【対策も】リセッションとは?原因や株価への影響を分かりやすく解説

※9月26日に更新しました。

リセッション アイキャッチ

・ リセッション(景気後退)って何?
・僕たちにできる対策は?

このようなお悩みを解決します。


この記事の結論

  • リセッション(景気後退)とは、景気が下降している状態のこと
  • リセッションは景気循環など様々な要因によって発生
  • リセッションのシグナルに注目して、投資対策をすることが重要

新型コロナウイルスの流行や、ロシアのウクライナ侵攻など世界情勢が不安定になる中、世界中で「リセッション」の懸念が進んでいます。

各国では、リセッションへの対応への準備が進んでいます。

リセッションが起こると社会や株価はどうなるんだろう?

今回は、 リセッションの意味や原因、2022年の世界の状況、リセッション時の対策方法について詳しく解説します。

結論から言うと、リセッションの中でも「景気独立型戦略」があるロボアド投資や、インカムゲインの見込める不動産投資は有効な一手になります。

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リセッションとは【基礎知識】

リセッション 見出し1

リセッション(景気後退)とは、景気が下降している状態のことです。

つまり、景気が上がったピーク(景気の山)から景気が下がりきるタイミング(景気の谷)へ移り変わる局面を指しています。

リセッション 図1

リセッションが起きるとどうなるの?

リセッションが発生すると、商品の値段を下げても商品が売れにくくなります。

そして企業の業績は悪化、労働者の賃金は減少して企業の倒産件数や失業者数が増加します。

また、収入が減ることで消費も減り、不景気のサイクルに陥ってしまいます。

景気判断の基準となる指標

どうやってリセッションが起きているか判断するの?

景気を判断する上で参考にすべき指標の代表例として、GDPDIがあります。

以下で詳しく見ていきましょう。

GDPとは

国内で生産された財やサービスなどの付加価値の合計を示す指標です。

GDPが拡大すれば経済成長率はプラスとなり、好景気だと言えます。

欧米ではGDP が2四半期連続でマイナス成長に陥ると、リセッションと判断するんだワン!

ここで、GDPには「名目GDP」と「実質GDP」の2つある点に注意が必要です。

名目GDPは、実際の取引価格に基づいて推計されるため、物価変動の影響を受けます。

一方、実質GDPは、基準となる年の価格を基準として、物価変動要因を取り除く処理をした後の値です。

名目GDPと実質GDPの両方見ることが大切だね!

DIとは

DIとはDiffusion Indexの略で、企業の業況感や設備、雇用人員の過不足などの各種判断を指数化したものです。

景気拡張の動きの各経済部門への波及度合いを測定することを主な目的とします。

DIが50%を下回ると、景気が悪化している経済部門のほうが多いことを示します。

この状態が続くことで、リセッションだと判断されます。

計算方法については以下の通りです。

  • 採用系列の当月と3か月前の値と比較して、増加した時に「+」、同水準の時に「0」、減少した時に「-」として変化方向表を作成する。
  • 先行、一致、遅行系列ごとに、採用系列数に占める拡張系列数(+の数)の割合(%)を算出する。

DI=拡張系列数/採用系列数×100(%)

日本ではDIが景気判断の基準となっているんだワン!

これらの指標以外にも、日本では全国企業短期経済観測調査(短観)も注目されています。

全国企業短期経済観測調査は約1万社に上る日本の会社を対象にしたアンケート調査で、日銀によって発表されます。

景気減速と後退の違い

リセッション(景気後退)と似た概念で、景気減速という言葉があります。

両者をイメージで表すと、以下の画像のようになります。

リセッション 図2
  • リセッション(景気後退):景気が下降し、悪化局面である
  • 景気減速:景気の拡大は続いているものの、拡大するペースが鈍化している

似た言葉でも意味は全然違うんだね!

リセッションの原因

リセッション 見出し2

そもそも、なんでリセッションが起きるの?

まず、経済活動には周期性があります。

景気は需要と供給のバランスの変化に応じて、好況、後退、不況、回復のフェーズを繰り返します。

このように、景気には周期的に変動する「景気循環」があることを抑えておく必要があります。

景気循環の仕組み

景気循環には期間の異なる4つの景気の波があり、実際の景気は様々な要因によって複雑に影響を受けています。

必ずしも理論通りに景気が変動するとは限りませんが、理解しておくと将来の予測に役立つかもしれません。

波長が短い順に、以下のようになります。

  • キチンの波
    40ヶ月周期。企業の在庫投資の増減による景気循環。
  • ジュグラーの波
    10年周期。企業の設備投資による景気循環。
    投資が償却するまでの年月に起因します。
  • クズネッツの波
    20年周期。建築需要による景気循環。
    建設物の建て替えが約20年で起きるためです。
  • コンドラチェフの波
    50年周期。技術革新による景気循環。
    これまでに発生した波で、最初の波が「蒸気機関、紡績」、第2波が「鉄鋼、鉄道」、第3波が「化学、電気、自動車」、第4波が「エレクトロニクス、原子力、航空宇宙」で、第5波が「コンピューターを基盤としたデジタル技術、バイオテクノロジー」の発明によるものです。

近年はIT化の進展の影響で、周期が短縮傾向にあるんだワン!

景気と金利の関係

景気は金利の変動と密接に関わっています。

景気が良い時はモノの需要が大きく、売れやすいため、企業はたくさん売ろうと設備投資を積極的に行います。

そのため、資金需要が高まり、金利は上昇します。

反対に景気が悪い時にはモノが売れなくなるので、投資は控えめになります。

それに伴い、資金需要は低下して金利は低下します。

景気が良い時は、インフレが起こりやすいんだったよね。

そうだワン!
でも、スタグフレーションなど例外もあるから注意だワン!

リセッションの過去事例

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リセッションが起きた過去の事例は何があるの?

歴史をもとに、これまでに起きた重大なリセッションについて見てみましょう。

ブラックマンデー

ブラックマンデー(暗黒の月曜日)とは?

1987年10月19日月曜日にニューヨーク株式市場で発生した大暴落のこと。

ダウ平均株価(DJIA)は、1日で22.6%の下落を記録しました。

この暴落は世界の主要国の経済市場に大きな影響をもたらし、翌日の日経平均株価は戦後最大の下落率の14.9%を記録しました。

1980年代前半、当時のアメリカ大統領レーガンが実施したレーガノミクスの影響でドル高が進行しました。

それに対処するため、1985年にG5はプラザ合意を発表しました。

アメリカの貿易赤字を収縮するため、各国の外国為替市場へ協調介入したのです。

しかし、プラザ合意の影響は大きく、かえってドルが下落してしまいます。

これに歯止めをかけるために、1987年にG7がルーブル合意を発表しました。

このルーブル合意でG7各国の金利調整の足並みが揃わず、合意の信頼性は崩れ、ブラックマンデーの大暴落発生につながってしまうのでした。

リーマンショック

リーマンショックとは?

2008年9月にアメリカの大手投資銀行「リーマンブラザーズ」が経営破綻し、世界経済の大混乱を招きました。

連鎖的に金融危機が発生し、株価下落を引き起こしました。

リーマンブラザーズ社は、低所得者など信用力の低い個人を対象とした住宅ローンであるサブプライム・ローンを提供していました。

「サブプライムローンで住宅を買い、高くなったら売る」利用者が多くいましたが、住宅価格の頭打ちでローンを返済することが困難になった人が増加しました。

結果として、低所得者向けの住宅ローンが上手くいかずに倒産を迎えてしまったのです。

この事件をサブプライム・ローン問題と言います。

コロナショック

コロナショックは記憶に新しいね!

コロナショックとは?

2019年12月に中国で発生した新型コロナウイルスによる世界的な感染拡大が社会経済に打撃を与えました。

世界的な株安や経済の停滞が発生しましたが、新型コロナウイルスワクチンの普及に伴って回復基調にあります。

コロナショックは歴史的にみても大きなリセッションをもたらしたんだワン!

株価に与える影響

リセッション4

リセッションが起きた時、株価はどのように変動するの?

一般にリセッションが起きると、株価は下がる傾向にあります。

S&P500のチャートを参考にして、実際の事例を見てみましょう。

以下で紹介する3つのチャートの目盛の縮尺は異なるワン!

ブラックマンデー

S&P500指数は1987年8月~1987年11月にかけて340ドル台から230ドル台を切るまで低下し、下落率は-34%を記録しました。

翌日には世界の株式市場にまで波及し、日経平均は下落率が約-15%を記録し、東証一部1,160銘柄中569銘柄がストップ安となりました。

また、このブラックマンデーはアメリカでサーキットブレーカー制度が導入されるきっかけとなりました

サーキットブレーカー制度とは?

相場が大きく変動し、過熱した時に投資家の過熱感を鎮め、相場を安定させる目的で取引を一時中断する措置のこと。

リーマンショック

リーマンショックによるS&P500の下落は過去最大で、1年4ヶ月をかけて、下落率は月間で約-50%となりました。

この下落からリーマンショック以前の水準に戻るまでおそよ5年半かかりました。

スゴイ下がったんだね…

コロナショック

コロナショックの影響で、S&P500の下落率は3ヶ月間で約-22%を記録しました。

日本でも新型コロナの感染拡大が始まった2020年2月下旬から、1ヵ月間で日経平均は約30%も減少しました。

しかし、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う急速な景気悪化への対応策として大規模な金融緩和が実施され、大幅に増加した世界中の資金は金融市場に流れ込みました。

その結果、株価は約半年で回復し、高値を記録しました。

リセッションのシグナル

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リセッションのシグナルがあるといいんだけどね。

リセッションにはシグナルもあります。

このシグナルとなる指標に注目することで、リセッションによるリスクを回避できるかもしれません。

イールドカーブ(逆イールド)

債券の利回り(イールド)を償還期間の短い順に左から右に並べ、線でつないだグラフをイールドカーブと言います。

イールドカーブは通常償還までの期間が長くなるほど利回りが高くなるので、右肩上がりの形状になります。

しかし、逆イールドは通常時と異なり、短期金利が長期金利の利率を上回ります。

逆イールドが発生すると一般に景気後退の予兆と解釈されているため、注意が必要になります。

リセッション 図3

逆イールドが発生した事例として、2022年4月に米債券市場にて10年債利回りが2年債利回りを下回った事例が挙げられます。

実際に、S&P500は4月初旬から2か月半で約19%下落しました。

ISM製造業景況感指数

ISM製造業景況感指数とは?

全米供給管理協会(ISM=Institute for Supply Management)が公表する製造業の景況感を示す指数

ISMは、300以上の製造業企業に対してアンケートを実施し、結果をもとに指数が算出されます。

数値については50が景気の拡大・後退の分岐点であり、50を上回ると景気拡大、50を下回ると景気後退を示すとされています。

毎月第1営業日に発表され、主要指標の中でも公表が早く、精度も高いことから景気動向の先行指標として機関投資家やエコノミストからの注目を集めます。

米国は世界経済をけん引しているから、世界の景気動向や金融市場への影響力が大きいんだワン!

今後の景気見通し

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まず、2022年の景気の見通しについて、内閣府の資料を参考に見てみましょう。

令和4年度については、実質GDP成長率は 3.2%程度、名目GDP成長率は 3.6%程度と見込まれる。GDPは過去最高となることが見込まれる。

内閣府 政府経済見通し (2022.1.17)より

GDPの中でも、民間最終消費支出の拡大に注目が高まっています

新型コロナウイルス感染拡大防止に努める一方で、社会経済活動が正常化に向かい、雇用も増えることで消費が増えることが予想されています。

一方で、ウクライナ問題の長期化によって見通しが不透明になっている面もあります。

世界銀行は6月7日に「世界経済見通し」を発表しました。

デイヴィッド・マルパス総裁はその中で、スタグフレーションの危険性があることを示唆したのです。

私たちはこれからリセッションに直面するかもしれないってことね…

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投資家のリセッション対策【意外と簡単】

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これからリセッションを迎えるかもしれない投資家にとって、望ましい対策とはなんでしょうか。

いろはに投資の提案する対策は以下の6点です。

あくまで一般的な対策論だから、最終判断は自分でするんだワン!

景気独立型の投資戦略を取る

そもそも一番良いのは、「景気が良い時でも、悪い時でも安定したリターンを得る」ことです。

でも、そんなこと可能なのかな…?

確かに、「100%いつでもリターンを得る」ということはほぼ不可能ですが、景気の影響をなるべく抑えることは可能です。

例えば、株式投資では「買う」だけでなく「売り(空売り)」も組み合わせれば、株価の下落局面でも利益を狙うことができるのです。

うーん、初心者の僕には難しそうだ…

そんな方におすすめなのは、プロにお任せできる「ロボアド投資」です。

ロボアド投資の「サステン」では、以下のように「株式分散」「債券分散」の組み合わせで国際分散投資を実践した上で、「景気独立型戦略」も任せることができます。

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サステンの評判を知りたい方は、「サステン(SUSTEN)の評判は?メリット・デメリットも分かりやすくご紹介」の記事もご覧ください。

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焦って売却しない

急に株価が下がってしまった場合、投資家は不安になってしまいます。

ですが、感情に任せて焦って売買をしてしまうと更なる失敗を招きかねません。

自分の投資ルールを決めておいて、淡々と遂行していくことが成功への近道です。

ディフェンシブ銘柄への投資

景気敏感株とは逆で、ディフェンシブ銘柄は景気動向に左右されにくい株のことを指します。

ディフェンシブ銘柄は値動きが少ないため、安定的な配当利回りが見込めます。

そのため、じっくり資産を築いていきたい方におすすめです。

ディフェンシブ銘柄の代表的業種

鉄道、電力、通信、食品、小売

社会インフラや生活必需品に関わる業種が多いワン!

金・コモディティへの投資

金などのコモディティは、不景気の時に価格が上がりやすいと言われています。

金は安全資産とも言われていて、スタグフレーション下など不況時には需要が高まる傾向にあります。

そのため、不況を見越して投資をすることで、値上がり益を狙うこともできるでしょう。

また、コモディティには小麦や原油などの商品があります。

ウクライナ問題の影響で価格が高騰していますが、依然として需要が供給を上回っており、更なる価格上昇も考えられます。

なるほど…投資と言っても株だけじゃないんだね!

不動産投資【インカムゲイン】

「分散投資」という視点では、日本やアメリカの株式・ETFだけでなく、現物資産などにも投資しておきたいです。

現物資産には金などのコモディティ不動産が含まれます。

その中でも不動産投資は「家賃収入」という継続的な収入(インカムゲイン)が見込めるのが魅力的です。

しかし、不動産投資をするには数千万円~数億円の資金が必要で、借り入れが必要な場合が多いです。

さすがに借金してまで投資したくないな…

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長期的な視点を持つ

不景気時に向けて、今の段階から少しずつ準備しておくことが大切です。

短期的に見ると元本割れをする可能性がありますが、アメリカの株式に連動するインデックスに10~20年といった長期的な目線で投資すると、過去のデータ上だと元本割れしないためです。

アメリカの代表的な株価指数であるS&P500に連動するVOOの株価チャートを見てみましょう。

VOO

直近ではやや値下がりしているものの、きれいな右肩上がりのチャートを描いています。

注目すべきなのは、このS&P500指数はどの20年間を切り取っても、プラスのリターンを得られているということです。

スゴイ!これなら安心して投資できそうだ!

あくまで過去のリターンの話で、未来の保証ではないから注意が必要だワン!

また、 大きく下がったときにはつい不安になって投資額を減らしてしまいがちですが、たくさん購入できると考えてドルコスト平均法を実践してみましょう。

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【まとめ】リセッションとは

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この記事では、リセッションの意味や原因、投資家の対策方法を解説しました。

最後にこの記事の重要なポイントを3つにまとめます。

  • リセッション(景気後退)とは、景気が下降している状態のこと
  • リセッションは景気循環など様々な要因によって発生
  • リセッションのシグナルに注目して、投資対策をすることが重要

つみたてNISAなど長期投資をしている人は、リセッションにめげずに積立を継続して欲しいワン!

リセッションの中でも「景気独立型戦略」があるロボアド投資や、インカムゲインの見込める不動産投資は有効な一手になります。

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