ブリッジレポート
(6050:東証マザーズ) イー・ガーディアン 企業HP
高谷 康久 社長
高谷 康久 社長

【ブリッジレポート vol.14】2014年9月期第3四半期業績レポート
取材概要「通期業績予想に対する進捗率は、売上高73.3%、営業利益71.3%、経常利益74.8%。第4四半期(7-9月)のハードルが若干高いようにも感じるが・・・」続きは本文をご覧ください。
2014年8月12日掲載
企業基本情報
企業名
イー・ガーディアン株式会社
社長
高谷 康久
所在地
東京都港区麻布十番1-2-3
事業内容
「Build Happy Internet Life」を経営理念に、ソーシャルメディアやソーシャルゲームの投稿監視やカスタマーサポートを展開。
決算期
9月 末日
業種
サービス業
財務情報
項目決算期 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
2013年9月 2,487 188 228 129
2012年9月 2,232 83 110 51
2011年9月 1,907 176 161 88
2010年9月 1,340 204 212 119
2009年9月 858 123 123 116
2008年9月 461 0 0 -5
2007年9月 362 15 15 -6
2006年9月 606 -9 -17 0
2005年9月 684 6 3 -133
2005年3月 1,425 79 77 43
株式情報(8/1現在データ)
株価 発行済株式数(自己株式を控除) 時価総額 ROE(実) 売買単位
1,779円 1,610,453株 2,865百万円 13.3% 100株
DPS(予) 配当利回り(予) EPS(予) PER(予) BPS(実) PBR(実)
未定 - 78.83円 22.6倍 649.53円 2.7倍
※株価は8/1終値。発行済株式数は直近四半期末の発行済株式数から自己株式を控除。ROE、BPSは前期末実績。
 
イー・ガーディアンの2014年9月期第3四半期決算について、ブリッジレポートにてご報告致します。
 
今回のポイント
 
 
会社概要
 
ソーシャルWebサービス(SNSやブログ等のソーシャルメディアや、ソーシャルゲーム、ソーシャルコマース等の双方向のコミュニケーションが介在する全てのインターネットメディア)の健全な運営や活性化に寄与するべく、メディアの監視やカスタマーサービス、更には広告審査業務や広告枠管理等のアド・プロセスサービスを提供している。

実際のサービスは、厳格に設定された基準の下、厳選されたオペレーターによる高品質な目視による監視と投稿監視システム「E-Trident」等を駆使したシステムによる監視のハイブリッドで提供されており、社会通念上不適切と考えられるコメントや犯罪を誘引するようなコメントに目を光らせている。また、24時間365日の稼働を強みとする監視センターは、同社が運営する東京(2拠点)、大阪、宮崎の3都市4拠点と、2012年6月に子会社化したイーオペ株式会社(宮城県仙台市)が運営する宮城の2拠点。
 
 
【業務区分と戦略】
事業は、ソーシャルサポート、ゲームサポート、アド・プロセスの3業務に区分され、いずれも件数に応じた課金体系を採用しており(一部サービスを除く)、高品質なサービスをリーズナブルな価格で提供。投稿監視システム「E-Trident」によるサービスに加え、サイト運用等の提案能力にも優れるイー・ガーディアン(株)とローコストオペレーションを強みとし低単価案件の収益化能力に優れる子会社イーオペ(株)で役割分担がなされている。
 
 
ソーシャルサポート
市場拡大に合わせたサービスの提供でニーズを取り込んでいく考え。この一環として、テキストから動画・静止画への投稿のシフトに対応するべく、画像フィルタリングシステムの開発を進めている。
 
 
ゲームサポート
多言語対応といった既存サービス領域の拡大に加え、米Apple社が運営するApp Storeや米Google社が運営するAndroid携帯向けのアプリマーケットであるGoogle Play内で展開されるスマートフォンゲームで新規顧客の取り込みを図っている。
 
 
アド・プロセス
新商材の開発で差別化を図っていく考え。この一環として、14/9期下期から保険代理店Webページ管理システム「Smart Page Tracker」の提供を開始した。
 
 
 
2014年9月期第3四半期決算
 
 
前年同期比2.0%の減収、同16.9%の経常減益
売上高は前年同期比2.0%減の18億33百万円。ゲームサポート業務、アド・プロセス業務の売上が増加したものの、一部大口顧客との取引減少によるソーシャルサポート業務の売上減をカバーできなかった。

ただ、ソーシャルサポート業務も、投稿監視システム「E-Trident」やソーシャルメディア運用支援ツール「ソーシャルダッシュボード+」によるサービスの高付加価値化で既存顧客の深耕と新規開拓が進んでおり、一部大口顧客向けを除いた売上は増加した模様。ゲームサポート業務では、既存顧客との関係強化が進んだ事に加え、コンシューマー向けゲーム大手から新規案件を獲得。アド・プロセス業務では、既存の広告審査業務だけでなく、広告枠管理から入稿管理、広告ライティング等へサービスの幅を広げている事や広告入稿管理業務を円滑に実施するためのシステム開発をセット販売している事が成果を上げている。また、競合他社との差別化を図るべく、保険代理店Webページ管理システム「Smart Page Tracker」の提供も開始した。

営業利益は同18.8%減の1憶39百万円。監視センター業務の東京から宮崎への移管や運営効率の改善等で原価率が0.7ポイント改善したものの、開発・投資に伴う販管費の増加が負担となった。
 
 
 
第3四半期末の総資産は13億62百万円と前期末に比べて67百万円減少。自己株式の取得や配当金・税金の支払と売上債権の増加で現預金が減少した。自己資本比率は前期末に比べて2.9ポイント改善の76.8%。
 
 
2014年9月期業績予想
 
 
通期予想に変更はなく、前期比0.5%の増収、同3.7%の経常増益
売上高は前期比0.5%増の25億円。一部の大口顧客向けの売上減少を吸収して売上高が増加する見込み。

利益面では、東京センターから宮崎センターへの業務移管を順次進めているため関連費用が継続的に発生するものの、その一方で前期に実施した業務の移管効果で期末にかけて原価率の改善が進む。業容拡大に伴う販管費の増加を、売上増と原価率の改善で吸収して営業利益が1億96百万円と同3.7%増加する見込み。
 
 
 
今後の注目点
通期業績予想に対する進捗率は、売上高73.3%、営業利益71.3%、経常利益74.8%。第4四半期(7-9月)のハードルが若干高いようにも感じるが、前期に実施した東京センターから宮崎センターへの業務移管効果で更なる原価率の改善が見込まれる事、保険代理店Webページ管理システムや自動識別型画像フィルタリングシステムの開発が一巡している事等から、第4四半期は利益率の改善が一段と進む見込みだ。このため、経常利益が予想から大きくかい離する事はないと思われる。
尚、相手方の業績不振で一部大口顧客との取引が減少しており、14/9期は通期でこの影響を大きく受けるが、来15/9期はこの影響がなくなる。10/9期にあげた最高益の更新が視野に入ってくるのではないだろうか。
 
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