【半導体銘柄】ファウンドリとは?本命銘柄5社をご紹介!

ファウンドリー アイキャッチ

・ファウンドリってどんな企業?
・ファウンドリ関連銘柄でおすすめはある?

このようなお悩みを解決します。


この記事の結論

  • ファウンドリは半導体の製造を専門に行う企業
  • 台湾と韓国企業がファウンドリ市場でプレゼンスが高い傾向
  • ファウンドリ企業は半導体市場において重要な役割を担っている

あなたの周りにある、多くの製品に搭載されている半導体。

新型コロナウイルス感染拡大による「半導体不足」で耳にすることも多いのではないでしょうか。

半導体企業に投資したいけど、たくさんありすぎて分からないんだよな…

実は、この半導体業界で重要な役割を担っているのが、「ファウンドリ企業」です。

そこで今回は、ファウンドリの意味や、今注目したいファウンドリ関連銘柄5選を分かりやすく解説していきます。

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ファウンドリとは【基礎知識】

ファウンドリとは

そもそもファウンドリって何なの?

そもそもファウンドリとは、半導体チップの製造を行う企業・サービスのことを指します。

半導体メーカーやファブレスからの委託を受けて半導体チップの製造を行う、生産専門の企業ともいうことができます。

ファウンドリ ビジネスモデル

どうして半導体の製造を委託するの?

委託する企業のメリットとしては、以下の通りです。

  1. 初期投資額を抑えられる
  2. 半導体の設計に集中できる
  3. 市場のニーズに柔軟に対応できる

製造工場を作るとなると、多額の設備投資と人材が必要になります。

実際にファウンドリ最大手のTSMCは、熊本工場の建設に約1兆円の設備投資と2,000人もの従業員を新たに雇用すると発表しています。

ファウンドリ企業は高い技術水準を誇っていて、様々な企業の製品をまとめて生産するため、比較的低コストで製造することができます。

ファウンドリの歴史

ファウンドリっていつから存在するの?

1948年に誕生した半導体ですが、当時は半導体メーカーが1社で開発から販売まで行っていました。

しかし1960年代に入ると、技術進化で半導体の集積度も上昇し始め、分業化が進みました。

こうした集積度の上昇のことをムーアの法則と呼び、具体的には半導体の性能が18ヶ月で2倍になるという経験則のことなんだワン!

まず、製造装置や試験装置(テスター)の製造を請け負う企業が現れました。

そして、後工程の組み立て・パッケージのアセンブリ工程が別会社となったり、独立会社が生まれたりし、水平分業が加速しました。

水平分業が進んでいる中でも、未だに設計と製造プロセスが一体となって行われていましたが、半導体工場を建設するための資金も膨大になり、1980年代後半には、工場を持たずに半導体の開発・設計に集中するファブレス企業が誕生しました。

1990年代には、ファブレス企業のニーズに対応するために多くのファウンドリが誕生し、新たなビジネスモデルが確立しました。

技術進歩に対応していくためにも、ファウンドリ企業を利用するメリットは大きいんだね!

【一覧表】ファウンドリ関連銘柄5選

【一覧表】ファウンドリ関連銘柄5選

ファウンドリ関連企業にはどんなところがあるのかな?

ファウンドリ関連銘柄を早く知りたい方に向けて、まずは一覧表で5社を紹介します。

会社名ティッカーシンボル市場株価($)時価総額(百万$)
TSMCTSMニューヨーク証券取引所*106.73553,480
UMCUMCニューヨーク証券取引所*9.4423,368
グローバルファウンドリーズGFSNASDAQ78.9441,984
IntelINTCNASDAQ51.83211,051
Samsung005930KRX56.64*339,600*
2022年3月27日の時点の情報。以下同様。

※TSMC、及びUMCはADRによるニューヨーク証券取引所への上場。

※Samsungは韓国取引所にのみ上場しているので、ウォンから$へ換算して計算。(1,227ウォン/$)

ADRは米国以外の企業の株式を米国で取引できるように、預託機関によって原株式を裏付けに発行された証券だワン!

以下でそれぞれの企業について詳しく解説します。

TSMC(TSM)

  • 株価:$106.73
  • 時価総額(百万$):$553,480

TSMCとは「Taiwan Semiconductor Manufacturing Company」の頭文字をとったもので、「台湾積体電路製造」としても知られています。

同社は、台湾証券取引所とニューヨーク証券取引所に上場しており、時価総額は約67兆円と、世界第9位の企業となっています。

日本で最も時価総額の高いトヨタ自動車の2倍近くだね!

TSMCは、 ファウンドリ市場の半分以上ものシェアを占めており、業界トップ企業です。

そんな同社の強みとして、最高水準の技術力が挙げられます。

現在最も小さく、性能が高い半導体とされている「5nmプロセス」は同社が世界で初めて量産に成功しました。

5nmプロセスの半導体の半分以上はApple社に出荷されているんだワン!

また収益面では営業利益率が40%を超えており、技術力を生かした付加価値の高いビジネスモデルの確立に成功しています。

実は日本との関わりも大きく、ソニーグループとともに約1兆円を投じて熊本県に新工場を設立し、2024年末までに生産が開始できる状態にすることを予定しています。

どうして日本、その中でも熊本県に作ることにしたのかな?

2019年に東京大学とTSMCによる先端半導体技術の共同研究をすることとなり、日台関係は深まりました。

その後、TSMCは茨城県つくば市に研究開発拠点を設置することを決定し、経済産業省による工場誘致も進められ、2021年の11月に熊本県に工場も設立することが決まったのです。

熊本県を選んだ理由としては、豊富な水資源が挙げられます。

もちろん、関連企業の集積や交通アクセスの良さなども理由としては考えられますが、水資源が豊富な点は非常に重要だったようです。

半導体生産には、純度の高い超純水が大量に必要です。

熊本県の生活用水の8割が地下水なので、水不足に苦しんできた同社にとっては最高の立地だと言えるでしょう。

台湾での雨不足の影響で半導体の製造に支障が出ていたんだワン!

UMC(UMC)

  • 株価:$9.44
  • 時価総額(百万$):$23,368

UMCは「ユナイテッド・マイクロエレクトロニクス・コーポレーション」の略で、台湾に本社を置くファウンドリ企業です。

同社はTSMCと同様、台湾証券取引所とニューヨーク証券取引所に上場しており、ファウンドリ市場のシェアは約8%と、世界第3位となっています。

注目点として、同社は現在、生産設備の拡大に積極的に動いています。

2022年2月には、シンガポールへの12インチウエハー工場の増設を発表しました。

また現在は米政府からの誘致もあり、同社初の米国での工場が誕生する可能性が高まっており、今後の動向に注目です。

グローバルファウンドリーズ(GFS)

  • 株価:$78.94
  • 時価総額(百万$):$41,984

グローバルファウンドリーズは、2009年にファブレス企業のAMD(アドバンスト・マイクロ・デバイセズ )から分社化して設立されました。

ナスダックに上場していますが、2021年10月に上場したばかりの急成長中の企業です。

同社は2010年にチャータード・セミコンダクター・マニュファクチャリングを買収、2014年にはIBMの半導体事業を買収することで生産技術・能力を強化しています。

現在では半導体受託製造市場において、シェア約6%と世界第4位のファウンドリとなっています。

2021年頃には、インテルが同社を買収しようと交渉を進めていたワン!

Intel(INTC)

  • 株価:$51.83
  • 時価総額(百万$):$211,051

Intelとは「Integrated Electonics(集積されたエレクトロニクス)」の頭文字から取ったもので、世界最大の半導体メーカーとなっています。

同社はロジック半導体メーカーとして知られており、パソコンの脳ともいえるCPUに関しては、世界シェアが8割と圧倒的なプレゼンスを見せています。

自社の半導体チップの製造に注力していた同社でしたが、2021年に新規事業部門として、Intel Foundry Servicesを設置し、ファウンドリ市場に本格参入する姿勢を見せました。

2022年の1月には米オハイオ州に最先端の半導体工場を設立する事を発表しています。

また、現在はファウンドリ市場で7位に位置するイスラエルのタワー・セミコンダクターを、約7,000億円で買収するための最終交渉を行っていることも明らかになっています。

加えて、車載用半導体のファウンドリー市場への進出も宣言しており、今後の動向から目が離せません。

ファウンドリ市場での競争がさらに激化しそうだね!

Samsung(005930)

  • 株価:$56.64
  • 時価総額(百万$):$339,600

Samsungは、1938年に韓国から中国へ生鮮食品などを輸出する貿易業を営む企業として設立されました。

その後、食品産業や保険など他の事業領域に拡大していき、1969年に現Samsungの基礎となった「Samsung-Sanyo Electronics」を設立しました。

創業当初は電子産業ではなかったんだね!

同社は韓国取引所に上場しており、ファウンドリ市場のシェアは約13%と、TSMCに次ぐ世界第2位となっています。

加えて、メモリー半導体市場とスマートフォン市場でのプレゼンスも高く、2021年の市場シェアはどちらも世界トップでした。

同社の強みは、TSMC同様に5nmの最先端の半導体を生産できる高い技術力です。

しかし、先端工程ではなく、汎用性の高いスマートフォンや車などで使用されるMCU(マイクロ・コントローラー・ユニット)は、その多くがTSMCとUMCの台湾勢が生産しています。

ファウンドリ市場で首位を獲得するには MCUが鍵になってきそうだね!

ファウンドリの見通しは?

ファウンドリの見通しは?

今後、ファウンドリの需要は伸びるのかな?

今後の国内外のファウンドリ市場がどのように動いていくのか、考察していきましょう。

ファウンドリは今後成長するのか?

半導体そのものは、PCやスマートフォン、自動車、家電など様々なものに搭載されており、どれも今後需要が伸びていくにつれ、ファウンドリ市場への追い風となるでしょう。

また、新型コロナウイルス感染拡大による新たな需要拡大とそれに伴う供給体制のひっ迫で、半導体不足は継続しており、多くのファブレス企業からの注文が殺到しています。

市場調査会社のIC Insightsによると、2024年までにファウンドリ市場の成長率はCAGR9.8%と予測されており、大変大きい成長が期待されている市場になります。

これは同期間の全半導体市場(IC市場)のCAGR7.3%よりも大きいワン!

日本でのファウンドリ市場

日本にはファウンドリの企業はいないの?

ファウンドリ事業を行っている企業もありますが、どれも相対的に規模が小さいのが現状です。

過去に国内の半導体メーカーが集まって大きなファウンドリを作ろうとしたこともありました。

人と金を少しずつ分け合ってコンソーシアム的な「日本ファウンドリ」を作ろうとしましたが、半導体メーカーが自社の製造ラインを残したため、顧客を獲得できず、頓挫してしまいました。

生産ラインだけを揃えてもファウンドリビジネスはできないんだね!

ただし、微細化技術の観点に立つと、日本でも2nmの研究成果が発表されています

産業技術総合研究所(産総研)と東北大学は、国家実験研究院 台湾半導体研究中心(TSRI)を中心とした台湾チームと共同で、2nmプロセスの開発に成功しました。

最先端の微細化を実現する装置・材料技術では、日本勢も劣っていないんだね!

ファウンドリ関連銘柄に投資するには?

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ファウンドリ関連銘柄に投資するには、何から始めたらいい?

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【まとめ】ファウンドリ関連銘柄に注目

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ファウンドリ関連銘柄について、よく理解できたよ!

この記事ではファウンドリの基礎知識や、ファウンドリ関連銘柄について詳しく解説してきました。

最後に、本記事の重要なポイントを3つにまとめます。

  • ファウンドリは半導体の製造を専門に行う企業
  • 台湾と韓国企業がファウンドリ市場でプレゼンスが高い傾向
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