グロース株・バリュー株とは?違いやメリット、デメリットについて解説!【これだけ読めばOK】

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この記事の結論

  • 「グロース株」は高い成長が見込める企業のこと
  • 「バリュー株」は株価が割安な企業のこと
  • 両方の特性を理解してポートフォリオを組もう!

今回は銘柄選びの際に役立つ「グロース株」と「バリュー株」の違いについてわかりやすく解説していきます。

投資をするにあたって必須知識なので、記事を読んで理解していきましょう!

グロース株とは?

グロース株とは

グロース(成長)株とは、売り上げや利益の成長率が高く、将来にわたり大きな株価上昇が期待できる企業のことです。

ニーズが拡大しているサービスを提供し業績の急拡大が期待できる企業や、革新的なサービスや商品を提供することで新たな市場を開拓する企業などがグロース株として見られます。

そういった企業は研究開発やマーケティング、人材採用に注力をする時期もあるため赤字であることもしばしばあります

なるほど。グロース株にはどんな企業があるんだろう?

グローバル目線で言うと、グロース株の代表例としてイーロン・マスクが率いるアメリカのテスラ(TSLA)社が挙げられます。

電気自動車の開発・生産で有名な同社は、以下のチャートの通り右肩上がりで株価を上げてきました。

2017年には1株50ドルでしたが、4年経った現在は10倍以上の660ドルになっています。

すごい!グロース株の代表格だね!

その他にも以下のような企業がグロース株として挙げられます。

米国企業
GAFAM(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン・ドット・コム、マイクロソフト)など

日本企業
エムスリー、キーエンス、メルカリ、マネーフォワード、BASEなど

グロース株投資のメリット

大きなキャピタルゲインを得やすい

グロース株の大きな特徴として、長期的な上昇トレンドに入ると何倍にも株価が跳ね上がる可性が高くなります。

テスラの例を考えてみましょう。
2017年1月に100株購入し、2021年3月に売却していた場合、以下のように8万ドル以上もの利益を得ることができました。

2017年1月6日:100株で4,580ドル(1株45.8ドル)
2021年1月8日:100株で88,002ドル(1株880.02ドル)
⇒ 4年で83,422ドルの利益

1ドル109円で考えると、900万円以上の利益ということだワン!

このように、グロース株では大きなキャピタルゲインを得られるチャンスがあります。

グロース株投資のデメリット

利益を得るのに時間がかかる場合がある

グロース株投資では大きな株価上昇が見込める一方で、必ずしもすぐに上昇するわけではありません

テスラの場合、2010年に1株17ドルでIPOしましたが、50ドルに到達するまで3年程かかりました。

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また、株価が上昇する過程では大きく値下がりする場面も多くあるため、株価下落も覚悟した上で長期保有することが求められます。

実際は成長率が低くて、株価が低迷してしまうケースもあるから要注意だね。

割高なことが多い

グロース株は成長性を織り込んで株価が形成されるため、一般的な株価指標(PERやPBR)で考えると割高な場合が多いです。

そのため、期待通り/期待以上に成長しないと株価が大きく値下がりしてしまったり、適正な株価水準が分からずバブルになってしまう可能性もあります。

また、グロース株は事業成長のために資金を使うため、配当金が少ない又は無配なことが多いです。
そのため、配当金収入や株主優待目当ての投資には向きません。

↓成長企業を見つけるには↓

バリュー株とは?

バリュー株とは

バリュー(割安)株とは、利益や資産から導かれる「企業価値」と比較して株価が割安のまま放置されてい企業のことを指します。

バリュー株は売上や利益の成長期待が薄かったり投資家への知名度が低いことで割安に放置されている場合が多いです。

株価が割安に放置されているため、株価の見直しが入った際に株価の上昇が見込めます。

どうやって割安かどうかを判断すればいいんだろう?

株価の割安度を調べるにはPERPBRがポイントになります。

  • PER(株価収益率):1株当たりの利益に対して株価がどれくらい高いかを示す。平均的には15~20倍程度。
  • PBR(株価純資産倍率):1株当たりの純資産に対して株価がどれくらい高いかを示す。1倍以下だと割安。

割安株は一般的にPBRが1倍を下回っている企業のことを言うワン!

↓株価指標について詳しく学びたい方は↓

代表的なバリュー株
千葉興業銀行、みずほフィナンシャルグループ、三菱UFJフィナンシャル・グループなどの銀行株
東京電力ホールディングス、石油資源開発などエネルギー関連株

バリュー株投資のメリット

低リスクで運用可能

バリュー株の特徴として、グロース株に比べて株価のボラティリティが低いことが挙げられます。

ボラティリティとは、株価の上昇や下落の幅のことだワン!

そのため、比較的低リスクで運用ができ、株価が適正価格に戻るまで不安も少なく保有することが出来ます。

配当や株主優待を受けやすい

バリュー株では安定的に配当や株主優待を出している企業が多く、配当利回りも高い傾向にあります。

そのためキャピタルゲインよりもインカムゲインを重視している投資家におススメです。

バリュー株のデメリット

大きなリターンが期待しにくい

バリュー株は割安な点にも表れているように市場からの期待があまり高くないため、グロース株のように株価が10倍になることはほぼありません

また、割安だから必ずしも株価に見直しが入るというわけでもないため、ずっと割安のまま放置されるリスクもあります。

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割安な理由がネガティブなことも多い

株が割安で放置されているということは、その企業を評価している投資家が少ないということです。

割安に放置されている場合、以下のようなネガティブな理由ではないかしっかり調べる必要があります。

  • 業績が悪化していて、回復が見込めない
  • 経営陣の能力が低い
  • 財務体質に問題がある
  • 市場が縮小していたり競合が多いなど、成長性が低い

割安な理由を見極めることで、将来的に株価の見直しが進むと思える真の割安株を見つけられるようになりましょう!

SBI証券

グロース株・バリュー株、どっちがおすすめ?

グロース株とバリュー株

グロース株・バリュー株のどっちを購入するか迷った場合に理想的なのが、どちらにも投資することです。

グロース株とバリュー株のそれぞれにメリットとデメリットはありますが、一方の投資スタイルがより優れているということはありません。

グロース株であれば大きな値上がりが見込めますし、バリュー株ならば株価見直しが見込めるという強みがあります。

さらにグロース株とバリュー株は反対の値動きをすることも多いため、どちらにも投資しておくと分散効果を期待できますよ。

最終的には「応援したい!」「成長性もあるのに割安すぎる!」と思える企業に投資するのがおすすめだワン!

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