楽天ふるさと納税のポイント廃止って本当？ポイント還元率を上げる方法も

このようなお悩みを解決します。

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この記事の結論

• 楽天ふるさと納税のポイントは廃止されていない
• 以前は自治体単位でのポイント10倍還元があった
• キャンペーンや楽天関連のサービスを利用するとポイント還元率が上がる

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楽天ふるさと納税は、寄付した金額に応じて楽天ポイントがたまるふるさと納税サイトです。

ただ「楽天ふるさと納税のポイントが廃止って噂を聞くけど本当なのかな…」と感じている方もいるのではないでしょうか。

結論、楽天ふるさと納税のポイントは廃止されていません。

この記事では、楽天ふるさと納税のポイント廃止が噂される理由やポイント還元率を挙げる方法について解説します。

【結論】楽天ふるさと納税のポイントは廃止されていない

楽天ふるさと納税で楽天ポイントが付与されるサービスは、現在も廃止されていません。

楽天ふるさと納税で寄付すると、寄付金額100円に対して1楽天ポイントが付与されます。

また、キャンペーンや楽天関連のサービスを利用すれば、さらにたくさんの楽天ポイントを貯めることも可能です。

楽天ふるさと納税のポイント廃止が噂されているのは、過去のポイントサービスやポイント還元率の改定が原因と考えられます。

楽天ふるさと納税のポイント廃止が噂される理由3つ

なぜ「楽天ふるさと納税のポイントは廃止」という噂が流れているのでしょうか？

いくつかの理由が考えられるので、ここでは楽天ふるさと納税のポイント廃止が噂される理由を3つ紹介します。

①以前は自治体単位でのポイント10倍還元があった

実は、楽天ふるさと納税関連で「廃止」されたキャンペーンがあります。

それは2017年頃まで自治体単位で行われていたポイント10倍キャンペーンです。

楽天市場でショップごとで行われるセールのように、各自治体ごとにポイントがアップするものです。

上記のキャンペーン終了が、いつの間にか「楽天ふるさと納税 ポイント廃止（終了）」という噂に変化している可能性はあります。

ポイント10倍還元がなくなった経緯は？

楽天ふるさと納税のポイント10倍還元がなくなった経緯は、総務省から各自治体に出された返礼品見直しの通知に関係しています。

2017年4月に総務省から各自治体宛てに送付された通知内容には、「ふるさと納税事業を紹介する事業者等が付与するポイントを含む」という一文が追加されました。

これは「ふるさと納税の趣旨に反するような返礼品」の部分に追加された一文で、楽天ふるさと納税に置き換えると楽天ポイントがあたります。

簡単にいうと「ポイントを返礼品ごとに付けるのは、ふるさと納税の趣旨に合わないので止めてください」という通達なのです。

そのため、返礼品ごとに10倍のポイント還元がなくなったと考えられます。

②以前よりもポイント還元率は低くなっている

楽天のポイント還元率が、以前よりも低くなっているという声があります。

具体的には、楽天市場や楽天トラベルなどの各サービスを利用することでもらえるポイントの還元率が下がっているのです。

主なものは以下のとおりです。

上記のような変更で楽天ふるさと納税で使えるポイントを貯めるのが難しくなったことが、ポイント廃止の噂につながっている可能性があるのです。

③SPU（スーパーポイントアッププログラム）の対象が減っている

SPU（スーパーポイントアッププログラム）の対象が減っているのも、ポイント廃止の噂に影響している可能性があります。

SPUとは、楽天カードを持っている会員が対象のサービスを利用すると、通常よりも多くのポイントが付与されるプログラムです。

例えば、楽天カードを利用していたり、楽天モバイルの契約をしていたりすると、SPUが上がってポイント還元率が高くなります。

SPUは2018年から始まりましたが、その後何度か対象サービスや還元率が変更されています。

過去の変更の際にSPUの対象になるサービスは少しずつ減っているのです。

楽天ふるさと納税でポイントがたまりやすくなるのはいつ？

楽天ふるさと納税でポイントをためるには、SPUだけでなく、楽天の各種キャンペーンを利用するのがおすすめです。

ここでは、楽天ふるさと納税でポイントがたまりやすくなるキャンペーンを4つご紹介します。

順番に見ていきましょう。

①楽天スーパーセール

楽天スーパーセールは、年に数回開催される大型セールです。

期間中に楽天市場や楽天トラベルなどの対象サービスを利用すると、ポイントが最大10倍になります。

楽天スーパーセールの日にちは決まっていませんが、およそ3月、6月、9月、12月の上旬に開催されています。

楽天ふるさと納税の寄付も対象になるので、楽天スーパーセール期間中に寄付すればかなりのポイントがたまるのでおすすめです。

②ショップ買い回りキャンペーン

ショップ買い回りキャンペーンは、キャンペーン対象期間中に1,000円(税込)以上の商品を複数のショップで購入するとポイントがもらえるキャンペーンです。

購入ショップ数に応じ、ポイント倍率が2倍、3倍と最大10倍まで増加します。

ショップ買い回りは、楽天スーパーセールやお買い物マラソン以外にも開催されることがあります。

楽天スーパーセールやお買い物マラソンと比べると還元率は低めですが、それでもお得なキャンペーンに違いありません。

③5と0のつく日キャンペーン

5と0のつく日キャンペーンは、毎月5日・10日・15日・20日・25日・30日に開催されるセールです。

期間中に楽天カードで楽天市場や楽天トラベルなどの対象サービスを利用すると、+2%のポイントが付与されます。

5と0のつく日キャンペーンは、楽天ふるさと納税も対象サービスの一つです。

つまり、5と0のつく日に楽天カードで楽天ふるさと納税で寄付をすると、通常ポイント1%に加えて+2%（合計3%）のポイントが付与されます。

④勝ったら倍キャンペーン

勝ったら倍キャンペーンは、楽天がスポンサー契約しているスポーツチームが試合に勝つと翌日にポイントUPするキャンペーンです。

現在、楽天がスポンサー契約しているスポーツチームは以下のとおりです。

上記のチームが試合に勝つと、翌日に楽天市場や楽天トラベルなどの対象サービスを利用すると、ポイントが最大2倍になります。

勝ったら倍キャンペーンが適用される日に楽天ふるさと納税で寄付をすると、通常ポイント1%に加えて最大+1%（合計2倍）のポイントが付与されます。

楽天ふるさと納税のキャンペーン以外でポイントをためる方法

楽天ふるさと納税ではキャンペーンだけでなく、決済方法や仲介サービスを利用することでもポイントをためられます。

ここでは、楽天ふるさと納税のキャンペーン以外でポイントをためる方法を3つ紹介します。

①楽天カードで決済する

楽天カードで決済すると、SPUにより+2%（プレミアムカードなら+4%）のポイントが付与、寄付金額の1%がクレジットカードのポイントとしても付与されます。

つまり、楽天ふるさと納税で寄付をすると、楽天ポイントとクレジットカードポイントの両方がたまるのです。

楽天カードによるポイントアップはキャンペーンとは関係なく、常時適用される特典です。

②楽天Payを使って寄付する

楽天Payとは、スマートフォンから簡単に決済できるサービスで、楽天Payを使って寄付すると、通常ポイント1%に加えて+1%（合計2%）のポイントが付与されます。

こちらもキャンペーンとは関係なく、常時適用される特典です。

楽天Payは、楽天会員なら誰でも無料で利用できるので、簡単に始められます。

また、楽天Payでは、楽天カードや他社のクレジットカードだけでなく、銀行口座や電子マネーも登録できるので、あなたに合った決済方法を選ぶことが可能です。

③楽天リーベイツを利用して寄付する

楽天リーベイツ経由でふるさと納税サイトにアクセスして寄付すると、寄付金額の一部がキャッシュバックされます。

楽天リーベイツとは、ショッピングサイトなどで商品を購入するとき、楽天リーベイツ経由で購入すると購入金額の一部がキャッシュバックされるサービスです。

上記のサービスでは、ふるさと納税サイトも対象になっているので、楽天リーベイツ経由で楽天ふるさと納税を利用するだけでキャッシュバックを受けられます。

楽天ふるさと納税でポイントを使って寄付するときの流れ

楽天ふるさと納税ではポイントを使って寄付することも可能です。

ここでは、楽天ふるさと納税でポイントを使って寄付するときのポイントの流れを解説します。

①楽天ポイントでの寄付も寄付金額に含まれる

ポイントで寄付した場合も寄付金額として扱われます。

例えば、10,000円（税抜）の寄付をする場合、10,000ポイントで全額支払うこともできますし、5,000円現金＋5,000ポイントで支払うこともできます。

上記の場合、どちらの場合でも寄付金額は10,000円となり、所得税や住民税の控除額は変わりません。

②期間限定ポイントでも寄付できる

楽天ふるさと納税では、期間限定ポイントでも寄付できます。

期間限定ポイントとは、キャンペーンなどで付与される有効期限があるポイントのことです。

期間限定ポイントは、楽天市場や楽天トラベルなどの各サービスで使えますが、有効期限が切れると失効してしまいます。

楽天ふるさと納税では、期間限定ポイントでも寄付できるので、有効期限が近いポイントを有効活用できます。

③金券類などはポイント付与の対象外となる可能性がある

楽天ふるさと納税には、返礼品として金券類や楽天トラベルクーポンなどもありますが、このような返礼品はポイント付与の対象外となる可能性があります。

総務省からの通達に「ふるさと納税の趣旨に反するような返礼品」の記載があり、その対象に金券類やポイントサービスが含まれているのです。

楽天ふるさと納税のポイントに関するよくある質問

楽天ふるさと納税のポイントについてよくある質問としては、以下のとおりです。

上記と同様の疑問を持っていた方は、ぜひ参考にしてください。

①楽天ふるさと納税で楽天ポイントは使える？

楽天ふるさと納税では、楽天ポイントで寄付金額の全額または一部を支払うことができます。

そのため、楽天ふるさと納税への寄付でたまった楽天ポイントを、再度寄付に回すことも可能です。

②ポイント獲得の上限はある？

楽天ポイントの獲得上限は、会員ランクごとに決まっています。

会員ランク	獲得上限
ダイヤモンド会員	15,000ポイント
プラチナ会員	12,000ポイント
ゴールド会員	9,000ポイント
シルバー会員	7,000ポイント
その他会員	5,000ポイント

上記のポイント上限は、1か月あたりの数値になります。

③ポイントを使って寄付した場合も控除を受けられる？

寄付にポイントを利用した場合でも、ふるさと納税の控除は受けられます。

楽天ふるさと納税では、楽天ポイントで全額または一部分を支払うことができますが、その場合でも寄付金額は全額として扱われます。

筆者のポイント・見解まとめ

最後に、この記事の大事なポイントを3点まとめます。