【21年4月の注目IPO】ビジョナルを分析!

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ビジョナルのアイキャッチ

・4月はどんな企業が新規上場したのかな?
・中でもビジョナルが気になる…。

このようなお悩みを解決します。


本記事の結論

  • 「ビズリーチ」等のHR領域で急成長
  • 物流領域をはじめ新規事業の立ち上げに積極的
  • 近年の業績は右肩上がり

こんにちは、いろはに投資編集部です。

2021年4月には計11社の企業が新規上場をし、その中でも注目の3社を以下の記事で紹介しました。

IPO銘柄に投資したいと考えている人にとって、事業や経営戦略を理解するのは大切です。

そこで今回は注目の3社より、ビジョナル(マザーズ:4194)を紹介します。

ビジョナルとは

ビジョナルとは

ビジョナルってどんな会社なんだろう?

ビジョナル株式会社は2020年2月に株式移転により株式会社ビズリーチの完全親会社として設立された、ハイクラス転職サイト「ビズリーチ」などを運営する企業です。

創業社長の南壮一郎氏が株式の約50%を保有しており、南氏はモルガン・スタンレー証券での勤務後、楽天イーグルスの立ち上げも経ています。

同社の注目点として、圧倒的な知名度を誇る「ビズリーチ」だけでなく多角的な事業展開を意識していることが挙げられます。

今後も新規事業を手がけて社会を変革する企業になり得るため、今後の動向を注視していく価値のある企業と言えるでしょう。

経営理念・ミッション

経営理念

新しい可能性を、次々と。

ミッション

私たちは、インターネットの力で、時代がもたらす様々な課題を、次々と新しい可能性(ビジョン)に変え、世の中の革新を支えていく。
「社会にインパクトを与え続ける」その志や事業のもとに仲間が集まり、新しい仕組みやムーブメントを生み出すことで、本気で実現したい未来へと加速させる。

転職・採用業界の抱えていた課題をDXによって解決した実績を元に、他の社会課題にも取り組んでいく姿勢が見られます。

DX(Digital Transformation)とは、『デジタル技術を活用して変革を与えること』だワン!

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SBI証券

サービス内容

どうやって理念・ミッションをサービスに落とし込んでいるの?

ビジョナルのサービス内容は、大きく分けて以下の5つになります。

  • HR TECH
  • 事業承継M&A
  • サイバーセキュリティ
  • Sales Tech
  • 物流Tech

順にサクッと確認していきましょう。

①HR TECH

HR TECHはビジョナルの主力事業となっており、下記のような有名サービスを展開しています。

  • ビズリーチ
  • キャリトレ
  • スタンバイ
  • HRMOS(ハーモス)
  • ビズリーチ・キャンパス
  • BINAR

テレビCMでも注目を集めた「ビズリーチ」事業の売上高は約209億円と、同社の中核をなしています。

HR TECH事業が急成長の軸になったんだね!

②事業承継M&A

事業承継M&Aでは、主に「ビズリーチ・サクシード」を提供しています。

譲渡企業と譲受企業をオンライン上でつなぐ、事業承継M&Aプラットフォームだワン!

中小企業庁が管轄する事業引継ぎ支援センターと連携が進んでおり、今後のさらなる拡大も期待されます。

後継者不足の問題にも貢献できそうだね!

③サイバーセキュリティ

クラウドやIoTの発展が目まぐるしい現代ですが、それに伴ってサイバー攻撃などのリスクも高まっているのが現実。

サイバーセキュリティ領域では、オープンソースの脆弱性を見つけて対策を提示するツール「yamory」を提供しています。

セキュリティ関連事業はさらに伸びていく予感!

④Sales Tech

Sales Techは営業活動をテクノロジーの力で効率化していく領域として、近年注目されています。

ビジョナルが提供している主なサービスは以下の2つ。

  • BizHint
    →クラウド活用や生産性向上に関する専門サイト
  • Future of Work
    →生産性向上をテーマにしたセミナー等の開催

ビジネスマンに役立つ情報提供をメインに行なっており、今後も情報交換や交流が活発化していきそうです。

ビジョナルグループの知名度向上にも貢献できそう!

⑤物流Tech

ビジョナルは新規事業の一環として、他事業とは関連の薄そうな物流領域にも進出し始めています。

なかなか生産性が上がっていない物流業界を、テクノロジーの力で改善していくというミッションですね。

ITの参入が遅れている領域だからこそ、同社のノウハウを活用した急成長も期待できる注目の事業と言えます。

ビジョナルの積極的な姿勢が表れているね!

業績推移

ビジョナルの過去5年間の業績について、以下の5点をまとめていきます。

  • 売上高
  • 経常利益
  • 当期純利益
  • 1株あたり当期純利益
  • 総資産

※2019年7月期までは、移転前である株式会社ビズリーチの数値。

順調に売上・利益を伸ばしており、年平均で約43.0%の売上成長率になっています。

①売上高

ビジョナルの売上高
同社の業績ハイライトより作成(以下同様)

②経常利益

ビジョナルの経常利益

③当期純利益

ビジョナルの純利益

④1株あたり当期純利益

ビジョナルの1株当たり純利益

⑤総資産

ビジョナルの総資産

経営戦略

ビジョナルの経営戦略では、主力サービス『ビズリーチ』を含むHR Tech領域でのさらなる事業成長を掲げています。

その上で社会的課題の解決に向けた新事業の創出や、企業価値の向上を図っていくという戦略です。

テクノロジーに大きな強みを持っている同社だからこそ、様々な領域での生産性向上を実現していく姿勢が感じられます。

まずは現在取り組んでいる物流領域で、どんな成長を遂げていくのか注目だワン!

課題

ビジョナルが課題として認識しているものは以下の通りです(抜粋)。

  • 採用市場における「ダイレクトリクルーティング」の浸透
  • 収益源の多様化
  • 優秀な人材の確保
  • 情報管理体制の強化
  • 内部管理体制の強化

現状は売り上げの8割超を「ビズリーチ」に依存しているからこそ、新規事業の立ち上げによる収益源の多様化に欠かせません。

新規事業への種まきに注目だね!

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ビジョナルのIPO概要(日程・価格・株主構成等)

ビジョナルのIPO概要

ビジョナルのIPO概要について、以下の2つを解説していきます。

  • 日程・価格
  • 株主構成

同社の株を購入するか検討している方は、ぜひ確認してみてください。

日程・価格

既に上場済みですが、日程・価格については以下の通りでした。

抽選申込期間4月6日(火)~4月9日(金)
当落発表日4月12日(月)
購入申し込み期間4月13日(火)~4月16日(金)
上場日4月22日(木)
公募株数212万7,700株
売出株数1,151万5,600株
公募価格5,000円
参考情報のため、詳細日程は各証券会社にてご確認下さい

株主構成

株主構成については以下の通りです。

株主比率
南 壮一郎45.59%
YJ2号投資事業組合4.84%
Japan Entrepreneur Collaboration Limited.4.39%
竹内 真2.61%
島田 亨1.92%
コーポレートガバナンスを元に作成

IPO取扱証券会社
野村證券(主)、三菱UFJモルガン・スタンレー証券(主)、SBI証券楽天証券など

\IPO銘柄に強いのはSBI証券/

SBI証券

ビジョナルの分析結果:まとめ

ビジョナルの分析結果

ビジョナルに興味が湧いたよ!

ビジョナルの分析結果について解説してきました。

最後に、本記事で押さえておくべきポイントを3点にまとめます。

  • 「ビズリーチ」等のHR領域で頭角を現している
  • 物流領域をはじめ新規事業の立ち上げに積極的
  • 近年の業績は右肩上がり

HR TECH事業の成功で得たスキルを活用し、さまざまな領域でテクノロジーを活用した変革をもたらしそうです。

ビジョナルの今後の展開から目が離せませんね。

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