【2022年】トルコリラの見通しや特徴、下落トレンドは続く?エルドアン大統領の一声に注意

トルコリラ

・トルコリラにはどんな特徴があるのかな?
・トルコリラを取引する際の注意点は?

このようなお悩みを解決します。


この記事の結論

  • トルコは高いインフレが続いている
  • トルコリラはエルドアン大統領の鶴の一声で急変するリスクがある
  • トルコリラは高いスワップポイントが得られる反面、長期の下落トレンドが継続中

トルコはエルドアン大統領の独裁的な政治体制下で高いインフレが継続中で、通貨「トルコリラ」は下落が続いています。

ただしトルコリラは高いスワップポイントが得られる通貨で、かつてはスワップ投資家から大きな人気を得ていました。

この記事では、そんなトルコリラの今後の見通しや特徴、取引時の注意点などを初心者向けに解説します。

トルコリラ投資を考えている人は最後まで読んでほしいワン!

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トルコの基本情報【国を知ろう】

トルコの基本情報

そもそもトルコってどんな国だっけ?

以下では、トルコの基本情報をまとめました。

国名トルコ共和国
通貨トルコリラ
面積780,576平方キロメートル(日本の約2倍)
人口83,614,362人(2020年、トルコ国家統計庁)
言語トルコ語(公用語)
主要産業サービス業(57%)、製造業(18%)、工業(27%)、農業(6.4%)
主要輸出品自動車・部品(14%)、貴金属類(9.7%)、衣類(9.0%)、食品(8.3%)
主な輸出相手先ドイツ(9.4%)、英国(6.6%)、米国(6.0%)
主要輸入品貴金属(19%)、化学製品(12%)、自動車類(8.7%)、機械類(8.0%)
主な輸入相手先中国(10%)、ドイツ(9.9%)、ロシア(8.1%)
物価上昇率14.6%
出展:外務省JETRO

トルコの人口は8,468万人であり、イラン(8,498万人)やドイツ(8,320万人)と同等の人口を持つ国です。

ただし主要産業はサービス業(57%)で、資源やメーカーなどの有力産業を持たない国となります。

また、物価上昇率が14.6%もあり、高いインフレが発生中です。

トルコリラは高いインフレと切っても切れない関係にあるため、まずは”トルコ=高インフレ国”という点を頭に入れておきましょう。

1年で10%以上も物価が上昇してるんだ…!

エルドアン大統領について

現在のトルコについて語る時、エルドアン大統領の存在を外すことはできません

エルドアン大統領は2003年から2014年までは首相、そして2014年から現在まで大統領を務めており、20年近くトルコ政治の最前線にいる政治家です。

独裁傾向のあったエルドアン大統領ですが、2016年7月の軍部によるクーデターが失敗すると、更に独裁色を強め現在に至っています。

トルコの金融政策を司るトルコ中央銀行もエルドアン大統領に逆らえません。

よって、中央銀行は本来的には高いインフレに対応するために高金利政策を導入するべき所ですが、エルドアン大統領の反対により高金利政策の導入ができずに高いインフレが継続中です

エルドアン大統領の発言が為替にも大きな影響を与えるんだワン!

トルコリラの特徴【3つ】

トルコリラの特徴

トルコリラにはどんな特徴があるのかしら?

トルコの法定通貨である「トルコリラ」には、以下の3つの特徴があります。

投機的な値動きを見せることがある

トルコリラは米ドルや日本円、ユーロなどの先進国通貨とは異なり、新興国通貨に位置付けられる存在です

新興国通貨と先進国通貨の違いは何?

先進国では、政治の安定性や中央銀行の一定の独立性を背景に通貨が発行されています。

また各通貨ペアも、ドルストレート通貨ペア(ドルと各先進国の通貨から構成される通貨ペア)中心に幅広く取引がなされています。

USD、JPY、EUR、GBPなどは為替市場での取引量も多く先進国通貨と言われるんだよ。

一方でトルコリラはトルコ自体の経済規模も小さく、またトルコリラの取引量は為替市場全体から見ればわずかです。

機関投資家などが大きな売買注文を入れると、売買をさばききれずに一気に値動きが生じることもあります。

よってトルコリラの通貨ペアでは投機的な値動きがしばしば発生します

トルコリラの通貨ペアであるTRY/JPYなどはUSD/JPYやEUR/JPY等と比較して、一気に大きな値動きが生じるリスクがあるため注意が必要です

過去にはトルコリラの急落が、為替市場の急変動のきっかけとなったこともあるんだワン!

政策金利が10%を超える高金利通貨

高いインフレが続くトルコでは、政策金利が高く設定されています

トルコの2020年以降の政策金利は、以下のような推移となっています。

時期政策金利
2020年1月11.25%
2月10.75%
3月9.75%
4月8.75%
5~8月8.25%
9~10月10.25%
11月15.00%
12月~2021年2月17.00%
2021年3月~8月19.00%
9月18.00%
10月16.00%
11月15.00%
12月~2022年4月14.00%

エルドアン大統領の圧力により、2021年後半からトルコ中央銀行はインフレ下での利下げを余儀なくされています。

しかしそれでも、先進国と比べ政策金利ははるかに高い状態にあり、2022年4月時点の政策金利は14.00%です

アメリカの政策金利が0.5%と考えると、かなりトルコは高いね…

下落トレンドが長く続いている

トルコリラは一旦下落が始まると、長期に渡り下落トレンドが続く傾向にあります。

トルコリラ/円
TRY/JPY週足チャート、Trading Viewより引用

トルコリラ/円は2021年9~12月の3カ月間、下落トレンドが続きました。

2020年8~11月も下落トレンドだったね。

2022年4月時点では、3月半ばから開始した上昇トレンドの中にありますが、過去の傾向から2022年もいずれのタイミングで下落トレンド入りする可能性があります

単純にトルコリラを”買い”だけで利益を上げるのは難しそうだワン…

トルコリラを取引するメリット【2つ】

トルコリラのメリット

トルコリラを取引するメリットはどこにあるんだろう?

トルコリラを取引するメリットとして、下記2点があげられます。

高いスワップポイント

トルコは10%を超える高い政策金利の国であり、通貨トルコリラは高金利通貨となります。

そのため、買いポジションを持つことで高いスワップポイントの獲得が可能です

通貨ペアは2つの通貨の組み合わせであり、“金利の高い国の通貨を買い・金利の低い国の通貨を売る”という組み合わせで買いポジションを持つと、高いスワップポイントが得られます

長く低金利政策を行う日本円が低金利国通貨の代表であり、高金利国のトルコリラと合わせたトルコリラ/円(TRY/JPY)は、高いスワップポイントが得られる通貨ペアです。

プラスとマイナスのスワップポイントが等しく、FX会社よりも高いスワップポイントが設定されているケースも多い「くりっく365」での各通貨ペアのスワップポイントは以下の通り。

USD/JPYEUR/JPYGBP/JPYTRY/JPYMXN/JPYZAR/JPY
スワップポイント(プラス分)
(2022年4月21日)
23円12円35円17円116円63円
証拠金基準額
(2022年4月後半)
50,310円54,570円65,680円3,440円25,300円34,490円
10,000通貨あたりのスワップポイント

一見するとTRY/JPY(トルコリラ/円)のスワップポイントは低く感じるけど…

しかしTRY/JPYの証拠金基準額は他の通貨ペアより1ケタ小さいため、10倍すれば他の通貨ペアと同等の比較となります

TRY/JPYの4月21日のスワップポイントを10倍とすると170円であり、取り上げた6通貨ペアでは最上となります。

なるほど、確かにスワップポイントが高いね!

かつてトルコリラ/円は高いスワップポイントが得られる代表的な通貨ペアとして知られており、スワップ投資家に人気の通貨ペアでした

しかし長期に渡る下落トレンドによる損失拡大、エルドアン大統領の利下げ圧力、高金利通貨ペアとしてメキシコペソ/円の流行などもあり、現在はかつて程の人気はありません。

かつては「スワップ投資=トルコリラ」という時代もあったんだワン!

発生したトレンドが長く続く傾向がある

トルコリラ/円は上昇と下落のいずれも、一度トレンドが発生すると比較的長くトレンドが続く傾向にある通貨ペアです。
※全体的な流れとしては下落トレンドな点には注意

よって、トレンド判断が難しいトレンド発生の初動にエントリーせずとも、ある程度トレンドが固まった後にエントリーしても、充分に利益を得られるチャンスがあります

上昇トレンドを確認した上で買いポジションを持つことで、レートの上昇による売買益の獲得に加えて、スワップポイントという2つの収益を獲得できる可能性があります。

また上昇と下落とを比べると下落トレンドの期間が長いことから、スワップポイントの支払いを覚悟した上で売りポジションを持ち下落トレンドに付いていく、という取引も可能です。

ただしトレンドが長く続くということは、間違った方向にポジションを持つと、含み損が膨らみ続ける結果を招きます。

よって、「間違えた!」と気付いたら早期の損切りが必要不可欠です。

長期間で見るとトルコリラ/円は下落トレンドにある、という点は覚えておこうね。

トルコリラの見通し【下落トレンドが継続】

トルコ見通し

2010年以降の長期チャートで見ると、トルコリラ/円は一時的に反発するタイミングはあるものの、長期に渡る下落トレンドが継続中です。

特に2015年からはキレイな下落トレンドを描いています

TRY/JPY週足チャート、Trading Viewより引用

うわ、これは投資するのためらっちゃうな…

インフレは通貨価値の減少を意味するため、インフレが発生すると中央銀行は金利を引き上げて通貨価値の引き上げを図ります。

しかしトルコは慢性的なインフレが続く中でも、エルドアン大統領が金利引き上げに反対しており金利の引き上げができない状態です。

よって、通貨トルコリラの価値の減少が今も続いています

政治リスク

現在のトルコはエルドアン大統領による独裁的な政治体制下にあります。

金融面ではエルドアン大統領が国民からの支持を得るために低金利政策の圧力をかけていて、インフレ退治のための高金利政策を導入できない状態です。

先進国では中央銀行が金融市場との対話を重視していることから、いきなり大きな政策変更が行われるケースはありません。

しかしトルコではエルドアン大統領の鶴の一声で、昨日までは予想されていなかった金融政策が急に導入されることがあります。

そのため、エルドアン大統領の鶴の一声が、トルコリラの急騰や急落を招くケースは過去少なからず発生していて、注意が必要です。

高いスワップポイントやトレンドに乗りやすい投資先としてトルコリラを検討したい方は、政治リスクに配慮しつつ少額からポジションを入れていきましょう。

下落トレンドでの売り取引や、自動売買を活用したスワップポイント投資を考えてみると良いワン!

トルコリラ取引におすすめのFX会社【3選】

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②みんなのFX【スワップポイント】

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みんなのFX」はスワップ投資家に人気のFXサービスで、上場企業である「トレイダーズHD<8704>」傘下企業が手掛けるFXサービスです。

同社は戦略的に、トルコリラを始めとする金利の高い新興国通貨のスワップポイントを高めに設定しています。

よって、スワップポイント獲得を目的とするFX取引を行う方におすすめです。

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③GMOクリック証券【売り取引】

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FX業界最大手のGMOクリック証券は、スワップポイントが高い訳ではありません。

むしろ他社比でスワップポイントは低めに設定されており、トルコリラも同様です。

しかし、トルコリラはトレンドが出ると比較的長くトレンドを維持する傾向があります。

そして、トルコリラは長期に渡り下落トレンドが続いています。

そのため、スワップポイントが低いGMOクリック証券を利用すれば、「売りポジション」を持つ際のマイナススワップポイントを低く抑えられます

売り取引でトルコリラの売買差益を狙う時には、GMOクリック証券を使うと良いのか!

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【まとめ】トルコリラ投資

トルコリラ投資まとめ

この記事では、トルコリラの特徴やトルコリラ取引のメリット・デメリットなどを解説してきました。

最後に、この記事のまとめを3点ご紹介します。

  • トルコは高いインフレが続いている
  • トルコリラはエルドアン大統領の鶴の一声で急変するリスクがある
  • トルコリラは高いスワップポイントが得られる反面、長期の下落トレンドが継続中

トルコは10%を超える政策金利が設定されているため、トルコリラの買いポジションを持つことで高いスワップポイントを得ることができます

ただしトルコリラ/円は長期の下落トレンドが続いており、スワップポイントを得るために”買いポジション”を持つ際は撤退のタイミングが重要です。

高いスワップポイントが魅力のトルコリラへ投資する際には、政治リスクや下落トレンドにも注意をするようにしましょう。

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