【楽天証券】楽天キャッシュ積立とは?メリット・デメリットや設定方法を画像付きで分かりやすく解説

・楽天証券が楽天キャッシュ積立を展開したみたいだけど、どんなものなの?
・設定方法が複雑そうだから解説してほしい!

このようなお悩みを解決します。


この記事の結論

  • 楽天キャッシュを使って投資信託の積立投資ができるようになった
  • 楽天カードとの併用で10万円までの積立投資はポイント還元の対象となる
  • 22年12月までは最大1%の楽天ポイントを還元される

楽天証券は手数料の低さや、多くのキャンペーンが実施されていることで人気のあるネット証券です。

楽天カードを使って、投資信託の積立を行っている方も少なくないでしょう。

ただ、楽天カードの積立が改悪され、新しく楽天キャッシュで投資信託を積み立てるとポイントが貯まるサービスが始まりました。

これまで楽天証券を使って投資信託の積立をしていた方は「このままクレジットカードで積立し続けた方が良いの?」と悩んでいる方もいるはず。

この記事では、楽天キャッシュ積立の特徴やメリット・デメリット、設定方法などを詳しく解説します。

金額別のおすすめの設定方法も紹介するワン!

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楽天キャッシュの積立とは?

そもそも楽天キャッシュが何かよく分からない…

「楽天キャッシュ」とは電子マネーの一つで、楽天市場など、楽天のインターネットサービスでの支払いに利用できるサービスです。

この楽天キャッシュが2022年6月から、楽天証券の「投信積立」で利用できるようになりました。

概要は以下の通りです。

内容項目
積立設定可能額毎月100円~50,000円
※複数ファンドを積み立てる場合はその合計額
※つみたてNISAの場合、上限は毎月33,333円
対象口座特定口座、一般口座、つみたてNISA、一般NISA
対象商品楽天証券が取り扱う積立可能な投資信託
申込締切日毎月12日までの積立設定で翌月の積立注文を実行
買付日1日~28日から選択
※指定日が休業日・ファンド休日の場合は翌営業日に買付

楽天キャッシュ決済では毎月最大5万円まで積み立てできます

つみたてNISAを利用している人も大丈夫だね!

改悪された楽天カード積立と楽天キャッシュ積立の違い

楽天クレジットカードの積立とはどう違うの?

これまで楽天カードを使って投資信託の積立をしている方も多いでしょう。

ただ、楽天カード決済の投信積立は以下のようにポイント還元率が変更されました。

楽天クレジットカード決済変更前変更後(2022年9月買付分~)
代行手数料が0.4%未満の銘柄1.0%0.2%
代行手数料が0.4%以上の銘柄1.0%1.0%

これまでどの投資信託でも1.0%のポイント還元率でしたが、22年9月以降は代行手数料が0.4%未満の場合、500円につき1ポイントの還元となります

S&P500に連動する投資信託」や「全世界株の投資信託」など、つみたてNISAで人気のインデックスファンドはほとんどが代行手数料0.4%未満であるため、影響を受ける人は多いでしょう。

つみたてNISA3万円分していると、300ポイントから60ポイントまで減るんだね…

一方で、楽天キャッシュ決済では2022年12月まではどの投資信託でも1.0%のポイント還元、2023年からも0.5%のポイント還元となります

代行手数料が低い投資信託へ積立をし、楽天ポイントを貯めながらお得に投資したい方は、楽天キャッシュ決済をおすすめします。

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楽天キャッシュ積立のメリット

ここからは楽天キャッシュ積立のメリットをご紹介します。

以下で詳しく解説します。

①楽天カードからチャージすると0.5%ポイント還元

楽天キャッシュは楽天カードからチャージすると、一律0.5%の楽天ポイントが付与されます。

毎月積立を行う金額を楽天キャッシュにチャージすることで、楽天ポイントを貯めながら積立投資ができます

楽天カードの積立じゃダメなの?

これまで楽天カードによるクレジット決済で投信積立を行っていると、決済金額に対して1.0%のポイント還元されていました。

しかし楽天キャッシュの積立決済も始まり、2022年9月買付分からは年率0.4%(税込)未満の投信銘柄を中心として、ポイント還元率が0.2%に引き下げられます

その結果、つみたてNISAで取り扱っていることの多い信託報酬の安いファンドで投信積立を行う場合、楽天キャッシュ決済を利用するほうがポイント還元率も高くなるのです。

②22年12月買付分までは0.5%ポイント還元

投信積立で楽天キャッシュで決済すると、利用額の0.5%の楽天ポイントが貯まります。

楽天カードからのチャージ額に対する0.5%のポイント還元と併用可能です。

そのため、キャンペーン期間中は楽天キャッシュを利用すると最大1.0%のポイント還元となります。

12月まではこれまでの楽天カード決済と同じ還元率になるんだね!

ポイント還元の期間は、11月12日までに積立設定をした12月28日買付日までです。

このキャンペーンにより、2022年12月まではこれまでの楽天カード決済と同じく1%のポイント還元が受けられます。

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③楽天カードとの併用で最大10万円までポイント還元

楽天キャッシュで投信積立を行うと、毎月5万円分までポイント還元の対象となります。

また、楽天カード決済による投信積立でもこれまでと同様、毎月5万円分までポイント還元されます。

合計で10万円までポイント還元されるのか!

例えば、毎月8万円で積立する場合、楽天キャッシュで5万円と楽天カードのクレジット決済で3万円の設定にすると、両方の積立でポイントを獲得できるのです。

毎月5万円を超えない積立金額でも、信託報酬が0.4%以上となる投資信託は楽天カード決済で、0.2%還元のファンドは楽天キャッシュ決済と使い分けることで、より多くのポイントを獲得できます

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④楽天SPUの対象

楽天証券のポイント投資は、楽天SPU(スーパーポイントアップ)の対象です。

楽天SPUってなんのこと?

楽天SPUとは、楽天市場でのお買い物がポイントアップするプログラムのことで、楽天が定めたサービスの条件を達成すると倍率が上がります。

倍率が高まるほど、ポイントが貯まりやすくなるのね!

楽天ポイント投資を利用して、獲得ポイントを「購入金額+1倍」にするためには、以下の条件を満たす必要があります。

  • 1ポイント以上の利用
  • 月1回500円分以上の投資信託購入
  • 楽天ポイントコースの設定

SPUの条件となる「月1回 500円分以上の投資信託購入」は、1ポイントだけでもポイント投資が含まれていれば問題ありません

また楽天証券では「楽天ポイントコース」と「楽天証券ポイントコース」があり、月末時点で「楽天ポイントコース」を設定している必要があります。

3つの条件を満たすと、楽天市場のポイントが「購入金額+1倍」になり、お得にポイントを貯めやすくなります

ポイントが貯めやすくなると、投資に回せるポイントも増えそうだね!

楽天ポイントを効率的に貯めたい方は「【最新】楽天経済圏とは?ポイントはお得なの?メリット・デメリットや始め方まで徹底解説」の記事も参考にしてみてください。

楽天キャッシュ積立のデメリット・注意点

ここからは楽天キャッシュ積立のデメリットや注意点についてご紹介します。

詳しく見ていきましょう。

①楽天カードからチャージしないとポイント還元されない

楽天キャッシュで投信積立を行う場合、楽天カードからのチャージのみがポイント還元の対象です。

これまで楽天カードのクレジット決済をしていた方はすでに保有していると思いますが、これから積立を行う方は楽天カードの発行も行いましょう

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②ボーナス設定ができない

楽天キャッシュによる決済で投信積立を行うと、ボーナス設定はできません。

ボーナス設定ってどんなもの?

ボーナス設定とは、毎月の積立を年2回まで増額できるサービスのことです。

例えば、6月と12月の年2回ボーナスが支給される方は、それ以外の月と比較してゆとりがでてきますよね。

毎月の積立金額を1万円にして、ボーナスが支給される月はゆとりがあるから3万円を追加して買付するなどの細かい設定ができるのです。

ただ、そんな便利なボーナス設定は楽天キャッシュからの決済で利用できないため、注意しましょう。

自分でゆとりある時に追加で買付すると良いワン!

楽天キャッシュ積立の設定方法

ここからは楽天キャッシュ積立の設定方法をご紹介します。

以下で詳しく解説します。

楽天カードから楽天キャッシュ決済へ移行する場合

楽天証券で、楽天カードのクレジット決済から楽天キャッシュ決済へ変更する方法は、以下の7ステップで可能です。

  1. ログイン後、「投資信託」をクリックする
  2. 「積立設定照会・変更・解除」から「変更に進む」をクリックする
  3. 変更するファンド名を選択し、「次へ」をクリックする
  4. 「楽天キャッシュの設定へ」をクリックする
  5. 「残高キープチャージ」の設定をする
  6. 内容を確認して「変更する」をクリックする
  7. 「引落方法の変更を完了しました」と表示されるのを確認する

以下で詳しく解説します。

1.楽天キャッシュをチャージする

まずは楽天キャッシュのチャージ設定を行いましょう。

楽天キャッシュのチャージを楽天カードから決済すると0.5%のポイント還元されるので、楽天カードをまだもっていない方はこの機会に発行しておきましょう

毎月積み立てる金額以上に残高をキープする設定を行ったら、チャージ設定は完了です。

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2.ログイン後、「投資信託」をクリックする

ログインすると、画面上に投資信託の項目があるので、そこをクリックしましょう。

3.「積立設定一覧」から「変更」をクリックする

積立設定一覧の中にある変更したい銘柄の「変更」ボタンを選択します。

4.「楽天キャッシュへ引落方法を変える」をクリックする

こちらは既に設定済みですが、まだ楽天キャッシュの設定をしていない方は以下の画像のようになります。

楽天証券公式サイトより

5.内容を確認して「変更する」をクリックする

ここまで設定したら、以下の項目を入力しましょう。

  • 積立指定日
  • 積立金額
  • ポイント利用設定
  • 分配金コース
  • 口座の選択

目論見書などを閲覧・確認し、注文するを選択したら、楽天キャッシュでの積立注文は完了です。

楽天キャッシュ決済を新規で設定する場合

楽天証券で、楽天キャッシュ決済を新規で設定する方法は、以下の5ステップで可能です。

  1. 楽天キャッシュをチャージする 
  2. ログイン後、「投資信託」をクリックする
  3. 積立設定するファンドを見つけ「積立注文」をクリックする
  4. 引落方法で「楽天キャッシュ」を選択する
  5. 内容を確認して「注文する」をクリック

以下で詳しく解説します。

1.楽天キャッシュをチャージする

まずは楽天キャッシュのチャージ設定を行いましょう。

楽天キャッシュのチャージを楽天カードから決済することで、0.5%のポイント還元があるので、楽天カードをまだもっていない方は、この機会に発行しておきましょう

毎月積み立てる金額以上に残高をキープする設定を行ったら、チャージ設定は完了です。

2.ログイン後、「投資信託」をクリックする

画面上にある、投資信託を選択します。

3.積立設定する投資信託を見つけ「積立注文」をクリックする

つみたてNISAの口座内で買い付ける場合は、右下の「積立注文」を選択します。

4.引落方法で「楽天キャッシュ」を選択する

ここで楽天キャッシュを選択します。

5.積立日や金額を設定して「注文する」をクリック

ここまで設定したら、以下の項目を入力しましょう。

  • 積立指定日
  • 積立金額
  • ポイント利用設定
  • 分配金コース
  • 口座の選択

目論見書などを閲覧・確認し、注文するを選択したら、楽天キャッシュでの積立注文は完了です。

積立金額ごとの最適な決済方法

積立金額ごとの最適な決済方法をご紹介します。

以下で詳しく解説します。

月1,000円~5万円積み立てる場合

月1,000円~5万円の積立をする方は、積立をする投資信託の代行手数料を確認しましょう。

・代行手数料が0.4%(税込)以上の投資信託→楽天クレジットカード決済

・代行手数料が0.4%(税込)未満の投資信託→楽天キャッシュ決済

代行手数料が0.4%以上の投資信託を積み立てる場合、楽天クレジットカード決済だと1%のポイント還元率です。

使い分ける必要があるんだね!

一方で、0.4%未満の投資信託の場合、楽天クレジットカード決済だと0.2%の還元率となります。

楽天キャッシュ決済だと、代行手数料にかかわらず2022年8月買付分~12月買付分までのポイント還元率は1%、2023年1月買付分以降のポイント還元率は0.5%です。

S&P500に連動する投資信託」や「全世界株の投資信託」など、つみたてNISAで人気のインデックスファンドはほとんどが代行手数料0.4%未満であるため、楽天キャッシュを使った方が良い人も多くいるでしょう。

月5万円以上積み立てる場合

月5万円以上積み立てる場合はどうしたらいい?

月5万円以上積み立てる場合は、楽天キャッシュ決済と楽天クレジットカード決済を併用しましょう。

もし積み立てる投資信託の中に、代行手数料が0.4%以上のものがあれば、それを優先的にクレジットカード決済で積立設定をし、残りを楽天キャッシュ決済をしてください。

最もお得に積立できるのは、以下の組み合わせです。

・つみたてNISA:楽天キャッシュ決済で33,333円(0.4%未満ファンド)

・特定口座:楽天キャッシュ決済で16,667円(0.4%未満ファンド)

・特定口座:楽天カードクレジット決済で50,000円(0.4%以上ファンド)

とはいえ、ポイント還元率のために0.4%以上の投資信託をわざわざ選ぶ必要はありません。

もし、積み立てたい投資信託がたまたま0.4%以上であれば、上記の通りにしてみてください

月10万円を積み立てるのはスゴイや…!

楽天証券の投信積立から乗り換えるなら

複雑そうだし、もっとお得な投資方法ないの?

2022年12月まではこれまでと同様、1%のポイント還元がある楽天証券ですが、2023年からは0.5%の還元となる投資信託も増えるため、乗り換えを検討している方もいるでしょう。

楽天証券の投信積立から乗り換えるならマネックス証券がおすすめです。

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クレカ積立時のポイント還元率は業界最高水準の1.1%*と、お得感があります。

*ご利用100円につき1ポイントのほか、1,000円につき1ポイントが加算されて貯まります(申込は原則1,000円以上1円単位)。積み立てるファンドの約定金額合算に1,000円未満の金額(1円~999円)を含む場合、1.1%にはなりませんので、ご注意ください。

他にも以下のような特徴があります。

  • 1度でも利用すれば年会費無料
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マネックスのクレカ積立は、マネックス証券の口座とマネックスカードの両方を持っていないと利用できません。

まだ口座が無い方は、まずはマネックス証券の口座開設から始めましょう。

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詳しく知りたい方は「【還元率1.1%】マネックスカード積立とは?メリット・注意点やキャンペーンを紹介」の記事を参考にしてみてください。

楽天キャッシュ積立【まとめ】

楽天証券の楽天キャッシュ積立について理解できたよ!

今回は楽天ポイント投資について解説しました。

最後に重要な点をおさらいしましょう。

  • 楽天キャッシュを使って投資信託の積立投資ができるようになった
  • 楽天カードとの併用で10万円までの積立投資はポイント還元の対象となる
  • 22年12月までは最大1%の楽天ポイントを還元される

楽天ポイントを貯めている方はこれまで通り楽天証券を使っても良いでしょう。

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