ブリッジレポート
(2687:東証1部) シー・ヴイ・エス・ベイエリア 企業HP
泉澤 豊 社長
泉澤 豊 社長

【ブリッジレポート】シー・ヴイ・エス・ベイエリア vol.17
(取材概要)2007年7月10日掲載
「独自サービスの導入等、経営努力の成果で同社のコンビニ事業は堅調に推移しています。緩やかにではありますが、コンビニ業界全体の業績も回復基調にある・・」続きは本文をご覧ください。
企業基本情報
企業名
株式会社シー・ヴイ・エス・ベイエリア
社長
泉澤 豊
所在地
千葉県浦安市入船1−5−2 明治安田生命ビル9F
事業内容
千葉県及び東京都のベイエリア地域を中心に、コンビニエンス・ストアを直営店舗主体にて展開している、企業ライセンサー本部
決算期
2月
業種
小売業(商業)
財務情報
項目決算期 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
2007年2月 23,347 699 610 310
2006年2月 22,332 1,018 1,055 600
2005年2月 20,956 1,081 1,101 578
2004年2月 17,236 946 1,048 499
2003年2月 14,024 880 878 390
2002年2月 12,358 847 873 445
2001年2月 11,835 753 722 386
2000年2月 9,840 641 673 306
株式情報(6/27現在データ)
株価 発行済株式数 時価総額 ROE(実) 売買単位
227円 24,780,400株 5,625百万円 7.6% 1,000株
DPS(予) 配当利回り(予) EPS(予) PER(予) BPS(実) PBR(実)
7円 3.1% 14.92円 15.2倍 165.27円 1.4倍
※株価は6/27終値
 
シー・ヴイ・エス・ベイエリアの2008年2月期第1四半期業績について、ブリッジレポートにてご報告致します。
 
会社概要
 
千葉県及び東京都のベイエリア地域を中心に、コンビニエンス・ストア(以下、コンビニ)を直営店舗主体で展開しています。(株)サークルKサンクスと企業フランチャイズ契約を締結し、東京都9区(新宿区、千代田区、中央区、江東区、江戸川区、港区、葛飾区、足立区、台東区)及び千葉県全域に直営店方式のコンビニ「サンクス」を展開。また、同地域のエリアフランチャイズ本部として、コンビニ経営希望者とサンクス・フランチャイズ・チェーン加盟店契約を締結し、経営ノウハウとその情報等の供与及び資金面の支援等を行なっています。
2007年2月末現在の店舗数は132店舗。
 
<沿革>
1981年2月、コンビニ経営を目的にしたシビルサービス(株)として、千葉県市川市に設立されました。89年11月、(株)サンクスアンドアソシエイツ(現サークルKサンクス)とフランチャイズ・チェーン加盟店契約を締結、97年には東京都9区、千葉県10市におけるサンクス地域本部となりました。
2000年7月には、クリーニング24時間取次ぎ、ヘアカットサービスを開始。02年9月には事業エリアが千葉県内10市から千葉県全域へ拡大、同年10月の東証2部上場を経て、06年2月に東証1部に指定替えとなりました。また、04年夏以降、「大規模マンション向けクリーニング」や「リネン」事業の拡大にも取り組んでいます。
 
<特徴>
コンビニでありながら、規定のコンビニの概念にとらわれない便利さの追求が、同社の特徴です。
既存店売上高の前年割れ状態が続くなどコンビニ業界は厳しい事業環境が続いていますが、同社は従来のコンビニの概念にとらわれない独自の店舗戦略と商品・サービス戦略により、一店舗当たりの平均日販で業界トップクラスの座を維持しています。
 
2008年2月期第1四半期業績
 
 
連結ベースの第1四半期業績の発表は今期からです。
独自のサービス展開によりコンビニエンス・ストア事業が堅調に推移しましたが、新規事業の立ち上げに伴う負担が利益の圧迫要因になっています。
 
<セグメント別動向>
コンビニエンス・ストア事業
「宝くじ」及び「数字選択式宝くじ」の販売、クリーニングサービス、及び時間内引出手数料無料のATM「ゼロバンク」など、コンビニエンス・ストアという枠にとらわれないサービス展開が消費者から評価され、売上高は前年同期の実績を上回りました。
第1四半期の既存店前年比は、101.4%と好調に推移しております。6月は、前年に煙草増税の駆込み需要があった反動から苦しいものの7月以降も順調に推移すると会社側では判断しているようです。
店舗展開は、「サンクス」店4店舗を新たに開店する一方、5店舗を閉店、第1四半期末の店舗数は131店舗となりました。業界全体の店舗数の増加や賃料の高騰などにより、立地条件の良い物件の確保が難しくなっており、出店計画に影響が出ています。
 
新規事業
当第1四半期より新たに次の3事業をスタートしました。2007年3月に保有資産の有効活用としてネットカフェ店舗「ネットカフェU」及び有機・オーガニック食品等の宅配を目的とした店舗「ベイエクスプレス」を、2007年4月に定食店舗「ゆたか食堂」を、それぞれオープンしました。3事業共に、売上高及び客数は緩やかに上向いており、今後さらにサービスの拡大に努めていく考えです。
 
 
 
運転資金等の増加を借入等で賄いました。
 
 
 
売買目的の投資有価証券取得等で投資CFが赤字となりましたが、フリー・キャッシュ・フローは黒字を維持しています。
 
2008年2月期業績予想
 
 
業績予想に変更はありません。
ネットカフェ事業、宅配事業、食堂事業の初期費用が発生するため、営業減益となりますが、不動産取得税が無くなることで、経常利益は前期比3.0%増加する見込みです。
新規出店12店舗、閉店8店舗、期末店舗数136店舗を計画。また、既存店売上高は前期並みを想定しています。
 
 
 
新規事業の今後の進捗がポイントとなると思いますが、概ね順調に推移していると考えていいのではないでしょうか。
 
取材を終えて
独自サービスの導入等、経営努力の成果で同社のコンビニ事業は堅調に推移しています。緩やかにではありますが、コンビニ業界全体の業績も回復基調にあるようですが、飽和感がある中で依然として店舗数は増加傾向にあり、他業態との競争も激化する等、厳しい事業環境が続いています。コンビニ業界全体の閉塞感が払拭できないだけに、ネットカフェ事業、宅配事業、食堂事業など新規事業の今後の展開が注目されます。
 
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