配当金とは?利回り/配当性向の計算方法も解説!

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配当金

この記事は2019年4月22日公開の記事を更新したものです。


この記事の結論

  • 配当利回りは株価に対するお得度を示す指標
  • 配当性向は利益に対する割合を示す指標
  • 配当をもらうには権利付最終日に注意する

株式を持っているだけで定期的にお金をもらえてしまうのが配当です。
株式投資の楽しみの一つでもありますね。

どうせなら配当金がたくさんもらえる銘柄に投資したい!

と思う方も多いはず。

今回は、配当金を見るうえで大切な指標である「配当利回り」や「配当性向」について解説していきます!

そもそも、配当金とは?

配当金とは、企業が利益のうちの数パーセントを投資家に分配することです。

例えば、X社が1,000万円の利益を出したとします。

そのうち、半分は内部留保(お金を会社にためておくこと)にし、残りの半分を配当金にした場合、500万円が投資家に分配されることになります。

もし、あなたがX社の20%分の株式を持っていたら、500万円のうちの20%である100万円を配当金で受け取ることが出来るのです。

配当金
*これらの金額はあくまでも分かりやすくするための例です

また、1株当たりの配当金のことをDPS(Dividend Per Share)とも言います。

例えば、X社が100,000株を発行している場合は、500万円÷100,000株=50円がDPSとなります。

なるほど!会社の利益を分けてもらえるのね。

配当金の大切な指標

配当利回り

配当利回りとは、株価に対して1株当たりの配当金(DPS)が多いか少ないかを知るための指標になります。

「株価」と「DPS」を比べるので、
配当利回り(%)=1株当たり配当(DPS)÷株価×100 となります。

この際、DPSは来期の予想数値を使います。

配当利回り

例えば下の例では、銘柄Bの方が株価は高いですが、配当利回りを比較するとAよりもBの方がお得です。

他の要素(事業内容や利益率を見ての成長性の予測など )を考慮しなければ、銘柄Bを買った方がお得ということになりますね。

配当利回りの比較

配当性向

配当性向とは、企業が稼いだ利益のうち何%を株主に「配当金」として分配するかを示す指標です。

配当性向(%)=配当金支払総額÷当期純利益×100

または、1株当たりを比較して
配当性向(%)=1株当たり配当金(DPS)÷1株当たり純利益(EPS)×100
と計算できます。

配当性向
当期純利益、一株当たり純利益も予想を使います。

配当性向が低いということは、企業が利益の多くを会社内で貯め込んでいるということになります。

成熟企業の平均的な配当性向は20~30%です。

配当性向が低すぎると、投資先としての魅力が薄れてしまいます。
投資家から文句を言われたり、アクティビストと呼ばれる機関投資家が介入してくることもあります。

ただ、成長のために多くの投資を必要とする企業の場合は、利益の多くを設備や人材投資に回すため、配当性向が0%だったり、かなり低い場合が多いです。

企業ステージ

このような企業の場合は、配当性向が低いから投資魅力がない!という判断をするのではなく、将来の成長による株価の値上がりや、成熟した後の配当性向を期待して応援投資するのも一つのテクニックですよ。

実際、配当を出していない企業が大きく成長し、株価が5倍,10倍になることは珍しくありません。

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配当金をもらうには?

では、配当金をもらうにはどうすれば良いのでしょうか?

一言で言うと、『権利付最終日までに株を買っておく』です。

一般的に配当は上期末(一年の最初半分)と期末(一年の最後)に分けられて支払われることが多いです。
※企業によっては期末のみの場合もあります。

例えば、決算期が3月の企業の場合は9月末日(上期末)と3月末日(期末)に配当金を受け取る権利が決まります。

以下では、配当をもらうための権利/スケジュールをご説明します。

権利確定日

配当を受け取る権利が決まる日です。

上の例では9月30日と3月31日が権利確定日になります。
しかし、権利確定日に株を購入しても権利はもらえません…

え、じゃあいつまでに買えば良いの?

権利付最終日

権利確定日の2営業日前です。

この日までに株を購入すると、配当を受け取る権利を得ることができます。
これは、株主として株主名簿に記載されるまでに購入してから2営業日必要なためです。

※2019年7月16日以前は、権利付最終日は権利確定日の3営業日前でした。

SBI証券

権利落ち日

権利付最終日の翌日で、この日を過ぎてしまうと株を購入してもその期末の配当金を受け取ることはできません。

権利をもらうには

なるほど!権利付最終日までに買えば良いのね。

このような日程なので、権利付最終日の前後では以下の様な株価の動きが良くありますよ。

株価の動き

配当金は株式投資の醍醐味でもあります。

配当金を楽しみながら株式投資をするのも良いですが、
「配当金ばかりを考えて短期的に株を売買してしまって、最終的には損してしまった!」とならないように気を付けましょうね。

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