メンタルヘルステクノロジーズ(9218)【IPO上場企業紹介・初値予想】

メンタルヘルステクノロジーズ アイキャッチ

2022年3月には9社が新規上場予定となっています。

今回は、3月28日に東証マザーズに上場予定のメンタルヘルステクノロジーズ(9218)をご紹介。

株式会社メンタルヘルステクノロジーズは2011年に設立された、クライアント企業の社員にカウンセリングからヘルスマネジメントまでを行う企業です。

想定時価総額は約60.6億円で、東証マザーズに上場します。

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IPO概要・初値予想

メンタルヘルステクノロジーズ見出し1

まず、メンタルヘルステクノロジーズの初値予想、およびIPO概要について以下の4つを解説していきます。

  • IPO評価・初値予想
  • 取り扱い証券
  • 日程・価格
  • 株主構成

同社を購入検討している方は、ご確認ください。

IPO評価・初値予想

IPO評価:C(予想レンジ1.0~1.3倍)

オファリングレシオが13%で低いのは高評価です。

また、社会的に意義のある事業で需要も上昇傾向にあり、市場の成長性も高い。

業績も売上・利益ともに右肩上がりのように伺えます。

ただ、VCの売り圧力と公募割合の低さには少し懸念が残ります。

これらの点から、IPO評価:C、予想初値レンジ:1.0~1.3倍と判断しました。

※IPO評価、初値予想は過去のデータを元に編集部が予想したものであり、結果を確約、投資を推奨するものではございません。

IPO評価対応表
詳しい評価項目を知りたい方はこちら(クリックで開きます)
  • 発行済み株式数:想定時価総額を計算。
  • オファリングレシオ:小さい方が投資家からの人気が高い。市場に出回る株式数が少なくなることを意味するため。
  • 公募割合:大きい方が投資家からの人気が高い。企業に資金が多く入ることを意味するため。
  • 上場市場:グロースに上場する企業は人気が高くなりやすい。
  • 事業のトレンド性:成長市場に位置し、トレンド性が高い企業は人気になりやすい。
  • VC保有比率:VCが多くいる企業は事業のトレンド性が高く・成長企業であることが多いが、ロックアップがない場合はIPO後の需給が悪化しやすい
  • 売上高成長率・経常利益率:大きい方が人気。過去の業績が良い。
  • 前後2週間のIPO数:少ない方が投資家からの人気が高くなりやすい。
  • 過去1ヶ月の日経平均リターン:高い方が人気。投資家心理に影響。

取り扱い証券

同社のIPO株を取り扱う証券会社は以下の通りです。

証券会社名割当率割当株数
みずほ証券(主)87.00%1,249,400株
野村證券4.35%62,400株
SBI証券3.47%49,900株
東海東京証券0.86%12,400株
SMBC日興証券0.86%12,400株
マネックス証券0.86%12,400株
東洋証券0.43%6,200株
水戸証券0.43%6,200株
岩井コスモ証券0.43%6,200株
極東証券0.43%6,200株
楽天証券0.43%6,200株
松井証券0.43%6,200株

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日程・価格

IPOの日程は以下のようになっています。

抽選申込期間3月9日(水)~3月15日(火)
当選発表日3月16日(水)
購入申込期間3月17日(木)~3月23日(水)
上場日3月28日(月)

続いて、価格は以下のようになります。

仮条件 560~630円
公募価格 630円
初値880円

大株主

株主の状況は以下のようになっています。

株主名比率
刀禰 真之介(社長)37.31%
ファストトラックイニシアティブ2号投資事業有限責任組合17.25%
(株)Orchestra Investment4.04%
Skyland Ventures 1号投資事業有限責任組合3.85%
(株)ベクトル3.85%
INTAGE Open Innovation投資事業有限責任組合3.85%
(株)杏林舍 1.93%
和田 洋 1.64%
山田 真弘1.45%
Aflac Ventures LLC1.35%

企業概要

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事業内容

同社は、『幸せをリデザインする』をミッションに掲げ、子会社である「Avenir」と共に、メンタルヘルスに関するカウンセリングからマネジメントまで、幅広く提供しています。

同社は、①メンタルヘルスソリューション事業、②メディカルキャリア支援事業、③デジタルマーケティング事業の3事業を展開しています。

以下で、それぞれについて説明します。

メンタルヘルスソリューション事業

同事業では、産業医や保健師等による役務提供サービス労働者の心身の健康管理に関する各種クラウド型サービス「ELPIS」をパッケージ化し、「産業医クラウド」として提供しています。

メンタルヘルステクノロジーズ ソリューション事業
目論見書より

売上に占める割合が約78%と最も高く、同社の主力事業となっています。

役務提供サービスでは、従来は産業医が行なっていた業務を産業医しかできないものか否かで整理し、産業医業務に係る事務負担とコストを削減しています。

産業医などの専門家以外でもできる業務については、ELPISやAvenirのスタッフが代替しています。

負担を減らしつつ、従業員の健康管理の質も高めているんだね!

ELPISでは、12ものクラウドサービスを完備しており、クライアント企業のニーズに合致したサービスを提供しています。

例えば、ケアーズLiteでは、様々な専門分野の医師から、オンラインでカウンセリングを受けることができます。

他にも、社労士に直接相談できたり、従業員のメンタルリスクを可視化できたりするよ!

メディカルキャリア支援事業

同事業では、地方を中心に、医師を医療機関に紹介しています。

地方での医師不足は大きな課題となっており、紹介手数料も高いことから、地方医療機関とのネットワークを拡大させています。

社会貢献だけでなく、収益性の向上もできているんだね!

③ デジタルマーケティング事業

同事業では、Webサイトやシステムの構築・運用を行なっています。

医学会と一般企業両方にサービスを提供しており、導入費用と月額費用を得るストック型ビジネスとなっています。

決算情報

続いて、同社の業績を見てみます。

新型コロナウイルス流行により、在宅勤務が普及したことで、従業員へのメンタルマネジメントの需要が増加し、売上増加となりました。

直近の決算である2021年第3四半期の時点で、昨年度の売上高を上回っており、増収増益に期待がかかっています。

利益面では、2021年第3四半期時点で事業を黒字化することに成功しました。

収益性が改善したことで、損益分岐点も越え始めており、黒字化に転換するタイミングで上場したことが伺えます。

ただ、同社はまだ投資フェーズにあると述べており、その中でも継続的な利益創出と財務基盤の安定化が実現できるかが重要になってきます。

今後は労働者の健康管理に対する社会的責任の重要性が増し、同社の需要がさらに高まっていくと考えます。

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経営陣

同社の役員は8名おり、その中から抜粋で役員の経歴を紹介します。

刀禰 真之介  代表取締役社長

2002年4月 デロイト・トーマツ・コンサルティング株式会社 入社
2004年9月 UFJつばさ証券株式会社 入社
2007年4月 エンジェルジャパン・アセットマネジメント株式会社 入社
2008年1月 株式会社環境エネルギー投資 入社
2011年3月 株式会社Miew(現同社)設立 代表取締役社長(現任)
2014年1月 Miew system service株式会社(現株式会社Avenir)代表取締役社長(現任)

松本 裕介 取締役 デジタルマーケティング事業部長

2001年4月 株式会社ファイブドアーズ 入社
2002年11月 株式会社オーエムシークリエイティブ 入社
2013年2月 株式会社プロトコーポレーション 入社
2014年1月 株式会社ベネッセホールディングス 入社
2016年1月 株式会社アルク 入社
2019年4月 同社入社
2020年6月 同社取締役ITソリューション事業部長(現任)
2022年1月 同社取締役デジタルマーケティング事業部長(現任)

最後に、他の企業の上場スケジュールについて知りたい方は以下のページもご覧下さい。

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※本記事は2022年3月10日時点の情報を元に作成されています。
※本記事内で紹介されている意見は個人的なものであり、記事の作成者その他紹介企業等の意見を代表するものではありません。
※本記事は情報提供を目的としており、特定の商品や手法を推奨するものではありません。投資に関する意志決定はご自身の判断にてお願い致します。