米国債の買い方を画像付きで解説!10年債の利回りやチャートも掲載【SBI・楽天・マネックス】

米国債券の利回り上昇を受けて、「債券投資に興味がある」という投資家は最近増えてきています。
そこで今回は米国債の特徴から、米国債を買うための3ステップ、米国債投資におすすめの証券会社を紹介します。
米国債投資は日本の証券会社で簡単に始められるので、ぜひ本記事を最後までご覧ください。
【簡単】米国債の買い方を見る
▼クリックで詳細解説を見れます。
- SBI証券での買い方
債券取扱数No.1の証券会社です - 楽天証券での買い方
債券投資に関するセミナーも豊富で初心者にもおすすめです - マネックス証券での買い方
独自のマネックス債や豊富なキャンペーンが人気です
米国債とは【基礎】

そもそも債券ってどんなものだっけ?
債券とは、国や地方公共団体、企業などが資金を投資家から借り入れるために発行する有価証券の一種です。
債券は満期日を迎えるとお金が戻ってくることから、株や投資信託と比べて安全性の高い金融商品と言われています。
債券の仕組み
債券投資とは、「発行体である企業や国にお金を貸すこと」で、この貸借関係における借用書(お金を貸したという証明書)が債券にあたります。
債券には満期があり、満期となる償還日には額面金額が投資家に払い戻されます。
償還とは、借りたお金を返すことだワン!
また、債券を持っている人は満期までの決められた利払い日に、利息の支払いを受けることも出来ます。
なので、債券に投資をすると最終的には額面金額と利息の双方を受け取ることとなります。

債券は満期まで保有しないといけないの?
大半の債券は、途中で売却することができます。
しかし債券の価格は日々変動しており、元本割れのリスクも伴います。
債券価格は、金利の影響を大きく受けるワン!
債券価格と金利の関係性
債券価格と金利には、以下の関係性があります。
- 市場金利が上昇すると債券価格は下がる
- 市場金利が下落すると債券価格は上がる
途中売却も視野に入れるなら、金利と債券価格を要チェックだね!
債券と金利について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
米国債の利回りや今後の見通し【チャート】

米国債の利回り
米国債の利回りはどのくらいなの?
2023年5月現在、米国債10年の利回りは3.5%前後で推移しています。
また、短期〜長期の利回りは以下の通りです。
名称 | 利回り |
---|---|
米国債2年 | 3.99% |
米国債10年 | 3.49% |
米国債30年 | 3.82% |
どうして短期債の方が利回りが高いの?
短期債の利回りが長期債を上回っている状態は、逆イールドと呼ばれます。
これは市場参加者の景気後退予測によって長期金利の利回りが低下したために起こります。
利回りの推移
前年の2022年は米国の金融引き締め(利上げ)の影響で、利回りが大きく上昇しました。
直近5年間の米国債10年利回り推移は、以下の通りです。

2020年には0.3%台まで下がったの?
新型コロナウイルスの影響で景気が悪化した際には、利回りが大きく低下しました。
経済の悪化防止のため、各国が大規模な金融緩和(利下げ)を行なったことが要因です。
米国債の今後の見通し
これからの債券相場はどうなるの?
依然として高いインフレ率や銀行不安、地政学的緊張の高まりが続いています。
これらを受け、世界経済の先行きを不安視する声も多いです。
米国債をはじめ信用度の高い国債も利回りが上昇しており、投資対象として魅力的です。
また景気後退が進むと金利は下落し、債券価格は上昇する傾向があります。
債券価格が上昇すると、売却益を狙えるかもしれないね!
米国債の買い方

米国債の魅力は分かるけど、投資が複雑そうだよね…
今はネット証券を活用することで、たったの3ステップで米国債へ投資できます。
- 米国債を買える証券口座を開設
- 米国債用の資金を準備
- 米国債を購入
それぞれの証券会社で、購入方法を解説していきます。
SBI証券での買い方
まず、SBI証券での購入方法をご紹介します。
証券口座を開設する
SBI証券の口座をお持ちで無い方は、こちらから口座開設できます。
口座開設から購入まで全ての手続きをウェブサイト上で完結できるので、投資初心者でも手軽に始められますよ。
米国債用の資金を準備
証券口座ができたら、米国債を買うためにドルを準備する必要があります。
ドルを口座に振り込まないといけないの?
個人でドルを用意する必要はなく、証券会社のウェブサイト上でドルを買うことができます。
米国債は円でもドルでも決済できますが、あらかじめドルに両替する方が手数料を抑えることができます。
それでは最初に、銀行から証券口座へ日本円を入金しましょう。
SBI証券では、「即時入金」「銀行振込入金」「振替入金」など、さまざまな入金の方法があります。
どれを利用すればいいんだろう?
おススメなのは「即時入金」です。
なぜなら、入金の反映が即時で行われ、手数料もかからないためです。
SBI証券の公式サイトにログインし、「入出金・振替」タブから「即時入金」を選択します。

表示されている金融機関の中から振り込みを行うものを選び、選択します。
選択した銀行によって変わりますが、口座番号やパスワードなどを入力し、SBI証券に送る金額を指定したら入金完了です。

証券口座に日本円を入金できたよ!
続いて、入金した日本円をドルに両替します。
画面上部「取引」タブのうち、「為替取引」を選択します。
ここで米ドルの買付を行います。

画像の通りやればだれでも簡単に交換できるワン!
米国債を購入
以上で、米国債を買う準備ができました。
それでは実際に、米国債を購入する流れを見ていきましょう。
SBI証券で米国債を購入する流れを見ていこう!

まず債券ページの取扱債券一覧から、アメリカ合衆国国債を選択します。
ストリップス債っていうのもあるよ。どっちを買えばいいの?
ストリップス債とは、利払いがゼロである代わりに発行価格が額面より安くなっている債券(ゼロクーポン債)の一種です。
定期的に利払いを受けたい方は、通常の利付債を購入すると良いでしょう。

SBI証券では償還日の異なる多数の米国債が購入できるので、利率や残存年数を見て購入する銘柄を選択しましょう。

受付時間内に「申し込み」ボタンを押し、申し込み画面に進みます。
SBI証券での外貨建債券(既発債)の取引時間は、月〜木の19:30〜翌日14:00だよ!
銘柄情報や交付書面が表示されるため、確認します。

交付書面には、債券を取引する際のリスクや留意点などが記載されているワン!
その後、注文画面で買付数量を入力します。
最後に注文確認が出てくるので、内容に問題なければ「注文発注」を選択しましょう。

思ったよりも簡単に取引できそうだね!
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まだ証券口座を持っていない方は、いろはに投資の調査でも人気No.1だったSBI証券がおススメです。
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楽天証券での買い方
続いて、楽天証券での購入方法をご紹介します。
証券口座を開設する
楽天証券の口座をお持ちで無い方は、こちらから口座開設できます。
口座開設から購入まで全ての手続きをウェブサイト上で完結できるので、投資初心者でも手軽に始められますよ。
米国債用の資金を準備
証券口座ができたら、米国債を買うためにドルを準備する必要があります。
ドルを口座に振り込まないといけないの?
個人でドルを用意する必要はなく、証券会社のウェブサイト上でドルを買うことができます。
米国債は円でもドルでも決済できますが、あらかじめドルに両替する方が手数料を抑えることができます。
それでは最初に、銀行から証券口座へ日本円を入金しましょう。
楽天証券では、「リアルタイム入金」「自動入金」など、さまざまな入金の方法があります。
どれを利用すればいいんだろう?
おススメなのは「リアルタイム入金」です。
なぜなら、入金の反映が即時で行われ、手数料もかからないためです。
楽天証券の公式サイトにログインし、「入金」タブから利用する金融機関を選択します。

選択した銀行によって変わりますが、口座番号やパスワードなどを入力し、楽天証券に送る金額を指定したら入金完了です。

証券口座に日本円を入金できたよ!
続いて、入金した日本円をドルに両替します。
画面上部「その他商品」タブのうち、「外国為替」を選択します。
ここで米ドルの買付を行います。

画像の通りやればだれでも簡単に交換できるワン!
米国債を購入
以上で、米国債を買う準備ができました。
それでは実際に、米国債を購入する流れを見ていきましょう。
楽天証券で米国債を購入する流れを見ていこう!

まず外国債券ページの既発債券一覧から、アメリカ合衆国国債を選択します。
定期的に利払いを受けたい方は、通常の利付債(トレジャリーノート)を購入すると良いでしょう。
楽天証券では償還日の異なる多数の米国債が購入できるので、利率や残存年数を見て購入する銘柄を選択しましょう。
受付時間内に「買い注文」ボタンを押し、申し込み画面に進みます。
楽天証券での外国債券の取引時間は、月〜金の6:00〜15:00と17:15〜翌日3:00、土日の6:00〜翌日2:30と3:30〜6:00だよ!
その後、注文画面で買付数量と口座種別、決済方法を入力します。

何度も取引するなら、外貨決済の方が手数料を抑えられるワン!
銘柄情報や交付書面が表示されるため、確認します。
最後に注文確認が出てくるので、内容に問題なければ「注文発注」を選択しましょう。
思ったよりも簡単に取引できそうだね!
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マネックス証券での買い方
続いて、マネックス証券での購入方法をご紹介します。
証券口座を開設する
マネックス証券の口座をお持ちで無い方は、こちらから口座開設できます。
口座開設から購入まで全ての手続きをウェブサイト上で完結できるので、投資初心者でも手軽に始められますよ。
米国債用の資金を準備
証券口座ができたら、米国債を買うためにドルを準備する必要があります。
ドルを口座に振り込まないといけないの?
個人でドルを用意する必要はなく、証券会社のウェブサイト上でドルを買うことができます。
米国債は円でもドルでも決済できますが、あらかじめドルに両替する方が手数料を抑えることができます。
それでは最初に、銀行から証券口座へ日本円を入金しましょう。
マネックス証券では、「即時入金サービス」「定期自動入金サービス」「銀行振込」など、さまざまな入金の方法があります。
どれを利用すればいいんだろう?
おススメなのは「リアルタイム入金」です。
なぜなら、入金の反映が即時で行われ、手数料もかからないためです。
マネックス証券の公式サイトにログインし、「入金」タブから利用する金融機関を選択します。

選択した銀行によって変わりますが、口座番号やパスワードなどを入力し、マネックス証券に送る金額を指定したら入金完了です。
証券口座に日本円を入金できたよ!
続いて、入金した日本円をドルに両替します。
「リアルタイム外国為替取引」を選択し、米ドルの買付を行います。
画像の通りやればだれでも簡単に交換できるワン!
米国債を購入
以上で、米国債を買う準備ができました。
それでは実際に、米国債を購入する流れを見ていきましょう。
マネックス証券で米国債を購入する流れを見ていこう!
まず債券ページの外国債券一覧から、既発債券のアメリカ合衆国国債を選択します。

マネックス証券では償還日の異なる多数の米国債が購入できるので、利率や残存年数を見て購入する銘柄を選択しましょう。

受付時間内に「申込」ボタンを押し、申し込み画面に進みます。
マネックス証券での外国債券の取引時間は、営業日の9:30〜14:00と17:40〜翌営業日の9:00だよ!

その後、注文画面で買付数量と口座種別、決済方法を入力します。
何度も取引するなら、外貨決済の方が手数料を抑えられるワン!
銘柄情報や交付書面が表示されるため、確認します。
最後に注文確認が出てくるので、内容に問題なければ「注文発注」を選択しましょう。
思ったよりも簡単に取引できそうだね!
米国債に投資する他の方法

直接債券を買う以外に、債券に投資する方法はないのかな?
債券を直接購入する以外にも、投資信託やETFを利用して債券に投資することができます。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
投資信託を購入する
投資信託の中には、債券を中心に運用している商品があります。
株式と同様、運用のプロが債券に分散投資しています。
そのため少額の資金で様々な債券に分散投資したい方におすすめです。
分散投資なら、もし一つの債券が債務不履行になっても他でカバーできるワン!
ただし、金利上昇により価格下落リスクがある点は留意しておきましょう。
債券価格が下落すると、保有している投資信託の基準価額も下がってしまいます。
ETFを購入する
投資信託と同様、ETFにも債券中心で運用している銘柄があります。
こちらも手軽に債券に分散投資できるというメリットがあります。
またETFですので、市場が開いていればいつでも取引でき、運用コストを抑えることができます。
投資スタイルによって投資信託・ETFを使い分けよう!
NISAで米国債投資はできる?
NISAを活用したいんだけど、債券もNISAに対応しているの?
結論から言うと、NISAで米国債に投資することはできます。
NISA口座で債券を直接購入することはできませんが、前述の投資信託を活用することで債券に投資することができます。
債券や株式をはじめとした8資産に分散投資する銘柄も人気だワン!
NISAにおすすめ銘柄はこちらで詳しく解説しています。
米国債のメリット・デメリット【注意点】

米国債のメリット・デメリットを知りたいな。
これまで米国債の特徴や購入方法についてご紹介しましたが、さらに知っておきたいメリット・デメリットがあります。
- 日本国債よりも利回りが高い
- 信用度・流動性が高い
- 世界的に見ると利回りが高くはない
- 様々なリスクがある
それぞれ詳しく見ていきましょう。
日本国債よりも利回りが高い
米国債の大きなメリットは、比較的高い利回りです。
日本国債10年の利回りが約0.5%なのに対し、米国債10年の利回りは約3.5%になります。
安定してこれだけ利回りが期待できるのは魅力だね!
信用度・流動性が高い
米国債は信用度が高く、債務不履行のリスクが小さいというメリットがあります。
S&Pによる格付けでもAA+を維持しており、非常に高い信用を得ています。
また、流動性の高さもメリットです。
米国債市場は世界最大級の市場であり、毎日多くの市場参加者が取引を行なっています。
そのためいつでも購入・売却することができ、流動性リスクが小さい点が魅力です。
世界的に見ると利回りが高くはない
米国債は日本国債と比べると利回りが高いですが、世界を見ればより高利回りな国債もあります。
国名(全て10年債) | 利回り |
---|---|
ニュージーランド | 4.10% |
イタリア | 4.18% |
インド | 6.99% |
ブラジル | 11.61% |
これら高利回りの国債は、その分信用リスクが大きいこともあります。
信頼格付け等を確認して購入することをおすすめするワン!
様々なリスクがある
債券は比較的安定した投資対象ですが、様々なリスクが伴うのも事実です。
債券投資に関わるリスクは、主に以下の3つがあります。
- 信用リスク
発行体の破綻等により、債務不履行に陥る可能性があります - 価格変動リスク
市中金利や発光体の信用度が変化することで、債券価格が上下する可能性があります - 為替変動リスク
外貨建債券を買う際は、為替レートの変動により為替差損を被る可能性があります
これらのリスクには注意しないとね!
【まとめ】米国債の買い方は?

米国債の特徴や買い方について解説してきました。
どの証券会社でも簡単に買えるね!
最後に、本記事の重要なポイントを3つにまとめます。
- 米国債の買い方はたったの3ステップ
- 米国債は信用度が高く、安定してリターンが見込める
- 米国債はSBI証券、楽天証券、マネックス証券がおすすめ
安定して利息を受け取ることができる米国債、あなたの資産形成の選択肢に入ったでしょうか。
株式や投資信託とともに、ぜひ検討してみてくださいね。
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