【ミニ株】楽天証券「かぶミニ」はいつから開始?やり方や単元未満株のメリットを紹介

・楽天証券の「かぶミニ」ってなんなの?
・他の証券会社のミニ株投資との違いが知りたいな …

このようなお悩みを解決します。


この記事の結論

  • 楽天証券で「かぶミニ(ミニ株/単元未満株取引)」が2023年春からスタートする
  • リアルタイム取引ができて楽天ポイントが使える
  • スプレッドと手数料を合わせても業界最安水準で取引可能!

少額から株式投資ができるミニ株(単元未満株)制度を導入している証券会社が増えています。

2023年の春から楽天証券でも「かぶミニ(単元未満株取引)」の取扱をスタートさせ、ミニ株投資が可能となります。

今回は、楽天証券で取り扱いが始まる「かぶミニ(単元未満株取引)」のメリット・デメリットや、ほかの証券会社との違いについて解説していきます。

単元未満株投資に興味を持っている方は、この記事を参考に投資を始めてみましょう。

2023年春開始だから、今のうちに口座開設しておこう!

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楽天証券の「かぶミニ(単元未満株取引)」とは?

楽天証券では、2023年の春から「かぶミニ」の取り扱いをスタートします。

ここでは、サービスの概要を表で解説します。

取引方法リアルタイム取引
寄付(よりつき)取引
取扱銘柄東京証券取引所に上場している銘柄のうち、選定された銘柄
取引銘柄数リアルタイム取引:100銘柄(予定)、順次拡大予定
寄付取引:1,000銘柄(予定)
取引時間リアルタイム取引:9:00~11:30、12:30~15:00
寄付取引:前場の寄付
注文受付時間リアルタイム取引:9:00~11:30、12:30~15:00
寄付取引:17:00~8:45
手数料買い:無料
売り:11円/回
スプレッド0.22%
※東証参考価格に加減算した価格で約定
注文形態成行のみ
取引口座特定口座・一般口座・NISA口座
ポイント投資
日計り取引
自動スイープ
移管(入出庫)
配当金受け取れます

寄付(よりつき)とは、前場と後場それぞれで最初に成立した取引のことだよ!

楽天証券とは?

楽天証券No.1画像
  • 取引手数料100円ごとに1ポイント付与
  • 現物取引は100万円まで取引手数料が無料(いちにち定額コース)
  • 取引ツール「iSPEED」が使いやすい(無料)
  • 楽天経済圏」との相性抜群

楽天証券は手数料の低さや、多くのキャンペーンが実施されていることで人気のネット証券です。

楽天グループの証券会社ということで、楽天ポイントを使ったり貯めたりしてオトクに投資を始められるのが最大の魅力。

楽天ポイントを貯めているからありがたい!

さらに個別銘柄情報やマーケット情報などを調べられる「iSPEED」のようなツールも、無料で使うことができます。

パソコンのみならずスマホアプリも使いやすく設計されているので、投資初心者の方はぜひ利用してみましょう。

投資初心者でも気軽に開設しやすいネット証券なんだワン!

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ミニ株とは?

ミニ株とは、株式の売買の単位である「単元株」よりも少ない単位で取引できる株のことを指します。

単元株ってそもそも何なの?

単元株は株式を購入するときの最低購入数のことで、日本株だと100株、米国株だと1株と決まっています。

例えばユニクロやGUを運営する「ファーストリテイリング(9983)」は株価が28,735円なので、単元株で購入しようとすると約287万円が必要になります。
※2023年3月13日終値。各種手数料を除く。

そ、そんな大金がないと投資できないのか…

このように単元株だと投資をするのに大金が必要になってしまいますよね。

そこで一部の証券会社では、1単元=100株よりも細かい単位で株の取引ができるサービスを提供しています。

このサービスが、ミニ株や単元未満株と呼ばれているのです。

ミニ株であれば、数百円から株式を購入できます。

少額から投資を始めたとしても、複数の銘柄に投資しやすく分散投資が可能です。

分散投資をすることでリスクを低減させて、安定的に利益を得る可能性を高めていくんだワン!

一方で、証券会社によって異なりますが、ミニ株投資は単元株投資と比べて取引金額に対する手数料の割合が高い傾向にあります。

楽天証券の「かぶミニ」のメリット【1株から買える】

SBI証券とかもミニ株はやっているけど、楽天証券の「かぶミニ」を使うメリットは?

ここからは楽天証券の「かぶミニ」を利用するメリットを3つ紹介します。

以下で詳しく解説します。

①リアルタイム取引ができる

楽天証券のかぶミニでは、2つの取引方法ができます。

  • 寄付(よりつき)取引
  • リアルタイム取引(主要ネット証券で初!)

何が違うの?

寄付取引は前場の最初についた価格で取引が成立し、1日の間に1回の約定のため、取引チャンスが限られます。

一方でリアルタイム取引なら、「大きく下がっているから今買いたい!」「明日まで持っていたくないから売りたい!」と思ったときに注文が可能です。

リアルタイム取引では、取引時間中であれば注文が即時成立するため、その日に購入したものをその日のうちに売却もできます。

タイミングを逃さず、資金効率も上がるワン!

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②楽天ポイントを使える

楽天証券のかぶミニでは、楽天ポイントを利用して投資ができます

楽天証券で提供している「ポイント投資 国内株式」にも対応します。

楽天ポイント貯めているからありがたい!

1ポイント=1円として利用できるため、株式投資を気軽に始められます。

③手数料が業界最安水準に安い

楽天証券のかぶミニでは、業界最安水準で取引可能です。

取引手数料
買付無料(0円)
売却11円/回

他の証券会社の手数料と比較してまとめたものが以下の表です。

楽天証券SBI証券日興フロッギーマネックス証券CONNECTLINE証券PayPay証券
ミニ株の名称かぶミニS株キンカブワン株ひな株いちかぶ
取引手数料買付時:無料
売却時:11円/回
※スプレッド 0.22%
買付時:無料
売却時:0.55%(最低55円)
0.5%~1.0%
(スプレッド)
買付時:無料
売却時:0.55%(最低52円)
無料
※ 約定金額は「約定単価×約定数量」(円未満切捨て)
0.35%~1.0%
(スプレッド)
約定代金の0.5~1.0%
約定1日1回
リアルタイム約定
1日3回1日2回1日1回 リアルタイム約定リアルタイム約定リアルタイム約定
金額はすべて税込

ただ、かぶミニは手数料とは別に取引ごとにスプレッドがかかる点に注意しましょう。

どれくらいかかるの?

スプレッドは東証参考価格に、0.22%のスプレッドを加減算した価格が約定単価となります。

楽天証券の「かぶミニ」のデメリット

ここからは楽天証券の「かぶミニ」を利用するデメリットを2つ紹介します。

以下で詳しく解説します。

スプレッドがある【SBI証券と比較】

先ほども紹介したように、楽天証券の「かぶミニ」では取引ごとにスプレッドが発生します

取引価格の0.22%だよね。実際高いの?

仮に5,500円分投資に回す場合、以下の約定単価となります。

売り約定単価購入価格買い約定単価
5,488円
⇒実質12円+手数料11円=23円
5,500円5,513円
⇒実質13円

買い・売りの合計で36円ってことか…!

仮にSBI証券で同じ金額を取引すると、手数料は以下の通りです。

売り手数料購入価格買い手数料
55円5,500円0円
SBI証券は売却手数料0.55%で最低55円

楽天証券が往復で36円なのに対し、SBI証券は55円と楽天証券の方が安い結果になりました。

仮に株式が2万円の場合でも、楽天証券が99円、SBI証券が110円と基本的に楽天証券のスプレッドの方が安い結果となるため、楽天証券のかぶミニはお得です。

\ミニ株投資におすすめ/

取扱銘柄が少ない

リアルタイム取引はスタート時は100銘柄のみの取り扱いで、順次拡大する予定です。

100銘柄か、思ったよりも少ないね…

寄付取引では、当初から1,000銘柄を取扱い予定ですが、SBI証券では東証に上場している株式であれば単元未満株で投資可能です。

そのため、SBI証券と比較すると、取扱銘柄が少ないため少し使い勝手が悪いと言えるでしょう。

まだこれからできるサービスだから、今後に期待だワン!

とはいえ、すぐに単元未満株投資を始めたい方はSBI証券を利用してみるのも良いでしょう。

SBI証券は国内株式個人取引シェアNo.1を誇る、実績のある証券会社です。

Vポイント」を使えたり、取引手数料も業界最安値水準であったりとメリットが多い証券会社なので、これから株式投資を始める方は是非口座開設しておきましょう。

\投資を始めるなら/

まだ証券口座を持っていない方は、いろはに投資の調査でも人気No.1だったSBI証券がおススメです。

国内株式は1日100万円まで手数料無料、S&P500連動の投資信託やETFも買付手数料無料で投資が出来ます。

単元未満株取扱ネット証券の比較

単元未満株を取り扱っているネット証券の手数料や特徴をまとめてみました。

楽天証券SBI証券auカブコム証券マネックス証券松井証券LINE証券CONNECT証券PayPay証券
手数料率
(税込)
買付:無料
売却:11円/回
買付:無料(0円)
売却:0.55%
最低手数料55円
0.55%
最低手数料55円
買付:無料(0円)
売却:0.55%
最低手数料52円
買付:取扱なし
売却:0.55%
スプレッド0.22%0.35~1.00%0.50%0.50%~0.70% 
往復コスト
(5千円の取引)
33円55円110円52円36円~
100円
50円50円~
70円
リアルタイム取引×××××
ポイント投資××××
日計り取引×××

楽天証券は手数料も高くなくて取引方法も豊富だから使いやすそうだね!

かぶミニで投資する際の銘柄選びのポイント

かぶミニはわかったけど、どんな銘柄に投資したら良いんだろう?

ここでは、かぶミニの銘柄を選ぶ際のポイントを3つにまとめました。

自分の投資スタイルを考えて、銘柄を選びましょう。

詳しく説明していきます。

キャピタルゲインとインカムゲインのどちらを重視するか

株式投資には、キャピタルゲインとインカムゲインがあります。

キャピタルゲインは「資産の売却によって得られる利益」で、インカムゲインは「資産を保有していることで得られる利益」のことです。

そのため、キャピタルゲインとインカムゲインのどちらを優先するかでどんな銘柄を選ぶかが変わってきます

キャピタルゲインを狙う場合は、今後成長が見込める企業の銘柄を選ぶようにしましょう。

インカムゲインを狙うのであればより複数の銘柄に投資し、配当利回りの高い企業を選ぶようにしましょう。

配当利回りの高い企業だと、配当金を多く受け取れるんだよ!

企業の情報を収集する

単元未満株の投資を行う場合、一般的な株式投資と同様に企業の情報を収集することが大切です。

投資しようと考えている企業の情報を収集しないと優良な銘柄かどうかは分かりません。

将来性が期待できて、今後も成長をし続けていくような企業であれば利益を得やすいでしょう。

逆に、株主優待制度が魅力的であっても、株価が下落し続けていると株価変動幅での損失を受けてしまいます。

企業の情報を収集するには、価格の変動、企業の事業内容、経営情報に目を向けることが大切だワン!

高配当や株主優待のある会社に投資する

ミニ株でも、一株から株主優待を受けられる銘柄があります。

株主優待が受けられる株数は企業によって異なるので、事前に確認しておきましょう。

株主優待は、企業による株主へのプレゼントのことだよ!

またミニ株でも株式投資と同様、保有している株の数に応じて配当金が分配されます。

利益を効率よく得るためには、高配当の銘柄を選びましょう。

米国株と比べて日本株は株の配当利回りが低い印象がありますが、高配当を1株単位から受けられる企業もあります

米国株式ではリターンは大きく見込めるけど、手数料負けしてしまうこともあるワン!

そのため、高配当を得られる日本株を選ぶのもおすすめです。

【まとめ】楽天証券の「かぶミニ」はおすすめ!

楽天証券のかぶミニについて理解できたよ!手数料も安いし、使ってみようかな。

最後に、この記事の重要なポイントを3つにまとめます。

  • 楽天証券で「かぶミニ(ミニ株/単元未満株取引)」が2023年春からスタートする
  • リアルタイム取引ができて楽天ポイントが使える
  • スプレッドと手数料を合わせても業界最安水準で取引可能!

単元未満株投資は気軽に始めることができ、リスク分散も簡単なため、特に投資初心者の方におすすめです。

楽天証券のかぶミニは手数料が業界最安水準で、リアルタイム取引もできるので、ぜひ利用してみましょう!

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