経常利益は同47.3%増の219億円、四半期純利益は同50.0%増の128億円となった。
 
 
(国内)
売上高は前年同期比5.2%増の1,147億円。営業利益は同20.9%増の150億円。
業務用冷蔵庫や製氷機、食器洗浄機等、主力製品の拡販に注力した。チェーン店等既存顧客に加え、新規顧客開拓のための積極的な営業活動を展開した。
 
(米州)
売上高は前年同期比36.1%増の298億円。営業利益は同47.7%増の44億円。
製氷機や業務用冷蔵庫の拡販を推進した。また、米国の食器洗浄機メーカーJackson社を連結の範囲に含めた。
 
(欧州・アジア)
売上高は前年同期比82.1%増の124億円。営業利益は同46.9%増の9.8億円。
製氷機や業務用冷蔵庫の拡販を推進した。また、インドの業務用冷蔵庫メーカーWestern社、韓国での販売拠点ホシザキ韓国を連結の範囲に含めたため、大幅な増収・増益となった。
 
 
前期末と比べ、現預金が28億円、売上債権が76億円それぞれ増加するなどで流動資産は145億円増加。有形固定資産23億円増、のれん65億円増を含む無形固定資産86億円増などにより固定資産も121億円増加した結果、総資産は266億円増加した。
一方、仕入債務33億円増加、賞与引当金42億円増加などで、負債合計は118億円増加した。
純資産は、利益剰余金107億円増加、為替換算調整勘定27億円増加、少数株主持分10億円増加などで、148億円増加した。この結果、自己資本比率は61.3%と前期末に比べ1.3%低下した。
 
 
2013年12月期通期業績見通し
 
 
業績予想の変更なし。一定の費用支出はあるものの、国内外市場ともに堅調で2ケタの増収・増益を見込む。
現時点で通期業績予想に変更はない。
国内は、好調に推移しているフードサービス産業全体の設備投資がこのまま継続するか不確実ではあるものの、飲食店以外の「プラス領域」の積極的な開拓、下取り強化による買い替え需要の開拓、営業・サービス連携強化等で増収を確保する。
海外も不透明な市場環境ではあるが、M&Aおよび円安効果もあり、増収を見込んでいる。
利益面では、国内では人件費増、海外では業務用冷蔵庫の立ち上げや商圏拡大のための先行投資など、一定の費用支出はあるが、増収効果と、利益率改善施策で吸収し、増益を見込んでいる。
 
通期、及び中期業績見通し、予想配当性向などを勘案し期末配当を30.00円/株から10円増配の40.00円/株に修正した。
 
 
今後の注目点
第3四半期の通期予想の対する進捗率は、7月29日に上方修正を行いながらも売上高で7割超、利益で9割超となっており、慎重な見方でスタートした今期であったが業績は好調に推移している。
業務用冷蔵庫、製氷機が主力製品である同社にとって秋・冬の10-12月は売上高、利益の構成が小さい期間であるため、急速な円高進行などが無い限りは下振れリスクは極めて小さいと考えてよいだろう。
逆に足元の円安進行は、同社収益に極めてポジティブな要因となり、通期の着地がどの程度の水準となるのか大いに注目される。
 
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