アスターネットワーク(ASTR)とは?特徴や今後の将来性・買い方を初心者向けに解説

・アスターネットワークってどんな仮想通貨なんだろう?
・今後アスターが値上がりするのか知りたいな…
このような悩みを解決します。
この記事の結論
- アスターネットワークは日本発のパブリックブロックチェーンを開発するプロジェクト
- 異なるブロックチェーン同士をつなぐシステムを構築している
- アスターの購入には、国内取引所&海外取引所への登録が必要
アスターネットワークは2022年に本格稼働し、早くも国内外から大きな注目を集めています。
マイクロソフトやAmazon AWSなどの大企業から出資を受けており、期待値の高いプロジェクトです。
今回は、アスターネットワークの特徴や今後の将来性について分かりやすく解説します。
この記事を読めば、アスターの将来性が期待されている理由が分かるワン!
目次
アスターネットワーク(ASTR)とは?

通貨名 | Astar/Astar Network |
---|---|
シンボル | ASTR |
現在価格 | 約8円 |
主な取引所 | Binance・Gate.io・KuCoin |
時価総額 | 約270億円 時価総額ランキング:230位台 |
発行枚数 | 循環供給量:約33億枚 |
ツイッター | https://twitter.com/AstarNetwork Twitterフォロワー数:35万人以上 |
公式HP | https://astar.network/ |
アスターネットワークとは、日本発の「パブリックブロックチェーン」を開発するプロジェクトです。
パブリックブロックチェーンとは、誰でも自由にネットワークに参加できるブロックチェーンのことだよ。
特定の管理者を持たず、透明性のある取引ができるんだ。
アスターネットワークの3つの特徴

アスターには、どんな特徴があるのかな?
アスターの特徴は以下の3つだワン!
- ポルカドットに接続している
- 異なるブロックチェーン同士をつなぐ
- 独自のステーキングを採用
ポルカドットに接続している
アスターネットワークは、ポルカドットに接続できるスロットを世界で3番目に獲得したプロジェクトです。
ポルカドットとは
- 異なるブロックチェーン同士をつなぐ仮想通貨プロジェクト
- スロット
→100個の枠があり、パラチェーンオークションの勝者がリレーチェーンに接続できる - パラチェーン
→ポルカドットにつながる、独立したブロックチェーンのこと - リレーチェーン
→ポルカドットのメインチェーン。セキュリティが高く、パラチェーンにも高いセキュリティを付与できる
ポルカドットは時価総額ランキングで常に上位につけている仮想通貨だよ。
中央集権的な管理者がいない「web3.0」の実現を目指しているんだ。
詳しくは「【注目】仮想通貨ポルカドット(DOT)とは?特徴や将来性・今後の価格予想を解説」をご覧ください。
異なるブロックチェーン同士をつなぐ
アスターネットワークは様々なブロックチェーンとつながる「dAppハブ」を目指しています。
すでにイーサリアムとの接続が完了しており、今後はコスモスやアバランチなどの接続が想定されています。
アスター上ではイーサリアムと互換性のあるdApps(分散型のアプリ)や、ポルカドット基軸のdAppsが開発できるワン!
独自のステーキングを採用
Astar Networkは「dAppsステーキング」という独自の仕組みを採用しています。
ステーキングとは
仮想通貨を保有することで利回りが得られる仕組みのこと
dAppsステーキングの報酬の一部は、開発者に配分される仕組みです。開発者がAstar Networkで開発を行う動機付けになるため、優れたdAppが生まれる可能性があります。
dAppの開発者は、プロジェクトが軌道に乗るまで収入を得られにくいという課題を抱えているんだ。
dAppsステーキングの安定収入があれば、大ヒットするdAppを目指してじっくりと開発が進められそうだね!
アスターネットワークの価格推移

アスターの今までの値動きが知りたいな。
ここからは、アスターの価格推移をチャートで見ていくワン!
- アスターネットワークの全期間チャートを確認
- 2022年4月までの値動き【チャート】
- 2022年5月以降の価格動向【チャート】
※価格は2022年6月上旬の為替レートで計算しています。
アスターネットワークの全期間チャートを確認
アスターの最高値は2022年4月につけた38円台です。
4月上旬に一時高騰したものの、5月には市況の影響を受けて一時6円台まで下落しています。
アスターは登場したばかりの銘柄だよ。一旦は下落してしまったけど、これから伸びる可能性に期待したいね。
2022年4月までの値動き【チャート】
アスターは2021年1月にGato.ioやHuobi Globalに上場しました。上場直後は約30円台をつけ、2月は13~16円台で推移しています。
3月にはマイクロソフトとの提携やコインベースからの資金調達が発表されました。
仮想通貨市場の好況も重なり、3月下旬から4月上旬にかけて2倍以上に高騰しています。
最高値の38円台を更新後は下落に転じ、4月末は19円台まで価格を下げました。
4月はじめには15以上の新プロジェクトが発表されて、Astar Networkの拡大に期待が集まったワン!
2022年5月以降の価格動向【チャート】
5月に入り、仮想通貨市場は全体的に冷え込みを見せ始めました。
株式市場の急落や、ステーブルコイン「UST」とTerraの崩壊によって、ビットコインを筆頭にあらゆる銘柄が下落しています。
アスターも市況の悪さに影響を受け、一時6円台まで急落しました。
2022年6月上旬時点、アスターの価格は7~8円で推移しています。
6月にはアマゾンウェブサービス(AWS)との提携が発表されるなど、アスターには明るい話題もあったんだ。さらなるプロジェクト拡大に注目だね。
市場に活気が戻ってきたら、アスターの上昇も期待できるワン!
買い時を見逃さずに購入するワン!
アスターネットワークの将来性・今後の価格予想

アスターには、今後の将来性はあるのかな?
価格予想と合わせて、アスターの将来性をチェックしてみるワン!
- 大企業や個人投資家から出資を受けている
- 日本のプロジェクトと提携している
- 今後の価格は?アスターの将来価格を予想
大企業や個人投資家から出資を受けている
Astar Networkは、多くの大企業やプロジェクトから出資を受けています。
- Polychainなどが主導する戦略ラウンド
→約2,200万ドルを調達 - コインベース
→アメリカ最大手の仮想通貨取引所から資金を調達 - マイクロソフト
→web3.0企業を支援 - コインチェック
→web3.0関連のスタートアップ企業を支援 - Amazon AWS
→Astar Networkの育成プログラムを拡張
アスターには個人投資家も多く出資していて、本田圭佑氏やギャビン・ウッド氏(ポルカドット創設者)が出資しているよ。
有名な企業や投資家が出資しているのは安心感があるね。
十分な資金があれば、プロジェクトの開発も順調に進みそうだよ!
日本のプロジェクトと提携している
Astar Networkは日本のプロジェクトと多数提携を結んでいます。
- double jump.tokyo
→IPを活用したNFTビジネスを展開 - DEA
→Astar上のGameFi分野拡大に向けて協業 - TofuNFT
→マルチチェーン展開のNFTマーケットがAstar Networkに対応 - JPYC
→日本円ステーブルコインがAstar Networkに対応 - Synamon
→NFT対応のメタバースプラットフォームを開発する企業と提携
様々な分野で日本企業との提携を進めており、Astar Networkのさらなる拡大が見込まれています。
Astar Networkの渡辺創太CEOはweb3.0の普及活動に積極的で、自民党の河野太郎議員と対談したYouTube動画もアップされているワン!
Play to Earnの派生形で、音楽を聴いて稼げる「PENTA」もAstarチェーン上に作られたアプリだよ。
今後の価格は?アスターの将来価格を予想
海外の仮想通貨価格予想サイトによる、アスターの価格予想は以下の通りです。
今後の価格上昇を見込んだ、ポジティブな予想が出ています。
- DigitalCoinPrice
→2027年までに0.17ドル(約23円)に到達 - TechNewsLeader
→2027年までに0.50ドル(約67円)に到達 - PricePrediction
→2027年までに0.63ドル(約84円)に到達
※2022年6月上旬の為替レートで計算
2022年6月上旬に約8円台だったアスターが、5年後には約3~10倍に高騰するという価格予想が出ているよ。
アスターネットワークはどこで買う?【購入できる取引所】

アスターはどこで買えるのかな?
国内取引所ではアスターを買えないから、海外取引所を使う必要があるワン!
アスターは海外取引所で購入できる
アスターは海外取引所を利用すれば購入できます。アスターを扱っている主な取引所は以下の通りです。
- Binance
→世界最大級の仮想通貨取引所 - Gato.io
→700種類以上の銘柄を扱う - KuCoin
→世界トップ10の取引高を誇る
なお、海外取引所を利用する際は、国内の取引所で送金用の仮想通貨を用意する必要があります。
送金用の仮想通貨は、以下の国内取引所で準備するのがおすすめだよ。
取引所 | 特徴 | 取扱い銘柄数 | 主なサービス | 入出金手数料 | 送金手数料 | 取引手数料 |
---|---|---|---|---|---|---|
GMOコイン | ・初心者向け ・手数料が安い ・オリコン満足度調査No.1 | 全23銘柄 ・販売所:20 ・取引所:21 | ・積立 ・レバレッジ取引 ・レンディング ・ステーキング | 無料 | 無料 | 取引手数料(販売所):無料 取引手数料(取引所):Maker -0.01%/Taker 0.05% |
Coincheck | ・初心者向け ・手軽に買える ・アプリダウンロード数No.1 | 全19銘柄 ・販売所:17 ・取引所:6 | ・積立 ・NFTマーケット ・レンディング ・ステーキング | 入金:無料 出金:407円 | BTC:0.0005BTC | 無料 |
bitbank | ・中級者向け ・板取引に強い ・取引量国内No.1 | 全22銘柄 ・販売所:20 ・取引所:22 | ・レンディング | 入金:無料 出金:550円/770円(3万円以上) | BTC:0.0006BTC | 販売所:無料 取引所:Maker -0.02%/Taker 0.12% (一部銘柄を除く) |
Huobi Japan | ・上級者向け ・板取引銘柄が豊富 ・取扱い銘柄数No.1 | 全26銘柄 ・販売所:24 ・取引所:25 | ・レバレッジ取引 ・レンディング | 入金:無料 出金:330円~ | BTC:0.0005BTC | 販売所:無料 取引所:銘柄により変動 |
取引所に関する詳細は、「おすすめの仮想通貨取引所を解説」の記事をご覧ください。
手数料が安いのはGMOコイン
手数料を少しでも抑えたい方は、GMOコインを経由してアスターを購入するのがおすすめです。
手数料のほとんどが無料となっており、取引や送金にかかるコストを減らせます。
積立・レンディング・ステーキングなど、多彩なサービスで資産運用できるのも特徴です。
取扱い銘柄の多くが板取引に対応しているから、販売所で発生するスプレッドを避けてトレードできるんだ。
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※2022年 オリコン顧客満足度® 調査 暗号資産取引所 現物取引 第1位
初心者にはコインチェックがおすすめ
取扱い仮想通貨(19銘柄)の詳細(クリックで開きます)
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- リスク(LSK)
- リップル(XRP)
- ネム(XEM)
- ライトコイン(LTC)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- モナコイン(MONA)
- ステラルーメン(XLM)
- クアンタム(QTUM)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- アイオーエスティー(IOST)
- エンジンコイン(ENJ)
- オーエムジー(OMG)
- パレットトークン(PLT)
- シンボル(XYM)
- SAND(サンド)
- ポルカドット(DOT)
仮想通貨の取引に慣れていない方は、国内大手取引所のCoincheckを経由するのがおすすめです。
Coincheckのアプリは初心者向けに作られており、誰でも簡単に送金用の仮想通貨を購入できます。
NFTマーケットプレイスやCoincheck IEOへの参加など、様々な方法で利益を狙える取引所です。
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※ 対象:国内の暗号資産取引アプリ、期間:2019年〜2021年、データ協力:AppTweak
アスターネットワーク(ASTR)の買い方・購入方法

アスターの購入方法を詳しく知りたいな。
ここからは、アスターの買い方を紹介するワン!
- 国内取引所で送金用の仮想通貨を購入する
- 海外取引所に仮想通貨を送金する
- 海外取引所でアスターを購入する
国内取引所で送金用の仮想通貨を購入する
まずは国内取引所で送金用の仮想通貨を用意しましょう。
仮想通貨を送金する際は送金手数料が発生します。
コストを抑えたいなら、送金手数料無料のGMOコインや、XRP(リップル)の板取引に強いbitbankへの登録がおすすめです。
XRPは送金手数料がとても安く済むから、送金に手数料がかかる取引所で使うといいよ。
海外取引所に仮想通貨を送金する
次に、アスターを購入する海外取引所の口座を開設します。
バイナンスは日本語に対応しており、比較的スムーズにアカウントを作成できます。
国内取引所の登録と同じ流れで口座を開設しましょう。
仮想通貨の送金方法
- 海外取引所のマイページから、送金する仮想通貨の入金アドレスを取得
- 国内取引所のマイページで送金する仮想通貨を選択し、海外取引所の出金先アドレスを追加
- 数量やネットワークなどを入力して送金する
ウォレットアドレスなどの登録内容にミスがあると、仮想通貨を失う恐れがあるから注意ワン!
あわせて読みたい
海外取引所でアスターを購入する
送金した仮想通貨が海外取引所のウォレットに着金したら、アスターを購入します。
Binanceの場合、「Convert(コンバート)」のサービスを使えば簡単にビットコインとアスターをトレードできます。
手数料を抑えたい方は「現物」から取引を行いましょう。
1ステップずつ順番に進めれば、初心者でも失敗せずにアスターを買えるんだね!
アスターに関するQ&A

アスターのよくある質問集をチェックしておきたいな。
Q&Aを確認して、アスター購入の参考にするといいワン!
- アスターのNFTはどこで買える?
- アスター(ASTR)と株価は関係がある?
- アスターでステーキングをする方法は?
アスターのNFTはどこで買える?

アスターネットワーク上のNFTは、「TofuNFT」で購入できます。
購入できるNFT(一例)
- AstarDegens
- AstarCats
- Astar Sign Witch
TofuNFTはマルチチェーン対応のNFTマーケットプライスだよ。
海外展開している日本発のNFTマーケットなんだ。
NFTの始め方については「【図解】NFTとは?特徴や将来性をわかりやすく初心者向けに解説!」をご覧ください。
アスター(ASTR)と株価は関係がある?
ティッカーシンボル(銘柄の略称)の「ASTR」は、アスターネットワークだけでなく「アストラ・スペース」という企業も用いています。
アストラ・スペースはアメリカのロケット打ち上げ企業で、アスターネットワークとは別のプロジェクトです。
アスターネットワークに投資したい場合は、株のASTRではなく、仮想通貨のASTRを購入しましょう。
うっかり間違えないように気をつけよう!
アスターでステーキングをする方法は?
アスターでステーキングする方法はいくつかありますが、Binanceを利用するのが手軽です。
- Binanceのステーキング
→60日ステーキングの年利は約30% - Astar Network上のステーキング
→dApps stakingの年利は約11%
※2022年6月上旬時点の年利
Binanceは30日・120日ステーキングもあるんだけど、人気があって売り切れ中みたいだワン。
ステーキングしたい人は早めにチェックするワン!
【まとめ】アスターネットワークとは

アスターについて、よく理解できたよ!
今回はアスターネットワークの特徴や今後の将来性、買い方について解説しました。
最後に、この記事の重要なポイントをまとめます。
- アスターネットワークは日本発のパブリックブロックチェーンを開発するプロジェクト
- 異なるブロックチェーン同士をつなぐシステムを構築している
- アスターを海外取引所で買う際は、国内取引所&海外取引所への登録が必要
アスターを購入する際は、手数料の安いGMOコインなど好みの取引所を選んで無料登録するのがおすすめです。
自分に合った取引所で仮想通貨を用意して、トレードによる利益を狙いましょう!
取引所によっては口座開設キャンペーンが開催されているワン!
期間や詳細については公式サイトで確認してほしいワン!