上場(IPO)とは?株式市場について・上場のメリットを解説!

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この記事の結論

  • 上場とは、株式を証券取引所(株式市場)で自由に売買可能にすること
  • 上場すると、資金調達や人材獲得がしやすくなったり、信用度が上がる
  • 主に投資家が株式の取引をするのは流通市場

株式を自由に取引できるのはなぜ?

株式投資について勉強をしていると、私たちが株式の売買を自由にできるのは当たり前に感じてしまいますが、なぜ株式は自由に売買が出来るのでしょうか?

身近な例から考えてみましょう。

皆さんはコンビニやスーパーなどの小売店で食べ物を買ったりしますよね。
なぜそのようなお店で食べ物を買うことができるのでしょうか?

それは、お店が皆さんの代わりに食べ物など様々な企業の商品を仕入れて、店舗を通じて皆さんに提供できる流通システムを作っているからですよね。

コンビニ

それと同じように、株式市場にも小売店のような存在である「東京証券取引所(東証)」という株式の取引所があり、そのおかげで私たちも自由に売買が出来るのです。

証券取引所もコンビニと同じような役割なんだね!

IPO仕組み

ちなみに、日本では東証が一番大きいですが、他にも大阪取引所や名古屋証券取引所、福岡証券取引所や札幌証券取引所など小さな取引所がいくつかあります。

では、株式を上場させるとはどういうことなのでしょうか?

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上場(IPO)とは?

上場とは、株式会社が株式を証券取引所(市場)で自由に売買できるようにすることです。

また、英語ではInitial Public Offering(最初の公募)といい、IPOとも呼ばれています。

IPOとは

上場によって企業の株式は一般の投資家に公開され、株式が自由に取引されるようになるため、上場企業のことを公開企業(Public company)、上場していない企業のことを未公開企業(Private company)とも言います。

上場するには以下のような様々な条件があり、それを満たす必要があるので、上場はなかなか簡単にできることではないのですね。

IPO条件

投資家からすると、新しく上場した企業(IPO銘柄)はその事業の成長性によって、株価が上昇する可能性が未知数です。
そのため、IPO銘柄をしっかりチェックする投資家は多いですよ。

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東証一部は大企業?

一般的に、東証一部に上場している企業は大企業ばかりかと思う方も多いですが、実は小さい企業も多く存在しています。

それは、東証二部やマザーズ市場からの繰り上げ上場だと時価総額の基準が40億円と大幅に下がるためです。

この制度で現在東証一部に上場している企業が増えすぎたため、近い将来に市場再編が予定されています。

上場企業が増えすぎて質も下がってきているみたいだね。

上場のメリット

上場すると新たな投資家に株を売り出すことになるため、企業は資金調達ができます。

また、時価総額や売上高などの一定の基準をクリアしているということで信用度が高まるというメリットもあり、パートナー企業や銀行など金融機関との取引もしやすくなります。

人材面においても、上場企業ということで新卒採用の応募の増加や、優秀な人材の確保がしやすくなることもあります。

要するに企業としてのブランド力が上がるということですね。

上場のデメリット

上場をするためには、監査費用や新規上場料など約5千万円程のコストがかかる上に、上場後にも毎年コストがかかります。

また、四半期(3ヶ月)毎に売上高や資産などの財務情報を開示する必要もあり、事務的負担がかかります。

自由に株式の売買ができるので、他の企業や投資ファンドに株を買い占められて企業自体が買収されてしまうという可能性もあります。

上場企業はデメリットにも気を付けないといけないね!

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発行市場と流通市場

証券取引所に上場することで、自由に株式を売買できるということは理解できたかと思いますが、実は市場には発行市場流通市場という2種類が存在しています。

ここは分かりやすく、図解で説明します。

発行市場と流通市場

企業が株式(債権)を発行して、直接資金を調達するのが発行市場です。

発行市場を経た後に、投資家間で株式(債券)を売買するのが流通市場で、ここでの売買金額は企業に資金として渡るわけではありません。

そのため、流通市場で仮に100万円分の株式を購入したとしても、その100万円は企業に渡るのではなく、株式を売ってくれた投資家のもとへと渡るのです。

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株価は高い方がいい?

流通市場では、いくら株価が上昇しても企業にお金が入るわけではないので、企業には直接的なメリットがなさそうに感じますよね。

しかし、株価は企業にとってとても大切なのです。

例えば、新たに資金が必要になったときに、企業は新株を発行することによって資金調達をすることができます。

その時に、いくら調達できるのかという基準が株価になるので、企業にとっても株価が上がっている方が好ましいのです。

そして、株価が高い方が買収されるリスクも低くなります。

以上のように、上場(IPO)とは株式が自由に売買できるようになる機会であり、企業にとっても様々なメリットがあるということがお分かりいただけましたか?

上場する企業の中には、成長性が高く株価が大幅に上昇する企業もあるので、株式投資をする際には、是非上場銘柄にも注目してみましょう!

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