ブリッジレポート
(8275:JASDAQ) フォーバル 企業HP
大久保 秀夫 社長
大久保 秀夫 社長

【ブリッジレポート】フォーバル vol.19
(取材概要)2007年9月11日掲載
「第1四半期は、主力の電話機販売に物足りなさを感じるものの、引き続きWeb制作が好調な上、子会社の業績寄与もあり、半期ベースでの増収基調を維持しま・・」続きは本文をご覧ください。
企業基本情報
企業名
株式会社フォーバル
会長兼社長
大久保 秀夫
所在地
東京都渋谷区神宮前 5-52-2 JBPオーバルビル
事業内容
電話機販売大手。OA機器販売、情報通信サービスへも拡大。
決算期
3月
業種
卸売業(商業)
財務情報
項目決算期 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
2007年3月 26,216 -1,918 -2,010 -1,387
2006年3月 27,500 3 14 1,063
2005年3月 40,089 1,962 1,962 1,174
2004年3月 32,981 1,446 1,360 660
2003年3月 37,402 1,522 1,334 443
2002年3月 44,411 -860 -1,027 -4,756
2001年3月 52,045 1,026 699 86
2000年3月 54,668 1,278 1,281 1,122
株式情報(9/4現在データ)
株価 発行済株式数 時価総額 ROE(実) 売買単位
510円 13,764,430株 7,020百万円 100株
DPS(予) 配当利回り(予) EPS(予) PER(予) BPS(実) PBR(実)
20円 3.9% 58.12 8.8倍 557.02円 0.9倍
※株価は9/4終値
 
フォーバルの2008年3月期第1四半期業績について、ブリッジレポートにてご報告致します。
 
会社概要
 
都心部の中堅・中小法人を対象に光ファイバーを利用したIP 電話サービスからオフィス向け情報通信機器の開発、販売・設置、保守サービス及びセキュリティサービスを提供。中堅・中小企業に対するNo.1の「総合ブロードバンドソリューションカンパニー集団」を目指しています。電話機販売からスタートした同社は、ナローバンド、ブロードバンド、そしてモバイルと、時代のニーズに即した分野で様々なサービスを開発し、「新しいあたりまえ」を創造してきました。社名のFORVAL(フォーバル)は、「For Social Value」を語源とし「社会価値創出企業をめざす」という経営理念を表しています。
 
 
また、FORVALのは、シンボルマーク「ダイナミックオーバル」です。グループ各社それぞれが、また社員一人ひとりが束縛されずにのびのびと躍動していながら、ひとつのビジョンに向かって上昇している姿を示しています。
 
<沿革>
1980年9月、新日本工販として設立され、電気通信機器やコンピュータ等の販売、及び設置工事、保守管理のサービスの提供を開始しました。
87年9月、後に同社が100億円企業の仲間入りをするきっかっけとなるNCCサービスを開始。88年11月には、株式を店頭登録(現ジャスダック)。90年4月、スーパーディスプレイホン(SDP・液晶画面付き多機能電話機)をメーカーと共同開発し、販売を開始しました。
91年10月、フォーバルに商号を変更。95年4月、「第三電電構想」を実現するため、(株)フォーバルテレコムを設立し国際電話サービス事業に参入しました。00年11月、フォーバルテレコムが東証マザーズへ上場。翌01年12月には、ネットワークセキュリティ関連の製品販売とサービス提供を行なうフォーバルクリエーティブが、大証ナスダック・ジャパン(現ヘラクレス)市場へ上場。
03年10月、IP電話&ブロードバンドサービス「FTフォン」サービスを開始しました。
 
<事業内容>
事業セグメントは、電話機、複写機、パソコンの販売を主とする機器関連事業と、通信サービス、セキュリティ関連等のネットワーク関連事業に分かれます。2007年3月期の構成比は、前者が39.6%、後者が60.4%でした。
 
<強み>
同社グループの強みとして次の3点。対象マーケットにおいて強い競争力を持っています。
 
1.中小法人社長の特性・問題を把握
同社が適宜行なっている小規模模事業者の実態調査をまとめた「フォーバル小規模事業者白書」は、多くのメディアでも取り上げられています。
 
2.商品企画力・開発力
同社の沿革で説明したように、1980年に設立され電話機販売からスタートした同社は、その後、ナローバンド、ブロードバンド、そしてモバイルと、時代のニーズに即した分野で様々なサービスを開発し、「新しいあたりまえ」を創造してきました。
 
3..ワンストップ、ワンビリングサービス
ワンストップ、ワンビリングサービスは、中小法人に高い利便性を提供しています。
 
2008年3月期第1四半期業績
 
<連結>
 
電話機販売の回復は鈍かったものの、Web制作や子会社の業績寄与で増収を確保。引き続き固定費の圧縮に取り組んだ事で、営業及び経常損失ながら損失額が大幅に減少しました。また、投資有価証券売却益515百万円など特別利益529百万円を計上した事で123百万円の最終利益となりました。
 
<セグメント別動向>
 
電話機販売の予想以上に緩慢な回復やセキュリティ関連が伸び悩む中、ブロードバンドの普及が改めてホームページ制作需要を喚起しており、引き続きWeb関連が好調に推移した他、ネットワーク関連の「その他」の売上が増加しました。
ネットワーク関連の「その他」の増収に寄与したのは、2006年7月に子会社化した特注文具を製造・販売する(株)新英、経営支援サービスを早期に実現すべく当期に子会社化した法人向け生損保販売・各種経営支援コンサルティングのグローバル・ワン(株)、ケイ・ワイズファクトリー(株)等の子会社です。
 
<貸借対照表>
 
前期末と比較して、売上債権の回収が進みましたが、有利子負債の削減等により、現預金が減少しました。
 
<キャッシュ・フロー>
 
前年同期は赤字であった営業活動によるCFが黒字転換、財務活動によるCFが赤字となったのは有利子負債の削減を進めたためです。
 
株式会社リンクアップの子会社化
 
この7月に、同社は、第三者割当増資の引受けにより株式会社リンクアップを子会社化しました。
フォーバルグループは、光ファイバーを利用したIP 電話サービスからオフィス向け情報通信機器の開発、販売・設置、保守サービス及びセキュリティサービスを提供しています。その一環として、モバイル端末を核とした事業の拡大を図っており、キャリアショップを展開して携帯端末の販売及び付帯サービスの提供を行っている(株)リンクアップを子会社化する事で、店舗展開のノウハウ獲得やモバイル端末に関連する法人向け事業展開のスピードアップを図る考えです。
(株)リンクアップは、本社を東京都千代田区麹町に置き、年商89億円、総資産16.5億円。北海道にキャリアショップ17店舗、専売店3店舗、北陸3県にキャリアショップ4店舗を展開しています。
 
会社概要
商号
事業内容
設立年月日
本店所在地
代表者の役職・氏名
資本金の額
従業員数
大株主構成及び所有割合
発行済株式総数
事業年度の末日
  株式会社リンクアップ
  移動体通信を中心とした通信事業
  1998年5月7日
  東京都千代田区麹町四丁目3番29号
  代表取締役社長 西元 孝
  202,000千円
  99名
  西元孝5,680 株 46.2% 当社 3,600 株 29.3%
  12,280株
  3月31日
 
2007年5月18日に既存株主より株式を取得(所有割合29.3%)しており、今回の第三者割当増資により新たに14,000株を7,000千円で取得しました。取得後(増資後)の所有株式数は 17,600株、所有割合は67.0%となります。
 
2008年3月期業績予想
 
7月に買収した(株)リンクアップは携帯電話事業を中心に事業を展開中で、継続して安定した売上が見込まれるため、2008年3月期の中間期及び通期の連結売上高を修正しました。ただ利益面では、(株)リンクアップは当期利益を見込んでいるものの、のれん償却費が計上されるため、営業利益、経常利益、当期利益への影響はわずかなものとなりそうです。
 
<連結:中間>
 
<連結:通期>
 
取材を終えて
第1四半期は、主力の電話機販売に物足りなさを感じるものの、引き続きWeb制作が好調な上、子会社の業績寄与もあり、半期ベースでの増収基調を維持しました。また、利益面では固定費の圧縮効果が現れ、損益が大幅に改善し、売上の増加額以上に損失が減少しました。
通期の業績予想が達成されたとして利益水準が低いため満足はできませんが、業績は最悪期を脱して回復の途上にある事は確かなようです。
 
本資料は、情報提供を目的としたものであり、投資勧誘を意図するものではありません。
このレポートは当社が信頼できると判断した情報源(当該発行会社が作成した会社説明資料等)の情報に基づき作成したものですが、その正確性について当社が保証するものではなく、また当資料の一部また全部を利用することにより生じたいかなる損失・損害についても当社は責任を負いません。
本レポートに関する一切の権利は(株)インベストメントブリッジにあります。また本資料の内容等につきましては今後予告無く変更される場合があります。
投資にあたっての決定は、ご自身の判断でなされますようお願い申しあげます。
Copyright(C) 2017 Investment Bridge Co.,Ltd. All Rights Reserved.

« ブリッジレポート:(2304)セントラルサービスシステム vol.15 | ブリッジレポート:(6661)オプテックス・エフエー vol.03»

コメント

下記規定に同意の上、コメントしてください



※ 公開されません


保存しますか?


ブリッジレポート(バックナンバー)
アンケート
アラートメール登録
メールアドレス
パスワード
CLOSE