楽天証券のジュニアNISAの買い方・やり方は?おすすめ銘柄や口座開設方法までご紹介!

・2023年に廃止されるジュニアNISAは楽天証券で始められる?
・廃止までのおすすめの方法も教えてほしい!
このようなお悩みを解決します。
この記事の結論
- 楽天証券のジュニアNISAは3STEPで開設できる
- 投資情報が豊富で取扱銘柄が多くある
- 楽天ポイントの還元率が変動する可能性があるため注意が必要
子供の将来のための資金として、楽天証券でジュニアNISAを開設しようと検討した方も多いのではないでしょうか。
しかし口座開設方法が分からなかったり、どの銘柄を選択したらいいのか悩んだりしてしまう方もいるでしょう。
今回は楽天証券のジュニアNISAのメリット・デメリットから口座開設方法まで詳しく解説します。
また、楽天証券で買えるおすすめ銘柄も紹介していきます。
楽天証券はジュニアNISA口座数No.1なのだワン!
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ジュニアNISAのおさらい

そもそもジュニアNISAって何だっけ?
ジュニアNISAとは、日本在住の未成年を対象とした非課税で投資ができる制度です。
国内株式や投資信託などに投資ができ、売却益、分配金、配当金が非課税となります。
通常、株式投資をすると、利益として以下の2つが生じます。
売却利益 | 配当金 |
---|---|
株を買ったときよりも高く売った場合に得られる利益 | 企業に儲けが出た場合に、投資家(株を持っている人)に還元されるお金 |
(例)50万円で買った株式を100万円で売却 →50万円の売却利益 | (例)1株あたり100円の配当金が発生。1,000株持っている場合 →100×1,000株=10万円の配当金 |
そして、これらの利益には20.315%の税金がかかります。
上の表を例にすると、
売却利益・・・50万円×20.315%=101,575円
配当金・・・10万円×20.315%=20,314円
合計すると、121,889円の税金がかかってしまいます。
しかし、NISAは証券口座で発生したこれらの利益にかかる税金が免除(非課税)となります。
すごい!NISAってかなりお得なんだね!
ジュニアNISAで投資できる金額は1年間で80万円で、非課税期間は5年間(ロールオーバーも可能)です。
2023年に正式に廃止が決まり、制限緩和されるまでは使いにくい商品でしたが、子供が成人になるまで非課税になります。
ジュニアNISAについて詳しく知りたい方は「【保護者必見】ジュニアNISAはおすすめしない?廃止時期や活用方法を解説」の記事を参考にしてみてください。
※ジュニアNISAの廃止は変わりませんが、本体のNISA制度は2024年1月に大きく変わります!
年間の投資枠がNISAは2倍、つみたてNISAは3倍になり、非課税期間が無期限になります。
詳しくはこちらの記事で解説していますので、ぜひご覧ください。
楽天証券でジュニアNISAを開設するメリット

ここからはジュニアNISAの口座数No.1の楽天証券でジュニアNISAを開設するメリットをご紹介します。
以下で詳しく解説します。
①取扱銘柄が多い
ジュニアNISAでは投資信託や国内株式に投資できます。
ただし実際に投資できるのは、口座を開設した金融機関で取り扱っている商品のみです。
取扱商品数が多い金融機関を選ばないと選択肢が狭くなるのね!
楽天証券は取り扱い銘柄が豊富で、特に投資信託の取扱数は2,560本以上(10月17日時点)あります。
投資信託ってどんなものだっけ?
「投資信託」は、投資家から集めた資金を専門家(ファンドマネージャー)が運用し、利益を投資家に還元する金融商品です。

「分散投資」ができるため、1つの銘柄に投資するときと比較してリスクが低いことが特徴です。
また、指数に連動したファンドを選択し長期間保有すると、利益を出しやすい投資商品であるといわれます。
子どもの資産形成を目的としてジュニアNISAを活用するなら、投資信託の取扱数が多い楽天証券は有力な選択肢となるでしょう。
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②投資情報が豊富
楽天証券では、お子様に投資について学べる機会を提供しています。
たとえば、楽天証券の経済研究所アナリストによるジュニアNISAの仕組みについてのオンラインセミナーや、学校での特別授業、親子で参加できるセミナーなどです。
親が投資について説明できなくても安心だね!
また、楽天証券の口座を開設しておくと、日本経済新聞社が提供するビジネスデータベースサービス「日経テレコン(楽天証券版)」を無料で利用できます。

日経新聞は日本で最も歴史が古い、経済専門の日刊全国紙で、投資に関する情報を効率よく集められます。
紙面は月4,900円、電子版は月4,200円かかるため、無料で利用できるのはお得だワン!
③売買手数料がお得
楽天証券のジュニアNISAでは国内株式と投資信託を取引できます。
でも投資って手数料が高いんじゃないの?
手数料が高ければパフォーマンスが高くなるわけではないので、手数料は低い方が良いです。
楽天証券のジュニアNISA口座(非課税口座)では、国内株式の取引手数料がかかりません。
また、投資信託の買付手数料も無料です。
楽天証券ではお得に取引できるワン!
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楽天証券でジュニアNISAを開設するデメリット・注意点

ここからは楽天証券でジュニアNISAを開設するデメリットや注意点をご紹介します。
以下で詳しく解説します。
①楽天カード・楽天キャッシュで積み立てできない
楽天証券では、楽天カードの「クレジット決済」または「楽天キャッシュ決済」による投信積立サービスを提供しており、カード決済額の0.5%~1.0%の楽天ポイントが付与されます。
しかし、ジュニアNISAでは、投資信託を購入するとしても楽天クレジットカードと楽天キャッシュによる投信積立ができません。
じゃあどうやって積立すればいいの?
ジュニアNISAでの投信積立は、金融機関口座からの自動引き落としを行いましょう。
なお、積立指定日は原則として毎月7日もしくは24日です。
②楽天ポイントで投資できない
楽天証券では、保有する楽天ポイントを買付代金に充てられる「ポイント投資サービス」を提供しています。
ポイントの使い道に困らないから便利だよね!
ただし、ジュニアNISAではポイント投資ができません。
楽天証券のポイント投資の対象となる口座は以下の4つです。
- 特定口座
- 一般口座
- NISA口座
- つみたてNISA口座
ジュニアNISAではポイント投資ができないワン!
③楽天ポイントの還元率が変動する可能性がある
楽天ポイントの還元率は、変動されることもあります。
最近の大きな変更でいうと、以下のようなものがありました。
- 毎月末時点の投資信託の残高に応じて何度でも楽天ポイントが付与される。
→毎月末時点の投資信託の残高が一定金額を超えた場合に1度だけ楽天ポイントが付与される。
- 楽天カードでの積立額の1.0%をポイント還元
→一部の銘柄を除き、積立額の0.2%をポイント還元に引き下げ
→ポイント還元率を0.5%還元に引き上げ
還元率が時期によって異なっていたんだね…
依然お得であることに変わりはないものの、今後もこういった見直しや変更はかけられていく可能性はあるでしょう。
見直しが行われると、付与条件や還元率が良くなるケースも悪くなるケースもあるため、どちらも想定してサービスの内容を定期的に確認することが大切です。
こういったデメリットが嫌な人は、いろはに投資の調査で人気No.1のSBI証券がおススメだワン!
楽天証券のジュニアNISAで買えるおすすめ銘柄

楽天証券で買えるジュニアNISAのおすすめ銘柄は何だろう?
ここからは実際に、楽天証券で購入でき、投資初心者におすすめできる投資信託を3つご紹介します。
投資信託では、インデックスファンドとアクティブファンドの2つの運用スタイルがあります。
その中でも、手数料を安く抑えたい方にはインデックスファンドがおすすめです。
今回は、手数料が安く資産形成の王道ともいえるものを選んでみました。
以下で詳しく解説します。
①eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
こちらは、三菱UFJ国際投信が提供するインデックスファンド「eMAXIS Slim」シリーズの人気商品です。
米国の大型株で構成する「S&P500指数」に連動することを目標としています。
中長期で経済成長が期待できる米国の代表企業500社にこれ1本で投資できるんだワン!
投資信託の時価総額ともいえる「純資産額」が1兆円を超える超大型ファンドなので、安心して資金を預けることが出来ますね。
②楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)
「株式重視型」は、70%を全世界の株式に投資しながら、30%を全世界の債券に投資する商品です。
株式によるリターンを重視しながらも債券でリスク分散はしているため、中リスク中リターンを目指すことが出来ます。
楽天バランスファンドシリーズでは、一番純資産額が大きく、最も人気です。
均等型と債券重視型もチェックしてみよう!
③楽天・全米株式インデックス・ファンド
楽天・全米株式インデックス・ファンドは、「楽天VTI」の愛称で人気を集める商品です。
先述したS&P500ではなく「CRSP USトータル・マーケット・インデックス」に連動するため、アメリカの大型・中小型株式両方に分散投資をすることが出来ます。
信託報酬は0.162%と、紹介した3ファンドの中では一番高いですが、大型株だけでなく中小型株にも分散投資したい方にはおススメです。
0.162%は、全米株式の投資信託の中では最安クラスなんだワン!
楽天VTIの詳細は、「楽天VTI(楽天・全米株式インデックス・ファンド)とは?評価や利回り・買い方も解説」の記事で解説しています。
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【買い方】楽天証券のジュニアNISA開設方法3STEP

ジュニアNISAを始めたいけど難しそうだよね…
楽天証券でジュニアNISAを始めるのは難しくないので安心してください。
ジュニアNISAを始めるステップは以下の通りです。
以下で詳しく解説します。
①親が口座開設する
ジュニアNISAの口座は、単独では開設できません。
ジュニアNISAを利用するには、まず未成年後見人(親権者)が楽天証券で証券総合口座を開設する必要があります。
口座開設は楽天証券のサイトから申請するだけなので簡単です。
楽天証券での証券総合口座の開設は最短で翌営業日に完了しますが、場合によっては数日~1週間程度かかることもあります。
証券総合口座の開設には、手数料はかかりません。
ジュニアNISAの利用を考えているなら、まずは親権者の証券総合口座の開設を進めておきましょう。
楽天証券の口座開設について詳しく知りたい方はコチラ
②未成年口座・ジュニアNISAを同時に申し込む
楽天証券の未成年口座申込のサイトに進み、ログインIDとパスワードを入力しましょう。
マイメニューの中の赤枠で囲んでいる場所を選択します。

下の方へスクロールすると「未成年口座・ジュニアNISA口座」の欄が出てくるので、未成年口座の開設申込を選択してください。

あとは、自身が口座開設したときと同様に、口座名義人に関する情報を入力して提出しましょう。
画像の通りにすればすぐにできそうね!
③本人確認書類を登録する
口座申し込み後、本人確認書類の登録が必要になります。
氏名や住所などの必要事項の入力後、スマホから本人確認書類と顔を撮影するだけで本人確認が可能です。
スマホで本人確認する場合、最短翌営業日には口座開設が完了できます。
ただし、つみたてNISA口座は税務署により審査されるため、利用開始まで時間が掛かる場合があります。
マイナンバーカードを持っていると簡単だワン!
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楽天証券のジュニアNISAに関するよくある質問

ここでは、楽天証券のジュニアNISAに関するよくある質問をまとめました。
上手にジュニアNISA活用するためにも、疑問点は事前に解消しておくのがおすすめです。
以下で詳しく解説します。
Q.キャンペーンは実施中ですか?
楽天証券のジュニアNISAでは、国内株式の売買手数料が0円になるキャンペーンを実施しています。
エントリーは不要なのがありがたいよね!
楽天証券はジュニアNISAではなく、通常の口座開設でもお得になるキャンペーンを豊富に実施しています。
- 【実質3銭】米ドル為替手数料キャッシュバック
- 投信立設定額1,000億円突破記念キャンペーン
上記のキャンペーンは一例です。
他のキャンペーンが気になる方は「楽天証券の口座開設キャンペーン情報を紹介!お得なキャッシュバックやポイント還元を活用しよう」の記事を参考にしてみてください。
Q.ジュニアNISAは2023年以降どうなりますか?
ジュニアNISAは2023年に廃止されることが決定しており、次の2つの条件が追加されます。
- 18歳未満でも引き出しが可能
- 非課税期間が18歳までに延長
制度自体を廃止する代わりに、ジュニアNISAを使っている人はいつでもお金を引き出せるようになりました。
これが大きなメリットであり、家庭の経済状況に合わせて、いつでも株式を現金化できるようになったというわけです。
予想外の出費にも対応できるワン!
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Q.楽天ジュニアNISAの引き出し制限はありますか?
ジュニアNISA口座へ入金後は、18歳まで原則として払出しできません。
ただし、2024年以降に払出し制限は撤廃されます。
利便性が上がったね!
【まとめ】楽天証券のジュニアNISAはおすすめ!

楽天証券のジュニアNISAを開設しておこう!
今回は楽天証券のジュニアNISAのメリット・デメリットや口座開設方法について詳しく解説しました。
最後に、この記事の重要な3点をまとめます。
- ジュニアNISAは3STEPで開設できる
- 投資情報が豊富で取扱銘柄が多くある
- 楽天ポイントの還元率が変動する可能性があるため注意が必要
ジュニアNISAは制限緩和されるまでは使いにくい商品でしたが、子供が成人になるまで非課税になるという制限緩和はとてもありがたいメリットです。
どこでジュニアNISAを開設しようか悩んでいる方は、楽天証券を選択してみてください。
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