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【対策も】スタグフレーションとは?原因や投資との関係性を分かりやすく解説

・スタグフレーションってどういう意味?
・投資家はどう対策すれば良い?

などのお悩みにお答えします。


この記事の結論

  • スタグフレーションとは、経済が停滞しているにもかかわらず物価が上昇している現象
  • 原料高や生活必需品の供給不足が主な原因でスタグフレーションが引き起こされる
  • スタグフレーション対策として不動産投資や長期投資も検討しよう!

2022年に入り、食料品やガス代など生活必需品の値上がりが相次いで発表されています。

生活必需品の値上げに関するニュースと共に「スタグフレーション」という単語をよく耳にすることが増えてきました。

そこで今回は、スタグフレーションの意味と原因、投資との関係性、投資家のスタグフレーション対策を分かりやすく解説します。

結論から言うと、スタグフレーション対策としてインカムゲインの見込める不動産投資は有効な一手になります。

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執筆:いろはにマネー編集部
執筆:いろはにマネー編集部

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スタグフレーションとは【基礎知識】

スタグフレーション見出し1

スタグフレーションは「Stagnation(景気停滞)」と「Inflation(物価上昇)」を組み合わせた造語です。

「悪いインフレ」とも呼ばれ、景気が停滞しているのにも関わらず、物価が上昇し続ける現象のことを言います。

「悪いインフレ」? インフレ・デフレとの違いは?

インフレーション(インフレ)

インフレとは物価が継続的に上昇し、通貨の価値が下がる状態を意味します

インフレを引き起こす主な原因の一つとして、「需要が供給を上回る」ことが挙げられます。

需要が供給を上回ると、消費者はモノが高くても買うため、企業がモノの値段を引き上げ、売上の上昇に繋がります。

その結果、企業で働く従業員の給料も増え、消費活動がより活発になり好循環が生まれます。

緩やかなインフレは景気の拡大をもたらすから、「良いインフレ」と言えるね!

デフレーション(デフレ)

逆にデフレでは物価が継続的に下落し、通貨の価値が上がる状態を意味します。

デフレになると、モノが売れず企業の業績が悪化、従業員の給与も減り、消費者は消費活動を控えるため不景気になります。

所得が減少した消費者はモノを安く買うため、企業はモノの価格をさらに下げ、不景気になる悪循環が発生します。

このような悪循環のことを一般に「デフレスパイラル」と呼びます。

スタグフレーションが「悪いインフレ」と言われる理由は、物価上昇が起きる一方で、賃金が上がらないために、単純に生活が苦しくなってしまうからなんだね…

スタグフレーションは「デフレの景気停滞」「インフレの物価上昇」が組み合わさった最悪な状態なんだワン…

スタグフレーションでは、不景気で賃金が上がらないにも関わらず、生活必需品の価格が上昇(インフレ)します。

最悪の経済状態と言え、私たちの生活にも大きな影響を及ぼします。

【事例】スタグフレーションの原因

スタグフレーション見出し2

スタグフレーションはなぜ起こるの?

スタグフレーションの主な原因は、石油や食料などの生活必需品の供給不足です。

エネルギー資源や原材料の供給が減り、価格が上昇することで、商品の製造/仕入れ価格が徐々に上がっていきます。

不景気では消費者への販売価格を大きく上げるのは難しいため、企業も価格転嫁をし辛く利益が出にくくなり、社員の賃金もほとんど上がらないのです。

現在、日本経済も新型コロナウイルス拡大やロシアのウクライナ軍事侵攻などによる経済的影響を受けています。

ロシアは資源輸出大国であり、食料供給量も多いことから、今後世界がスタグフレーションへ進むのではないかと懸念されています。

スタグフレーションは過去にも起こっていたんだワン!オイルショックなどが代表的な事例なんだワン!

以下では、過去に起こったスタグフレーションの代表事例2選とその原因を紹介します。

  • 事例① オイルショック
  • 事例② イギリスEU離脱

以下、それぞれの事例について詳しく解説していきます。

事例① オイルショック

日本は1970年代の第1次オイルショック後、スタグフレーションを経験しました。

第1次オイルショックの原因は1973年に勃発した第4次中東戦争でした。

石油輸出機構に加盟している中東の国々が輸出価格の引き上げと原油の供給制限を行い、世界的に原油の供給不足が起きました。

たった3ヶ月で世界各国の原油価格が4倍近くにまで上昇したんだって…

当時、日本はエネルギーの約8割を輸入原油に頼っていたため、石油や石油を原材料にした商品の供給が大幅に減少し、不景気になりました。

事例② イギリスEU離脱

2016年6月に行われたイギリスの国民投票で、国民の52%がEU離脱を支持。

2016年のEU離脱選択から約3年半後、2020年1月にイギリスは正式にEUから離脱を果たしました。

一方、イギリスのEU離脱が決定した時からポンドの価値は下がり続けました。

イギリスではポンド安に伴い輸入品を含む物価が上昇する中、イギリス国民の所得が減少する悪循環が生まれました。

その結果、軽度ではありますがスタグフレーションを経験したのです。

今後スタグフレーションが起こる可能性はあるの?

2019年12月頃から新型コロナウイルスが世界的に拡大したのは記憶に新しいですよね。

その結果、工場の稼働停止や生活様式の変化により、家電や日用品など生活必需品の需要が急激に拡大しました。

しかし、需要に対して供給が追いついていないため、物価が上昇しています。

また、ロシアのウクライナ侵攻による原油価格上昇など、エネルギー価格や資源価格の上昇も続いています。

コロナからの経済回復も鈍いため、日本でスタグフレーションが起きる可能性は高いと予想されています

日本だけでなく、世界各国でスタグフレーションが予想されているんだワン!

※参考:Bloomberg「ウォール街は旧来の戦略を放棄、ウクライナでの戦争やインフレ受け

投資に与える影響

スタグフレーション見出し3

スタグフレーションは「景気停滞」×「物価上昇」を意味することは分かった。
でも、スタグフレーションはは投資にどのような影響を与えるの?

物価と金利の関係

一般的に「景気が停滞・悪化」すると金利は下落し、「物価が上昇」すると金利も上昇します。

スタグフレーションではその両方が発生するので、金利がどちらに転ぶか一概には言えません。

しかし、2022年現在はコロナ禍での金融緩和からの引き締めが主流なため、金利は上昇していくことが予想されます。

また、物価が上昇する局面では消費者はモノをより早く購入しようとします。

物価が上がる前に買っておこうとするもんね。

そのため一時的に企業の売上は増えるかもしれませんが、原材料価格の上昇を販売価格に転嫁できなければ徐々に売上・利益は厳しくなっていくでしょう。

金利が上がれば債券価格は下落するから、債券投資をしている人は要注意だワン!

金利と株価の関係は?

一般的には金利が上がると株価が下がり金利が下がると株価が上がると言われています。

金利が上がると新規発行の債券に投資資金が振り向かれることや、企業価値評価をする時の割引率が上がるのが主な要因です。

ただし、最近では金利高と株高が同時に起こることもしばしばあるため、一概に金利高・株安とは言えない状況です。

では、スタグフレーションの時は、投資にどんな影響があるの?

スタグフレーション下での投資

スタグフレーションが起きると、不況リスクが高まることで、投資家心理は冷え込みます。

歴史的に見ると、スタグフレーションの時、市場は好ましい状況とは言えません。

リチャード・ニクソン政権末期に発生したスタグフレーションでは、S&P500は1973年と1974年にそれぞれ約17%と30%の下落を記録しました。

2022年の株式市場では、S&P500は年初の最高値から10%以上下落していて、NASDAQでも昨年11月の高値から20%下落しました。

スタグフレーションだと、株価は上がりにくいんだワン…

いろはにマネーの投資診断

投資家のスタグフレーション対策

スタグフレーション見出し4

スタグフレーション時では物価が上昇する一方、給料が上がらないため生活が困窮してしまう方も出てきてしまいます。

そのため、早めに給料以外の方法で、安定した収入を確保する準備をしていくことが重要です

以下では、一般的にスタグフレーションが起きた時にも強いと言われる投資商品を3つご紹介します。

  • 不動産投資
  • 株式投資
  • 金・コモディティ

スタグフレーション下でも必ず利益が出るというわけではないから、基本的には長期投資をしていくのがおススメだワン!

不動産投資(スタグフレーションに強い資産)

不動産投資などの「現物投資」は、デフレにもインフレにも強いと言われています。

一般的にスタグフレーションが起こると、不景気で物価が上がるためモノが売れにくくなります

しかし、家は生活をする上で不可欠であるため、短期間で家賃が急激に下がる可能性はほとんどありません。

そのため、都内の駅近マンションなど優良物件では、不動産の価値が急速に下がるということは起こりにくいのです。

景気変動に強い物件の購入は、他の金融商品と比べてリスクを抑えられるんだワン!

ただし、自分ひとりで不動産投資をする場合には借入金を含めて数千万円が必要になってしまいます

そんな大金用意できないし、借金も怖いよ‥

そんな方は、少額から不動産投資ができる「REIT」や「不動産投資型クラウドファンディング」を利用するのがおススメ。

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株式投資

スタグフレーション下の株式市場では、不景気により株価が低迷する銘柄が多くなります。

業績や成長性に問題の無い企業でも、株価が下がってしまうこともあります。

しかし裏を返せば、優良企業を割安で購入できる機会とも考えられます。

このような状況では、実力に問題の無い優良企業を安く買ったり、高配当株を買ってインカムゲインを狙うのがおススメです。

不況時には高配当株が人気になる傾向があるワン!

良い企業を安く買える「仕込みの時期」にもなるんだね!

金・コモディティ

金などのコモディティは、不景気の時に価格が上がりやすいと言われています。

金は安全資産とも言われていて、スタグフレーション下など不況時には買われる傾向にあります。

そのため、早めに買っておけば値上がり益を狙うこともできるでしょう。

また、コモディティには小麦や原油など生活に密接な商品があり、スタグフレーションでは値上がりする傾向も。

早めに仕込んでおくことで、こちらも値上がり益を狙えますよ。

あくまでも経験則だから、必ず値上がりするとは言い切れないワン!

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【まとめ】スタグフレーション

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この記事では、スタグフレーションの意味や原因、投資家の対策方法を解説しました。

最後にこの記事の重要なポイントを3つにまとめます。

  • スタグフレーションとは、経済が停滞しているにもかかわらず物価が上昇している現象
  • 原料高や生活必需品の供給不足が主な原因でスタグフレーションが引き起こされる
  • スタグフレーション対策として不動産投資や株式投資なども検討しよう!

景気はグルグルと回るものなので、スタグフレーションが近い将来に起きる可能性は高いです。

そんな時に給与以外の収入源を確保したり、長期投資を諦めないことは重要です。

つみたてNISAなど長期投資をしている人は、スタグフレーションにめげずに積立を継続して欲しいワン!

この記事を読んで不動産投資に興味を持った方は、CREALで少額から始めてみるのがおススメですよ。

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