TORICO(7138)【IPO企業紹介・初値予想】

TORICO アイキャッチ

2022年3月には12社が新規上場予定となっています。

今回は、3月23日に東証マザーズに上場予定のTORICO(7138)をご紹介。

株式会社TORICOは2005年に設立された企業で、コミック全巻売りECサイト「漫画全巻ドットコム」の運営や、マンガ、アニメ関連のグッズの販売などを行っています。

想定時価総額は22.1億円で東証マザーズに上場します。

SMBC日興証券 オンライントレード

IPO概要・初値予想

TORICO 見出し1

まず、TORICOの初値予想、およびIPO概要について以下の4つを解説していきます。

  • IPO評価・初値予想
  • 取り扱い証券
  • 日程・価格
  • 株主構成

同社を購入検討されている方は、ぜひご確認下さい。

IPO評価・初値予想

IPO評価:B(予想レンジ1.3~1.5倍)

オファリングが約12%と低い点や、公開株が極めて少ない点は高評価です。

大株主の中にVCが多い事は懸念されますが、公募価格比1.5倍までロックアップが掛かっているのでそこまで心配する必要はなさそうです。

それでも、ロックアップを考慮し、公募価格比1.5倍以上は厳しいと考えました。

これらの点から、IPO評価:B、予想初値レンジ:1.3~1.5倍と判断しました。

※IPO評価、初値予想は過去のデータを元に編集部が予想したものであり、結果を確約、投資を推奨するものではございません。

IPO評価対応表
詳しい評価項目を知りたい方はこちら(クリックで開きます)
  • 発行済み株式数:想定時価総額を計算。
  • オファリングレシオ:小さい方が投資家からの人気が高い。市場に出回る株式数が少なくなることを意味するため。
  • 公募割合:大きい方が投資家からの人気が高い。企業に資金が多く入ることを意味するため。
  • 上場市場:グロースに上場する企業は人気が高くなりやすい。
  • 事業のトレンド性:成長市場に位置し、トレンド性が高い企業は人気になりやすい。
  • VC保有比率:VCが多くいる企業は事業のトレンド性が高く・成長企業であることが多いが、ロックアップがない場合はIPO後の需給が悪化しやすい
  • 売上高成長率・経常利益率:大きい方が人気。過去の業績が良い。
  • 前後2週間のIPO数:少ない方が投資家からの人気が高くなりやすい。
  • 過去1ヶ月の日経平均リターン:高い方が人気。投資家心理に影響。

取り扱い証券

同社のIPO株を取り扱う証券会社は以下の通りです。

SMBC日興証券(主)91.30%157,500株
SBI証券2.61%4,500株
楽天証券0.87%1,500株
マネックス証券0.87%1,500株
岡三オンライン0.87% 1,500株
いちよし証券0.87% 1,500株
松井証券0.87%1,500株
岩井コスモ証券0.87%1,500株
東海東京証券0.87%1,500株

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日程・価格

IPOの日程は以下のようになっています。

抽選申込期間3月7日(月)~3月11日(金)
当選発表日3月14日(月)
購入申込期間3月15日 (火)~3月18日(金)
上場日3月23日(水)

続いて、価格は以下のようになります。

仮条件1,500円~1,700円
公募価格 1,700円
初値2,510円

大株主

株主の状況は以下のようになっています。

株主名比率
安藤拓郎(代表取締役社長)36.47%
石井昭14.93%
テクノロジーベンチャーズ3号投資事業有限責任組合 無限責任組合員 伊藤忠テクノロジーベンチャーズ(株)11.74%
鯉沼充10.66%
三菱UFJキャピタル5号投資事業有限責任組合 無限責任組合員 三菱UFJキャピタル(株)5.06%
AJC企業育成投資事業有限責任組合 無限責任組合員 AJキャピタル(株)4.19%
(株)A 2.94%
SuMi TRUSTイノベーション投資事業有限責任組合 無限責任組合員 SBIインベストメント(株)2.85%
日本アジア投資(株)2.55%
SMBCベンチャーキャピタル1号投資事業有限責任組合 無限責任組合員 SMBCベンチャーキャピタル(株)1.76%

企業概要

TORICO 見出し2

事業内容

同社は、「世界を虜にする」をビジョンに掲げ「世界に”楽しみ”を増やす」というミッションを実現するために、「漫画全巻ドットコム」をはじめとするマンガビジネスを展開しています。

近年ではマンガ作品のメディア化(アニメ化、映画化、ゲーム等)が、今までマンガに興味の無かった人に新たなコミック需要を喚起するという傾向が続いているので、今後も漫画の原作としてのコミックのニーズは高まっていくと考えられます。

最近では、鬼滅の刃が社会現象を起こしていたね。

同社は主に①EC事業、②デジタルコミック配信事業、③イベント事業の3つのサービス領域を展開しています。

①EC事業

EC事業では、「漫画全巻ドットコム」をはじめとした3つのネット書店を展開し、新刊・名作・同人誌まであらゆる分野を網羅しています。

特に漫画全巻ドットコムでは、20万作品以上のマンガを取り揃えています。

コロナ禍の現代社会には、ピッタリのサービスだね!

②デジタルコミック配信事業

デジタルコミック配信事業では、「スキマ」「MANGA.CLUB」の2つのサービスで電子コミックを国内外に配信し、いつでもどこでも好きな時にマンガを楽しめるサービスを提供しています。

「スキマ」で興味のあるマンガを何話か試し読みした後、「漫画全巻ドットコム」で買えたりもするね!

③イベント事業

イベント事業では、マンガとコラボレーションしたカフェ運営、オリジナルグッズの販売を全国3ヶ所(2022年中には5ヶ所)で開催しています。

また店舗に来られないお客様向けに、国内外に限定グッズをネット経由で販売・発送しています。

以上のようなEC・デジタルコミック配信・イベントサービスの3つの事業によって、多様な漫画ファンにタッチポイントを多面的に作ることによってTORIKOにしか無い強みを創り出しています。

様々な観点から事業を展開しているから、シナジー効果が期待できるね!

決算情報

続いて同社の業績について見てみます。

3つの事業のシナジー効果の成果で、売上高・純資産額ともに右肩上がりで成長しています

利益に関しては、15期にイベント事業における店舗拡大などの先行投資があったため経常損失を計上しましたが、16期には店舗拡大の効果から大幅な利益の増加に繋がりました。

しかし、今期は利益が出ているものの、前期に比べ成長が見られません

なので今後はさらに店舗拡大を行なっていくのか、他の事業を強化するのか注目です。

売上高は順調に伸びているけど、利益がそこまで伸びていないね。

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経営陣

同社の役員は9人おり、 その中から抜粋で役員の経歴を紹介します。

安藤 拓郎  代表取締役社長

1998年4月 日本オラクル株式会社入社
2003年10月 三井物産株式会社入社
2005年2月 株式会社VIBE入社
2005年7月 当社創業 代表取締役社長(現任)
2012年10月 株式会社大洋社 社外取締役
2015年9月 同社退社
2020年10月 株式会社漫画全巻ドットコム 代表取締役社長(現任)
2020年11月 株式会社スキマ 代表取締役社長(現任)
2021年11月 株式会社ROLL 代表取締役社長(現任)

鯉沼 充  専務取締役管理本部長

1998年4月 株式会社第一興商入社
2007年8月 当社入社
2007年10月 当社 取締役
2018年7月 当社 専務取締役管理本部長

最後に、他の企業の上場スケジュールについて知りたい方は以下のページもご覧下さい。