【2023年最新】デビットカードのおすすめ10選!選び方やメリット・注意点まで徹底解説

利用すると、すぐ口座から引き落とされるデビットカード。
使った直後に口座残高に反映されるため、クレジットカードよりも管理しやすい特徴があります。
ですがデビットカードの種類はかなり多く、どれを選んだら良いか迷ってしまうことも。
そこで今回は当サイトが厳選したデビットカードのおすすめ7選と、選び方について解説します。
\編集部厳選/
デビットカードの選び方

最初に、デビットカードを選ぶ方法について紹介します。
デビットカードの中にもいくつか種類があり、サービスや機能も様々です。
そのため、デビットカードを選ぶ際は以下の4つに注目して選びましょう。
選びを知っておけば、デビットカードを発行した後も上手く使いこなせるワン!
①国際ブランドがついているか
デビットカードには、Visa・JCBなど国際ブランドが付帯したものと、ブランドが付帯しない「J-Debit」の2種類があります。
その中で、多くの店舗でお得に使いたい人は国際ブランド付きのものがおすすめです。
「J-Debit」と「国際ブランド付き」の違いは何?
J-Debitと国際ブランド付きの違いは、以下の画像をご覧ください。

J-Debitとは、お手持ちのキャッシュカードをそのままレジで提示して支払う方法です。
デビットカードとして発行する手間がかからず、お手持ちの普通預金などのキャッシュカードであればほとんど利用できます。
ただし対応店舗が少なく、ネットショッピングでは使えないというデメリットも。
J-Debitが使えるのは一部の店舗で、コンビニならローソンのみだワン!
その点、国際ブランド付きのデビットカードなら、ネットショッピングを始め、国際ブランドに対応している多くの店舗で使えます。
クレジットカードのような感覚で、J-Debitよりも自由に利用できますよ。
さらに利用金額に応じたポイント還元や、キャッシュバックを受け取れるモノも。
J-Debitよりも幅広い店舗でお得に使えるため、デビットカードは国際ブランド付きがおすすめです。
僕も国際ブランド付きのデビットを発行するよ!
②年会費がかからないものを選ぶ
デビットカードを選ぶ際は、年会費無料であることを一番に重視しましょう。
管理のしやすさが特徴のデビットカードですが、年会費がかかるとその分お得度が下がります。
また、デビットカードはクレジットカードに比べ、ポイント還元などのサービスも控えめです。
お得度がそこまで高くない分、年会費無料にこだわって選ぶことをおすすめします。
「楽天銀行ゴールドデビットカード」など、一部のデビットカードでは年会費がかかるから注意するんだワン!
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③還元率が高いほうがお得
デビットカードの中には、利用金額に応じたポイント還元やキャッシュバックを受けられるものがあります。
還元率が高いとその分お得度が上がるので、できるだけ多く還元されるものがおすすめです。
還元率1%と0.5%のデビットカードであれば、利用金額ごとの貯まるポイントは以下のとおり。
利用金額 | 1% | 0.5% |
---|---|---|
10,000円 | 100ポイント | 50ポイント |
20,000円 | 200ポイント | 100ポイント |
30,000円 | 300ポイント | 150ポイント |
40,000円 | 400ポイント | 200ポイント |
50,000円 | 500ポイント | 250ポイント |
還元率1%の方が、貯まるスピートが速いよ!
還元率が高ければ、その分ポイントも速く貯まります。
デビットカードは毎日の買い物で長く使うものなので、たくさん還元されるものを選びましょう。
④入出金の手数料もチェックしておく
デビットカードは口座の残高がないと利用できません。
そのため、口座に入出金する際の手数料もしっかり確認しておきましょう。
多くの口座では平日昼間のATM手数料が無料ですが、お仕事や育児でなかなか行けない人は要注意です。
平日昼間は仕事でATMに行けないけど、夜だと手数料かかるんだよね…
銀行によっては口座残高や取引の状況次第で、ATM手数料が無料になる場合があります。
また自社のATMを使えば、いつでも手数料がかからない銀行もあるので、店舗が近い人は利用すると良いでしょう。
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デビットカードのおすすめ10選

結局、デビットカードのおすすめはどれなの?
たくさんの銀行から様々なデビットカードが発行されていますが、中でもおすすめは以下の10枚です。
カード名 | 年会費 | 還元率 | 銀行名 |
---|---|---|---|
①Sony Bank WALLET | 永年無料 | 0.5%~2% | ソニー銀行 |
②GMOあおぞらネット銀行Mastercardプラチナデビットカード | 3,300円(税込) | 0.6%~1.2% | GMOあおぞらネット銀行 |
③Oliveフレキシブルペイ(一般) | 永年無料 | 0.5% | 三井住友銀行 |
④楽天銀行デビットカード | 永年無料 | 1% | 楽天銀行 |
⑤ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET | 永年無料 | 0.5% | ソニー銀行 |
⑥イオン銀行キャッシュ+デビット | 永年無料 | 0.5%~1% | イオン銀行 |
⑦住信SBIネット銀行デビットカード | 永年無料 | 0.8% | 住信SBIネット銀行 |
⑧セブン銀行デビット付きキャッシュカード | 永年無料 | 0.5%~1% | セブン銀行 |
⑨PayPay銀行Visaデビットカード | 永年無料 | 0.2% | PayPay銀行 |
⑩ゆうちょデビット | 永年無料 | 0.25% | ゆうちょ銀行 |
上記のデビットカードなら、ポイント還元やサービスも充実しています。
1枚ずつ具体的に解説するので、自分に合うものを探してみてくださいね。
①Sony Bank WALLET

銀行 | ソニー銀行 |
年会費 | 永年無料 |
還元率 | 0.5%~2.0% |
発行条件 | 15歳~ |
ブランド | VISA |
公式サイト | https://moneykit.net/visitor/sbw/ |
Sony Bank WALLETは、ソニー銀行のデビットカードです。
海外での利用に特化しており、世界200以上の国と地域のVisa加盟店でショッピングに利用できます。
外貨口座が無くても、円口座から現地通貨を引き出して利用可能。
外貨預金口座を開設しSony Bank WALLETの引き落とし先にすれば、海外で利用した時の手数料がかかりません。
外貨預金口座を引き落とし先にできるから、海外によく行く人におすすめだワン!
利用金額によってキャッシュバックをうけられ、外貨預金などの残高次第では最大で2%も還元されます。
セブン銀行など提携ATMを利用すれば入金手数料は無料、出金なら月4回までは無料です。
出金も月4回無料なら十分にありがたいね。
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②GMOあおぞらネット銀行Mastercard プラチナデビットカード

銀行 | GMOあおぞらネット銀行 |
年会費 | 3,300円 (税込) |
還元率 | 0.6%~1.2% |
発行条件 | 15歳~ (中学生は除く) |
ブランド | Mastercard |
公式サイト | https://gmo-aozora.com/priv/service/card.html |
GMOあおぞらネット銀行Mastercard プラチナデビットカードは、GMOあおぞらネット銀行が発行しています。
保有するだけで最高ランクのカスタマーステージ特典を受けられ、利用金額の1.2%が決済確定月の翌月21日にキャッシュバックされるのが大きなメリットです。
一般的なクレカ以上の還元率だワン!
ATM出金手数料は、なんと月に20回も無料に。
キャッシュカードの機能がついているため、カードを何枚も持ち歩く必要もありません。
「ポイントではなく現金でキャッシュバックが欲しい」という人は、GMOあおぞらネット銀行デビット付キャッシュカードを検討してみましょう。
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GMOあおぞらネット銀行 Mastercardプラチナデビットカードなら
対象のカード利用で最大1.2%が現金還元!原則3営業日以内のカード発送ですぐ使えます。
③Oliveフレキシブルペイ(一般)

銀行 | 三井住友銀行 |
年会費 | 永年無料 |
還元率 | 0.5% |
発行条件 | 15歳~ |
ブランド | Visa |
Oliveフレキシブルペイは三井住友銀行が発行しており、クレジット・デビット・ポイントカードの機能が一体化した新しいタイプのカードです。
アプリからデビットモードに切り替えると、デビットカードとして使えます。
クレジットの機能を使わず、デビットカードとして使えばいいんだね!
カードの表面・裏面ともカード番号が印字されていないため、セキュリティーの面でも安心です。
200円(税込)利用するごとに1%分のVポイントが貯まり、対象のコンビニ・飲食店ならさらにポイントアップも。
貯まったVポイントは「VPass」アプリから切り替えることで、カード決済にポイントを充てることができます。
アプリからワンタッチで切り替えるだけだから、ポイントが使いやすいワン!
本人名義での口座開設は15歳からですが、親権者名義なら0歳からでも発行可能。
幅広い使い方に対応できる、デビットカード以上に便利なカードと言えるでしょう。
④楽天銀行デビットカード

銀行 | 楽天銀行 |
年会費 | 永年無料 |
還元率 | 1% |
発行条件 | 16歳~ |
ブランド | Visa/Mastercard/JCB |
楽天銀行デビットカードは、楽天銀行から発行されています。
100円(税込)利用につき1円分の楽天ポイントが貯まるため、楽天カードと同じ1%の高い還元率で使えるのが特徴です。
楽天カードでは公共料金を支払うと0.2%しか貯まらないのですが、楽天銀行デビットカードなら1%還元されます。
そのため、「楽天カードユーザーも公共料金は楽天銀行デビットカードで支払う方が良い」と言われているほどお得です。
公共料金なら楽天カードよりも還元率が高いのね!
お使いの公共料金がデビットカードで支払えるかは、契約している会社に問い合わせるワン!
コンビニなど対象のATMであれば、3万円以上の入金なら手数料は無料。
3万円未満の入金や出金手数料は275円(税込)と割高ですが、「ハッピープログラム」のランクによって無料で利用できます。
貯まったポイントは楽天市場を始め、デビットカードの支払いにも充当できるので、無駄になることもないでしょう。
還元率重視に人も、楽天銀行デビットカードなら満足だね!
ただし、楽天銀行デビットカードは楽天市場を利用したときのポイント還元率が2%ですが、楽天カードのポイント還元率は3%です。
また、楽天銀行デビットカードだとETCに非対応、付帯サービスが充実していない点で楽天カードの方がお得な面もあります。
楽天カードと楽天銀行デビットカードを両方、使い分けるとお得だね!
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さらに年会費は永年無料です。
楽天カード(クレカ)について詳しく知りたい方は、『楽天カードのポイントは高還元率!新規入会で8,000ポイントもらう方法も解説』の記事も参考にしてみてください。
⑤ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET

銀行 | ソニー銀行 |
年会費 | 永年無料 |
還元率 | 200円につき1マイル |
発行条件 | 15歳~ |
ブランド | VISA |
「ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET」は、ANAマイルが貯まるソニー銀行のデビットカードです。
200円(税込)利用ごとに1マイルが貯まるため、一般のANAカードと同等の高い還元率となります。
ANAの飛行機を使う人は、ANAマイレージクラブ付きのSony Bank WALLETを選ぶといいね!
外貨預金と投資信託の合計残高に応じて、毎年最大4,800マイルも獲得可能。
今ANAカードを持っている人も、「ANAマイレージクラブお客様番号」を申告すれば貯まったマイルを合算できますよ。
渡航前に外貨預金で積み立てておけば、海外旅行時の為替手数料が不要です。
1位に紹介したSony Bank WALLETと2枚持ちはできないため、どちらか自分にあう方を選びましょう。
⑥イオン銀行キャッシュ+デビット

銀行 | イオン銀行 |
年会費 | 永年無料 |
還元率 | 0.5%~1% |
発行条件 | 15歳~ (中学生は除く) |
ブランド | JCB |
イオン銀行のキャッシュカードとデビットカードが1つになったのが、「イオン銀行キャッシュ+デビット」です。
イオン系列店をお得に利用できる特典がついており、具体的には以下の通り。
イオン銀行キャッシュ+デビットのメリット
- イオン・マックスバリュなどで20日・30日のお買物が5%オフ
- 毎月10日のありが10デーは2.5%還元
- イオンシネマがいつでも一般料金から300円引き
イオンカードと同じ特典が利用できるのね!
基本の還元率は0.5%ですが、イオン系列店では倍の1%にアップします。
イオン銀行ATMなら土日・休日問わず、夜間でもATM手数料はかかりません。
イオン系列店をよく利用する人は、イオン銀行キャッシュ+デビットがおすすめです。
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イオンカードならデビットカードについていないETCカード追加可能
旅行保険の付帯もついてくる
⑦住信SBIネット銀行デビットカード

銀行 | 住信SBIネット銀行 |
年会費 | 永年無料 |
還元率 | 0.8% |
発行条件 | 15歳~ |
ブランド | Mastercard |
住信SBIネット銀行デビットカードは、住信SBIネット銀行が発行するデビットカードです。
1,000円ごとに8ポイントの「スマプロポイント」が貯まり、500ポイント貯まったら1ポイント=1円相当としてキャッシュバックできます。
還元率は0.8%だワン!
ATM手数料は1回110円ですが、「スマート認証NEO」に登録すれば月に5回まで無料です。
「スマート認証NEO」はスマホの生体認証ですぐに登録できるので、ほとんどの人が月5回まで手数料無料と考えてよいでしょう。
本来は発行手数料が1,100円(税込)必要ですが、2023年9月30日までは無料で発行できますよ。
シンプルなナンバーレスデザインで、番号を見られる心配もなく安心だね。
⑧セブン銀行デビット付きキャッシュカード

銀行 | セブン銀行 |
年会費 | 永年無料 |
還元率 | 0.5%~1% |
発行条件 | 16歳~ |
ブランド | JCB |
セブン銀行デビット付きキャッシュカードは、セブン銀行が発行するキャッシュカードつきデビットカードです。
200円利用につき1円相当のnanacoポイントが貯まり、セブン-イレブンなどセブン&アイグループの店舗で利用できます。
セブン銀行ATMからの入金はいつでも無料ですが、引き出しは7時から19時以外なら110円(税込)の手数料が発生するため注意しましょう。
セブン-イレブン・西武・そごう・セブンネットショッピングで利用すると、一部商品を除き2倍の1%ポイント還元も受けられます。
セブン&アイグループをよく利用する人におすすめだね!
⑨PayPay銀行Visaデビットカード

銀行 | PayPay銀行 |
年会費 | 永年無料 |
還元率 | 0.2% |
発行条件 | 15歳~ |
ブランド | VISA |
PayPay銀行VisaデビットカードはPayPay銀行が発行する、キャッシュカードつきのデビットカードです。
QRコード決済「PayPay」と相性がよく、チャージはもちろん、余ったPayPayマネーを手数料無料で口座に入金できます。
PayPayにチャージして使い切れなくても、手数料なしで口座に戻せるなら安心ね。
還元率は0.2%と低めですが、たくさんの店舗で使える「PayPayポイント」が貯まるのは嬉しい点です。
ATM手数料は月1回無料、それ以降は3万円未満の利用で165円~(税込)となっています。
PayPayをふだんよく使う人は、PayPay銀行Visaデビットカードがおすすめです。
⑩ゆうちょデビット

銀行 | ゆうちょ銀行 |
年会費 | 永年無料 |
還元率 | 0.25% |
発行条件 | 15歳~ (中学生は除く) |
ブランド | Visa |
ゆうちょデビットは、ゆうちょ銀行が発行するデビットカードで、国際ブランドはVisaが付帯します。
全国の郵便局で入出金できるため、ATMの使い勝手は抜群です。
郵便局のATMなら全国にあるし、一部を除き手数料無料だよ!
ゆうちょ銀行口座を持っている人は、ゆうちょ銀行公式サイトまたは郵便局から、すぐに申し込み手続きが可能。
口座は0歳から開設できますが、デビットカードは中学生を除く15歳からとなります。
月の利用金額に応じて0.25%分のキャッシュバックを受けられますが、他社のデビットカードに比べ、還元率が低い点に注意しましょう。
デビットカードのメリット5選

デビットカードのメリットって何があるんだろう。
ふだんの支払いにデビットカードを使うことで、以下の5つのメリットを受けられます。
①使いすぎる心配がない
デビットカードは、銀行の残高の範囲内で利用できます。
残高以上のお買物には利用できないため、うっかり使い数ぎてしまう心配は不要です。
利用分がすぐに口座残高に反映されるため、残りいくら使えるかわかりやすく、管理しやすいのが最大のメリットでしょう。
使いすぎない安心感が、デビットカードのいいところだよね。
②発行時の審査がほとんどない
クレジットカードを発行する際は必ず審査がありますが、デビットカードは原則として審査がありません。
銀行口座を持っていて加入年齢に達していれば、誰でも加入できます。
年収や年齢、職業を記入する手間や、審査待ちの不安感もありませんよ。
ただし、発行したい銀行で過去に金融事故を起こしている人など、まれに審査に落ちることがあるワン!
③お金を下ろしたり、チャージしたりする手間がかからない
現金の場合、ATMに並んでお金を下ろす必要があります。
昼間ATMに行けない人は時間外手数料がかかる場合もあり、なんだか損した気分になることも。
昼間仕事でATMに行けないのに、時間外手数料がかかると辛いわ。
ですがデビットカードなら、現金を持っていなくてもお買物ができるため、ATMでお金を下ろす手数料はかかりません。
また、QRコード決済や電子マネーのように、事前のチャージも不要です。
使う前の手間がかからないのも、デビットカードのメリットでしょう。
④15歳から発行できるため、高校生も利用できる
ほとんどのデビットカードは、15歳・または16歳から発行可能です。
年齢を満たしていれば、高校生の方も持つことができます。
ネットでお買物をしたい高校生も、デビットカードなら使えるよ!
ただし未成年の方は、銀行口座を発行する際に保護者の同意が必要な場合があります。
詳しくは発行したい銀行の公式サイトなどで確認してみてください。
⑤毎月の利用上限を設定できる
デビットカードでは、毎月の利用上限を自分で設定できます。
1回・1日・1ヶ月あたりの上限を、それぞれ細かく設定できるものも多いです。
クレジットカードでは数千円・数万円単位の細かい上限設定はできないため、デビットカードの特化したメリットと言えるでしょう。
1日何円までって決めておけば、使いすぎる心配もなくて安心ね。
上限を決めることで不正利用対策にもなるから、必ず設定して欲しいワン!
デビットカードの注意点4つ

デビットカードを使う際に気を付けるべきことは?
デビットカードのメリットを紹介しましたが、反対に以下の注意点もあります。
後から慌てないように、事前に注意点も確認しておきましょう。
①口座に残高がないと使えない
デビットカードは、口座残高の範囲内で決済できるカードです。
そのため口座残高が足りないと、エラーとなり利用することができません。
口座残高を超えるお金が急に必要になった場合、デビットカードでは対応できないため注意しましょう。
残高をいつも把握しておく必要があるね。
②一部のサービスで使えない場合がある
デビットカードは、国際ブランドに対応している店舗でも、用途によって使えない場合があります。
具体的に以下の用途では、デビットカードは使えないと言われています。
- 毎月継続的に支払う料金
- 高速道路の料金
- ガソリンスタンド
- 機内販売
上記に挙げたように、ガソリンスタンドや高速道路の料金、公共料金など毎月継続的に支払う料金も使えない可能性があります。
ただ最近では、デビットカードが使えないと言われているものの中でも、実際には利用できることが増えています。
デビットカードの種類によっても、対応しているかどうかは異なります。
使いたい人は、店員さんや契約している会社に直接問い合わせてみましょう。
デビットカードは使えたり使えなかったりがあるから、直接利用先に問い合わせるのが一番だワン!
③分割・リボ払いができない
デビットカードは即時引き落としの一括払いしか利用できません。
分割払い・リボ払いには非対応です。
管理しやすい反面、「大きな出費を計画的に支払いたい」という目的には不向きと言えるでしょう。
分割・リボを使いたくない人にとっては、メリットでもあるね。
④不正利用された場合、クレジットカードの方が補償が手厚い
クレジットカードが不正利用された場合、本人に過失がないと認められれば、基本的に全額が保証されます。
ですがデビットカードは、補償の上限が決まっていることがほとんどです。
そのため取り扱いには充分注意する必要があります。
使っている人の過失がなくても、不正利用されると上限額までしか保証されないのか…
クレジットカードは翌月引き落としのため、口座からお金が引き落とされる前に不正に気づくこともできます。
ですがデビットカードは直接残高が減ってしまうため、精神的ショックも大きいです。
上限設定を活用し、不正利用の対策をしっかり万全にしておきましょう。
不正利用対策のため、デビットカードはメイン口座ではなく、サブ口座での利用をおすすめするワン!
デビットカードとクレジットカード・プリペイドカードの違いは?

お買物などで決済ができるカードは、デビットカードの他に、クレジットカードやプリペイドカードといったものもあります。
どれもVisaやMastercardなどの国際ブランドが付帯しており、形も似ているため、何が違うのかわからない人も多いのではないでしょうか。
どれも似たようなカードだし、違いがわからないわ。
デビットカード・クレジットカード・プリペイドカードは、使い方や還元率、補償などで大きな違いがあります。
具体的には以下の表をご覧ください。
デビットカード | クレジットカード | プリペイドカード | |
---|---|---|---|
決済方法 | 即時払い | 翌月払い | チャージ式 |
分割払い | × | ○ | × |
リボ払い | × | ○ | × |
サービス・特典 | ○ | ◎ | △ |
補償 | ○ | ◎ | △ |
管理のしやすさ | ◎ | ○ | ○ |
加入年齢 | 15歳~ | 18歳~ | 何歳でも可 |
デビットカードは口座から即時引き落とされるのに対し、クレジットカードは翌月払い、プリペイドカードはチャージした残高内で利用できるのが特徴です。
それぞれのカードの特徴を詳しく紹介します。
デビットカードとクレジットカードの違い

クレジットカードはカード会社で発行するのに対し、デビットカードは銀行口座に付けられるカードです。
そのためデビットカードを発行するには、先に銀行口座を開設する必要があります。
管理がしやすく現金の感覚で使えるのがメリットですが、補償や特典・サービスに関しては、クレジットカードの方が手厚い傾向があります。
またクレジットカードの分割払いやリボ払いは、デビットカードでは非対応となっています。
デビットカードは管理しやすいけど、特典や機能はそこそこなんだね。
関連の「審査が甘いクレジットカードはある?おすすめ7選・審査に通るコツを徹底解説」もご覧ください。
デビットカードとプリペイドカードの違い

プリペイドカードはカード会社や銀行以外でも発行できて、交通系電子マネーなど様々な種類があります。
デビットカードのように口座残高は関係なく、あらかじめチャージした金額の範囲内で使えます。
使える年齢に制限がないため、おこづかいとして子供に持たせることも可能。
最近では国際ブランド付きのプリペイドカードがたくさん登場していますが、紛失した場合の補償がほとんど無いため、管理には十分注意が必要です。
プリペイドカードは紛失・不正利用の対策として、少額ずつチャージして使うのがおすすめだワン!
デビットカードの発行方法5STEP

デビットカードは、どうやって発行するの?
デビットカードの発行方法は、以下の3パターンがあります。
デビットカードの発行方法3つ
- ネット申し込み
- 郵送申し込み
- 店頭申込み
上記の中でも簡単ですぐにできるのは、ネット申し込みです。
欲しいデビットカードの銀行支店が近くになくても、ネットからなら自宅でスマホから簡単に手続きできますよ。
口座開設と同時に発行する手順は以下の通り。
- 免許証など、本人確認書類を準備する
- 発行したい銀行の公式サイトへ行く
- 申込みボタンより口座を開設する
- 口座開設と同時にデビットカードを申し込む
- 1~2週間後に郵送で送られてくる
土日や休日でもネットから手続きできるね。
今回紹介したおすすめのデビットカードは、全てネットから申込みできます。
欲しいデビットカードが見つかったら、まずは口座開設から始めてみましょう。
デビットカードの使い方

デビットカードの使い方がよくわからないよ。
デビットカードの使い方は、クレジットカードとほとんど同じです。
街の店舗で使う場合、店員さんに「カード払いで」と伝えてデビットカードを提示すれば決済できます。
この時に「デビットカードで」と伝えると、対応店舗が少ない「J-Debit」と勘違いされる場合があり、「うちでは使えません」と断られてしまう可能性があるので注意してください。
スムーズに決済するため、店員さんに「カード払いで」と伝えるワン!
私はネットショッピングで使いたいんだけど、どうすればいい?
ネットショッピングで使う場合、決済時に支払い方法で「クレジットカード」を選択し、カード番号と名義、有効期限・セキュリティコードを入力します。
「デビットカード」の選択肢が無いショッピングサイトでも、クレジットカードの入力欄を利用すれば問題ありませんよ。
ただし、購入後にキャンセルや返品をする時は注意が必要です。
口座から引き落とされた商品代金が返金されるまでに1~2ヶ月かかる場合もあり、その間残高が少ない状態が続くため、「ほかの買い物をしたいのにできない」ということも。
また予約商品を購入した時は、支払いと返金が繰り返される場合があることも覚えておきましょう。
デビットカードのよくある質問

デビットカードについての疑問点を解消したいな。
デビットカードのよくある質問をまとめました。
専業主婦(夫)もデビットカードを発行できる?
デビットカードの発行は、原則審査はありません。
15歳または16歳を超えていれば、働いていない専業主婦(夫)の方も発行可能です。
クレジットカードよりも発行しやすいね!
デビットカードは海外でも使える?
国際ブランドつきのクレジットカードであれば、海外でも利用できます。
特にVISAブランドは海外のシェアも広いため、留学や旅行に行く人におすすめです。
J-Debitは海外では使えないから、国際ブランド付きを選ぶワン!
Sony Bank WALLETなら、事前に現地通貨の外貨預金口座を開設しておけば、海外で使った時の手数料が節約できますよ。
引き落とし口座を変更できる?
デビットカードは、銀行口座とセットで発行するカードです。
クレジットカードのように、引き落とし口座を変更することはできません。
引き落としたい口座のデビットカードを新たに発行する必要があります。
多くのデビットカードは年会費がかからないし、気軽に発行するといいね。
ETCカードを追加できる?
デビットカードは、基本的にETCカードを追加できません。
唯一追加できるのは、北國銀行の「北國VISAデビットカード」ですが、対象者は石川県・富山県・福井県の人のみとなっています。
北陸三県の人以外は、不可能と言えそうだ。
クレジット契約無しでETCカードを作りたい人は、「クレジット無しでもETCカードが作れる!特徴やメリット・発行手順をわかりやすく解説」を参考にしてください。
家族カードを追加できる?
ほとんどのデビットカードは家族カードに非対応ですが、一部に限り追加できる場合もあります。
みずほJCBデビットは、家族カードに対応しているワン!
デビットカードは15歳以上ならほぼ審査無く発行できるため、家族もそれぞれ自分名義で発行するのもおすすめです。
Apple Pay・Google Payに登録できる?
一部のデビットカードは、Apple Pay・Google Payに対応している場合があります。
一例として、Oliveフレキシブルペイと住信SBIネット銀行デビットカードは、Apple Pay・Google Pay両方に対応しています。
使いたい人は、発行前にApple Pay・Google Payに対応しているか調べよう!
学生・高校生におすすめのデビットカードは?
学生や高校生の方は、年会費無料のかからないデビットカードがおすすめです。
詳しくは、「学生におすすめのデビットカード5選!高校生・大学生が持つメリットや作り方を紹介」で解説しています。
デビットカードは15歳から発行できるから、高校生や学生におすすめだワン!
【まとめ】デビットカードのおすすめ

おすすめのデビットカードについてよくわかった!僕も発行するよ。
デビットカードのおすすめと、選び方やメリットについて解説しました。
最後にこの記事の重要な点を3つにまとめます。
- 一番おすすめのデビットカードは、Sony Bank WALLETのVisaデビットカード
- 年会費や還元率など、条件が良いものを選ぶ
- 発行時の審査が原則無く、15歳から発行できる場合も
デビットカードは便利なだけでなく、残高内でお金をやりくりする習慣が身につきます。
ただし一部サービスでは使えない点、分割・リボ払いができない点には注意しましょう。
還元率がクレジットカード並に高いデビットカードもあるので、ぜひお気に入りの1枚を探してくださいね。