審査に通らない人がお金を借りる方法4選！審査なしで借りるコツや注意点も紹介

このような悩みを解消します。

審査に通らない人がお金を借りる方法は4つあるので、状況にあった借入先を見つけましょう。

この記事では、審査に通らない人がお金を借りる方法や、審査に通らない理由について解説します。

併せて、金融機関以外で借入する場合の注意点もまとめたので、行動に移す前に確認しておきましょう。

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この記事の結論

• 審査に通らない理由は借入件数が多い・ブラックリスト・収入が不安定
• 審査に通らない人は公的融資・質屋・不用品売却などを利用して借入しよう

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お金を借りたいのに審査に通らない理由

ここでは、お金を借りたいのに審査に通らない理由を４つに分けて紹介します。

① 他社借入額が大きい

他社から大きな金額を借入している場合は、「総量規制」を超えている可能性があります。

総量規制とは、過度な借入による返済負担を軽減するために施行された法律のことです。

この法律に基づき、貸金業者から借りられるお金の総額は上限が決められており、「年収3分の1以上は借入ができない」ことになっています。

例えば、A社から50万円、B社から50万円借りている場合は、総量規制の上限に達しているので、C社に申し込みをしても審査に落ちてしまいます。

出典：金融庁「貸金業法改正等の概要」

② 収入が安定していない

金融機関の申し込み条件には、「収入が安定している方」と記載されています。

そのため、収入が低かったり、月ごとに変動があったりする場合は、審査に落ちてしまう可能性が高いです。

収入が安定していれば、アルバイトやパートでも借り入れができますが、正社員に比べると審査に通過しにくくなります。

どうしてもお金を借りる必要があるなら、安定的な収入を得てから申し込むことをおすすめします。

今すぐにお金が必要な方は、ほかの手段を選択した方が良いでしょう。

③ 信用情報に異動情報が記録されている

俗にいうブラックリストに載っている人は、金融機関から借入することができません。

金融機関は、申し込み後に本人の個人信用情報を下記の信用情報機関を通して確認しているからです。

信用情報機関では、金融機関への申込情報・クレジットやローンなどの契約内容や支払状況、残高などが記録されます。

信用情報機関では、延滞や滞納履歴なども記録されているため、過去に金融トラブルを起こした経験がある人は審査に通過するのは難しいでしょう。

④ 複数の金融機関に同時申し込みをした

複数の金融機関に同時申込をすると、審査に落ちる可能性があります。

というのも、金融機関は、信用情報機関から個人の信用情報を得て審査を実施しており、一度に複数社に契約した事実まで把握しているからです。

一度に複数の金融機関に申し込む人は、「金銭的に余裕のない状態」と思われてしまいます。

また、借入件数が多ければ、返済負担も大きくなり、貸し倒れリスクが高まるため審査落ちする傾向にあるのです。

そのため、一度に複数社への申込を済ませるのではなく、半年以上経過してから、申し込むと良いかもしれません。

【最終手段】審査に通らない人がお金を借りる方法4選

「金融機関の審査に通らないけどどうしてもお金が必要」という方に向けて、お金を借りる方法を4つ紹介します。

① 質屋を利用する

質屋は、物を預けて、預けたものを担保としてお金を借りる仕組みです。

例えば、高級腕時計やブランドバッグ、PCなど市場価値の高いものであれば、担保としてお金を借入できます。

また、借入期間は3ヶ月ほどで、元金と利子を返済すると、預けていたものが戻ってきます。

② 不用品を売る

リサイクルショップやフリマアプリで不用品を売るというのも1つの手です。

不用品の売却と言えば、高級品しか売れないイメージがあるかもしれません。

しかし、ベビーグッズや、アニメやアイドルグッズ、お酒、コスメ、楽器なども売れる傾向にあるので、探してみてはいかがでしょうか。

フリマアプリでは、写真の撮り方や説明文を工夫すれば、高く売却できる可能性があります。

フリマアプリは買い手が見つからなければ、お金に換金できないのが欠点ですので、お急ぎの方はリサイクルショップを利用しましょう。

③ 知り合いにお金を借りる

どうしてもお金が必要な場合は、家族や友人、知人にお金を借りることを検討しましょう。

相手が親しい間柄であれば、利息や返済期間について柔軟に対応してくれるかもしれません。

しかし、金銭の貸し借りが原因で不仲になる可能性もあるので、信頼関係を崩さないように十分な注意が必要です。

具体的には「なぜお金がないのか」「どうしてお金が必要なのか」「いつまでに返すのか」を相手に伝えるようにしましょう。

お金の貸し借りがあった事実を証明する書類「借用書」を作成しておくことも大切です。

④ 公的融資を利用する

国や自治体が提供する「生活福祉資金貸付制度」など公的融資を利用する方法もあります。

「生活福祉資金貸付制度」は、経済的に困窮している人をサポートする制度です。

公的融資を受けるための条件はいくつかありますが、無利子・担保なしでお金を借りられる可能性があります。 

支援制度	用途	貸付限度額	条件
生活支援費	生活再建に必要な費用	・二人以上：月20万円以内・単身：月15万円以内	・原則、連帯保証人が必要・返済期限10年以内
住宅入居費	敷金・礼金などの賃貸契約を結ぶための費用	40万円以内	・原則、連帯保証人が必要・返済期限10年以内
一時生活再建費	生活再建に一時的に必要な費用（滞納した公共料金の支払い、就職・転職の技能習得に必要な費用など）	60万円以内	・原則、連帯保証人が必要・返済期限10年以内
緊急小口資金	緊急かつ一時的な生計の維持に必要な費用	10万円以内	・連帯保証人が不要・返済期限1年以内

ブラックリスト者はお金を借りるという考え方を見直す

過去に金融トラブルを起こしている場合は、考え方を見直すことで金銭的な負担を軽減できる可能性があります。

「ブラックリストに載ってしまった……」という方は、下記の3つを視野に入れてみると良いでしょう。

① 借り換え・おまとめローンを利用する

借り換え・おまとめローンを利用すれば、現在借入している金融機関よりも金利を下げることができるかもしれません。

借り換えローンとおまとめローンは、似ていますがサービス内容が多少異なるので下記をチェックしましょう。

借り換えローン	複数の借り入れを1つにまとめる
おまとめローン	現在利用している金融機関から別の金融機関に乗り換える

複数社から借入をしていて、返済負担が大きい場合は、おまとめローンを検討しましょう。

一方で、利用中の金融機関は1社のみ・上限金利で借入している場合は、借り換えローンに乗り換えることで利息を減らせる可能性があります。

利息の負担が大きくて返済ができない状況の場合は、早急に利用を検討しましょう。

② 返済計画を立てる

「給料が入ったからA社の返済に充てよう」などと行き当たりばったりで支払いをするのは良くありません。

返済のコントロールができていない人は、収支計画を立てて実行しましょう。

まずは手取りの月収から返済金額を差し引いて、1ヶ月の生活費について考えます。

例えば、手取りが20万円で、返済額が2万円の場合は、毎月18万円で生活をする必要があります。

月々の収支	詳細	金額
返済額	A社：1万円 B社：5千円 C社：5千円	2万円
固定費	家賃：6万円 光熱費：1万円 交通費：1万円 スマホ台：1万円	9万円
変動費	食費：4万円 レジャー費：2万円	6万円

上記の場合、返済額と固定費分の給料は別の口座に移すなどして、使わないように工夫します。

③ 債務整理を検討する

返済できる見込みがない場合は、債務整理という選択肢もあります。

債務整理とは、借金を減らしたり、利息をカットしたりして負担を軽減させる法的手続きのことです。

債務整理を行うことで、金融ブラックになりますが、金融機関からの取り立てがストップします。

取り立ての電話や郵便物による精神的ストレスから開放されるでしょう。

【銀行の審査に通らない人向け】おすすめの消費者金融

銀行よりも消費者金融の方が審査に通過しやすい傾向にあります。

消費者金融の方が高金利に設定されている分、審査の難易度が低いと言えるでしょう。

プロミス

プロミスは、他社の消費者金融よりも審査通過率が高いので、審査に通る可能性があります。

各消費者金融が公表しているレポートを比較してみると、プロミスがもっとも審査通過率が高いことが明らかになりました。

消費者金融	新規成約率
プロミス	39.1％
アコム	42.0%
アイフル	34.1%

成約率が39.1％ですので、10人中3〜4人が審査に通る計算になります。

新規契約の場合は、30日間無利息で借入できるので利息負担を抑えられることも嬉しいポイントです。

ぜひ「プロミスは借りるとやばい？審査の通過率や金利・口コミなど特徴を徹底解説」の記事もチェックしてみてください。

アイフル

アイフルは、審査通過率が34.1%と比較的高い数値になっています。

大手銀行の傘下に属していないことから、銀行の審査基準を満たしていなくても借入できる可能性があるのです。

さらに審査通過後はコンビニATMやアプリを利用すれば、最短10秒で借入できることも特徴です。

原則、在籍確認の電話なしですので、職場に連絡されることを回避したい人は、アイフルを選択すると良いでしょう。

審査に通らない人がお金を借りる時の注意点

「審査に通らない…….。でもお金が必要」という状況下では、冷静な判断を下しにくくなります。

しかし、下記の方法でお金を調達すると後々、困難なトラブルが起こる可能性もあるので注意しましょう。

① 闇金から借入をしない

闇金とは、貸金業登録を行わずに貸付業務を行う違法業者のことを指します。

闇金から借入をすると、法外な金利で貸付をされたり、暴力的な態度や言葉で取り立てされたりする可能性があるので要注意です。

金融庁が提供している「登録貸金業者情報検索サービス」で、貸金業登録が済んでいるかを確認してから利用するようにしましょう。

基本的に、審査なし！ブラックでも借りられる！などと謳っている貸金業者は危険です。

② クレジットカードを現金化しない

クレジットカード現金化とは、クレジットカードのショッピング枠を現金にする行為のことを指します。

破産法第252条第1項第2号にある「不当な債務負担行為」 と見なされる可能性があるので、決して行ってはなりません。

なお、クレジットカードの現金化を促す業者にクレジットカード番号などが知られてしまうと、犯罪に利用されるリスクもあるので注意してください。

③ 個人融資を受けない

ここ数年、SNSを通じて知り合った人からお金を借りる個人間融資に悩まされている人が増えています。

SNS上の「お金を貸します」「融資します」という投稿には、反応をしないようにしましょう。

貸金業を営むには、国や都道府県の登録を受ける必要があります。

個人間融資を実施している業者は、貸金業登録を行っていない可能性が高く、違法な高金利で貸付したり、犯罪被害やトラブルに巻き込まれたりする事例もあるので注意してください。

金融庁の金融サービス利用者相談室	0570‐016811
消費生活センター等の消費生活相談窓口	188（消費者ホットライン）
警察	#9110（各都道府県警察相談ダイヤル）
日本貸金業協会　貸金業相談・紛争解決センター	0570‐051051

【まとめ】審査に通らない人も工夫次第でお金を借りられる

最後にこの記事の結論をまとめます。

「審査に通らない＝お金を借りられない」と考える人も多いでしょう。

しかし国や自治体の公的融資を利用したり、質屋やフリマアプリでお金を調達したりすることも可能です。

消費者金融は、銀行よりも審査が緩いとされているので、検討してみると良いかもしれません。