第4回ブリッジサロンが開催されました
          5月19日(土)、ブリッジサロンを三田NNホールで開催しました。 
          当日の参加企業は、(4830)プライムシステム、(4709)インフォメーション・ディベロプ メント、(6877)OBARAの3社。14:00より、各社30分の企業説明会 
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                受付の様子  
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企業経営者の生の声を是非聞きたい、とお考えの熱心な個人投資家の方々約90名にお集まりいただきました。 
          各社のプレゼンテーションも、時に冗談を交えながら、自社の特徴、強み、中期戦略 などを個人投資家にわかり易く伝えてくれる内容でした。 
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               説明会の様子 
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交流会では、時間ギリギリまで(若干オーバー?)、熱心に質問を続けている投資家 の方もいらっしゃいました。
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                 交流会の様子 
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          プレゼンテーションの要約(プレゼン順)
          
            
              (4830)プライムシステム :プレゼンテーション資料
              
  
                  
                - 事業内容
                    ITを駆使して改革を進めようとしている企業に対し、ITに関すること全てをまかなう「ワンソース・ITエンタープライズ・パートナー」を目指している。
                    ・EES事業 :ドイツSAP社のERPシステム(会計、販売、生産、人事、給与など企業活動のデータを一元管理する総合情報システム。) 
                    を始めとした顧客の業務効率化のためのコンサルティング、システム開発・導入、アウトソーシング受託など。
                    ・EDS事業 :証券代行業務、宝くじ封入業務等に用いられる自動封入封緘機を核にした、メーリングシステムの企画製造販売。およびその保守サービス。封入物が単なる手紙ではないので正確性、信頼性が重要。 
                    封入機の国内シェア46.5%でトップ。 
                    ・FDM事業 :エンターテインメントコンテンツ、教育コンテンツといったマルチメディア関連事業と、セールスプロモーションの企画など。国内外に11社のグループ企業により当事業は構成されている。 
                  - 強み、特徴
                    ・優秀なコンサルタント :ドイツSAP社認定コンサルタント約60名で、国内16位。一人あたり年間300―400万円という育成費を先行投資として行うなど、エンジニアを重要な資産と位置付けているため、エンジニアの定着率が業界内では大変高い。
                    ・EES事業、EDS事業はキャッシュを生み出す現在のコア事業。FDM事業はビジネス領域を拡大し、将来に期待をかける事業群と位置付け。 
                    何社かは既に公開可能な状況に。    
                
 
             
           
          
           
          
            (4709)インフォメーションディベロップメント :プレゼンテーション資料
          
  
              
            - 事業内容
                ・システム開発 :顧客のニーズを聞き、それに合ったコンピュータシステムを開発する。売上の46%。 
                ・システム管理 :システムをスムーズに動かす。ITにおいてはインフラの管理。ここに問題が発生すると、銀行のATMが動かなかったり、電車の運行がとまったりする。売上の41%。
                ・データ入力 :顧客のシステムに必要なデータを入力。従来はキーパンチなどだったが、より効率の良いイメージ入力(スキャナーで読み取る)にシフト.売上の11%。 
                
                ・その他 :セキュリティ保守など。売上の11%  
              - 主要顧客
                金融(59%) :日本興業銀行、みずほ信託、安田信託など。みずほグループを中心に金融機関に強い。 
                通信サービス(22%) :日本ユニシス、日本IBM、NTTデータなど。 
                その他(19%) :東京国民保険、東電ソフトウェアなど 
              - IDの強み
                金融機関に強いという信用力。業務アウトソーシングに強い。  
              - 中期経営計画目標
                2004年3月期(連結)  売上高 150億円。売上高経常利益率  10%、ROE  15% 
              - 今後の戦略 
                ・システムに関する全てのアウトソーシングを受託していく。
                ・高い技術力、豊富な技術者を活かし、子会社IDnetによるeービジネスを推進。インターネットセイフティーやモバイルなどに着手。今後も様々な形で積極的にアライアンスを展開していく。 
               
            
(6877)OBARA :プレゼンテーション資料
            
  
                
              - 事業内容
                  ・抵抗溶接:同社の主力事業。自動車組み立てにおいて最も使われている溶接技術。同社は市場シェア60%でトップ。
                  ・レーザー溶接:1998年にピーエスエル株式会社を買収。自動車など大型のものではなく、電子部品など微細なものに用いる。光関連の好調などを背景に今後の成長を期待。
                  ・平面研磨、洗浄事業:超精密平面研磨装置メーカー、スピードファム株式会社(100%子会社)で展開。半導体IC基盤、受信フィルターや発信振動子など携帯電話部品の他、平面ディスプレー、HDD基盤といった、今後益々用途拡大が見込まれる電子部品製造に用いられる。 
                 
                - 強み
                  ・独立系のため国内全完成車メーカーと取引。
                  ・スピードファムの高い技術力。  
                - 通期業績予想(連結) 
                  売上高 230億円(+7%)、経常利益 16.5億円(黒字転換)、当期利益  11億円(黒字転換) 
                  売上高、利益すべてピークを更新の見込み。 
                - 中期見通し
                  2003年9月期  売上高 250億円、当期利益 14億円