トリドリ(9337)【IPOインタビュー・上場企業紹介・初値予想】

※この記事は11月27日公開の記事にインタビューを追記したものです。

松井証券 IPOバナー

今回は「IPO企業」の中から12月19日に東証グロースに上場するトリドリ(9337)をご紹介します(翌日にはmonoAI technologyが上場予定です)。

トリドリはSNS上で活躍するインフルエンサーと企業をマッチングするマーケティングプラットフォームサービス「toridori base」などの提供を行っている企業です。

『「個の時代」の、担い手に。』をミッションとし、今後ますます発展していくと予想される企業とインフルエンサーの架け橋として成長を続けています。

想定時価総額は45.5億円で、東証グロースに上場します。

企業様・IRご担当者様へ(クリックで開く)

いろはに投資ではIPO企業様へ実際にインタビューを行い、企業様からのコメントを記事に掲載する取り組みを進めております。

貴社メッセージを掲載することで、中長期で貴社を応援する投資家が増えることを目指しております。

インタビューや掲載は無料で行っておりますので、ご興味がございましたらお問い合わせよりお気軽にご連絡ください

※いろはに投資を運営する株式会社インベストメントブリッジは、IR情報サイト「ブリッジサロン」も運営しております。

企業からのメッセージ

12月16日(金)、株式会社トリドリ 森田CFOへインタビューを実施しました。

インタビューでは上場後の戦略や、個人投資家へのメッセージなどを伺いました。

森田CFO

取締役CFO 森田 一樹氏

2005年、大学を卒業後監査法人に就職。
8年間監査業務を経験しアパレル会社へ転職、経営企画室にて事業計画や会計管理に従事。
その後マーケティングリサーチ会社に転職、上場準備や資金調達を経験し、2020年株式会社トリドリに入社。

創業の経緯

中山(代表取締役社長)は、自身もブログやYouTubeでインフルエンサーとして活動していました。

そしてまだ「インフルエンサー」という言葉が広まっていない頃から、その発信力と宣伝効果を実感し、注目していました。

しかし、当時はインフルエンサーへの報酬の適正基準が定まっておらず、「インフルエンサーはもっと対価をもらうべきではないか」と考えていました。

そんな中、中山がインフルエンサーネットワークを用い、広告主とインフルエンサーの取りつぎを始めたのが創業の経緯となります。

社長自身がインフルエンサーだった経験が活きているんだね!

上場までの道のり

最初はどんな事業から始まったのかな?

創業当時は、「toridori ad」という成果報酬型のインフルエンサーマーケティング事業から始まりました。

そして2018年、中小企業とインフルエンサーのマーケティングプラットフォーム「toridori base」を展開しました。

トリドリベース1
目論見書より(以下同様)

それまでの「中堅企業とメガインフルエンサーのマッチング」と異なり、「中小企業とマイクロインフルエンサー」が事業領域になります。

トリドリ 事業領域
出典:同社HP

これまでtoridori baseへは多額の先行投資をしており、主力事業へと成長しています。

toridori baseの順調な成長もあり、創業6年での上場となりました。

IPOの目的

上場で調達した資金は何に使うの?

上場で得た資金はtoridori baseの開発、広告宣伝費、人件費等に充てる予定です。

これまで、未上場ラウンドでの資金調達によってある程度の広告主・インフルエンサーネットワークを作ることができました。

今後は業界のトップランナーとして、広告主・インフルエンサー双方の満足度を高めるためのプロダクト強化に投資していきます。

また、IPOによって知名度・信頼の向上を目指しています。

マイクロインフルエンサーの広告という市場は人気が高まっており、新規参入も近年増加しています。

業界ナンバーワンを維持するため、プロダクト強化や競合との差別化を図っていきます。

株主への還元

現在、当社は赤字ですが、来期2023年12月期の黒字化を目指しています。

過去2年間で売り上げは約180%成長しており、会社としても事業拡大フェーズにあります。

そのため今すぐの株主還元は考えておらず、成長投資を最優先にしていきます。

投資家からの期待としても、今は成長が望まれているのではと認識しています。

株主への配当よりも、成長のための投資を優先させるんだね!

今後の注目点

当社は広告主とインフルエンサーの顧客を多く有しており、月2万件以上のマッチングが成立しています。

インフルエンサーの広告効果など様々なデータが蓄積されており、そのデータを活用してより広告主にあったインフルエンサーをキャスティングしていく見通しです。

広告主に対しては、上記のような集客・売上へ貢献できる提案を続けていきます。

また、対インフルエンサーでも新たなサービスを展開していく予定です。

単なる案件紹介ではなく、商品開発等インフルエンサーのニーズに合ったサービスを提供していきます。

トリドリベース2

また、中心事業であるtoridori baseの成長を加速させます。

従来ポータルサイトや大手ECモールを使っていた中小企業の方々にtoridori baseをご利用いただきたいと考えております。

この市場は非常に大きいため、急ピッチで伸ばしていく考えです。

投資家へのメッセージ

toridori baseはとても面白いサービスで、”「個の時代」の、担い手に。“というミッションの中心となっています。

ミッション

これからの時代にやってくる「個の時代」を、中小企業やインフルエンサーの支援を通じて支えていきます

このような観点から当社は非常に意義のあるビジネスをしており、中小企業の販促やSNSマーケティングへの先駆者として挑戦していきます。

私たちの挑戦を末長く見守っていただけると幸いです。

IPO概要・初値予想

IPO概要・初値予想

まず、 トリドリの初値予想、およびIPO概要について以下の4つを解説していきます。

同社を購入検討している方は、ご確認ください。

IPO評価・初値予想

売上高は順調に伸び、今後もインフルエンサーマーケティングが続くと予想される。

ANYCOLORなどの似た企業の株価が好調ということもあり、今後の業績拡大にも期待できます

一方で、現状赤字であることを考慮し、多少割高感がある点は懸念点として挙げられます。

これらの点から、IPO評価: B(予想レンジ1.3倍~1.5倍と判断しました。

※IPO評価、初値予想は過去のデータを元に編集部が予想したものであり、結果を確約、投資を推奨するものではございません。

初値予想アンケート

想定価格:1,470円

詳しい評価項目を知りたい方はこちら(クリックで開きます)
  • 発行済み株式数:想定時価総額を計算。
  • オファリングレシオ:小さい方が投資家からの人気が高い。市場に出回る株式数が少なくなることを意味するため。
  • 公募割合:大きい方が投資家からの人気が高い。企業に資金が多く入ることを意味するため。
  • 上場市場:グロースに上場する企業は人気が高くなりやすい。
  • 事業のトレンド性:成長市場に位置し、トレンド性が高い企業は人気になりやすい。
  • VC保有比率:VCが多くいる企業は事業のトレンド性が高く・成長企業であることが多いが、ロックアップがない場合はIPO後の需給が悪化しやすい
  • 売上高成長率・経常利益率:大きい方が人気。過去の業績が良い。
  • 前後2週間のIPO数:少ない方が投資家からの人気が高くなりやすい。
  • 過去1ヶ月の日経平均リターン:高い方が人気。投資家心理に影響。

初値予想の方法については、「【IPO初値予想】IPOの評価方法を初心者向けにやさしく解説!過去の事例も」の記事をご覧ください。

取り扱い証券

同社のIPO株を取り扱う証券会社は以下の通りです。

証券会社名割当率割当株数
大和証券(主)93.56%464,800株
SBI証券3.90%19,400株
みずほ証券0.87%4,300株
SMBC日興証券0.87%4,300株
楽天証券0.24%1,200株
松井証券0.24%1,200株
マネックス証券0.24%1,200株
あかつき証券0.08%400株

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取り扱い銘柄数No.1(22年3月期)のSBI証券がおすすめ。

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日程・価格

IPOの日程は以下のようになっています。

ブック・ビルディング期間12月2日(金)~12月8日(木)
当選発表日12月9日(金)
申込期間12月12日(月)~12月15日(木)
上場日12月19日(月)

続いて、価格は以下のようになります。

仮条件1,450円~1,500円
公開価格1,500円
初値2,733円

IPOスケジュール・初値騰落率

大株主

株主の状況は以下のようになっています。

株主名比率
中山 貴之(代表取締役)36.41%
コタエル信託(株)9.73%
Global Catalyst Partners Japan2号投資事業有限責任組合5.78%
国本 貴志5.60%
樹神 秀和5.54%
三菱UFJキャピタル7号投資事業有限責任組合4.12%
日本郵政キャピタル(株)3.67%
(株)セレス3.49%
(株)Donuts3.24%
三宮 翔太3.08%
上位10名を記載

企業概要

IPO_企業概要

事業内容

InstagramやYouTube、TikTokなどのSNSアカウントは誰もが持ち、数多くの個人(インフルエンサー)が活躍する現代。

株式会社トリドリは 、独自のインフルエンターネットワークを駆使し、個人の影響力を発掘して磨き、企業のプロモーション効果を最大化させるサービスを提供し続けます

目論見書より(以下同様)

※各事業内容の詳細は後日アップデートいたします。

決算情報

売上高は拡大傾向にあり、経常赤字が続いている点から、今後黒字に向けた利益拡大に向けて対策を講じるフェーズに入ってきているのではないかと考察できます。

上場時点ですでにPR実績は28万件、京都銀行やfutureshopなどと提携しています

今後も個人の力が強くなり、インフルエンサーによる消費活動は続いていくと考えられるため、成長は見込めそうです。

新規顧客の開拓と既存顧客の深耕により、顧客数は順調に増加傾向にあり、今後どのくらい顧客数を増やせるのかがカギになりそうです。

経営陣

同社の役員は11名(うち女性1名)おり、その中から抜粋で役員の経歴を紹介します。

代表取締役社長 中山 貴之

2011年8月 株式会社アイプラス設立 代表取締役就任(現任)

2016年6月 株式会社トリドリ設立 代表取締役社長就任(現任)

2021年8月 株式会社OTOZURE(2019年12月に株式会社コラボテクノロジー(現トリドリ)に吸収合併)設立代表取締役就任

最後に、他の企業の上場スケジュールについて知りたい方は、「IPOスケジュール【2022年】」をご覧ください。

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