いろはにマネー ＞ たけぞうの「いろはに株ブログ」 ＞ たけぞうの「いろはに株ブログ」2024年7月アーカイブ ＞7月9日(火)☆昨日の日経平均は『前週末比131円安』で終了！海運株は『コンテナ船指数の下落や大手海運マークス株の値下がり』から売られる
昨日の日経平均は前週末比131円安の4万0780円、TOPIXは16P安の2867P、グロース250は1P高の658Pで終了しました。
東証プライム市場の上昇銘柄数は493、下落銘柄数は1098でした。
日経平均は一時過去最高値を更新する場面もありましたが、引けにかけETF分配売りなどの影響で反落となりました。
個別銘柄では、岸田首相が「水道管耐震化」全国緊急点検を指示へとの報道から、日本鋳鉄管（5612）がストップ高、栗本鐵工所（5602）やNJS（2325）などが大幅高となりました。
三井松島ホールディングス（1518）は、エム・アール・エフの子会社化、ならびに、豪州リデル炭鉱の権益譲渡などが業績上振れの要因となりストップ高となりました。
ティアック（6803）は、13時に航空機用リテールシステムでインド企業との業務提携を発表し、ストップ高まで買われました。
アルファ（4760）は、2024年8月期業績及び配当予想を上方修正を発表し、ストップ高となりました。
反面、安川電機（6506）が下落しました。25年2月期第1四半期の連結決算は、売上収益が前年同期比7.1％減の1324億800万円、最終利益が同21.1％減の91億9900万円と減益が嫌気されました。
日立造船（7004）は、グループの日立造船マリンエンジンとアイメックスが手掛ける船舶用エンジンについて、陸上運転記録に不適切な書き換えが行われていたことが判明し売られました。
以下などの海運株は、コンテナ船指数の下落や大手海運マークス株の値下がりから売られました。
- 川崎汽船（9107）
- 商船三井（9104）
その他、以下銘柄などの下げが目立ちました。
- 三越伊勢丹ホールディングス（3099）
- レーザーテック（6920）
今朝のNYダウは31ドル安、ナスダックは50P高、S&P500は5P高で終了しました。
ナスダック、S&P500は連日の過去最高値更新となりました。 また、SOX（半導体）指数も引けで過去最高値更新となりました。
個別銘柄では、インテルやマイクロンテクノロジーの半導体関連や、スーパーマイクロコンピューターなどの上昇が目立ちました。
反面、ナイキやセールスフォースなどが売られました。
今日のニュース
●半導体再興へ5兆円計画 ソニーや三菱電機など8社 AI・脱炭素にらむ 国内設備投資けん引（日経）
ソニーグループや三菱電機など日本企業が2029年までに5兆円規模の半導体投資をする。人工知能（AI）や脱炭素市場の拡大を見据え、経済安全保障上の重要な物資となる電力制御のパワー半導体や、画像センサーなどを増産する。政府の支援も受けて再興を目指す半導体産業が、国内設備投資のけん引役になってきた。
日本経済新聞より（2024年7月9日）
国内で設備投資を増やす企業が増加しています。自動車、化学などについで、半導体の巨額の投資が続きます。
設備投資の増加によって建設や電気工事、空調など幅広い分野で恩恵を受ける企業もありそうです。
今後の企業業績に注目が集まりそうです。
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